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3/6/2017 11:49 AM © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered.

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1 3/6/ :49 AM © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.

2 クラウド時代の SOA のあり方と Windows Azure への展開
3/6/ :49 AM セッション ID:T1-401 クラウド時代の SOA のあり方と Windows Azure への展開 マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 部長 平野 和順 エバンジェリスト 野村 一行 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.

3 セッションの目的とゴール Session Objectives and Takeaways
アーキテクチャ スタイルとしての SOA はクラウドへの展開においてさらに重要になってきていることを理解いただく Windows Azure Platform のケーパビリティを活用し クラウドにおける SOA の重要アーキテクチャ スタイル適用を紹介する セッションのゴール クラウドをプラットフォームとして選択するに際して、 SOA の何が活用できるのかをご説明いただけるようになる SOA アプリケーションがクラウドに乗る際に重要となる設計理念をご説明いただけるようになる ご注意: No code, No demo!

4 アジェンダ SOA の本来性とは? アーキテクチャ スタイルとしての SOA SOA を活用するためのクラウドの 3 つの柱
3/6/ :49 AM アジェンダ SOA の本来性とは? アーキテクチャ スタイルとしての SOA Fiefdom / Emissary モデル SOA を活用するためのクラウドの 3 つの柱 伸縮性、高い可用性、統合性 クラウドに適したアプリケーションの特性 ショッピングサイトへの適用シナリオ © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.

5 クラウドとオンプレミスの連携 企業 専用クラウド パブリック クラウド プライベート クラウド 社内 IT
SMSG Readiness 3/6/2017 クラウドとオンプレミスの連携 専用クラウド パブリック クラウド セキュア クラウド フェデレーション 企業 プライベート クラウド 社内 IT © 2008 Microsoft Corporation.All rights reserved.Microsoft、Windows、Windows Vista、およびその他の特定の製品名は、米国およびその他の国における登録商標または商標です。 本書に記載されている情報は、情報提供のみを目的としており、本書の発行日時点における Microsoft Corporation の見解を示すものです。Microsoft は市場の変化に対応する必要があるため、本書の情報は Microsoft による確約とは見なされないものとします。また、Microsoft は、本書の発行日以降に提供されるいかなる情報の正確性も保証できません。 Microsoft は、本書に記載されている情報について、明示的に黙示的にも、または法律上も、何ら保証を行うものではありません。

6 SOA は死んだ? SOA is Dead; Long Live Services

7 サービス指向という アーキテクチャ スタイル
インターフェイスと実装の分離 データとビジネス プロセスの迅速な統合 役割の異なるアプリケーション間の ゆるやかな連携

8 クラウドは SOA の再生?

9 10 年前の SOA

10 Interoperability 実装が先か? インターフェイスが先か?
歴史的には実装が先行 SOAP Toolkit、COM+、WSE、… そもそも SOAP = Simple Object Activation Protocol "RPC" プロトコルとしての XML 現在の推奨 (.NET) は 「コントラクトファースト」 インターフェイス設計を先行させ、実装独立とする

11 SOAの典型的な形 Service Message Contract 情報のスキーマ 運用管理の規約 ビジネスの契約

12 2002 年の TechEd YOKOHAMAで 出会った SOA のあり方 サービスとは「信頼境界」である

13 どうかこのささやかな お願いを聞いて ください・・・
Fiefdom 自律したサービス 個別に管理される 共有データを管理する リクエストを経由して 動作する 「外部」を信頼しない 「外部」とトランザクション 連携しない リクエスターが送信したものを検証する どうかこのささやかな お願いを聞いて ください・・・ Fiefdom の設計を慎重に行うことが 適切なサービス実装につながる

14 サービスのリクエスターは「特使」である

15 Emissary Fiefdom と連携する 2 種類のデータを使う Emissary 自体も サービスでありうる 情報を表示する
参照データ ユーザー ごとのデータ Fiefdom と連携する 情報を表示する リクエストを準備する Fiefdom から信頼は されていない 2 種類のデータを使う 参照データ ユーザーごとのデータ Emissary 自体も サービスでありうる

16 データに関する考察 Fiefdom だけが現在のデータを保持する ユーザーのアプリケーションの大部分は Fiefdom の外部で動作する
外部のデータはリクエスターが参照するまでにロック解除されている ユーザーのアプリケーションの大部分は Fiefdom の外部で動作する ゆえに、ユーザーのアプリケーションの大部分は "現在でない" データで作業する 1 秒前 1 分前 現在 1 時間前 1 日前 1 週間前 1 か月前

17 Fiefdom と Emissary Fiefdoms と Emissaries Fiefdom Emissary 共有 書き込み可
サービス リクエストで通信しあう アプリケーションは疎結合サービスで構成される Fiefdom 必要とするあらゆるデータを使う 最重要データを取り囲み、保護する Emissary リードオンリーの、スナップショットの参照データを使う プライベートな、ユーザーごとの状態データを保持する (例: ショッピング バスケット) Web サービス 共有 書き込み可 リードオンリー 参照 ユーザーごと

18 Fiefdom はメッセージ駆動 サービスの要求はメッセージで着信 サービスの要求に対する返答はメッセージで送信
要求はできるだけべき等にする サービスの要求に対する返答はメッセージで送信 Web サービス ロジック

19 正当な資格 (= クレーム) を持って 自己を証明 (identify) する
クレームベース アイデンティティ Fiefdom 内には認可を受けた者だけが入れる = Authorization 正当な Emissary であることの証しを提示する必要がある = Authentication 正当な資格 (= クレーム) を持って 自己を証明 (identify) する Web サービス

20 クレームベース アイデンティティ 信頼 出国 発行 健保番号 /免許証番号 /住民票 パスポート 発行国 氏名 有効期限 旅券番号 写真
本人 指紋 入国申請書 滞在期間 滞在先 パスポート ビザ 滞在可能期間 発行 出国 健保番号 /免許証番号 /住民票 パスポート 発行国 氏名 有効期限 旅券番号 写真 出国印

21 クレームベース アイデンティティ 信頼 出国 リライング パーティ 発行 ID ストア 健保番号 /免許証番号 /住民票 アイデンティティ
プロバイダー STS 本人 指紋 入国申請書 滞在期間 滞在先 パスポート ビザ 滞在可能期間 セキュリティ トークン 発行 ID ストア クレーム クレーム 出国 クレーム 健保番号 /免許証番号 /住民票 クレーム クレーム パスポート 発行国 氏名 有効期限 旅券番号 写真 出国印 クレーム クレーム クレーム クレーム クレーム クレーム クレーム

22 Fiefdom 間の 統合問題

23 サービス バス パターンの適用

24 Fiefdom におけるデータ一貫性 Fiefdom 間では ACID トランザクションは非常に困難
CAP 定理 (Theorem) を意識した設計が必要 ACID

25 CAP 定理とは ? Consistency Availability Partition Tolerance

26 SOA活用にむけて、クラウド技術の 3 つを考える
サービス インターフェース ビジネス プロセス ビジネス コンポーネント データベース 伸縮性 (Elastic) 可用性 (Availability) 統合性 (Integration)

27 伸縮性 (Elastic)

28 クラウド利用が最適なワークロード パターン
使用量 コンピューティング 時間 平均 稼働不要な 時期 “On と Off “ On & off ワークロード (e.g. バッチ処理など) 過剰設備の余力の無駄が発生 マーケットへの対応が煩雑になりがち 平均使用量 時間 “急速な成長“ 成長とスケールが必要な成功したサービス IT のチャレンジのため継続的な成長が必要 展開のためにリード タイムが必要 コンピューティング 時間 “予測不可能な使用増“ 平均使用料 予測していなかった急激な使用量増加 突然のスパイクがパフォーマンスに影響してしまう 例外的なケースへの設備投資が不可能 時間 平均使用量 “周期的な使用増“ 小さな季節変動のトレンドを持つサービス 周期的な需要の増加 IT の複雑性と資源の無駄が発生 コンピューティング コンピューティング

29 高い可用性 (High Availability)

30 管理の自動化 マイクロソフト データセンター 管理ポータル(Azure.com) 構成定義 (XML) ストレージ ファブリック
コンピューティング ストレージ ファブリック ファブリック ファブリック コントローラー マイクロソフト データセンター

31 高可用なノードを維持する仕組み リング構造による障害検知: Eventual Consistent:
複数のノードが2重リンクから成るリングを構成 Fabric 間の通信により 隣接ノードの障害を検知 常にリングを自動メンテナンス Eventual Consistent: やがて整合性が取れる Read はプライマリで完結 Write はプライマリからトランザクションを開始、セカンダリにレプリカを送信、ただし ACK のないセカンダリは障害発生と判断しリングから除外 ID 1 ID 23 ID 15 ID 13 ID 30 P S Write Ack Read Value

32 一貫性の保持 ある期間のうちにデータの整合性を取る 非同期キュー: Windows Azure Storage キュー + BLOB
非同期メッセージング: AppFabric Service Bus パブリッシュ / サブスクライブ データ同期: SQL Azure Data Sync ACID キュー

33 統合性 (Integration)

34 Windows Azure AppFabric Access Control によるフェデレーション
ADFS 2.0 (証明書やキー交換など) 信頼関係の確立 Access Control Service アイデンティティ プロバイダー / STS リライング パーティ Active Directory

35 Windows Azure platform AppFabric Service Bus
リレー サービス Access Control Service ロード バランサー

36 クラウドに適したアプリケーション特性 短期間に集中するワーク ロード Web 2.0 コラボレーション ノンコアな ビジネス サービス
新たな ビジネスサービスと試験 運用 集中型 アプリケーション 出典 : 「クラウドによって広がる SOA の有効範囲」、Lakshmanan G、Manish Pande 著、アーキテクチャ ジャーナル 第 21 号、マイクロソフト

37 グローバル小売企業のケーススタディ ビジネス推進要因モデル
スピーディなグローバル展開 ブランド化と優れた顧客サービス 新たなビジネスサービスとチャネルの開拓による成長の促進 家電製品のオンライン販売への進出 顧客からのフィードバックや顧客とのコラボレーションのための新しいソーシャル メディア アプリケーション 修理サービス向けの新しい CRM システム オンライン マーケティング キャンペーンの実施 サービスベースのロイヤリティ アプリケーションをグローバルに使用 自社開発の e コマース システムをグローバルに拡張 e コマースのピーク ワークロードへの迅速な対応 店舗スタッフ用の新しい店舗ポータル 店舗システムの一元化 出典 : 「クラウドによって広がる SOA の有効範囲」、Lakshmanan G、Manish Pande 著、アーキテクチャ ジャーナル 第 21 号、マイクロソフト

38 グローバル小売企業のケーススタディ アプリケーション シナリオ
ノンコア ビジネス サービス 店舗スタッフ向けの新しいポータル 修理サービス向けの新しい CRM システム 短期間に集中するワークロード e コマースのピーク ワークロードへの迅速な対応 オンライン マーケティング キャンペーンの実施 新たなビジネス サービスと 試験運用 家電製品のオンライン販売への進出 Web 2.0 コラボレーション 顧客からのフィードバックや顧客とのコラボレーションのための新しい ソーシャル メディア アプリケーション 集中型 アプリケーション サービス ベースのロイヤリティ アプリケーションをグローバルに展開 自社開発の e コマース システムをグローバルに拡張 店舗システムの一元化 出典 : 「クラウドによって広がる SOA の有効範囲」、Lakshmanan G、Manish Pande 著、アーキテクチャ ジャーナル 第 21 号、マイクロソフト

39 シナリオの検討

40 あるWebショッピングのシステム Web サイト 本社 物流センター 決済 メーカー 商品 商品 物流 顧客 経理 在庫 販売 顧客 商品
クレジット 生産

41 ショッピングサイト 決済 ID Federation PayPal Web サイト(複数在り) ユーザ ログイン 認証 Data Sync
商品 カタログ Data Sync 顧客 リスト 商品 選択 ショッピングカート 売上 決済 売上 伝票 ID Federation PayPal

42 ショッピングサイト 決済 PayPal Web サイト(複数在り) ユーザ ログイン 認証 Data Sync 売上 商品 選択
商品 カタログ Data Sync 顧客 リスト 商品 選択 ショッピングカート 売上 決済 売上 伝票 PayPal

43 ショッピング カート Web サイト PayPal 市販コンポーネント or 外部サービス 自社開発 クレジットカード処理も自社開発(将来)
ショッピングカート ショッピングカート * PartitionKey RowKey ProductID Name Quantity UnitPrice SubTotal LastUpdated (Color) (Size) Azure Storage? SQL Azure? Customer PartitionKey RowKey CartID Total ShippingFee ShippingMethod 1

44 本社側の仕組み Service Bus 引当 発注 配送 本社 物流センター (複数箇所に在り) Data Sync Data Sync
商品 マスタ メーカー 在庫 在庫が ない? 顧客 マスタ センター 在庫 引当 発注 売上 伝票 売掛 データ 配送 伝票 配送 発注 伝票 Service Bus

45 イメージ処理への応用 今までの処理 Azureでの実装イメージ 社内 Windows Server Image Processor
  イメージのスキャン 商品マスター管理 ファイル システムへ書き出し Image Processor File System Watcher On Created Write Read サムネイル画像 オリジナル画像 Read Azureでの実装イメージ   イメージのスキャン 商品マスター管理 Image Processor Write

46 メーカー側の仕組み Service Bus 需要予測 製造計画 受注 製造 出荷 メーカー 企業B Data Data Sync Sync
メーカー 在庫 メーカー 在庫 Data Sync センター 在庫 需要予測 製造計画 Data Sync 企業C 発注 伝票 受注 製造 メーカー 在庫 出荷 Service Bus

47 企業間のデータ同期 メーカー SQL Azure Data Sync Sync Group OData モバイルユーザー SQL Azure
メーカー 在庫 Data Sync Sync Group OData モバイルユーザー SQL Azure SQL Azure Windows Azure OData・REST Data Sync Data Sync 企業 D 物流センター 企業 B・C メーカー 在庫 メーカー 在庫 メーカー 在庫

48 企業システム全体図 Service Bus ユーザ Web サイト 本社 物流センター メーカー PayPal ID Federation
Data Sync ログイン 認証 商品 カタログ Data Sync 商品 マスタ メーカー 在庫 メーカー 在庫 顧客 リスト 顧客 マスタ 商品 選択 在庫が ない? ショッピングカート センター 在庫 発注 発注 伝票 受注 決済 売上 売上 伝票 発注 伝票 売上 伝票 売掛 データ 配送 殿表 配送 出荷 製造 ID Federation Service Bus PayPal

49 あなたならどう描きますか?

50 まとめ アーキテクチャ スタイルとしての SOA は クラウドを基盤にますます重要となる
クラウドならではの特性を理解し、 業務システムに積極的に活用すべし

51 関連セッション T1-307:Windows Azure を利用したスケーラブルなアプリケーション構築
T1-404:Windows Azure platform AppFabric サービス バスにおける設計パターン、ベスト プラクティスおよびテクニック T6-312:Windows Communication Foundation 4 における新機能のポイント ~ REST サービスからワークフロー サービスまで ~

52 リファレンス Windows Azure Platform 開発者向け技術情報 アーキテクチャ ジャーナル第 21 号: サービス指向の現在、そして未来 外部のデータと内部のデータ

53 ご清聴ありがとうございました。 T1-401 アンケートにご協力ください。

54 Microsoft Tech∙Ed Japan 2010
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