「生物由来製品」 ＥＡＮ１２８を利用した出荷履歴管理システム

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1 「生物由来製品」 ＥＡＮ１２８を利用した出荷履歴管理システム
平成１５年０１月２２日（水） 社団法人　日本自動認識システム協会　 医療材料バーコード委員会 ＡＩＭ JAPAN

2 ＡＩＭ JAPAN はじめに 　本システムは「生物由来製品」の物流において上流（製造販売業者、輸入販売業者（メーカー） ）⇒販売業者・賃貸業者（中流）⇒下流（譲受人（医療機関））までの流れをバーコード（ＥＡＮ１２８）を利用して各通過時点で「生物由来製品」をチェックし、その出荷実績情報を正確に情報収集し製造販売業者又は輸入販売業者へ“出荷履歴データ”として報告出来る事を目的としています。 　製造販売業者又は輸入販売業者は、出荷した各製品のトレーサビリティー情報として“出荷履歴情報”の記録保管義務があります。 ◆平成１５年０７月施行予定 ◆対象業者 　　○製造販売業者、輸入販売業者は保管義務 　　○卸販売業者は情報提供義務

3 「生物由来製品」の納入形態 ＆ 実績情報の記録ルート ※“出荷実績情報”は、基本的には、上流へ送信する！
「生物由来製品」の納入形態　＆　実績情報の記録ルート ＡＩＭ JAPAN 直送 入荷 実績データ 電子媒体 MD-NET 医療機関 病院・薬局 医療情報システム開発センター ＭＥＤＩＳ 医療材料ＤＢ 製品情報 ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ 元売業者 （メーカー） 出荷 検品 入荷 出荷 検品 入荷 「生物由来製品」 履歴ＤＢ 実績データ 電子媒体 平成１５年度より MD-NET 実績データ 電子媒体 MD-NET 厚生労働省 出荷 検品 入荷 卸販売業者　営業所 or　卸販売業者１ （ディーラー２） 卸販売業者 （ディーラー１） MD-NET 平成１５年度より 実績データ 電子媒体 MD-NET ＭＤ－ＮＥＴ （Ｗｅｂ－ＥＤＩ） 入出荷実績データ 製品の納入の流れ 入出荷実績の流れ ＭＤ－ＮＥＴ （Ｗｅｂ－ＥＤＩ） 「生物由来製品」 実績報告データ ※“出荷実績情報”は、基本的には、上流へ送信する！

4 ＡＩＭ 本パッケージの構成 ＭＥＤＩＳ－ＤＣ
JAPAN 本パッケージの構成は、ハンディターミナルを使用した「生物由来製品」の出荷履歴管理システムである。 出荷履歴管理システム 報告出荷実績 履歴データ 生物由来製品 出荷実績データ 商品データ 共通取引先 データ ハンディターミナル側機能 ◆出荷検品機能 医療情報システム開発センター ＭＥＤＩＳ－ＤＣ 生物由来製品 メーカー別 商品Ｄ／Ｂ ①商品情報のダウンロード ダウンロード ②チェックマスターのダウンロード ③ＥＡＮ１２８ラベルスキャンし出荷実績データ収集作業 ④出荷実績データのアップロード 報告用実績情報作成 報告書 ⑤報告用データ作成 ＆ＭＤ－ＮＥＴへアップロード 電子媒体　or　Web-EDI 製造販売業者／輸入販売業者 生物由来製品 実績出荷履歴ﾃﾞｰﾀ ＭＤ－ＮＥＴ （Ｗｅｂ－ＥＤＩ） 「生物由来製品」 実績報告データ ※基本的には「MD-NET」を利用してデータ送受信を行う事を推奨する。 ⑥出荷実績データの配信

5 ＡＩＭ システム側 ハンディ側 汎用パッケージ 基本システムの処理項目 本パッケージの処理概要機能は、以下の通りである。
汎用パッケージ　基本システムの処理項目 ＡＩＭ JAPAN 本パッケージの処理概要機能は、以下の通りである。 システム側 ◆ＭＥＤＩＳ－ＤＣより、“「生物由来製品」商品情報”の取り込みと商品マスター作成機能 ◆「商品マスター」「取引先コード」の管理機能 ◆「生物由来製品」出荷実績　上流への報告書作成機能 　・出荷先（下流）よりの“「生物由来製品」出荷実績情報”を中継し 　　上流への報告用データ作成機能 　・自社“「生物由来製品」出荷実績情報”の報告用データ作成機能 　　　＊媒体：リスト、電子媒体、ＭＤ－ＮＥＴ（Ｗｅｂ－ＥＤＩ） ◆「生物由来製品」出荷実績履歴管理機能　 ハンディ側 ◆「生物由来製品」出荷実績収集機能（ＥＡＮ１２８ラベルスキャン） 　　検品項目：・商品コード 　　　　　　　　　・取引先コード（製造販売業者、輸入販売業者、卸販売業者、医療機関） ※上記以外の機能については、全てオプション対応となります。

6 汎用パッケージ 基本システムの代表的な各種マスター／テーブル構成
汎用パッケージ　基本システムの代表的な各種マスター／テーブル構成 ＡＩＭ JAPAN 本パッケージで管理される代表的な各種マスター／テーブルは、以下の通りである。 商品マスター ＭＥＤＩＳ－ＤＣよりダウンロードした「生物由来製品」医療材料商品情報を管理します。 ⇒「生物由来製品」の商品を出荷時チェック用や報告データ作成時に使用します。 共通取引先 マスター 各企業間で使用されている共通取引先情報を管理します。 ⇒「生物由来製品」商品の出荷時チェック用や報告データ作成時に使用します。 作業者 テーブル 「生物由来製品」での各種作業者情報を管理します。 ⇒出荷作業は誰が行ったかの作業者を明確にする為に使用します。 出荷実績 データ 「生物由来製品」の当日出荷実績情報を管理します。 ⇒ハンディターミナルにより出荷検品を行った結果が蓄積されます。（報告用データ） 他社中継 データ 「生物由来製品」の出荷先より来た出荷実績情報を一時的に管理します。 ⇒中継報告用データ作成に使用します。 出荷実績履歴「データ 「生物由来製品」を上流（仕入先）へ報告した出荷実績情報を履歴として管理します。 ⇒自社発生出荷実績情報、他社中継出荷実績情報が蓄積されます。（１５年間保存）

7 ハンディ側でスキャン対象となる 商品ラベル「ＥＡＮ１２８」について
ハンディ側でスキャン対象となる　商品ラベル「ＥＡＮ１２８」について ＡＩＭ JAPAN 　ＥＡＮ１２８バーコードラベルより取得できる情報は以下の通りである。 （01） （17）060430（30）10（10） 　 商品名　　　◎◎◎・・・◎◎◎ 商品コード　 使用期限　　06/04/30 ロット番号　 数量　　　　　２０（5袋/箱×4箱/ｹｰｽ） 　UCC/EAN-128　 ＜ＥＡＮ１２８よりの取得情報＞ ◆商品コード ◆使用期限 ◆ロット番号 ◆シリアル番号 ◆数量 　＜生物由来製品＞ 商品： 期限：4/2005 ロット： 数量：２０

8 ＡＩＭ ハンディターミナル側 仕様概要（１） ①ハンディ内日付表示 処理画面 ◆訂正時のみ入力 ◆共通取引先コードチェック有り
ハンディターミナル側　仕様概要（１） ＡＩＭ JAPAN ①ハンディ内日付表示 ◆訂正時のみ入力 ◆共通取引先コードチェック有り 処理画面 ＳＴＡＲＴ 出荷先コード入力 ＥＡＮ１２８ﾊﾞｰｺｰﾄﾞスキャン ＜スキャン内容表示＞ ◆出荷日 ◆商品コード ◇商品名称 ◇規格 ◆ロットＮｏ ◆シリアルＮｏ ◆数量 ◆使用／有効期限 出荷日表示＆訂正入力 備考区分の入力 終了？ ＥＮＤ はい 出荷実績送信 いいえ ②バーコードスキャンｏｒ手入力 ◆共通取引先コードチェックあり！ ⑥出荷作業終了後、出荷実績データをＰＣ側へ送信する。 ③ＥＡＮ１２８バーコードスキャン ◆商品コードチェックあり！ ◆読めない時は手入力にて各項目を入力する。 ④スキャン内容の表示 ◆商品名称、規格は商品マスターより表示。 ⑤備考の有無区分入力 　　（“ｽﾍﾟｰｽ”ﾃﾞﾌｫﾙﾄ無し） 　⇒有り“1”入力

9 ＡＩＭ ハンディターミナル側 仕様概要（２） チェックマスターの受信 実績データ再送信処理 出荷実績データＰＣ側への送信内容 JAPAN
ハンディターミナル側　仕様概要（２） ＡＩＭ JAPAN チェックマスターの受信 ＳＴＡＲＴ 受信待機ＯＫ表示 ＥＮＤ 受信完了表示 作業者データ受信 商品マスター受信 共通取引先マスター受信 実績データ再送信処理 ＳＴＡＲＴ 再送信待機ＯＫ表示 再送信完了表示 ＥＮＤ 出荷実績データＰＣ側への送信内容 出荷日 出荷先 コード 商品コード ロットＮｏ シリアルＮｏ 有効期限 数　量 作業者 作業 日時

10 「生物由来製品」 報告用データ の内容 （ＭＤ－ＮＥＴ、電子媒体）
「生物由来製品」　報告用データ　の内容　（ＭＤ－ＮＥＴ、電子媒体） ＡＩＭ JAPAN ◇送信日時（作成日時） ◇作成元　取引先情報 ◇届け先　取引先情報 ディラー ◆出荷先　履歴情報（いつどこへ） ＯＲ ディラー ◆商品情報 ◆ロット番号 ◆シリアル番号 メーカー ◆有効／使用期限 ◆数量 ◆備考 　※各報告内容は、２００３年０１月２２現在であり、今後変化の可能性はあります。

11 各ディーラーから製造販売業者、輸入販売業者への報告用送信フォーマット内容の推移
ＡＩＭ JAPAN 　本パッケージにおける「生物由来製品」の出荷先から受け取った報告用出荷実績データの中継＆自社出荷実績データの作成処理概要例　を以下に示す。 　＜送受信フォーマット概要＞ ヘッダー情報 出荷履歴＆出荷明細 作成元 報告先 区分 出荷先１ 出荷先１０ 商品情報 医療機関 “Ｉ” Ａ ディーラー３ “③” Ａ Ａ ディーラー２ “②” Ａ ディーラー１ “①” メーカー “Ｍ” 自社ディーラー３の③出荷実績報告データ ③ ② Ｉ Ａ ② ① ③ Ａ ① Ｍ ② Ａ 生物由来製品 出荷実績 履歴データ ① Ｍ 1 ③ Ａ ② ディーラー２が③出荷実績報告データを中継 ② ① 1 Ｉ Ａ ③ ディーラー１が③出荷実績報告データを中継 ① Ｍ 1 Ｉ Ａ ③ ② 消込 消込 消込 時　間 　※中継ディラーは必ず自社出荷データかどうかをチェック後、中継報告データ作成する。

12 「生物由来製品」報告用データ作成について
ＡＩＭ JAPAN 　「生物由来製品」の報告用データ作成には、電子媒体で作成する方法とＭＤ－ＮＥＴ（Ｗｅｂ－ＥＤＩ）で送信する場合画ある。その相違点について述べる。 ＜各ディーラー側での電子媒体での処理＞ 　　各報告先別に分けて「生物由来製品出荷実績データ」を作成する。 ＜ＭＤ－ＮＥＴ側での処理＞ 　　ＭＤ－ＮＥＴ側では、受信した「生物由来製品出荷実績データ」の届先を判断して各届先別に振 　　り分けて配信。 ＭＤ－ＮＥＴ Ｗｅｂ－ＥＤＩ 「生物由来製品」報告用出荷実績 データ 一括送信 ＭＤ－ＮＥＴ側で各届先別に振り分け処理を行う ＭＤ－ＮＥＴを利用した場合 報告用出荷実績 データ ﾃﾞｨｰﾗｰ側ＰＣ 報告用出荷 実績データ ﾃﾞｨｰﾗｰ側ＰＣ メーカー側ＰＣ Ｗｅｂ－ＥＤＩ 受信 報告用出荷 実績データ ﾃﾞｨｰﾗｰ側ＰＣ 電子媒体で作成する場合

13 ＋ ＋ ＋ ＡＩＭ 本パッケージの基本キットは、以下の構成となります。 ハードウェア ソフトウェア 本パッケージの基本キットの構成
JAPAN 本パッケージの基本キットは、以下の構成となります。 ハンディターミナル ×１台 ＋ 「生物由来製品」汎用パッケージシステム PC側＋ＨＴ側 通信ユニット ×１台 ＋ ＋ 充電器等 付属品一式 ハードウェア ソフトウェア ※上記ハード以外の機器（ＰＣ、プリンター等）については、オプションにて対応させて頂きます。

14 安心 ＡＩＭ ◆出荷実績情報を迅速かつ容易に収集する事が可能となる ◆バーコードハンディターミナルを使用する事により
本パッケージを利用した場合のメリット ＡＩＭ JAPAN 「生物由来製品」の管理において本パッケージを利用する事により以下のメリットが上げられます。 ◆出荷実績情報を迅速かつ容易に収集する事が可能となる ◆バーコードハンディターミナルを使用する事により 　　⇒　正確で精度の高い出荷実績情報を収集できる ◆出荷実績情報の報告書作成が迅速に行える ◆出荷実績情報の履歴管理機能（１０年以上）がある事で 　　⇒　 過去の実績情報を迅速に照会できる ◆短時間で「生物由来製品」出荷履歴管理システムを稼動できる ◆問合せに迅速に対応できる 安心 ※リストによる作成は可能ですが、 　長期保管には向いていない為電 　子媒体での保管をお勧めします。

15 ＡＩＭ JAPAN おわりに 　本システムは「生物由来製品」の物流において上流（製造販売業者、輸入販売業者（メーカー） ）⇒販売業者・賃貸業者（中流）⇒下流（譲受人（医療機関））までの流れをバーコード（ＥＡＮ１２８）を利用して各通過時点で「生物由来製品」をチェックし、その出荷実績情報を正確に情報収集しトレーサビリティー情報として製造販売業者又は輸入販売業者へ“出荷履歴データ”として報告できる様に作成されています。 　システム導入を簡素化し、あまり負荷をかけずに正確な「生物由来製品」の出荷履歴情報をすばやく報告できる様に作成しておりますので、今後の「生物由来製品」の出荷履歴管理システムとしてご利用頂きたいと存じます。 　「生物由来製品」の施行までに今回の資料内容が変化する可能性がありますのでご了承いただけます様よろしくお願い申し上げます。 平成１５年０１月２２日（水） 社団法人　日本自動認識システム協会 医療材料バーコード委員会 お問合せ先　ＴＥＬ：0３－５５７５－６２３１　　ＦＡＸ：０３－３５８６－３１３２ 事務局　　小池