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新潟県立看護大学大学院 地域看護CNSコース 室岡真樹

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1 新潟県立看護大学大学院 地域看護CNSコース 室岡真樹
地域看護専門看護師を目指す立場から 新潟県立看護大学大学院  地域看護CNSコース 室岡真樹 2017/3/7 フッター

2 自己紹介 <新潟県内保健所数> 県型 13 政令市 1 H22.10.1現在 新潟県総人口 2,863,650人 高齢化率
 県型   13  政令市  1 H 現在 新潟県総人口     2,863,650人 高齢化率     26%     私は平成23年度に入学しました。 現在は大学院2年目を迎えています。 3年の長期履修のため、順調にいけば平成26年3月に修了予定です。 現職は新潟県職員として、県内の保健所で勤務しています。 県内13か所の保健所を3-4年ごとに転勤しているような状況で今は十日町地域に勤務しています。 また、勤務先としては13保健所以外に県庁があります。 十日町地域:十日町市          津南町 ○人口    70,250人 ○世帯数  23,744世帯  ○高齢化率 34.9% 2017/3/7 フッター

3 1 「保健師」と「地域看護専門看護師」 2 大学院での学び 3 おわりに ⇒わたしが大学院で学ぶまでの経緯 ⇒学びの場に身をおいて感じること
1 「保健師」と「地域看護専門看護師」 2 大学院での学び  ⇒わたしが大学院で学ぶまでの経緯  ⇒地域看護専門看護師コースでの1年半とこれから 3 おわりに  ⇒学びの場に身をおいて感じること 2017/3/7 フッター

4 1保健師と地域看護専門看護師 まずは保健師ってなんだろうと、同じ看護職からもよく聞かれます。
さらに地域看護の専門看護師って?という疑問はもっともです。 まだ学びの途中ではありますが、ちょっとだけ保健師と地域看護専門看護師に触れたいと思います。 1保健師と地域看護専門看護師 2017/3/7 フッター

5 「保健師」とは ○厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者。 (保健師助産師看護師法第2条)
○厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者。                     (保健師助産師看護師法第2条)    就業者数 (H 現在)             全国 43,446人             →全看護職の3.3%      (「衛生行政報告例」厚生労働省より)

6 「保健師」の活動 地域の人々が日々安心して暮らし、健康になることを考えて暮らす力を高める活動である。
 地域の人々が日々安心して暮らし、健康になることを考えて暮らす力を高める活動である。  また、そのための資源や環境を整え、健康危機を防止し危機発生時には適切に対応するものである。           (保健師業務要覧 第2版より) 社会的・経済的要因に 影響を受けやすい。

7 保健師活動の対象(保健師業務要覧 第2版より)
保健師活動の対象(保健師業務要覧 第2版より)     地域で生活するすべての人々と地域 個々の「個人」 「家族」 「近隣の人々」 「集団として過ごす人々」 人々と地理的な環境や組織・機関、社会資源等の総体 それぞれの「生活」がどのようなものであるか理解・把握 問題の把握・解決方法の模索 活動の方法を組み立てる 地域診断・政策診断 個別対応・支援 事業企画と運営 地域の集団や地区組織への対応 地域づくり・啓発・普及・PR

8 保健師の活動の場 (平成22年度新潟県看護関係者の現状より)
保健師の活動の場        (平成22年度新潟県看護関係者の現状より) 県内保健師数     1,021人

9 保健所保健師の活動 (「地域における保健師の保健活動指針」 平成15年)
保健所保健師の活動 (「地域における保健師の保健活動指針」 平成15年) 都道府県保健所に所属する保健師は、保健所内の他職種と協働し、管内市町村及び医療機関等の協力を得て広域的に健康課題を把握し、その解決に取り組むこと。   ○難病、結核・感染症、エイズ等対策   ○地域の各保健計画策定への関与   ○市町村の求めに応じ、広域的及び専門的立場から、具術的な助言・支援・連絡調整

10 専門看護師(CNS)とは CNS=Certified Nurse Specialist
 複雑で解決困難な看護問題をもつ個人・家族や集団に対して、水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深め、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかる。    (日本看護協会専門看護師規則第1章) 【役割】保健医療福祉や看護の発展に貢献するため“6つの     役割”を果たす。   ①卓越した看護実践 ②相談(コンサルテーション)   ③調整 ④倫理調整 ⑤教育  ⑥研究 

11 専門看護師の分野別登録者数(H24.9現在) ※()内は新潟県の登録者数 []は認定開始年。
がん看護 327 (5) 地域看護 [1997~:3番目] 23 感染症看護 [2006~:9番目] 15 母性看護 38 急性・重症看護 85 慢性疾患看護 63 (2) 小児看護 73 老人看護 41 精神看護 116 家族支援 [2008~:10番目] 14 ※H24.5「在宅看護」が追加された。(日本看護協会ホームページより)

12 地域看護専門看護師の特徴 (CNS教育課程基準より)
行政では診療報酬等加算はない。 産業保健、学校保健、保健行政、在宅ケアのいずれかの領域において水準の高い看護を提供し、地域の保健医療福祉計画の発展に貢献する。 ①地域の専攻分野専門における看護について的確なアセスメントと計画ができる。 ②人々のニーズに沿って予防・健康回復・リハビリテーションについて卓越した看護を実践できる。 ③人々の生活実態に沿って健康とそれに関わる生活問題について看護面から具体的にアセスメントできる。 ④看護ジェネラリストに対し実践のモデルとなり、相談や教育機能を果たすことができる。 ⑤人々のニーズに沿ってケアのコーディネーターとして保健医療福祉職に対してのケアの調整・統合をし、ニーズを組織的に解決するように機能できる。 ⑥ケアのための社会資源の有効活用・資源化・開発ができる。 ⑦看護知識や技術を開発し、実践の改善や変革のための研究ができる。 ⑧倫理的課題を重視した看護を行うとともに倫理的問題を解決・改善できるための調整を行うことができる。

13 地域看護専門看護師との違い ◆共通点 地域住民の健康の保持・増進 保健師 (ジェネラル) 地域看護専門看護師 (CNS) ミッション
住民の健康を高める 看護専門職の質の向上 視点 地域全体を見る 的確なアセスメント 広域な視点、先への予測 方略 健康課題に即した方法 多様で効果的な方法(根拠) 困難な課題に対してチャレンジ H24.6 新潟県保健師長会研修会講演資料(群馬県大泉町 持田保健師:地域看護CNS) 2017/3/7 フッター

14    1 大学院に入学するまで    2 大学院での1年半の学びとこれから・・・ 2大学院での学び 2017/3/7 フッター

15 地域看護CNSを目指すまで ◇ちょっとしたきっかけの積み重ね ◇決断を後押ししたこと 採用12年の中で積み重なった悩み・疑問(自信がない)
 採用12年の中で積み重なった悩み・疑問(自信がない)  上司からの刺激・励まし  行政の中の専門職として  後輩の育成の難しさ→自分自身の至らなさ・力量不足  生活の変化⇒生活者の目線で保健師役割の重要性を再認識 ◇決断を後押ししたこと   学生時代の先生からのことば     家族のはげまし   職場の理解 自信を持って保健活動をしたい。 質の高いサービスを地域に提供したい。 保健師活動の意義を伝えたい。 自分の目指すべき道がわからない。 大学院 CNSコース への入学 2017/3/7 フッター

16 大学院での学び CNS取得まで ○大学院修了要件 2年以上在学。30単位以上修得し、かつ修士論文の審査に合格しなければならない。 必修科目
 2年以上在学。30単位以上修得し、かつ修士論文の審査に合格しなければならない。 必修科目 選択科目 基礎看護分野 6単位 専門分野 (看護学領域特別研究) 10単位 (専門分野科目から 7単位以上) 16単位以上 その他 8単位以上 ※CNS必修 専門分野課題実習 6単位 専門分野課題研究 2単位 2017/3/7 フッター

17 大学院での学び ※()内は時間数 ○必修:基盤看護分野6単位 看護学研究法 2単位(60)→4~10月 1-2回/週
大学院での学び ※()内は時間数 ○必修:基盤看護分野6単位   看護学研究法 2単位(60)→4~10月 1-2回/週   看護理論    2単位(30)→集中(8月)   看護倫理特論 2単位(30)→集中(8月・10月) ○選択:基盤看護分野   文献講読    1単位(30)→5~8月 1回/週   看護情報統計学 2単位(45)→4~7月 1-2回/週      (→地域看護CNSコースのみ必修)   ○選択: 共通基盤分野   対人関係特論 1単位(15)→5~7月 1回/月   看護政策論   2単位(30)→4~7月 1回/月      (→CNSコースのみ必修) 17 2017/3/7 フッター

18 大学院での学び ○専門分野:老年看護学(→一部、地域CNS必修) 特論Ⅲ:在宅ケア提供組織活動論 2単位(30)
大学院での学び  ○専門分野:老年看護学(→一部、地域CNS必修) 特論Ⅲ:在宅ケア提供組織活動論 2単位(30) 特論Ⅳ:老年看護援助展開論   2単位(30)    ○専門分野:地域看護学(→地域CNS必修) 地域看護学方法論        2単位(30) 地域看護援助展開論       2単位(45)   学校保健・養護教育展開論 1単位(15)※現地実習含む 産業看護展開論   1単位(15) ※現地見学実習含む 地域看護学特別演習Ⅰ      2単位(60) 地域看護学特別演習Ⅱ      2単位(60) 18 2017/3/7 フッター

19 専門分野別課題実習 ※以下大学院シラバスより抜粋。
【目標】CNSとして必要な高度実践能力を養い、同時にCNSの6つの役割を強化・開発する力を習得する。 【実習内容】  県内及び県外の行政機関において実践を行う。    実習先:群馬県邑楽郡大泉町(町役場)        千葉県松戸市(市役所・包括支援センター)        新潟県福祉保健課(看護介護人材係)        新潟県設置の保健所2か所

20 専門分野別課題実習 群馬県邑楽郡大泉町での実習
専門分野別課題実習      群馬県邑楽郡大泉町での実習 【実習の概要】   行政の地域看護専門看護師の活動をとおし、専門看護師の6つの役割・機能を学ぶ。 【現地実習期間】   平成24年9月10日(月)・11日(火) 【実習に臨むまで】   ①フィールドとの調整・計画作成と実習内容の協議   ②事前学習の実施     実習地域の地区診断     指導者の活動に関する概況の把握     検討事例のまとめ(自身の活動)  等  

21 専門分野別課題実習 群馬県邑楽郡大泉町での実習
専門分野別課題実習      群馬県邑楽郡大泉町での実習 【CNSの役割・機能と実習内容】   以下よりCNSの役割をディスカッション  □卓越した実践・調整   指導者の担当業務の実践を聞く:町の精神保健対策      ※見学「ゲートキーパー養成研修」町の自殺対策  □相談(コンサルテーション)・教育   指導者が実施している専門職へのコンサルテーション の事例や、教育活動の実際、CNSとしての思いを聞く。  □研究   指導者のCNSコースでの課題研究   現在の業務での研究的視点  “研究”⇔“実践”

22 専門分野別課題実習 群馬県邑楽郡大泉町での実習
専門分野別課題実習      群馬県邑楽郡大泉町での実習 【CNSの役割・機能と実習内容】   以下よりCNSの役割をディスカッション  □倫理調整   事例検討:倫理的ジレンマとは?  《実習からの学び》 ○CNSの6つの役割  ⇒それぞれの意味していることを具体的に理解できた。  ⇒ジェネラルとCNSの違いを意識できるきっかけとなった。 ○あいまいになっていることが多い   ⇒CNSを目指すうえでの自身の課題が見えてきた。

23 専門分野別課題実習 今後の予定 ①千葉県松戸市での実習(11月予定) 市及び地域包括支援センターでの高齢者対策を中心に
専門分野別課題実習 今後の予定 ①千葉県松戸市での実習(11月予定)   市及び地域包括支援センターでの高齢者対策を中心に  「連携」「倫理調整」「実践」を学ぶ。 ②県福祉保健課での実習(進行中)   県内の1地域における保健師対象の研修を企画から評価まで行う。 ⇒「教育」「相談(コンサルテーション)」 ③県内保健所での実習   1)A保健所 ⇒「調整」「教育」    大学と連携した性教育に関する活動の企画・実践   2)B保健所 ⇒「倫理調整」    検討中

24 専門分野別課題研究 ※以下大学院シラバスより抜粋。 【目標】
  理論・原則を基盤として地域看護学における専門的な知識や技術を深めるための実践的研究課題に取り組み、論文にする。 【方法】   研究課題は地域看護実践に寄与する課題選定の論理的な根拠、概念的枠組み、文献検討を十分に行い、研究方法の選択、結果及び考察における専門看護師の視点を明確にする。 【評価】   地域看護専門看護師としての看護知識や技術を開発し、実践の改善や変革のための研究ができ、成果物として論文作成、プレゼンテーションが行える。

25 3おわりに   学びの場に身をおいて感じること 2017/3/7 フッター

26 大学院での学び ◇体系的な学習ができる ◇目の前にあること、おこっていることの本質を見 ようとするトレーニング ◇文献・先行研究の重要性を再確認 ◇指導教員や他分野の保健師、多領域の看護師との交流、ディスカッション ◇専門看護師のロールモデルからの学び 自分自身の固定概念を認識・脱却 新しい、広い概念や知識との出会い 2017/3/7 フッター

27 現場 実践 目指すところは 地域住民の健康の保持・増進 より質の高いサービスへ 経験 理論 根拠に 基づいた 活動 研究 思い 感覚 再現
改善 活動の可視化 共通言語化 看護活動の質の向上 看護の地位の向上 2017/3/7 フッター


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