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メディア社会学 (第3回) 2015年4月28日(火) 1
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1.3 社会学の独自の類型論 -理念型ー 理念型(理想型)(イデアルティプス) ウェーバーが提唱
1.3 社会学の独自の類型論 -理念型ー 理念型(理想型)(イデアルティプス) ウェーバーが提唱 世界観に近い・・・信ずる宗教とも近い・・・その点でそれ自体属性に近いともいえる(アンケートで聞くレベルの属性の説明力のみ低下しているともいえるかも)
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マックス・ウェーバー(1864-1920) wikipediaからの画像及びhttp://www. geocities
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理念型① 「社会学独自」 (?) 通常の類型論・・・平均的な像 VS 理念形・・・極端な事例、両極端、色立体、 研究者の想念(頭の中)OK
現実の多様性 索出的
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理念型② 現実の世界に対応物がなくて構わない マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と 資本主義の精神』 禁欲的カルヴィニスト
あの世のためだけに金儲け 本当?
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理念型③『プロ倫』(1) 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(通 称・プロ倫)についてのやや詳しい説明 救霊予定説
不安 → 恩寵の証 → 蓄財 (この心理プロセスは事故のときの安否情報や入試後の合 格祈願のよう) 人に喜ばれる行為 → 儲け 禁欲的蓄財 → 資本の蓄積、産業基盤 → 雇用の促進
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理念型④『プロ倫』(2) ベンジャミン・フランクリン「時は金なり」 「遊びは二重の出費」 (ウェーバーの挙げているものではないが、)
プロテスタント的行動の例 ・・・ 『エデンの東』 カトリック的行動 ・・・ カーニバル、宵越しの金は持たない南米・・・あるいは 休日・余暇は何もせずに瞑想することを重視するトマス・アクィナス
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理念型⑤ 丸山真男『日本の思想』(1960年、 岩波新書) 丸山真男 「実感信仰」と「理論信仰」 「タコツボ型」と「ササラ型」
日本の戦後最大の政治学者の一人と される。ウェーバーの影響を受ける。 「実感信仰」と「理論信仰」 「タコツボ型」と「ササラ型」 「であること」と「すること」 Amazon.co.jpからの画像
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丸山真男(1914-1996) http://doraku. asahi
丸山真男( ) 並びに
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「実感信仰」と「理論信仰」① 丸山の問題意識 ① キリスト教とマルクス主義 なぜ日本で根付かないか? ← 不寛容な者への不寛容
① キリスト教とマルクス主義 なぜ日本で根付かないか? ← 不寛容な者への不寛容 無限抱擁(クリスマス~正月) (その反対が踏み絵-体系性) ② 日本の学問・制度 ・・・ 直輸入 背景部分、根っこを無視した移植
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「実感信仰」と「理論信仰」② 実感信仰 ・・・ 担い手・庶民 背景 : 維新以降、西欧の進んだ文明流入 エリート官僚、知識人への反撥
エリート官僚、知識人への反撥 「現実と理論は違うんだ」 「理屈じゃない」「上から外国の難しい理論や仕組みを押しつけられ ても分からないよ」 →抽象と現実との往復関係(相互媒介) 欠如
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「実感信仰」と「理論信仰」③ 理論信仰 理論を絶対視 理論をその背景にある現実との相互作用でみない 庶民蔑視
担い手・知的エリート(帝国大卒の官僚・学者) 理論を絶対視 理論をその背景にある現実との相互作用でみない 庶民蔑視
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「実感信仰」と「理論信仰」④ 庶民 ・・・ 日本の一般的文化風土 理論の首尾一貫性、体系性への嫌悪 マルクス主義やキリスト教を排除
日本の固有信仰にルーツ(神仏習合) 寛容な人々(何でも受け入れる文化)(12月末から1月初めの皆さん の行動様式) → 逆に、「不寛容な人々」を排除
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「実感信仰」と「理論信仰」⑤ 知識人 首尾一貫した理論に惹かれる マルクス主義やキリスト者
日本の風土への反撥 首尾一貫した理論に惹かれる マルクス主義やキリスト者 理論や制度を絶対的なもの(信仰の帰依の対象)として受け取り、庶 民に押しつけようとした
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「実感信仰」と「理論信仰」⑥ 庶民、知識人どちらも 現実と理論との相互作用で捉えない ↑ 西欧の学問、制度が生煮え状態で入る 本来の学問
↑ 西欧の学問、制度が生煮え状態で入る 本来の学問 理論と現実の相互参照・絶えざる修正
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「実感信仰」と「理論信仰」⑦ 理念型である理由・・・グレーの部分の存在(丸山は理念型だとおそ らく明言せずだが)
現実の知識人(の多くorの一部)は現実との相互作用を無視はしな いどころか、それを何とか定着させようと。 現実の庶民(の多くorの一部)は理論や制度の有効性を全否定する ばかりではない。
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「タコツボ型」と「ササラ型」① 丸山の問題意識 日本の学問・・・輸入学問 背景無視した輸入、根っこの部分みない
→細分化された成果の部分のみ輸入 欧米の学問・・・根っこの部分、共通性がある 枝分かれして今の学問に ギリシア・ローマ以来の伝統
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「タコツボ型」と「ササラ型」② タコツボ型 ササラ型 専門が閉ざされており、相互の交流の ない学問ないしは文化 日本
専門に分かれているが、根の部分、底 の部分は他の領域に繋がっている学 問ないしは文化 欧米
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「タコツボ型」と「ササラ型」③ ここでの丸山の問題(丸山批判) こんなにきれいに日本-タコツボ、欧米-ササラと分かれるのか?
近代(化)主義者、「向こう良い・日本ダメ」 理念型の提示なのか、理念型に基づく現実の描出なのか? ウェーバー自身の問題でもある
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「であること」と「すること」① 丸山の関心 属性価値から達成価値へ 政治の世界と学芸の世界の価値逆転
政治・・・本来 達成価値 重視されるべき 現実 属性価値 重視 学芸・・・本来 属性価値 重視されるべき 「私は誰であるか」の存在証明 一つの作品を目指す 現実 達成価値 重視
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「であること」と「すること」② 「であること」 「すること」
「であること」 地盤・看板・経歴(家柄・血筋・性別)で選ばれる政治家 (丸山は学歴はここに入れていないというか微妙-丸山 が福沢崇拝者であるせいか) 「すること」 何をしたいか?何をしたかで選ばれる政治家
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「であること」と「すること」③ 日本「であること」で選ばれる 欧米「すること」で選ばれる 成果と今流にいえば「マニフェスト」
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「であること」と「すること」④ 学芸の領域 本来、真実は一つ 本質的な問いは「量」ではなく「質」 しかし現実、
答えが一つという意味ではない。 目指すべき最終目標は一つ 本質的な問いは「量」ではなく「質」 しかし現実、 芸術 ・・・ 作品一つ ・・・ 食べられない 学問 ・・・ 業績一つ ・・・ 評価されない
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丸山真男への批判・評価① 批判はあるが、基本的に大きな存在 日本と欧米を対比し、日本に欠如するものを指摘するのみ 極端なまでの近代主義者
しかしヨーロッパ近代の歪みが指摘される現代において、近代主義 は限界がある cf.「未完の近代」(ハーバーマス)・・・それでも近代主義は貫くべきという主 張
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丸山真男への批判・評価② 理念型は本来、現実を見るモデルに過ぎないのに、 理念型の提示と現実の証明とを混同している (ウェーバー自身にも向けられうる批判) 中間的事例の調査(少なくとも報告)がない。極端な 事例のみ。 知識人としての自分を相対化しえていない 左派なのにエリート主義
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理念型的把握と 行為の意味理解との関係について①
社会学の基本(比較による行為の意味理解) (実際には右側の「意識・行動」にある程度くいこむ) 世界観・行動様式の純粋なものが、理念型 属性の差 意識・行動の違い 世界観・行動様式(エートス)≒理念型
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理念型的把握と 行為の意味理解との関係について②
上記の例 今までの話から 1)『プロ倫』 属性 プロテスタント、カトリック 世界観・エートス 意識・行動 禁欲的蓄積・勤勉(プ) 消費・何もしない(カ)
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理念型的把握と 行為の意味理解との関係について③
ここでの「世界観」 蓄財によって恩寵の証を得る(プ) 閑暇に価値がある(一部のカ)等々 「エートス」 他人のためになることをして儲け、そして使わずに貯 める(プ)
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理念型的把握と 行為の意味理解との関係について④
2)『日本の思想』 属性 ・・・ 庶民、知識人 ↓ 意識や行動 ・・・ 実感信仰、理論信仰 世界観 (庶)無限抱擁性、中心性の欠如←日本の固有信仰(神道)由来 (知)日本の封建遺制(天皇制など)への反撥→体系的なものへの憧 れ、西欧崇拝
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理念型的把握と 行為の意味理解との関係について⑤
以下、①の一部繰り返し (実際には右側の「意識・行動」にある程度くいこ む)??? ただしそうも言えない → 例えば宗教上の教義・・・その点で先述のように属 性にもなる 属性の差 意識・行動の違い 世界観・行動様式(エートス)≒理念型
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理念型的把握と 行為の意味理解との関係について⑥
宗教上の教義 ・・・ 世界観、エートスを典型的に示す しかし多分、昔のキリスト教徒でさえ以下の文言を守った人は多いと いえるのか?(亀井勝一郎) 「すべて色情を抱きて女を見るものは既に心のうちに姦淫したるな り」(マタイ書)
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理念型的把握と 行為の意味理解との関係について⑦
再び①の変容バージョン 属性の差 現実の意識や行動の違い 背景となる純粋な世界観・ 行動様式(エートス)≒理念型
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理念型的把握と 行為の意味理解との関係について⑧
人々の世界観や思想 ・・・ 二つの再構成の方向 1. ボトムアップ的な再構成 彼らの日常生活そのもの 彼らの日常生活を繋ぎ合わせて、 おぼろげに浮かぶもの 2. トップダウン的な再構成 教義 ・・・ 教義の彼らなりの解釈 ・・・ →トートロジーになりかねないと批判しうるかも × ○ △ ○
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理念型と学問の二分類① (この項目は発展的内容)
ウェーバーの問題関心 人文・社会科学がいかにして科学たりうるか? ウェーバーの哲学上の師、リッケルトの師ヴィンデルバント( )の学問の二分 自然科学 ・・・ 法則定立科学 人文・社会科学(歴史的文化科学) ・・・ 個性記述科学
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理念型と学問の二分類② リッケルト(1863-1936) ウェーバー 理念型 一般化的方法 ・・・ 自然科学中心
個性化的方法 ・・・ 人文・社会科学中心 ウェーバー 理念型 モデルを作る ・・・ その点は一般化的方法に近い 極端な事例 ・・・ その点は、個性化的方法
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理念型と学問の二分類③ ウェーバーの方法 マルクス ・・・経済領域が思想・文化領域を決定する。 一部のウェーバー解釈 マルクスの逆との見方も
下部構造決定論(非常に粗っぽくいえば)。 ・・・経済領域が思想・文化領域を決定する。 一部のウェーバー解釈 宗教などの文化が、経済を決定づけると。(上部構造決定 論)
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注釈 上部構造・・・政治・社会・文化 「社会の経済的土台(下部構造)の上に形成される政治・法律・宗 教・道徳・芸術などの意識形態(イデオロギー)と、それに対応する制 度・組織」 下部構造・・・経済 「史的唯物論で、一定の発展段階にある社会構成の基礎となる物質 的な生産関係の総体」
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理念型と学問の二分類④ 『プロ倫』に即すと、 「プロテスタント→恩寵への不安→蓄財・禁欲」 信仰 → 経済的行動ゆえ、
信仰 → 経済的行動ゆえ、 上部構造決定論とも素直に読めば解釈可能。
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理念型と学問の二分類⑤ 大塚久雄( ) 『社会科学の方法』(1966)では、その見方(ウェー バーは上部構造決定論だという見方)を否定 理念型は、一般化的方法と個性化的方法の折衷ゆえ 上部構造 → 下部構造の一方的規定ではない 双方が「親和性」をもつと。(シュパンヌング)
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大塚久雄(1907-1996)http://drc. diamond. co. jp/sales/pdf/200309/index
大塚久雄( )
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理念型から価値自由へ 研究者自身の信仰、世界観、価値観 → 棚上げ 人々の価値観 → 純粋な型で抽出 ・・・ 理念型 「棚上げ」を学術用語で
→ 純粋な型で抽出 ・・・ 理念型 「棚上げ」を学術用語で → 「価値自由」
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価値自由 「価値中立性」とも。 「価値自由」でいう「自由」の語感 「・・・から解き放たれた」「・・・が欠如した」
日本語の日常の「自由」の語感 → 120-180度違う(要注意!!) 「・・・から解き放たれた」「・・・が欠如した」 「(特定の)価値(観)から解き放たれた」 = 「中立的な」
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価値自由と価値関係① 価値自由 価値関係 特定の価値観や価値判断から研究者が解き放たれて、中 立的に研究対象に臨む
研究対象のもつ価値観は価値判断を尊重し、それを内在 的に追っていく OR 研究対象当人の究極の価値(多くの場合宗教観や革 命の理想などになる)から位置づけた個々の事柄の価値 付け・価値判断の体系を追うこと。
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価値自由と価値関係② 価値自由 → 価値関係を可能に 価値関係の研究 → 理念型の追究の基礎 価値関係を価値自由に追う例
→ 価値関係を可能に 価値関係の研究 → 理念型の追究の基礎 価値関係を価値自由に追う例 若者文化が分からないと言っていたマクルーハン ・・・ ミイラ取りがミイラに オウム真理教やネオコンに対する私の態度 かつての多くの日本のソ連・中国研究者
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政策論の問題 -価値自由との関係でー ウェーバー 「べき論」 とはいえ、ウェーバー自身、研究者の窮極の価値を 否定はせず
ウェーバー 社会政策学会で、価値自由を唱える 一部のマルクス主義者を批判 「べき論」 科学ではなく、論説・主張 とはいえ、ウェーバー自身、研究者の窮極の価値を 否定はせず 現代のウェーバー解釈(山之内靖、矢澤修次郎)
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現在の「価値自由」解釈① 研究者の研究の動機部分 → 価値を含むのは当然 虚心に研究対象の人々に向き合う 自分の価値と反対の世界観をもつ人々
→ 価値を含むのは当然 虚心に研究対象の人々に向き合う 自分の価値と反対の世界観をもつ人々 彼らの動機や意味世界をきちんと把握 → 似たことを別の表現で(次のスライド)
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現在の「価値自由」解釈② 人間は必然的に価値判断を持つ 研究者も例外ではない 価値判断をなるべく減らす努力は可能 それでも残る価値判断の部分
自分及び他人に正直に話す → 価値判断による歪みを最小限に 反対の例 : 中立的な装いの調査報告 → 大いに人を欺くことに
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