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獣医学教育の理念: 対象動物と社会基盤 産業動物 伴侶動物 野生動物 実験動物 食料・使役 癒し・生命観 人畜共通感染症・生態系

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1 獣医学教育の理念: 対象動物と社会基盤 産業動物 伴侶動物 野生動物 実験動物 食料・使役 癒し・生命観 人畜共通感染症・生態系
牛・豚・馬・羊・ヤギ・家禽 伴侶動物 癒し・生命観 野生動物 人畜共通感染症・生態系 犬・猫・馬・小鳥 レゼルボア・希少動物種 実験動物 医薬品・臓器移植 鼠・兎・犬・猫・豚 獣医学教育の理念: 対象動物と社会基盤

2 獣医学教育の理念: 関連学問領域 自然科学 獣医学 人文科学 社会科学 基礎学・応用学 社会思潮 社会制度・社会的責務
生物学・化学・物理学・数学 畜産学・医学・薬学 獣医学 人文科学 社会思潮 社会科学 社会制度・社会的責務 リスク・コミュニケーション 獣医師法・獣医療法・薬事法 リスク解析・費用対効果・経営 獣医学教育の理念: 関連学問領域

3 獣医学専門教育課程の標準的カリキュラム 基礎獣医学 獣医感染予防・制御学 臨床獣医学 社会獣医学 解剖学総論(2) 解剖学各論(2)
発生学・奇形学(2) 遺伝・育種・繁殖学(2) 生理学総論(2) 生理学各論(2) 薬理学総論(2) 薬理学各論(2) 生化学総論(2) 生化学各論(2) 放射線生物学(1) 動物行動学(2) 毒性学(2) 微生物学総論(2) 微生物学各論(2) 感染症学Ⅰ(伝染病学) (2) 病理学総論(2) 病理学各論(2) 寄生虫学・寄生虫病学(2) 免疫学(2) 家禽疾病学(1) 魚病学(1) 病態生理学(1) 衛生学(2) 感染症学Ⅱ 選択(1) 内科学総論(2) 皮膚病学(1.5) 泌尿器病・生殖器病学(1.5) 消化器病学(1.5) 呼吸器病・循環器病学(1.5) 臨床病理学(2) 外科学総論(2) 軟組織疾患学(1.5) 整形外科学(1.5) 神経病・運動器病学(1.5) 耳鼻・眼科・歯科・ 口腔外科学(1.5) 手術学(2) 画像診断学Ⅰ (1) 画像診断学Ⅱ (1) 麻酔学(1) 臨床繁殖学・ 産業動物臨床学(3) 社会獣医学 実験動物学(2) 公衆衛生学総論(1) 公衆衛生学各論Ⅰ (1) 公衆衛生学各論Ⅱ (2) 公衆衛生学各論Ⅲ (2) 野生動物学・ 野生動物医学(1) 獣医・畜産・環境法規(2) 動物愛護福祉・ 動物介在療法概論(1) 講義名(単位数) これらの科目には実習がある。 獣医学専門教育課程の標準的カリキュラム

4 共同学部構想の例(教育連携事業の最終年度に概算要求)
教育連携事業(3年間) 1. 三大学でそれぞれ30名の入学生を6年間教育するが、各大学の特色を生かした教育内容を相互に提供し、教育の充実を図る。 2. 教員・学生の移動を伴う。 3. 共同学部設置に向けて、教育理念、教育方法、設置形態等について構想を練り、三大学の合意を形成する。主要な問題は、キャンパスが三つに分かれている困難をどのように解決するかである。 共同学部構想の例(教育連携事業の最終年度に概算要求) 1. 三大学で単一学部を設置することになり、90名の入学生に対して同じカリキュラムで教育する。 2. A大学では基礎獣医学教育を、B大学では小動物臨床教育を、C大学では産業動物臨床教育を行うために、教員を専門に応じて各キャンパスに配置する。 3. 学生は2年間ずつA、B、C大学を移動することになるが、そのための学生寮を確保する。 4. 「獣医学専門教育課程の標準的カリキュラム(日本獣医師会2007年)」を満たし、新学部の特色を生かすために、定年等による教員席を計画的に新分野に割当てる。 教育連携事業と共同学部設置への工程表

5 共同学部での教育方法 A大学: 基礎獣医学教育(1,2年) B大学: 小動物臨床教育(3,4年) C大学: 産業動物臨床教育(5,6年)
基礎獣医学科目および関連する共通教育科目を2年間で教育する。 2. 解剖学、生理学、生化学、薬理学、毒性学、微生物学、免疫学、病理学、寄生虫病学、実験動物学等を主とする。 B大学: 小動物臨床教育(3,4年) 小動物獣医学科目および関連する共通教育科目を2年間で教育する。 2. 小動物臨床に必要な内科学、外科学、麻酔学、臨床病理学、画像診断学、放射線生物学、野生動物学、関連法令と経営学等を主とする。 C大学: 産業動物臨床教育(5,6年) 大動物獣医学科目および関連する共通教育科目を2年間で教育する。 2. 大動物臨床に必要な内科学、外科学、繁殖学、馬学、牛病学、豚病学、鶏病学、魚病学、衛生学、疫学、関連法令と経営学等を主とする。 共同学部での教育方法

6 共同学部の設置形態 名称: 山口・宮崎・鹿児島大学獣医学部(通称西日本獣医学部) 構成大学は平等の権利をもって学生教育水準の向上に努める。
名称: 山口・宮崎・鹿児島大学獣医学部(通称西日本獣医学部) 構成大学は平等の権利をもって学生教育水準の向上に努める。 2. 獣医学部教員定数は、構成大学の自助努力に基づく定員数とするが、農学部からの借用定員は速やかに返却する。 3. 各キャンパスへの教員配置は概ね同数とし、教育負担が均等になるようにカリキュラム編成する。 4. 獣医学部教員は他学部・他学科の教育に協力し、構成大学の運営に積極的に貢献する。 5. 獣医学部の運営は、構成大学の指導部の意向を尊重しながら、学部運営会議で行う。学部長は学部教員の意向を受けて運営会議で選考し、発令は構成大学学長の連名で行う。 6. 教員人事の発令は、学部運営会議の意向を受けて、構成大学の学長が行う。 7. 学部事務の機能は当面、構成大学本部が担う。 8. 文科省からの交付金は獣医学部に直接交付され、構成大学の運営経費の負担はその中から支出するように、構成大学の配慮を求める。 9. 教員および学生が遵守すべき学則は、その時点で所属する構成大学の学則とする。 10. 構成大学は、キャンパスが3箇所に分かれていることによる学生の不利益を解消する努力を重ねる。 共同学部の設置形態


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