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8章 ケース紹介 2014年10月23日 担当:事変
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本日の流れ 1 要約 2 目的 3 企業紹介 4 まとめ
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8章 要約 私達が最も必要としてるもの =何が重要で何が重要でないかを見分ける方法 システム思考
8章 要約 私達が最も必要としてるもの =何が重要で何が重要でないかを見分ける方法 システム思考 =複雑な状況において ハイ・レバレッジは 何かを見分ける ピープルエクスプレスエアラインの事例を中心に 複雑さにとらわれて解決できなかった事例 そこで私たちが今最も それは
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3つの段階 基本的なシステム原型を理解する 木を見て森も見る 複雑さや変化に対応できる
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たとえ 木をみて森もみよ 木(一つ一つの要素)の変化・・・× 売上 人材 労働時間 利益主義 顧客満足 価格 需要
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たとえ 木をみて森もみよ 森(要素同士の関係と全体)の変化 利益 人材 価格 需要 顧客満足
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目的 3つの段階 基本的なシステム原型を理解する 木を見て森も見る 複雑さや変化に対応できる
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目的 3つの段階 成長と投資不足の構造を理解する 基本的なシステム原型を理解する 木を見て森も見る 複雑さや変化に対応できる
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目的 3つの段階 基本的なシステム原型を理解する 成長と投資不足の構造を理解する 木を見て森も見る 関係性とシステム全体をみる
目的 3つの段階 成長と投資不足の構造を理解する 基本的なシステム原型を理解する 木を見て森も見る 複雑さや変化に対応できる 関係性とシステム全体をみる
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目的 成長と投資不足の構造を理解する 関係性とシステム全体をみる 既存状況からの脱却・成功 この3つの段階の理解を深める
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ケース:成城石井 独自の地位を築く高級スーパー 会社名 :株式会社 成城石井 事業内容:◎スーパーマーケット 輸入、卸売、食品製造、飲食店
会社名 :株式会社 成城石井 事業内容:◎スーパーマーケット 輸入、卸売、食品製造、飲食店 理念 :食にこだわり、 豊かな社会を創造する。 独自の地位を築く高級スーパー
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成城石井の歩み どんな構造をどう解決したのか? 1927年 創業 2004年 レックスHDが買収
1927年 創業 2004年 レックスHDが買収 2006年 企業再生ファンドがレックスHDを買収 2007年 大久保恒夫 社長に 2010年 大久保 相談役に 2011年 丸の内キャピタルに売却 2014年 ローソンが買収 業績悪化 業績改善 丸の内キャピタル 三菱商事系ファンド どんな構造をどう解決したのか?
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成長と投資不足の構造 成長限界構造 満足度 収益 お客様主義 対応 値引き 収益 利益主義 平衡 拡張
成長と投資不足の構造 成長限界構造 満足度 収益 お客様主義 対応 値引き 収益 利益主義 拡張 平衡 自分は なぜ業績が悪化し、その後改善したかを、成長と投資不足の構造にあてへめてみました。
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詳細 満足度 収益 お客様主義 対応 客数減少 不快感 平衡 ・欠品の容認 ・あいさつ× ・笑顔× ・掃除× ・安心感 ・現状満足
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成長と投資不足の構造 成長限界構造 結局は収益減少 値引き 収益 利益主義 満足度 対応 収益 お客様主義 平衡 拡張
成長と投資不足の構造 成長限界構造 満足度 収益 お客様主義 対応 値引き 収益 利益主義 拡張 平衡 自分は なぜ業績が悪化し、その後改善したかを、成長と投資不足の構造にあてへめてみました。 結局は収益減少
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関係性とシステム全体をみる 状況はわかった。 どこがレバレッジで、 どんな対策をしようか?
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需要の制限では? ・欠品の容認→ ◎ ・あいさつ× ・笑顔× × ・掃除× 単に値下げを止めるのでは不十分 値引き 収益 利益主義 満足度
お客様主義 対応 値引き 収益 利益主義 ・欠品の容認→ ・あいさつ× ・笑顔× ・掃除× ◎ × 自分は なぜ業績が悪化し、その後改善したかを、成長と投資不足の構造にあてへめてみました。 値引きをやめる 収益がおさえられる おごりはなくなり元のお客様主義に戻るのでは? だが値引きをやめただけなので形骸的なお客様主義。 欠品の容認は改善され、不快にさせることはなくなるが、 その他の改善には影響しない よって不十分 他にも将来的に規模の発展を望んでいるから、需要を制限するよりも 投資によって課題を解決する。 本当のお客様主義を養うには、人づくりが必要 単に値下げを止めるのでは不十分
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根本的解決策 お客様 主義 小売= 客を喜ばせる 人づくり お客様主義の必要性 解決策は、お客様主義の精神を持つことがレバレッジです。
お客様 主義 お客様主義の必要性 人づくり 解決策は、お客様主義の精神を持つことがレバレッジです。 過去形でいう。 取り組んだのは、人づくりです。 人材への投資を行いました。 小売の精神とは~目の前のお客様と接する仕事 そこが一番おもしろい仕事 利益主義になって~ お客様主義になって~結局は現場の人次第 ひとづくりは、お客様を中心に考える精神、そして行動づくりに不可欠!
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人材への投資:人づくり 自ら考え、動く人材 お客様主義の徹底 KPI:重要業績評価指標 あいさつの徹底 現場権限委譲 失敗の許可
人材への投資:人づくり お客様主義の徹底 KPI:重要業績評価指標 あいさつの徹底 KPI:人材育成 間接部門の人員増員 現場権限委譲 失敗の許可 まず最初は~ ・社長就任のあいさつのとき、従業員に「みなさんはこれから売上高、利益のことを考えなくてもいい。とにかくお客様のことだけを考えてください。」 ・KPI (キー、パフォーマンス、インジケーだー)重要業績評価指標 最初 あいさつ実施率から あいさつ外部チェック つぎに ・KPI 人材育成 研修受講率、レジ技能検定 ex,ワイン研修 ・店舗にアドバイスをするスパーバイザーを20人から30人に増やした 人の成長にかけるコストを削減しない ずっと取り組んでいる姿勢は、現場に権限をもたせること。 ・現場に意思決定をやらせる。 店舗でなにか問題があっても、大久保はそれに気づかせるだけで、解決策は口にださない。 現場に権限を移譲させ、自由にやらせる。なぜなら、現場がお客様に一番近いから。 失敗してもよい。失敗すると学ぶ。 これらはすべて目の前のお客様を第一にした行動をするため。 自らお客様のことを考えて、動く人材が育つ。 自ら考え、動く人材
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全体システム図 人づくり 値引き 収益 利益主義 お客様主義 小売の精神 小売= 客を喜ばせる お客様主義の必要性 満足度 収益 対応
小売= 客を喜ばせる お客様主義 お客様主義の必要性 人づくり 自分は なぜ業績が悪化し、その後改善したかを、成長と投資不足の構造にあてへめてみました。
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結果 日経情報ストラテジー 207号76~78ページ
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まとめ 本ケースでは 利益主義から 成長と投資不足の構造を理解する お客様主義への転換 ↓ 投資:人材 関係性とシステム全体をみる
まとめ 本ケースでは 利益主義から お客様主義への転換 ↓ 投資:人材 成長と投資不足の構造を理解する 関係性とシステム全体をみる 既存状況からの脱却・成功
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まとめ 8章で大事なこと 基本的なシステム原型を理解する 木を見て森も見る 複雑さや変化に対応できる
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ご清聴ありがとうございました。
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参考文献 ・日経ビジネス 不況下でも利益を2倍にする売り方
・日経ビジネス 不況下でも利益を2倍にする売り方 V字回復に成功した「成城石井」 2009年6月20日 ・日経情報ストラテジー 「改革の軌跡--あのプロジェクトの舞台裏 成 城石井--混乱から回復した高級食品スーパー10のKPIで店舗運営の基本 徹底 」2009年7月(207号)6号 76~81ページ
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2004年~2006年 業績悪化 2006年 12月期 既存店売上高 2013年11月の約3分の1 日経ビジネス
業績悪化 2006年 12月期 既存店売上高 2013年11月の約3分の1 日経ビジネス
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