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− 国際競争力ある人材に 求められる資質とその育成 −

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1 − 国際競争力ある人材に 求められる資質とその育成 −
工学教育プログラム基準強化活動(第3報)  − 国際競争力ある人材に        求められる資質とその育成 −  篠崎和夫, 名取幸和, 工藤一彦   (東工大) ((株)バイオシンクタンク) (北 大)  野池達也, 甲斐 泰, 宮坂 博   (東北大)   (阪大工)  (阪大基礎)

2 報告内容 国際競争力ある人材育成分科会の目的 国際競争力ある人材のイメージと育成方法 国際競争力ある人材に関する大学アンケート まとめ
分科会で想定した国際競争力ある人材像 国際競争力ある人材に関する大学アンケート 国際競争力ある人材育成の重要性 国際競争力ある人材が就くべき職業と必要な能力 大学/研究室が取り組むべきこと まとめ

3 国際競争力ある人材育成の現状 国際競争力ある人材(“人材”)育成に関する議論 [目的] “学”ではすでに多くの議論がなされている.
問題点,イメージは明確!? 高度先端技術と情報技術の普及・加速 → 大競争時代開始 産業界の観点から見た“人材”育成が(も)重要課題. 具現化可能な“人材”育成に関する提案は多くない!? ・大学における“人材”育成の現状の調査・検討 ・“人材”育成のための具体的な指針の提案(進行中) [目的]

4 想定した国際競争力ある人材 国際競争力ある人材育成=語学教育 今回の出発点:国際競争力ある人材の共通的理解
表.想定した国際競争力ある人材 ・専門分野の研究,開発等に従事し,リーダー的素養と心意  気をもって外国の技術者・研究者を指導する能力を持つ. ・技術的,学術的貢献や共同作業だけでなく,グループの  精神的,人間的リーダーとなる能力を持つ. ・学術的,技術的ネットワークや国境を超え,地球的視点か  ら,ネットワークを構築し,自ら実践できる能力を持つ.

5 国際競争力のある人物像 国際競争力とは: 国際競争力を有する人材(工学系大学(院)卒業生)の条件:
国際貢献と,そのための日本の国力向上が前提 キーワードはInnovation能力とimprovement能力 Improvementも真の意味では重要(大企業と大学でミスマッチ) 国際競争力を有する人材(工学系大学(院)卒業生)の条件: どこの社会でも一人で適応できる能力 優れた考え方,行動力(人間力,交渉力,英会話力) 英語力以前の問題として,高い国語力(論理的思考) 失敗を恐れない,失敗を許す,多様性を認める社会が前提 大学における自由な研究環境も必要 研究面の国際化は進んでいる

6 国際競争力ある人材のイメージ 国際的行動力: 国際的競争力は,次の2つに分割できる. 外国社会への適応力
論理的思考力,行動力等の国際性を有する人材 国際的行動力: 外国社会への適応力 自身の考えを論理的に説明・説得する力 解のないような課題を探し出せる人材 どこの社会にも適応できる能力を持った人材 国際的競争力は,次の2つに分割できる. 「国際的に活躍できる能力」:外国人・企業の仕事のやり方を理解し、それらと対等に渡り合える能力.対人・対組織的な対応能力. 「競争力を有する人材」:国内外を問わず、有意義なことを成し遂げる能力.個人としての目標達成能力.

7 国際競争力ある人材を育てるには 大学にすべてを求 めるか、限界があ るかが論点 大学の教員,環境の国際化 大学教育だけでは 限界がある.
人材育成の環境作 りに関しては責任. 大学の教員,環境の国際化 海外の優秀な研究者が長期間滞在したいと思える環境,ビジョン,研究テーマつくりが必須. 国際競争力のある教員の思考と,海外の優秀な研究者の思考の両方を身近で学ぶことが人材育成に役立つ.

8 “人材”育成に関するアンケート 実施方法: 収集データ数:   約230件 大学 190件, 企業 40件

9 アンケートの内容 問1:あなた(回答者)のプロフィールについてお教えください。 問2:国際競争力ある人材の必要性についてお聞きします。
問3:国際競争力のある技術系人材が将来つくポジション(職種)、    職種別に必要な能力について. 問4:大学/研究室の多国籍化(日本人以外の教員や学生を増やす)の    必要性 問5:国際競争力のある人材育成のための、大学/研究室の一般的な    取り組み 問6:国際競争力のある人材育成のための、大学/研究室の具体的な    取り組み 問7:国際競争力ある人材育成のために社会や産業界が対応すべき点 問8:国際競争力ある人材育成のための他の提案 問9:国際競争力のある人材育成を意識した授業あるいは教育活動

10 図. 国際競争力ある人材育成に関する取組の現状
“人材”育成の重要性について 人材育成の重要性の認識高い → 全大学平均:94% 取組の実施割合 → 積極的25%,実施中39% 大学別:積極的な取組 8大学>私立大学>国公立大学      私立大学 2局に分化する 図. 国際競争力ある人材育成に関する取組の現状 39 44 19

11 研究分野別“人材”育成への取組実施 ( ) 情報,土木,建築,エネルギーの順に積極的な実施割合 が高い.
情報,土木,建築,エネルギーの順に積極的な実施割合 が高い. 情報,機械,電気,化学・材料,建築の順に実施割合 が高い. 土木,建築,エネルギー,化学・材料の順で,未実施割合(含:無回答) が高い. 土木,建築が,ともに高いのは卒業生が海外に積極的に進出している大学と,主に国内での就職を想定している大学に2局化か? 研究分野別に見た国際競争力のある人材育成への取組の現状 (         )

12 “人材”育成が重要である理由 全体的傾向:企業の要求>競争力確保>研究者評価 理由別:企業が求めている :私立大学>国公立大学>8大学
理由別:企業が求めている  :私立大学>国公立大学>8大学     研究競争力確保   :8大学>国公立大学>私立大学       大学,研究者の評価     留学生確保という理由は少ない. 図. 国際競争力ある人材育成が重要な理由

13 図. 国際競争力ある人材が 就くと想定する職業
大学が想定する“人材”の職業 全体的傾向:技術実務,研究・教育,研究 の順に高い 職業別:研究・教育職,研究職: 8大学 > 国公立大学       技術実務: 私立大学 > 国公立大学 > 8大学 図. 国際競争力ある人材が  就くと想定する職業

14 「研究と教育」職に必要な能力(Q3-1.1) 研究,教育職に就く人に要求される能力 1.複数言語による十分なコミュニケーション力
2.解のない課題を探して,解決の糸口を探せる能力 3.国際常識,地域の習慣に造詣が深い

15 「技術系マネジメント」に必要な能力(Q3-1.6)
技術系マネジメント職に就く人に要求される能力 1. 多様な人種の中でのリーダーシップ 2. 解のない課題を探して,解決の糸口を探せる能力 3. 複数言語によるコミュニケーション力 A C D E

16 大学/研究室が取り組むべき事柄(Q5) 全体的傾向:研究レベル引上,外国語日常化,論理的思考力 個別: 研究レベル向上 :8大学,国公立大学
個別: 研究レベル向上 :8大学,国公立大学      外国語の日常化 :私立大>国公立大学,8大学      論理的思考力鍛錬:8大学>国公立大学>私立大学

17 学生を真に国際化するためには! 学生に明確な理想的人材を示す.大学教員自身が学生の目標となるべき.
学生自身が変化することを恐れない考え方をもてる環境が重要. 恥ずかしさを持たない.その意味での英語環境の日常化は重要. 課題発掘能力や自身で行動できる能力をつける. 論理的な思考力に根ざす.国語力に通じる. 本質的な個人差が大きく,見かけの英語力とは別もの. 日常の授業中で論理的思考や国際化能力を与える取組が必要. 大学の国際化には予算処置が必要である(COE21のような). 日本の産業界はinnovativeな技術者に対して高い評価をすべき 一方,大学においてImprovementを重視することも必要. 具体的な例 国際サマーキャンプ等の積極的な展開, 学生の海外派遣プログラム等の情報の大学間での共有 留学,海外経験のある学生と他学生の交流(セミナー,web等) 国際企業インターンシップ(外国企業の奨学金とインターンシップ) 国際創成科目(外国語によるプレゼンなども含めて)

18 まとめ 国際競争力ある人材育成:国際競争力ある人材育成分科会での議論,工学系各大学のアンケート結果を述べた.
真に必要な教育は論理的思考力の育成や,どんな環境にも適応出来る力である. 各大学とも卒業生が持つべき国際競争力の重要性を認めるとともに,位置付けに特有なイメージを持っている. 企業の考えるイメージとのマッチングを検討し,提言をしていく。 科学技術分野では,高い専門性が必要で,内外の特殊性による差が少なく,大変革期にある.  → 国際性ある人材の育成が重要.    他分野での教育でも求められている。


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