Download presentation
Presentation is loading. Please wait.
1
しあわせプロジェクト ~よつ葉を増やす研究~
八戸市立松館小学校 5.6年 6年 白石珠理 5年 大西 渉 沢真璃菜 東野佑紀
2
八戸市立松館小学校 はじめに 八戸市の南東に位置し、南に階上岳を臨む。 自然豊か。松館川に沿って田畑が広がる。
八戸市の南東に位置し、南に階上岳を臨む。 自然豊か。松館川に沿って田畑が広がる。 今年128周年、児童数13名の複式校。 一輪車、アンクロン演奏が得意。全員ができる。 地域に歴史ある名所、旧跡が多い。 (大慈寺、臥龍梅、石灰鉱山「八戸キャニオン」など)
3
1.研究を選んだ理由 ①きっかけ 4月、校庭によつ葉が多いことを発見 (15分で10本) ↓ しあわせな気持ちになる。 ↓
(15分で10本) ↓ しあわせな気持ちになる。 ↓ 疑問・・なぜここによつ葉が多いのか。 なぜよつ葉を見つけると しあわせな気持ちになるのか。 よつ葉を増やしてみたい。 ↓ 人々のしあわせにつなげたい。
4
②考えたこと 1.よつ葉のできる過程・よつ葉の遺伝・よつ葉と環境と の関わり・よつ葉の言い伝えを調べる。
1.よつ葉のできる過程・よつ葉の遺伝・よつ葉と環境と の関わり・よつ葉の言い伝えを調べる。 2.よつ葉の出やすい場所と出にくい場所を選び、よつ 葉の出現率の平均を数え、比較する。 3.クローバーの一生を観察し、よつ葉のできるもとは何 か調べる。
5
2.共同研究 弘前大学 農学生命科学部 准教授 赤田辰治先生 学生のみなさんと ①実施手順 1.毎日同じ芽を観察し、変化を見る。
弘前大学 農学生命科学部 准教授 赤田辰治先生 学生のみなさんと ①実施手順 1.毎日同じ芽を観察し、変化を見る。 2.種を取り、植えて芽を出させる。 3.毎月気温を調べながら、4のつく日に50㎝×50㎝ の中のよつ葉、みつ葉の枚数を数える。 4.葉の一生について観察し、表にまとめる。
6
②実施状況 1.毎日同じ芽を見て、観察する。 ○葉の成長はゆっくり。 ○みつ葉、よつ葉はそのまま葉の数は変わらない。
○葉の成長はゆっくり。 ○みつ葉、よつ葉はそのまま葉の数は変わらない。 2.種を取り、植えて芽を出させる。 ○よつ葉の出やすい場所と出にくい場所、それぞれ の花から種を取り出し、プランターに植えた。 ○それぞれ、2,3個の芽が出て、わずかな日数の間 に増えた。よつ葉は出なかった。
7
3.50㎝×50㎝の葉の数を数える。 よつ葉の出やすい場所 よつ葉の出にくい場所 わじゅりんチームの結果 ゆうまチームの結果
8
<3.の結果> よつ葉は季節、気温などの刺激を受けることで、数が増 減する。 春に多かったよつ葉は、夏、秋とその数が減る傾向があ る。
研究を始めたのは6月だったので、春先4月から5月の 枚数を調べる必要がある。 春の気温(20℃付近)、一日の気温差がある時期が影 響していると考えられる。
9
<弘前大学での体験から> 弘前のよつ葉も同じように調査・観察をする。
岩木川沿い付近 久渡寺付近 岩木川土手は砂利土 乾いた土 気温29℃ 林の中の湿地帯 苔むした土 気温26℃
10
4.葉の一生について観察・調査する。 葉の葉原基の部分がよつ葉のでき方と深く関わりがある ため、葉のごく小さいうちから、その生長を観察する。
最初の細く針の先のような葉では、何枚の葉に成長す るか見た目にはわからないが、この時点で、何枚の葉に なるかすでに決まっている。 その後、葉はたたんだ状態で生長を続け、葉を開きな がら、さらに大きくなる。 弘前大学のマイクロスコープで、たたんだ 状態の葉を開かせ見てみると、4枚と5枚 の中間のようだった。
13
<葉の一生の観察> 10月から12月の期間、葉の一生を観察した。その結果、
一枚の葉はだいたい1ヶ月以上かけて生長し、やがて 枯れることがわかった。 葉の最初は開く前にだいたい葉の枚数がわかる。 初めは、明るい緑色で、生長につれて緑色が濃くなっ ていく。やがて葉が欠けたり、虫に食われたり、黄色や 茶色になって変色して枯れ、その一生が終わる。 葉の模様が違っても、どのクローバーの一生も過程は 同じ。 今回は秋に調べたので、気温が下がり始める10月頃は 葉の数が減り、枯れていく速さも速くなった。
14
3.松館の田んぼ 学校から約1kmの田んぼの近くに、 よつ葉の群生が見られた。 よつ葉が固まりになっていた。
よつ葉の群生が見られた。 よつ葉が固まりになっていた。 この辺りは、春に田植えのために、 よく踏まれる場所。 昔から石灰を運ぶ道の近く。 根元には砂利が多く、すぐ近くの田 んぼの肥よくな土地と異なる環境。
15
4.よつ葉の言い伝え クローバー マメ科の植物 和名 シロツメクサ 白詰草 別名で馬肥やし とも 昼は太陽に葉を向け、夜は葉を閉じる習性。
マメ科の植物 和名 シロツメクサ 白詰草 別名で馬肥やし とも 昼は太陽に葉を向け、夜は葉を閉じる習性。 江戸時代、オランダから荷物の箱の中に入れられた。 北海道で牧草用に輸入。 アイルランドの教え ヨーロッパに多いしあわせの伝説 ナポレオン、アダムとイブ アメリカの花言葉 ギネスブック・・56枚葉
16
5.研究の結果 よつ葉の出現は、大きくは気温や季節の自然環境、砂 利や湿地などの場所の自然環境が関わる。
クローバーの種を取り、植えて発芽させた。よつ葉の出 現はなかったことから、よつ葉はみつ葉の中から、刺激 や環境の変化によって出現する。 よつ葉のある株から、またよつ葉は出現する。遺伝に関 わる可能性が高い。 ごく小さいうちからよつ葉は決まっている。遺伝に関わる ことと環境に左右されるのではないか。 よつ葉の言い伝えはヨーロッパから伝えられ、その内容 はキリスト教と深く関わっている。日本では、「しあわせ」 になるという意味合いだけが伝わったのではないか。
17
6.最後に 感想・・○クローバーの生命力に感動 協力した研究、クローバーに強い関心 ○よつ葉の一生、不思議に興味 今までと見方が変えられた。 ○研究自体が「しあわせ」につながっている。 課題・・クローバーの多くなる春先の様子を再度調べる。 「よつ葉」はこんな場所に多いという確証がほしい。 今年度・・テーマ「しあわせプロジェクト2」 ~よつ葉を増やすために、さらなる謎に迫る研究~ ①よつ葉の株の葉の枚数を調べ、規則性を探る。 ②クローバーとエコ(緑のカーテン作り) ③土に石灰石を混ぜ、よつ葉の生育の影響を調べる。 ~研究の継続に感謝~「しあわせ」の輪をつなげたい~
Similar presentations
© 2024 slidesplayer.net Inc.
All rights reserved.