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イスラームと シャリーア ©NPO Japan Halal Association All rights reserved.

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1 イスラームと シャリーア ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

2 イスラームとは ・一神教(ユダヤ教、キリスト教と同じ神)。 ・六信五行(6つの信仰箇条と5つの信 仰行為)。 ・1400年以上存続する。 ・現在では世界人口のうち4人に1人が ムスリム(イスラーム教徒)である。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

3 六信五行 ① 六信 1.神(アッラー) 2.天使(マラーイカ) 3.啓典(クトゥブ)→クルアーン 4.使徒(ルスル)→ムハンマド
六信五行 ① 六信  1.神(アッラー) 2.天使(マラーイカ) 3.啓典(クトゥブ)→クルアーン 4.使徒(ルスル)→ムハンマド 5.来世(ア―ヒラ) 6.定命(カダル) ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

4 六信五行 ② 五行(五柱ともいう) 1.信仰告白→アッラーの他に神はなし 2.礼拝(サラ―ト)→1日5回礼拝
六信五行 ② 五行(五柱ともいう) 1.信仰告白→アッラーの他に神はなし 2.礼拝(サラ―ト)→1日5回礼拝 3.喜捨(ザカート)→貧者への施し 4.断食(サウム)→日の出から日没まで 5.巡礼(ハッジ)→メッカへの巡礼 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

5 シャリーア法(イスラーム法)① 原義は水場に至る道。転じてイスラーム法。
「われ(アッラー)が汝をシャリーアの上に 置いたゆえ、それに従え」【45:18】 ・ムスリム一般の生活、社会、国家はシャ リーア(イスラーム法)によって統制される。 ・シャリーアは聖典クルアーンとハディース (預言者ムハンマドの言行録)に基づいて  いる。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

6 シャリーア② 行為の区分 義務 推奨 許容 忌避 禁止
シャリーア② 行為の区分 義務  推奨 許容 忌避 禁止 ・ムスリムが行う行為は左の5段階に区分され る。 ・5段階の区分を2段階の概念で表わすとハ ラール(合法)、ハラーム(非合法、禁止) となる。 例1)婚姻前に男女関係を持ってよいか。 →禁止(ハラーム) 例2)タバコは吸ってよいか。 →許容、よってハラールとなる。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

7 シャリーア 労働 男女 関係 食規定 服装 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

8 イスラームの分布地図 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

9 イスラーム教徒人口 ムスリム人口1.84%増加傾向 2012年度 合計16~20億人 1051.4 52.39 554.32 4239.1
大陸 2011年人口合計(10万人) イスラーム教徒(%) イスラーム教徒人口(10万人) アフリカ 1051.4 52.39 554.32 アジア 4239.1 32 ヨーロッパ 740.01 7.6 56.04 北アメリカ 346.2 2.2 7.61 南アメリカ 595.9 0.41 2.45 オセアニア 37.14 1.5 0.54 合計 28.73 ムスリム人口1.84%増加傾向 2012年度 合計16~20億人 Source: ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

10 多様なイスラーム 異なる気候や文化的背景 地域ごとに異なる法学派 ハラールの基準が各地域で異なる原因の一つ
 多様なイスラーム 異なる気候や文化的背景 マレーシア・インドネシア→モンスーン気候 サウジアラビア・UAE→熱帯乾燥気候 地域ごとに異なる法学派 トルコ、中央アジア、南アジア→ハナフィー学派 東南アジア→シャーフィイー学派 アラビア半島→ハンバル学派 ハラールの基準が各地域で異なる原因の一つ ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

11 イスラームと日本 明治維新後に紹介される。 現在の在日ムスリム人口は 10万人(そのうち日本人日 本人国籍は1万人)。
全国にモスクや礼拝所は70 カ所以上。 ・神戸モスク(三宮駅付近) ・東京ジャーミィ(代々木上 原) 【日本最古の神戸モスクの外観】 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

12 まとめ ・イスラーム・シャリーアへの十分な理解が ビジネスでの成功、リスク管理の上でも 非常に重要である。
・イスラーム圏では個人のライフスタイル、  国家の法律までにシャリーア法が大きな影響を及ぼし  ている。 ・経済活動、消費活動にはイスラームが大きく影響して  いる。 ・イスラーム・シャリーアへの十分な理解が  ビジネスでの成功、リスク管理の上でも  非常に重要である。

13 ハラールとハラームの原則 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

14 はじめに ハラール(許されたもの)は明らかであり ハラーム(許されないもの)は明らかである そして、それら2つの間にはシュブハである(疑わしい) ものがある (預言者ムハンマドの言行録・ハディース) ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

15 イスラームとハラール ハラール(Halal حلال)とはイスラームの聖典クルアー ンの中で唯一神が人に対して下した戒律(イスラーム 法=シャリーア)において、‘合法である’という意味 の言葉。その逆で‘不法である’という意味はハラーム ( Halam هرام)という。 食に関することだけではなく、生活にまつわる事柄全 てに当てはまる。  例:食事内容、食事の方法、結婚、離婚、遺産相続、   身だしなみ、孤児、信仰、犯罪、契約、金融、等 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

16 16 ハラール ハラーム シュブハ

17 疑わしきもの(シュブハ) ない牛肉や鶏肉。 2)酒類を使用しているもの。みりん、料理酒 3)ハラール食品であっても、貯蔵や輸送でハラーム
1)イスラームの原則に則った屠畜方法がとられてい   ない牛肉や鶏肉。 2)酒類を使用しているもの。みりん、料理酒 3)ハラール食品であっても、貯蔵や輸送でハラーム   食品と混載され、穢れたもの。 4)調理器具:ハラームなもので穢された後も清めら   れていない食器や調理器具を用いたもの。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

18 用語 ハラール:イスラーム法において合法という意味のアラビ ア語。人にとって、社会において良い事を指す。食に関し ては、ムスリムが問題なく食することができるものを指す。 ハラーム:イスラーム法において不法という意味のアラビ ア語。食においてはムスリムが食する事ができない、禁止 されているものを指す。  シュブハ/マシュブー:ハラールであるかないかが不明で、 判断がつかないもの。ムスリムはハラール性が明確でない ものは避ける。 シャリーア:イスラーム法という意味のアラビア語。聖典 クルアーン、ハディースを元に定められた立法。学派(マ ズハブ)があり、地域や国によって違う学派を用いる事が ある。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

19 ハラールな食品 *認証ロゴがあればムスリムはそちらを選択する ハラールに屠畜された動物 野菜、果物 穀類 海鮮(一部のマダハブ除く)
野菜、果物  穀類 海鮮(一部のマダハブ除く) 乳製品、卵 米 等 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

20 ハラームな食品 ハラールに屠畜されていない動物。 ナジスを含んだもの。 毒物、健康に害のあるもの、泥酔性のあるもの。
ハラームな食品  ハラールに屠畜されていない動物。 ナジスを含んだもの。 毒物、健康に害のあるもの、泥酔性のあるもの。 ナジスに触れた機具を使用して製造されたもの。 人体的なものが含まれたもの。 全ての製造工程においてハラームなものから分離され  ていないもの。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

21 食べてはいけない動物 全ての動物はハラールであるが下記を食することはハラームである
ハラールに屠畜されていない動物。 重度ナジスの動物(犬、豚とそれにまつわるもの)。 牙をもち、その牙で獲物を得る動物:虎、熊、象、猫、猿等。 捕食動物:鷹、フクロウ等。 害虫、毒性をもつ動物・昆虫:ネズミ、ゴキブリ、サソリ、 ヘビ、蜂等 類似を含む。 不快なもの:のみ、しらみ等。 ナジスを餌として与えられていたハラールな動物。 その他、シャリーア法で食べてはいけないとされる動物:ロバ、ラ バ。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

22 水生生物 ー爬虫類、魚類、両生類― 水の中以外では生きられない生物はハラール:魚等 毒性があり、人体に悪影響のある生物はハラーム、た
 だし、調理の際にそれらを取り除いた場合はハラール  :ふぐ等 陸上と水中を行き来する動物はハラーム:ワニ、亀、  カエル等(シャーフィイー法学派) ナジスを餌として与えられたハラールな生き物 一部の学派を除いては、魚類は原則的にハラールである ただし、食文化の問題もあるので注意が必要 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

23 豚および豚派生品(禁止) 豚肉 ラード/油(乳化剤) 皮(ゼラチン) 内臓(酵素) 血液 骨 毛
 豚肉  ラード/油(乳化剤)  皮(ゼラチン)  内臓(酵素)  血液  骨  毛 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

24 豚及び豚派生品 皮 肉 内臓 毛 骨 血液 脂肪 (ラード) 酵素 すい臓 腸 ゼラチン コラーゲン 活性炭 発酵媒体 グリセリン
ビスケット 内臓 酵素 すい臓 インシュリン レンネット ソーセージの皮 ゼラチン コラーゲン 革製品 化粧品 活性炭 精製油&水 血液 発酵媒体 ソーセージ 微生物製品 パウダー 豚肉 ベーコン パスタ バーガー システイン 歯ブラシ ブラシ 生地改良剤 香味料 香味料&調味料 脂肪 (ラード) グリセリン モノグリセリド&ジグリセリド テクスチャライザー 脂肪派生品 ショートニング だし コーヒークリーム アイスクリーム   乳化剤   歯ブラシ マーガリン クリーム スープ 調味料 アイスクリーム ソフトキャンディー カプセル マシュマロ ヨーグルト ゼリー 口紅 石けん ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

25 植物性と飲料 毒性、泥酔性、健康に害がある以外の全ての植物はハ ラールである。
*認証ロゴがあればムスリムはそちらを選択する 毒性、泥酔性、健康に害がある以外の全ての植物はハ ラールである。 キノコ類と細菌類:毒性、泥酔性、健康に害があるも の以外はハラールである。 ミネラルとケミカル:毒性、泥酔性、健康に害がある もの以外はハラールである 飲料:毒性、泥酔性、健康に害があるもの以外はハ ラールである。 遺伝子組み換え食品:毒性、泥酔性、健康に害がある もの以外はハラールである。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved

26 26 穢れ(ハラーム)の範囲の 把握 身体関連の製品 お酒やアルコール 調理器具 食品

27 ナジス (不浄なもの) 犬と豚、それらに関わるもの(唾液、毛、皮膚、排便等)。 ハラームなものと混じったもの。
ナジス (不浄なもの) 犬と豚、それらに関わるもの(唾液、毛、皮膚、排便等)。 ハラームなものと混じったもの。 ハラームなものに直接触れたもの。 人や動物の糞尿、血、膿み、嘔吐、胎盤、糞便、豚と犬の  精子、卵子(他の動物の精子と卵子はナジスではない)。 死肉、ハラールな動物でもハラールに屠畜されていない動 物。 アルコールを含む食品、または飲料。 ©NPO Japan Halal Association All rights reserved


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