デマンド交通（予約型乗合交通）って どんなもの？

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1 デマンド交通（予約型乗合交通）って どんなもの？
自家用車がなくても移動しやすい地域づくりを目指して。 鉄道・バス 　・タクシー 連携 （デマンド交通説明資料） 佐賀県交通政策部 地域交通対策室 福祉有償運送等 システム活用型 デマンド交通 １

2 高齢者や障害者など誰もが、住んでいる地域でいきいきと暮らせるような社会
■　佐賀県が目指している社会は・・・ 高齢者や障害者など誰もが、住んでいる地域でいきいきと暮らせるような社会 ▼　高齢になっても、介護が必要になっても、住み慣れた「地域」で 　　　生き生きと暮らす ▼　障害者の生活の場も「施設」から「地域」へ（国もH18から政策転換） 自宅や地域で暮らすようになると、人が移動する機会がどんどん増えていく （通院、買物、役場、郵便局、レジャー・・・） 課　題 ○地方は都会に比べて公共交通の便が悪く、自家用車への依存度が高い ○車の運転ができなくなると直ちに移動困難者となってしまう ⇒ 身近な移動手段の確保 は 「待ったなし」の 地方共通の課題 ! ２

3 デマンド交通（予約型乗合交通）とは デマンド交通（予約型乗合交通） ●予約制の乗合交通（セダンや１０人乗りワンボックスカーで取り組み）
デマンド交通（予約型乗合交通）　●予約制の乗合交通（セダンや１０人乗りワンボックスカーで取り組み） ●乗り合いにより料金が安くなる ●乗客がいなければ移動しない。 　　　　　→空（から）では動かない。 ●多数の停留所（自宅近くの場所）を設置できる。 ◆ドアツードア型 （近くのゴミステーションくらいまで配車可能） ◆安　価（全国平均300円程度） ◆安全・安心 （緑ナンバー車両で取り組み） 路線バス 病院に行きたい。 デマンド交通 決まった時刻に 決まった経路を移動 乗客の希望に 合わせて移動 コンビニに行きたい。 ３ 3

4 デマンド交通とは？ ＩＴ活用型と非ＩＴ型の違いは？
デマンド交通とは？　ＩＴ活用型と非ＩＴ型の違いは？ 概　念 デマンド交通システムの選定 電話予約など利用者のニーズに応じて柔軟な運行を行う 公共交通の一形態 ＩＴ活用型※ 非ＩＴ型 ＰＣでデータ管理、配車情報 通信、運行計画作成などを実施 　ＰＣを活用せず、 　タクシー無線での配車等　　　 　を実施 交通手段の選択 まとまった需要がある場合 需要が分散している場合 ＜需　要＞ ◆　ＩＴ活用型が適する ◆　非ＩＴ型が適する 定時定路線のバスが適する デマンド交通が適する 需要（利用人数）が 多い場合 需要（利用人数）が 少ない場合 ◆路線バス・コミュニティバス 　◆デマンド交通 決まった時刻にバス停に 行けばバスに乗れる 需要に応じた運行が可能だが 予約が必要 ＜登録者数＞ ◆　ＩＴ活用型が適する ◆　非ＩＴ型が適する 登録者数が多い場合 利用者登録を必要と しない、あるいは登録 者数が少ない場合 電話予約 送迎 ※　ＩＴ活用型は、車両とオペレータセンターとの間の通信の有無や 　　個別サーバーか共用サーバーか等によってさらに分類される。 （出典：国土交通省資料） ４

5 車内の風景 ◆メリット ◆デメリット ５ ・家の近くまで迎えに来てくれる。 ・自由な時間に目的地に行ける。 ・外出の機会が増えた。
・重い買い物袋などを自宅近くまで運べる。 ・話し相手ができる。 ・家族の送迎に頼らなくていい。 ・安い。 ◆デメリット ・予約が必要。 ・乗合のため遠回りをすることがある。 ・乗合なので、到着までに時間がかかる。 ５