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Published byちかこ うばら Modified 約 7 年前
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離乳の定義 乳汁だけの栄養から次第に固形食に切り替えていく過程であり,離乳の過程で与える固形食を離乳食と呼ぶ(果汁など液体は違う)。
※ 昔は母乳をやめることを離乳といっていたこともあるが, 現在ではこれを断乳といい,離乳とは区別している。
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離乳の必要性 1.栄養素の補給 2.咀嚼(噛む)能力の獲得 3.摂食・消化能力の発達 4.精神発達 5.食習慣の形成
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母乳を飲むための一連の原始反射 反 射 名 動 作 口もとや頬に乳首が触れるとその方向に首を 探索反射(探す) 回してくわえようとする。
反 射 名 動 作 口もとや頬に乳首が触れるとその方向に首を 探索反射(探す) 回してくわえようとする。 口蓋に加えられた刺激に対して,唇を丸めて 捕捉反射(くわえる) 前方につきだしてくわえる。 口の中に入ってきた乳首に唇をリズミカルに 吸啜反射(吸う) 押しつけて強く吸う。 嚥下反射(飲み込む) 口の中にたまった乳汁を飲み込む。
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離乳の進め方の原則 1.軟らかいものから次第に硬いものへ 2.はじめは1日1回1さじから次第に量と 回数を増やす
回数を増やす 3.毎回の離乳食の後はミルクを飲ませる 4.離乳食以外の時間は通常通り授乳する
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離乳の開始 離乳の開始は満5ヶ月ごろが適当 ① このころまでは乳汁のみで十分に栄養が 足りている。 ② 生理的に咀嚼の準備状態になっている。
① このころまでは乳汁のみで十分に栄養が 足りている。 ② 生理的に咀嚼の準備状態になっている。 ③ 心理的にも固形食に関心を示すように なっている。
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離乳食の調理形態 基本的には軟らかいものから硬いものへと次第に進める。
基本的には軟らかいものから硬いものへと次第に進める。 この場合,食品の順序や種類に対してとくにはこだわらず(ただしたんぱく質性の食品は注意),調理形態を優先的に考える。
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離乳食の量の調節(漸増方式) 離乳食の量は,1日1回1さじから始め,2〜3日ごとに1さじずつ漸増する。
離乳食の量は,1日1回1さじから始め,2〜3日ごとに1さじずつ漸増する。 ただし,初期は量を増すことは二義的とし,離乳食の受け入れと飲み込みに慣れさせることにポイントをおく。
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離乳食の栄養バランス 1.初期の摂取量が少ない時期は,たとえば 「お粥」などの単品でもやむを得ない。
「お粥」などの単品でもやむを得ない。 2.ある程度の量や回数に達したら1食ごとに 三大栄養素やビタミンなど栄養学的常識に 従って栄養のバランスをとることができる ようにいろいろな食品を利用する。
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「厚生省研究費による離乳食幼児食研究班」
離乳の基本 「厚生省研究費による離乳食幼児食研究班」
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離乳食の注意事項 1.うす味で塩分を控える 2.食品は良質で鮮度の高いものを清潔に調理 3.抗原性の高い食品の取り扱いに注意
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間食の必要性 1.栄養補給 2.心理的満足感を与える 3.食への関心を高める
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(1〜2歳児=100〜240kcal,3〜5歳児=130〜300kcal)
間食の与え方の注意事項 1.食事に支障を及ぼさない程度の軽いものを 目安:1日の摂取エネルギーの10〜20% (1〜2歳児=100〜240kcal,3〜5歳児=130〜300kcal) 2.与える時間を規則正しく
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