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街区構造による風通しの変化 に関する風洞実験
1993442 矢吹祈
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風通しのよい街づくり ・シミュレーション ・風洞実験 現実的に不可能 均等街区を用いた建物密度を変えての しかし
建物街区の密度を面的に変えること 現実的に不可能
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本研究 研究目的 そこで・・・ 建物模型を用いた風洞実験 建物街区内に街路を設けたときの風通し 街路に面した壁面の物質伝達率により評価
・同一建ぺい率で街区・街路構造 を変えたときの変化 研究目的 ・均等密集街区に街路を設けたときの影響 建物模型を用いた風洞実験
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測定方法 30分 蒸発量測定 ろ紙面を湿らす 試料の秤量 サーミスタ挿入 風洞内に設置 試料の秤量 建物模型 50㎜× 50㎜× 50㎜
ろ紙面厚1㎜ 試料の秤量 蒸発量測定 サーミスタ挿入 風洞内に設置 電子天秤 30分 サーミスタ温度センサ 試料の秤量
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E=⊿w/(A・h) k=E/(es-ea) 物質伝達率算出式 蒸発速度 物質伝達率
E:蒸発速度[g/㎡・h] ⊿w:水分蒸発量[g]A:ろ紙表面積[㎡] h:測定時間[h] 物質伝達率 k=E/(es-ea) k:物質伝達率[g/㎡・h・hpa] es:蒸発面の飽和蒸気圧[hPa] ea:空気蒸気圧[hPa]
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模型配置 風上基準点:ks 全18ケース 398点 測定領域:k
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結果1 均等街区に街路を設けたときの変化 均等街区 両面街路街区 3m/s 3m/s K/ks K/ks 0.7 0.4 0.5 0.6
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結果1 3m/s 風向方向の街路で街路幅が違うと 風速差に応じた圧力差が生じる 全域の密度を変えなくても内部の風通しを作り出せる
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結果2 建ぺい率が等しくても 物質伝達率が等しいとは限らない 物質伝達率平均 同一建ぺい率で街区・街路構造を変えたときの変化
建ぺい率:0.51 均等街区 3m/s 不均等街区 3m/s 0.683 物質伝達率平均 0.629 建ぺい率が等しくても 物質伝達率が等しいとは限らない
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伝達率分布 3m/s 不均等街区 ・風上側の街路側 が最も高い ・街路面 > 街区内 ・街区内では 風向に面した面 > 風向に平行な面
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結果3 物質伝達率と風速との関係について 風速と物質伝達率には相関が見られる N面よりE面のほうが風速・物質伝達率が大きい N面 S面 E面
1.0 0.4 0.6 0.7 0.8 0.9 0.5 0.02 0.03 0.05 0.06 0.07 0.08 0.09 0.10 0.04 N面 S面 E面 W面 風速比 k/ks 風速と物質伝達率には相関が見られる N面よりE面のほうが風速・物質伝達率が大きい
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街区内部に風の流れを作り出すことができる
まとめ 均等密集街区に街路を設ける 狭い街路よりも広い街路のほうが風通しがよい 風向に平行な街路の場合、狭い街路から広い街路に風が呼び込まれる 街区内で街路の設け方により 街区内部に風の流れを作り出すことができる 同一建ぺい率で街区・街路構造を変える 同一建ぺい率でも街区構造により風通しは変わってくる 均等街区の方が平均的な風通しは改善される 風通しのよい街づくりのためには 街区や街路構造が大きな影響を与える
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