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イー・モバイルの経営戦略 ~100円PCについて~

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Presentation on theme: "イー・モバイルの経営戦略 ~100円PCについて~"— Presentation transcript:

1 イー・モバイルの経営戦略 ~100円PCについて~
大東文化大学  8班  中込 利也 貫名 健太 星野 文彦 宮下 裕太 これから大東文化大学第8班 イーモバイルの経営戦略の100円PCについて報告させていただきます。メンバーは右から~です。

2 目次 はじめに 企業概要 100円パソコンとは 売れる理由 結論 考察 販売方法 目次です。
はじめに 企業概要 100円パソコンとは 販売方法 売れる理由 結論 考察 となっています。

3 調査理由  最近、巷でよく目にするようになった100円パソコンに興味をもち、なぜ100円で売って利益が出るのか気になり、経営戦略を調べてみようと思いました。 調査理由は、最近、巷でよく目にするようになった100円パソコンに興味をもち、なぜ100円で売って利益が出るのか気になり、経営戦略を調べてみようと思いました。

4 企業概要 社名イー・モバイル株式会社(EMOBILE Ltd.) 資本金 718億円 設立 2005年1月
資本金 718億円 設立 2005年1月 所在地 東京都港区虎ノ門2-10-1新日鉱               ビル東棟 売上 614憶5000万(2009年 3月期) 事業内容 携帯電話 ADSLサービス ブロードバンド 会社名はイーモバイル株式会社で2005年1月に設立されました。事業内容は携帯電話、ADSL、ブロードバンドの通信サービスです。(言ったあと、3秒このページを見せる)

5 沿革 2005年1月 イー・アクセス株式会社出資の企画会社として設立。 2005年11月
総務省より、1.7GHz帯におけるW-CDMAでの本免許を取得。 2007年3月 東京23区、名古屋市、京都市、大阪市でHSDPA通信サービス『EMモバイルブロードバンド』を開始。 2007年12月 国内で最初に、HSDPA通信サービスを7.2Mbpsに高速化。 2008年3月 全国で音声サービスを開始 (携帯電話業界初の加入者間24時間通話無料(有料付加サービス)を実現)。 2008年11月 国内初、HSUPA規格を導入、上り送信最大通信速度1.4Mbpsに高速化。 課金サービス開始から1年6ヶ月で累計加入者数が100万人を突破! 2005年1月 イー・アクセス株式会社出資の企画会社として設立。 2005年11月 総務省より、1.7GHz帯におけるW-CDMAでの本免許を取得。 2007年3月 東京23区、名古屋市、京都市、大阪市でHSDPA通信サービス『EMモバイルブロードバンド』を開始。 2007年12月 国内で最初に、HSDPA通信サービスを7.2Mbpsに高速化。 2008年3月 全国で音声サービスを開始 (携帯電話業界初の加入者間24時間通話無料(有料付加サービス)を実現)。 2008年11月 国内初、HSUPA規格を導入、上り送信最大通信速度1.4Mbpsに高速化。 課金サービス開始から1年6ヶ月で累計加入者数が100万人を突破! このようにイーモバイル株式会社は主に「データ通信カード」に代表されるデータ通信サービスを行い、2008年3月に携帯電話サービスを開始しました。

6 100円パソコンとは イーモバイルのデータカードを契約すると100円でネットブックの購入ができる。
データカードとは、インターネットに接続する為の通信端末 ノートブックとは、小さなサイズ(8~10インチの画面、1キロ以下の重量)のパソコン 100円パソコンとは何かについて説明させていただきます。 100円パソコンとはノートパソコンに差し込むとインターネットが繋がる「データ通信カード」を契約することで、本来6万円~10万円かかるネットブックの初期費用を100円で購入できることです。 データ通信カードとは、PHSや携帯電話と同様、電波を使ってインターネットに接続するために使う「端末」です。 その端末をパソコンに差し込むとインターネットに接続出来る為、面倒な回線や申し込み、工事などが必要ありません。 又、ネットブックとは、小さなサイズのパソコンで、画面やキーボードなどもしっかりとついて、パソコンをそのまま小さく したような形をしています。インターネットやメールなど外出先で行う時や、セカンドパソコンとして重宝します。 なぜイーモバイルのデータ通信カードとセットだと、パソコンが100円になるのでしょうか? 次のスライドをご覧ください。

7 「スーパーライトデータプラン にねんMAX]
販売方法 パソコンの相場  約4~6万円 7~10万円 データ通信カード端末 約3万円 次に100円パソコンの販売方法について説明させていただきます。 まず、ネットブックの相場は、約4万円~6万円です。 そして、イーモバイルのデータ通信カード端末は、約3万円。 通常ネットブックとデータ通信カードを購入するには初期費用として合計6万円~10万円かかります。 しかし、イーモバイルと「スーパーライトデータプラン にねんMAX」というプランで契約することで69,600円の長期契約割引が適用され、初期費用が100円になります。 このプランは、回線利用料を月額2900円~上限6880円を2年間支払うプランです。 要するに、100円パソコンの「100円」というのは、購入時の頭金であり、実質「ネットブック本体」「データ通信カード」「データ通信の基本料金」の3つをセットにした最低6万9700円を2年間で支払うことになっているのです。 このスライドで「6万9700円」と挙がりましたが、この金額には、初期費用100円とデータ通信の基本料しか含まれていません。 イーモバイルの基本料に含まれる無料通信分は約2万パケットで、データ量に換算すると3Mバイト程度です。 この3Mバイトとは、場合によっては、Webサイト1ページを表示するだけでオーバーしてしまいます。 それ以上の通信は1パケットあたり0.042円かかり、このプランでは約14Mバイト使っただけで上限の6880円に達してしまのです。 14Mバイトとは「Yahoo! JAPAN」などのニュースサイトの約15ページ分に相当します。このように、簡単に上限に達してしまいます。それを前提にした値札が次の図です。 毎月の通信料の上限から基本料(2900円)を差し引いた3980円の24カ月分を加えています。 このように、使い放題にすると、2年間で、16万5220円支払うことになります。    この料金プランでの契約は2年かけてパソコンを買う為、お金が無くても直ぐに手に入れられるというメリットがありますが、2年経たない内に解約してしまうと解約料が発生するという問題点もあります。 では、次に途中で解約してしまった場合はどのようになるのか説明したいと思います。 「スーパーライトデータプラン にねんMAX] に契約すると、頭金が100円になる

8 最低でも 7万2500円 これは、解約時のトータルコストを表したグラフです。 2年以内に解約すると契約解除料が発生してしまいます。
 これは、解約時のトータルコストを表したグラフです。 2年以内に解約すると契約解除料が発生してしまいます。 契約解除料は、2年間の契約期間の残月数×2900円となっています。 つまり、解除料と基本使用料の総支払額はいつ解約しても7万2500円かかるようになっているのです。  月額2900円からというと手軽に感じますが、実際には最低でも7万2500円の負担が必要になります。 しかも、データ通信を普通に使えばパケット定額の上限いっぱいになってしまうので、6880円×24カ月分+頭金100円、総額16万5220円を支払うのが妥当となります。

9 契約者数の推移 100万回線突破 08/7 100円パソコンの販売開始 07/12 下り最大7.2Mbpsにグレードアップ 07/3
データサービス開始 次にここ数年の契約者数の推移、シェアの拡大からイー・モバイルの売上高について見ていきたいと思います。 まず初めに契約者数の推移についてグラフともに見ていきたいと思います。 イー・モバイルは2007年3月のサービス開始から12月までに205,900人まで契約者数を伸ばしていきました。同年12月通信速度が下り最大7.2Mbpsにグレードアップされたことで翌年3月には2倍近くの411,500人まで契約者数を伸ばし、7月一部量販店が100円パソコンの販売を開始したことで9月にはさらに811,700人まで契約者数を伸ばすことに成功しました。2008年7月から2009年1月までには1,191800人まで順調に契約者数を伸ばしています。

10 純増数に対するシェア 3.6Mbps 2007年3月~11月 次に市場シェア占有率について円グラフとともに見ていきたいと思います。
イーモバイルは2007月3月のサービス開始から2007年11月までに市場シェアの4%を占有しました。

11 純増数に対するシェア 2007年12月~2008年3月 7.2Mbps エリア拡大
MVNO開始 音声サービス開始

12 純増数に対するシェア 2008年4月~9月 7.2Mbps エリア拡大 ネットブックセット販売
2008年4月から2008年9月までにはネットブックセット販売を開始したことで市場シェアの19%を占有することに成功し、 量販店がネットブックとイーモバイルのデータ通信カードのバンドル販売を開始

13 純増数に対するシェア 2008年10月~12月 7.2Mbps,1.4Mbps(Uplink) エリア拡大 ネットブックセット販売
純増数1410200 2009年三月現在

14 売上高の推移 12月 通信速度上り最大1.4MbpsにUp 7月 ネットブック販売開始 単位:百万円 29.3 22.4
次に売上高の推移についてです。 ネットブックセット販売が開始されたのが2008/2Qの7月です。 ここ1年間で急激な売り上げを残しました。 22.4

15 売れる理由 新たな市場の開拓 100円パソコンの大きなインパクト 通信速度の差別化
次に100円パソコンが売れる理由について説明させていただきます。 100円パソコンが売れているのには3つの理由が考えられます。 1 新たな市場の開拓 2 100円パソコンという大きなインパクト 3 通信速度の差別化 次からはその3つの理由についてそれぞれ詳しく述べていきたいと思います。 通信速度の差別化

16 新たな市場の開拓 パソコンを既に持っていて、持ち運ぶ為の2台目のパソコンを欲している人。 携帯電話を中心にインターネットを利用している人。
まず最初に新たな市場の開拓について説明させていただきます。 イーモバイルは、1台目パソコンを購入する顧客をターゲットにするのではなく、2台目のパソコンを必要としてる顧客をターゲットにした戦略を行いました。 これが見事に当たり売り上げを残しました。 既存の携帯会社が、携帯電話をいかに進化させて、インターネット機能を加えていくのに対し、イーモバイルはパソコンをいかに小さくして、持ち運ぶかという発想からスタートしました。ADSLを期限にしている会社だと、端末の考え方ひとつにとっても、これまでの携帯会社と大きな違いが出ています。 現在、イーモバイルが市場開拓しているのは、パソコンを既に持っており、パソコンのサブマシンとして持ち運べるパソコン(ネットブック)を欲している層です。なぜならば、ネットブックはハード的な制約が多く、これまでのパソコンの使い方から想定すると、(1台目)として使うには難しい部分が多いからです。ネットブックの多くは、一般的なパソコンと比べ、処理速度は大きく劣ります。また、容量は10GB前後と非常に小さく、ディスプレイ解像度に至っては、小さいものになると、800×480と最新の携帯電話と変わらない水準です。こうした要素を考慮すると、ネットブックはパソコンを理解しいている人が2代目以降のパソコンとして割り切った使い方をするという考え方も理解できなくもありません。 また、最近では、携帯電話中心にインターネットを利用するひとが増えており、パソコンの用途をインターネットに限定したとしても、携帯電話に比べ、ネットブックは、ディスプレイサイズは大きく、入力デバイスも充実しています。それゆえ「携帯のサポートツール」としてパソコンを捉えれば、ネットブックは十分な性能を持つといます。以上の要素を考慮すれば、100円パソコンは「2台目パソコン」としての需要を埋めるだけなく、これまでパソコンを利用したことの無い層に対し、「携帯のサブマシン」としてまったく異なる市場を開拓しました。

17 100円パソコンという大きなインパクト 次に100円パソコンという大きなインパクトについて説明させていただきます。
この不景気の中イーモバイルは、安さをとことん追求し、「100円」という破格な金額に設定しインパクトのある広告として世間に売り出していきました。 このネットブックを100円という破格で販売するというこの戦略は、購買者、PC業界に大きな衝撃をあたえました。 100円PC発売以前は、台湾のパソコンメーカーASUS(アスース)の超小型パソコンEee PCが49,800円という価格だけでも、画期的だと話題を呼んでいたので、当時100円でPCを売ることは常識破りでした。 100円PC発売直後、各地の量販店では在庫がなくなったなど、売れ行きは好調でした。初め、この“100円パソコン”は当初7月の期間限定で販売されていたのですが、あまりに反響が大きいために販売を継続しました。その後イー・モバイルは1万円弱と若干価格は高くなるが、ヒューレット・パッカードやDELL、Acerなどと組み、セット販売を広げました。高機能製品の普及で、買い替え需要が伸び悩むパソコン市場。その面からも100円パソコンへの注目度は非常に高いものでした。 このパソコン業界で話題を呼んだ戦略は、購入者にとって「初期費用として高額な資金を負担しない」というメリットがあり、販売する大手家電量販店にとっては最新の超小型ノートブックパソコンが起爆剤となって店頭活性化というメリットがありました。また、パソコンを製造するメーカーは売上が増加し、パソコンの購入資金を負担するイー・モバイルは契約者を獲得するといったように、4者ともメリットがあり、成功へと繋がりました。  結果、この100円パソコンによるインパクト、価格イノベーションは、顧客を獲得する上では強力な武器となり有効なマーケティング戦略になったのです。

18 通信速度の差別化 100Mbps~ 42Mbps ~84Mbps 21Mbps 7.2Mbps 3.6Mbps
次に通信速度の差別化について説明させていただきます。 このグラフをご覧ください。 現在では下り7,2Mbpsですが、2009年には21Mbpsとなり、今後も通信速度が速くなっていく予定です。 イーモバイルのサービスの特徴は、下り最大7,2Mbpsと高速ながら完全定額制のデータ通信サービスです。 売れる理由の一つとして他の携帯電話事業者のデータ通信サービスより安く、高速であるという点があります。 ではなぜイー・モバイルは安価で高速なデータ通信サービスを実現できたのでしょうか。 それはイー・モバイルの回線の使い方が関係してきます。 他社は音声通話の回線とデータ通信の回線が混在しているため、音声データが邪魔をしてイーモバイルと同じ通信速度が保てません。もし、他社がイーモバイルと同じ通信速度を出すのならば、回線を太くする必要があります。ですがそうするとコストが重むので、毎月の料金を上げなくてはなりません。 イーモバイルが他社より通信速度が他社より安価で高速なのは、データ通信のみを行っているからです。 そして今までのADSL事業を通じて、パソコンからのインターネット接続について時間帯や地域ごとの使用動向データを蓄積しています。それをこのデータ通信サービスに活用し、多くつかわれる時間帯に回線を強化するなどの対策で、定額制で使い放題としても特に支障がないようにしています。 結果、イー・モバイルは他社と比べて安価で高速なデータ通信サービスを実現することができました。 以上のことを踏まえて考察に移りたいと思います。 1秒間に何百万ビットのデータを送れるかを表す値。 21Mbps 7.2Mbps 3.6Mbps

19 考察 ・不景気により100円でパソコンが買える新し い販売方法に注目が集まった。 ・ターゲットを絞ることにより新しい市場を生み 出した。
 い販売方法に注目が集まった。 ・ターゲットを絞ることにより新しい市場を生み  出した。 考察としましては、この一年で、さらに世の中が不景気になった事で、たった100円でパソコンが買えるという新しい販売方法が顧客に注目されるようになりました。 すでにパソコンを持っていて、どこでも持ち運んで使える2台目のパソコンを必要としているビジネスパーソンや、携帯電話でインターネットを利用する人にターゲットを絞り、PC業界の新しい市場を生み出しました。

20 今後の展望 エリア拡大 定額データ料金の低価格化 更なる高速通信化
イーモバイルの今後の展望としては、エリア拡大、定額データ料金の低価格化、更なる高速通信化を行い市場のシェアを高めると思います。

21 参考文献 イーモバイル・ホームページ http://emobile.jp/ +Dモバイル
参考文献は主にイー・モバイルのホームページです。 以上で大東8班の報告を終わりにします。ご清聴有難う御座いました。 Toyokeizai


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