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総合原価計算
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原価計算の特色 部門別計算を行わない 部門別計算を行う 個別受注生産 個 別 原 価 計 算 部門別個別原価計算 連続的大量生産
原価計算の特色 部門別計算を行わない 部門別計算を行う 個別受注生産 個 別 原 価 計 算 部門別個別原価計算 連続的大量生産 総 合 原 価 計 算 工程別総合原価計算
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種類の異なる製品を個別に生産 受注 個別受注生産 個別原価計算 (A様より) ヨット#1の 注文を承ります 製造指図書 #1 (B様より)
個別原価計算 (A様より) ヨット#1の 注文を承ります 製造指図書 #1 (B様より) ヨット#2の 注文を承ります 製造指図書 #2 個別受注生産は、特定の製品を個別的に生産する製造業。たとえば、造船業・機会製造業・家具製造業などに適用される 。A様からの注文品のヨットとBさんからの注文品のヨットは、ヨットの仕様が異なる。したがって、材料の種類、加工の方法などがだいぶん異なってくる。ですから、このような工場ではA様の注文品に対する原価はいくら、B様の注文品に対する原価はいくらと受注先ごとに原価を計算するのが合理的である。 種類の異なる製品を個別に生産 受注
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計算方法 個別原価計算 例題1 製品#1と製品#2の原価を計算しよう。 製造指図書 #1 ¥60,000 配賦 製造間接費 ¥100,000
計算方法 個別原価計算 例題1 製品#1と製品#2の原価を計算しよう。 製造指図書 #1 ※直接材料費¥30,000 材料費¥100,000 (うち製造間接費 ¥20,000 ) ¥60,000 配賦 ※直接労務¥70,000 労務費¥130,000 (うち製造間接費 ¥30,000) 製造間接費 ¥100,000 ¥40,000配賦 ※直接経費¥50,000 経費¥70,000 (うち製造間接費 ¥50,000) 製造指図書 #2 ※は賦課を示す
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連続的大量生産 総合原価計算 同じ種類または異なる種類の製品を、連続して製造 販 売
総合原価計算 総合原価計算は、大量生産経営で用いられる製品別計算方法です。例えば標準規格の自動車を作る工場があるとします。 作られる自動車は車体などの細かい違いはあっても基本的に同じ材料を使い、同じ加工の方法によって作られる車種の製品です。 このような場合、お客様ごとに原価を集計してみても、意味はありません。なぜなら、皆おなじものを買っていくからです。したがって、大量生産経営では、自動車1台がいくらでできたかを知ることが大切になります。なぜなら1台の原価を知ることでいくらの販売価格をつけて売ったらよいかが明らかになるからである。 同じ種類または異なる種類の製品を、連続して製造 販 売
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計算方法 総合原価計算 1か月間に集計した完成品原価 例題2 製品単価を計算しよう。 完成品数量 10台 経費 ¥1,000,000
計算方法 総合原価計算 例題2 製品単価を計算しよう。 材料費¥1,000,000 1か月間に集計した完成品原価 労務費¥2,000,000 経費 ¥1,000,000 個別受注生産は、特定の製品を個別的に生産する製造業。たとえば、造船業・機会製造業・家具製造業などに適用される。 完成品数量 10台
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計算方法 総合原価計算 1か月間に集計した完成品原価 製品単価を計算しよう。 =4,000,000 完成品数量 10台
計算方法 総合原価計算 製品単価を計算しよう。 材料費¥1,000,000 1か月間に集計した完成品原価 労務費¥2,000,000 1,000,000+2,000,000+1,000,000 =4,000,000 経費 ¥1,000,000 個別受注生産は、特定の製品を個別的に生産する製造業。たとえば、造船業・機会製造業・家具製造業などに適用される。 完成品数量 10台 4,000,000(完成品原価)÷10台(完成品数量)=400,000(単価)
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2.総合原価計算の種類 3.単純総合原価計算の手続き
本日のテーマ 2.総合原価計算の種類 3.単純総合原価計算の手続き
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総合原価計算の種類 ①単純総合原価計算 ②等級別総合原価計算 ③組別総合原価計算
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①単純総合原価計算の手続き 同じ種類の製品を 連続して製造する 製粉業・採鉱業・セメント製造業など
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②等級別総合原価計算 同じ種類の製品を連続して製造する 大きさ・重さ・品質などが異なる製品 等級製品 Lサイズ Sサイズ Mサイズ
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③組別総合原価計算 A組 異なる種類の製品を組に分け、 それぞれの組ごとに、種類の製品を連続して製造 B組
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みどりの 問題集 1.総合原価計算の特色 2.総合原価計算の種類
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みどりの 問題集 1.総合原価計算の特色 ア 連続 イ 総合 ウ 製造直接費 エ 製造間接費 オ 月末仕掛品原価 2.総合原価計算の種類 ア 連続 イ 等級 ウ 組
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①単純総合原価計算 同じ種類の製品を 連続して製造する
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当月製造費用 ①1か月間に発生したすべての原価要素を集計して 当月製造費用を求める。 当 月 材 料 費
=当 月 材 料 費+当 月 労 務 費 +当 月 経 費 当 月 材 料 費 当 月 労 務 費 10/1~10/31の1か月間に製品を作るために消費した材料費・労務費・経費 当 月 経 費
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総製造費用 ②当月製造費用と 月初仕掛品原価 を加え、 総製造費用を求める。 =月初仕掛品原価+当月製造原価 月初仕掛品原価
げっしょ しかかりひん げんか ②当月製造費用と 月初仕掛品原価 を加え、 総製造費用を求める。 =月初仕掛品原価+当月製造原価 総製造費用 月初仕掛品原価 10/1の時点での未完成の製品(9月分で作りかけのもの) 当 月 材 料 費 10/1~10/31の1か月間に製品を作るために消費した材料費・労務費・経費 当 月 労 務 費 当 月 経 費 しかかりひん ★ 仕掛品 とは製造途中の未完成品の生産物のこと
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完成品 未完成品 ③ 月末 仕掛品 原価 を計算する。(月末仕掛品の評価) 月初仕掛品原価 当 月 材 料 費 当 月 労 務 費
げつまつ しかかりひん げんか ③ 月末 仕掛品 原価 を計算する。(月末仕掛品の評価) 月初仕掛品原価 当 月 材 料 費 完成品 当 月 労 務 費 月末仕掛品原価 未完成品 当 月 経 費 10/31の時点で未完成の製品
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総製造費用 ※完成品原価 50,000 ④総製造費用から月末仕掛品原価を差し引き完成品原価を求める。 完成品原価=総製造費用-月末仕掛品原価
月初仕掛品原価 10,000 総製造費用 ※完成品原価 当 月 材 料 費 20,000 45,000 当 月 労 務 費 10,000 月末仕掛品原価 当 月 経 費 5,000 10,000 50,000
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完成品原価 45,000 製品単価 = 完成品原価 ÷ 完成品数量 ⑤完成品原価を完成品数量で割って 製品単価を求める。 月初仕掛品原価
製品単価を求める。 当 月 材 料 費 当 月 労 務 費 当 月 経 費 月初仕掛品原価 完成品原価 完成品数量 45,000 100個 月末仕掛品原価 製品単価 = 完成品原価 ÷ 完成品数量 45,000 ÷ 100 = 450
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オ 製品単価 月末仕掛品原価 イ 総製造費用 用語の解答 月初仕掛品原価 エ ア 当月製造費用 ウ 完成品原価 完成品原価 ÷完成品数量=
用語の解答 当 月 材 料 費 当 月 労 務 費 当 月 経 費 月初仕掛品原価 エ 完成品原価 ウ 月末仕掛品原価 完成品原価 ÷完成品数量= オ 製品単価 ア 当月製造費用 イ 総製造費用
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月初仕掛品原価 130,000 322,000 1,000個 770,000 200,000 178,000 例題チェック ※完成品 材料費
例題チェック 月初仕掛品原価 材料費 労務費 経 費 322,000 770,000 178,000 130,000 ※完成品 月末仕掛品原価 200,000 1,000個
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(1)当月製造費用 (2)総製造費用 月初仕掛品原価 130,000 322,000
例題チェック 月初仕掛品原価 130,000 材料費 (1)当月製造費用 322,000 = 当月 材 料 費+当 月 労 務 費 +当 月 経 費 労務費 770,000 =1,270,000 経 費 178,000 (2)総製造費用 =月初仕掛品原価+当月製造原価 1,400,000 =130,000+1,270,000 =1,400,000
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(3)完成品原価 (4)製品単価 =総製造費用-月末仕掛品原価 =1,200,000 完成品 1,000個 =1,200 200,000
=1,400,000-200,000 =1,200,000 月初仕掛品原価 完成品 130,000 完成品 (4)製品単価 材料費 322,000 =完成品原価÷完成品数量 1,000個 =1,200,000÷ 1,000 労務費 770,000 =1,200 月末仕掛品原価 経 費 178,000 200,000 総製造 費用・・・・ 1,400,000 1,400,000
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月初仕掛品原価 70,000 完成品 360,000 2,000個 180,000 150,000 80,000 完成品 材料費 労務費
月初仕掛品原価 完成品 70,000 完成品 材料費 360,000 2,000個 労務費 180,000 経 費 月末仕掛品原価 150,000 80,000
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(3)完成品原価 =680,000 月初仕掛品原価 (4)製品単価 (1) 当月製造費用 =340 690,000 760,000
=670,000-80,000 =680,000 月初仕掛品原価 完成品 70,000 (4)製品単価 =680,000÷ 2,000 完成品 材料費 (1) 当月製造費用 360,000 2,000個 =340 労務費 690,000 180,000 経 費 月末仕掛品原価 150,000 80,000 760,000 760,000 (2)総製造費用=690,000+70,000 =760,000
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製造勘定 材料費勘定 労務費勘定 経 費勘定 製品勘定 製 造 当月製造費用 当 月 材 料 費 ×× 当 月 労 務 費 ××
経 費勘定 製造勘定 製品勘定 製 造 当 月 材 料 費 ×× 当 月 労 務 費 ×× 当 月 経 費 ×× (完成品原価) 次月繰越 ×× (月末仕掛品原価) 製品 ×× 前月繰越 ×× (月初仕掛品原価) 当月製造費用
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月末仕掛品原価 月末仕掛品原価の評価 例 10月に小麦粉を製造する ①月初仕掛品から先に製造 月初仕掛品原価
例 10月に小麦粉を製造する 9月と10月で材料費が変われば当然 完成品原価も変わってくる。 ①月初仕掛品から先に製造 完成品原価 月末仕掛品原価 当 月 材 料 費 当 月 労 務 費 当 月 経 費 月初仕掛品原価 9月の小麦 1kg1000円 10月の小麦 1kg1500円 ②月初仕掛品も当月分も同時に製造
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