２．JAIRO Cloudの手続きと最新機能 Version 1.1

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1 ２．JAIRO Cloudの手続きと最新機能 Version 1.1
2015年7月1日　国立情報学研究所

2 1 申請から公開まで [新規構築]

3 新規構築機関のJAIRO Cloud利用の流れ
参加機関 国立情報学研究所 学内協議・参加申請 申請受理 登録データ 用意 申請後 環境構築・ メーリングリスト登録 参加館マップ登録 ユーザーアカウント登録 画面デザイン データ登録 公開決定・公開日連絡 アクセス制限解除 コミュニティサイト登録 データ提供申請・CiNii連携の案内 公開・広報

4 JAIRO Cloudの申請と環境引渡し JAIRO Cloudの受付は月ごとにまとめて行います 4月1日～ 4月末日 6月中
申請書受領（必着）時期 環境引渡し時期 4月1日～ 4月末日 6月中 5月1日～ 5月末日 7月中 6月1日～ 6月末日 8月中 7月1日～ 7月末日 9月中 8月1日～ 8月末日 10月中 9月1日～ 9月末日 11月中 申請書受領（必着）時期 環境引渡し時期 10月1日～ 10月末日 12月中 11月1日～ 11月末日 1月中 12月1日～ 12月末日 2月中 1月1日～ 1月末日 3月中 2月1日～ 2月末日 4月中 3月1日～ 3月末日 5月中

5 2 申請から公開まで [システム移行]

6 既構築機関のJAIRO Cloud利用の流れ
参加機関 国立情報学研究所 移行受付相談 相談対応 学内協議・参加申請 申請受理 環境構築・ML登録 ユーザーアカウント登録 移行用ツール インストール 画面デザイン データ 移行 （学内システム 連携テスト） 現行システムからのデータ移行 データ移行完了報告 アクセス制限解除 （ハンドルシステム切り替え） 公開 コミュニティサイト登録 IRDB連携 外部データ提供先に変更通知

7 (SWORD Client For WEKO)
データ移行作業のイメージ NII データコンバータ配布・ モジュール作成仕様公開 JAIRO Cloud環境用意 A大学リポジトリ サーバー A大学 ＰＣ データ コンバータ 移行対象 コンテンツ ベースプログラム DSpace モジュール WEKO一括登録ツール (SWORD Client For WEKO) メタ データ ＤＢ B大学 リポジトリ A大学 リポジトリ モジュール E|Repository 本文PDF等 移行元リポジトリのデータ項目に合わせ、 フィルタ設定を変更 階層構造ごと登録 ・ 各大学 データコンバータのインストール・データ変換（システム管理者の作業を想定） 一括登録（コンテンツ管理者の作業を想定） システムに合わせた モジュールを使って変換 技術面の不安があれば、大学の情報センター・業者等に作業を依頼ください。

8 データコンバータ及びフィルタ提供システム
機関リポジトリシステム 実証実験機関 DSpace (ver 1.4,1.5.16) 筑波大学、信州大学、核融合科学研究所 NALIS-R 山形大学 E-Repository 千葉大学 XooNIps 旭川医科大学 上記システム外でも指定のフォーマットでデータを用意し、 設定（フィルタ）を独自で行えば、データ移行が可能です。

9 メタデータはタブ区切りテキストファイルの形式で出力（必要に応じExcel等でデータ修正可能）
データコンバータ DSpace、E-Repository, XooNIpsに対応の 既存システムからのデータ抽出・整形ツール A大学リポジトリ サーバー A大学 ＰＣ データ コンバータ 移行対象 コンテンツ ベースプログラム DSpace モジュール メタ データ ＤＢ メタデータはタブ区切りテキストファイルの形式で出力（必要に応じExcel等でデータ修正可能） モジュール E|Repository 本文PDF等 ・ システムに合わせた モジュールを使って変換

10 (SWORD Client For WEKO)
WEKO (JAIRO Cloud)のデータ一括登録ツール NII データコンバータ配布・ モジュール作成仕様公開 JAIRO Cloud環境用意 NIIが DSpace、E-Repository, XooNIpsにそれぞれ応じたマッピング設定ファイル（フィルタ）を配布 自機関に合わせてフィルタを修正利用 A大学 ＰＣ WEKO一括登録ツール (SWORD Client For WEKO) B大学 リポジトリ A大学 リポジトリ 移行元リポジトリのデータ項目に合わせ、 フィルタ設定を変更 階層構造ごと登録 各大学 データコンバータのインストール・データ変換（システム管理者の作業を想定） 一括登録（コンテンツ管理者の作業を想定）

11 (SWORD Client For WEKO)
NII データコンバータ配布・ モジュール作成仕様公開 JAIRO Cloud環境用意 A大学 ＰＣ WEKO一括登録ツール (SWORD Client For WEKO) B大学 リポジトリ A大学 リポジトリ 移行元リポジトリのデータ項目に合わせ、 フィルタ設定を変更 階層構造ごと登録 各大学 データコンバータのインストール・データ変換（システム管理者の作業を想定） 一括登録（コンテンツ管理者の作業を想定）

12 SWORD Client for WEKOをインストール
データ移行サンプルケース データコンバータをインストール データコンバータの実行（データ抽出） Excelで 作業可 （必要に応じて抽出メタデータを修正） SWORD Client for WEKOをインストール 独自メタデータ項目に応じ設定変更 必要に応じ 繰り返し サンプルデータロード（100件程度） 大量データロード（テスト） 現行の機関リポジトリシステムの更新停止 全件データロード（本番）

13 移行に関しよくある質問 CNRIハンドルをそのまま使えますか？ repo.nii.ac.jpドメインではなく、自機関ドメインを 使えますか？
可能です。ただし、サーバー証明書は自機関で用意くだ さい。 学内システムと連携できますか？ WEKOの外部インターフィエス(OpenSearch, OAI- PMH,SWORD)を使っての連携が可能です。 改修して欲しい機能があるのですが JAIRO Cloudでは参加機関からの改修要望を随時受け付 けています。

14 3 最新機能の紹介

15 JaLC DOI登録機能 DOI採番をシステムで行います（番号管理は不要 です） DOIの一括登録が可能です。
機関リポジトリでは、紀要文献等に国際的な識別子である DOI（Digital Object Identifier）を登録できます（※）。 JAIRO CloudではこのDOI登録に便利な機能を備えています。 DOI採番をシステムで行います（番号管理は不要 です） DOIの一括登録が可能です。 DOIの登録条件を満たすかどうか、システムが チェックします。 ※　機関リポジトリのDOI登録は「国立情報学研究所が取り纏めるJaLC準会員」 　（以下）をご参照ください。 　　

16 高度な利用統計の実現 さらなる高度な利用統計を実現すべく開発を進め ています。
国立情報学研究所がメンテナンスする、JAIRO Crawler-List(共用のクローラーリスト)を統計に利用で きます（2015年7月アップデート以降） さらなる高度な利用統計を実現すべく開発を進め ています。 JAIRO Cloudの各リポジトリ同士の比較 junii2にメタデータ項目（著者版フラグ等）による条件指定

17 問合せ先 jc-office@nii.ac.jp 国立情報学研究所 JIARO Cloud事務局