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第5章 発展する金融市場と 新しい金融商品(前半)
第5章 発展する金融市場と 新しい金融商品(前半) 08BA231C 松江沙織
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金融市場の役割 直接金融 資金の貸し手が、借り手に自身のお金を直接貸す場合 e.g.) 株式、債券 間接金融
資金の貸し手と借り手の間に資金を貸し借りする機関が存在する 市場型間接金融 間接金融と直接金融の中間的な性格をもつ e.g.)投資信託、証券化
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金融市場の種類 金融市場 長期金融市場 短期金融市場 インターバンク市場 コール市場 手形市場 オープン市場 TB、FB市場 ・貸借市場
公社債現先 長期金融市場 債券市場 国債市場 社債市場 株式市場 証券取引所市場 店頭市場
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様々な公社債 公社債 利息を定期的に支払い、満期時に額面金額の償還を約束した証券 国債、地方債、政府保証債、財投機関債、社債、金融債など
利息を定期的に支払い、満期時に額面金額の償還を約束した証券 国債、地方債、政府保証債、財投機関債、社債、金融債など ▶ 利付債:定期的に利息が支払われるもの 割引債:額面に比べて安い価格で発行され、途中での利息の支払いがないもの 普通社債(SB) 一定の償還期間を持ち、定期的な利払いが行われる ▶ コマーシャルペーパー(CP):短期資金の調達のために発行 転換社債 株式に転換する権利の付いた社債 ▶ 株価上昇→株に転換。キャピタル・ゲインを得ることができる 株価低迷→社債としてそのまま保有。利子、(満期時には)額面を受けることが可能 ワラント債 新株予約権が付与された社債 ▶ 新株の交付のためには新たに資金を払い込まなければならない
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格付け ▶ 格付け会社が社債の発行企業の信用度(債務履行能力)を示した指標 ▶ 格付けの高い企業ほど安い金利で資金を調達することが可能 *投機的格付けの社債のことをジャンク債と呼ぶ ◎格付け会社の利用上の注意◎ 発行者に甘い格付けをすることがある どの格付け会社を信用するか? 投資適格 AAA/Aaa〜BBB-/Baa3 投機的格付け BB+/Ba1〜D/C
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情報開示の重要性 金融の最大の問題 情報の不完全性:資金の借り手の情報が貸し手にあるかこれを克服することを可能にする行為を情報開示(ディスクロージャー)といい、投資家に企業情報を公表することをいう ▶金融商品取引法:企業の情報開示について基準を定める ◉発行市場における開示規則; 有価証券を発行する際の開示項目や開示のタイミングを規定 ◉流通市場における開示規則; 上場した場合、有価証券報告書によって企業内容を定期的に開示 する義務を負う ※上記以外にも企業価値に係わる重要情報が発生した場合には 随時迅速に開示(=タイムリーディスクロージャー)せねばならない
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会計ビッグバン 狙い ①企業活動の実態をより正確に表す会計制度を構築 ②国際的に整合的な会計制度をつくる→国際会計基準IASと整合的に
狙い ①企業活動の実態をより正確に表す会計制度を構築 ②国際的に整合的な会計制度をつくる→国際会計基準IASと整合的に ▶日本独自の会計基準を採用していては、外国の投資家が理解で きないので参入しにくい 時価主義 企業の資産や負債を簿価(購入したときの値段)ではなく時価で評 価すべきだという考え ※持合株式などの有価証券は、時価の変化を利益や損失としては扱わ ず資本勘定の増減のみに反映する。つまり株価の変化は自己資本の 比率に影響するので、時価会計の導入により銀行経営は株価下落の 影響をより受けやすくなった 取得原価主義 企業の資産や負債を簿価で評価すべきだという考え
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複雑化する企業を正確に捉える工夫 子会社になる要因 ①スピンオフ ②M&A など *スピンオフ 親会社の一部であった事業を切り離して別会社にすること 子会社化のメリット ・親会社と別の賃金形態をとれる→組織の自由度が上がる ・一定の独立性を与えることでM&Aが容易になる →企業文化の異なった会社同士を合併させるのは困難 ・規定を超えることができる 親会社では不可の業務が子会社では可など ▶ 連結会計:企業グループを一体とみなして業績を表示する ▶ 単体会計:親会社だけの業績を表示する ※従来単体決算を中心としてきたが、2000年3月より連結決算中心の制度 に改正
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税効果会計 ▶ 企業の業績の状況を示す企業会計と課税所得の算定を目的とする税務会計との差を調節するための会計手法 ▶ 税金の課税時期と経済的な意味での損益が生じた時期が一致しないために用いられる
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論点 格付会社を国有化すべきではないか?
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発表を終えて… 質問に答えられなかったので、次回は答えられるようにしたいです。 論点については意見がいっぱい出てたので良かったと思います。 もっと深いところまで勉強しなくてはならないなと痛感しました。
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