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狂犬病 忘れ去られている恐ろしい病気
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狂犬病とは? 犬、猫、狐、リス等あらゆる哺乳動物の感染する人畜共通伝染病である。
人がこれらの動物に噛まれると、長い潜伏期を経て発症し、発症すると悲惨な経過をたどり、最後には必ず死亡する。
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狂犬病の発生状況 (2014年1~6月現在) 発生の認められる区域 発生の疑いのある区域 感染の確認された区域
発生が限定的な地域に認められる区域 異なる血清型が発生している区域 現在発生の無い区域 発生の無い区域 報告のない地域
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狂犬病の発生状況 狂犬病は緑の国以外、全ての国に存在する病気で、毎年3~5万人がこの病気により死亡している。
海外旅行の盛んな現状では、旅行者の感染する危険性も高い。
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最近のアジアにおける狂犬病での人の死亡数
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我が国における狂犬病の発生状況
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狂犬病の症状 狂犬病の犬の症状は狂騒型と麻痺型に分かれる。 狂騒型は人や物に対してやたらと噛みつき、険悪な形相を呈する。
麻痺型は運動機能が麻痺して動けなくなり、死亡してしまう。
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狂犬病の病原体 狂犬病の病原体はRhabdoviridaeのLyssavirusに属するウイルスで、神経親和性が非常に高い。
ウイルスはエンベロープを有し、幅75~80 nm, 長さ180 nm弾丸状の特異な形態をしている。 ウイルスの遺伝子は一本鎖(-) RNAで、約12,000の塩基からなっている。 感染経路は、咬傷、粘膜からの感染で、噛まれた時のウイルス量と脳までの距離により潜伏期が決まる。
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ネグリ小体 狂犬病に感染した動物の大脳アンモン角や小脳プルキンエ細胞の細胞室内に好酸性の封入体がみられる。この封入体は狂犬病感染に特異的で診断の決め手とされていた。 ネグリ小体は、狂犬病感染動物の脳に必ずみられるものではないので、現在では免疫染色により、狂犬病ウイルス感染を診断している。
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狂犬病の診断 狂犬病の診断は臨床的、病理学的、病原学的に行う。
最も良く用いられる診断法は、解剖して取り出した脳のスタンプ標本を蛍光抗体法により、観察するものである。
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狂犬病の診断(PCR) 狂犬病ウイルスに特異的な遺伝子の1部(463bpの部分)を増幅させて、検出する polymerase chain reaction (PCR)法により診断する。 人の狂犬病の場合、唾液や皮膚からウイルスを検出するための有用な方法である。
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狂犬病の媒介動物 米国、ヨーロッパなどの先進国では赤狐、アライグマ、スカンクなどの野生動物が狂犬病の媒介者である(野性型)
東南アジア、南米、アフリカなどでは、犬が狂犬病の媒介者で、毎年犬に噛まれた人に被害が出ている(都市型)
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米国における野生動物の狂犬病
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米国における狂犬病の発生状況
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南米では吸血コウモリが狂犬病を媒介 メキシコやブラジルでは生息する吸血コウモリにより、牛に狂犬病が発生している。
コウモリは古くから狂犬病の媒介動物として知られているが、最近ではペットとして飼育する愛好家も増えている。
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狂犬病の予防 狂犬病は毎年4~6月に行われる飼い犬への予防接種により、発生が抑えられている。
昭和35年以来、40年以上発生がないため、狂犬病の予防接種率が下がり、危険な状況である。
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予防接種率と感染防御の関係
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狂犬病予防ワクチン 狂犬病に感染する恐れのある人は狂犬病予防接種を受ける必要がある。
狂犬病の疑いのある動物に接触し、感染の疑いのある場合は、直ちにワクチン接種を行い、咬傷や掻傷部に免疫血清等を接種する。
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狂犬病感受性動物の野性化 ペットとして輸入されたアライグマが逃走あるいは捨てられて、現在多くの都道県(北海道、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、長野、愛知、岐阜、静岡、福井、滋賀、三重、奈良、京都、兵庫、和歌山、大阪、鳥取など)で自然繁殖しているのが確認されている。 1910年に毒蛇ハブ対策のために、沖縄本島に移入されたジャワマングースが野性化し、自然繁殖して生息域を拡げ、沖縄特有の野生動物の生存を脅かしている。
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