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クイズ早押し環境グランプリ 社団法人 未踏科学技術協会.

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1 クイズ早押し環境グランプリ 社団法人 未踏科学技術協会

2 日本上空に オゾンホールができる ことがある? 第1問 冬にできるのではないか 夏にできるのではないか できないと思う

3 オゾンホールができるのは南極上空ですが、時々、北極にもできるといわれています。
解説  オゾンホールができるのは南極上空ですが、時々、北極にもできるといわれています。 冬にオゾン層の気温が極めて低くなることや、空気が南北に混じりあわないことなどもオゾンホールのできる原因と考えられています。 南極上空のオゾンは赤道付近でできたオゾンが運ばれるのだ 何だか ずいぶん複雑なのね

4 オゾン層はどの位の高さにある? 第2問 1~10km上空かな 15~30km程度だろう 50km以上に違いない

5 オゾン層ができてから、陸上でも動物が住めるようになったんだって
解説 オゾン層ができてから、陸上でも動物が住めるようになったんだって 成層圏とオゾン層は深い関係があるのだ

6 日本で、紫外線が最も強い時期は? 第3問 春先ではないか やっぱり夏だろう 晴天の続く秋だろう

7 解説 この表は、紫外線の強さを「UVインデックス」という指標を使って表わしている。 すごくばらついているのは、天気によるからなのね。
【紅斑紫外線量とUVインデックス】  紫外線は波長により、A領域(UV-A; 波長315~400nm(nm:ナノメートル=10億分の1メートル))、B領域(UV-B; 波長280~315nm)、C領域(UV-C; 波長100~280nm)に分類される。太陽紫外線の大気圏外および晴天時の地上での波長別の強度を図1上段)に示す。人体に最も大きく影響を与えるUV-Bは大気外での強度に比べて、地上では大きく減衰している。UV-Bのなかでも短波長ほど大きく減衰しているのは、主に成層圏オゾンの吸収による。近年の成層圏オゾンの減少は、UV-Bの地上到達量を増加させている。さらに短い波長のUV-Cは、酸素やオゾンに完全に吸収されて地表に到達しない。UV-Aがわずかに減衰しているのは主に大気分子による散乱の影響である。  紫外線の人体への影響度は、UV-Bの特に短波長側で強いという特徴がある。そこで、McKinlay and Diffey(1987)が示した波長ごとに異なる人体の皮膚への影響度(CIE作用スペクトル:図1中段)と、波長ごとの紫外線強度をかけ、波長積分して算出される「紅斑紫外線量」が、人体への影響を示す紫外線量として使われる(図1下段)。UVインデックスは、紫外線対策をとる際に使いやすいように、最大10程度の数値に簡単化したものである。具体的には紅斑紫外線量を25mW/㎡で単純に割った値である。 図1 波長別紫外線強度と紅斑紫外線強度の関係

8 関東地方の上空にあるオゾンの量は、30年前に比較して減少している?
第4問 結構減少したのではないか(10%以上) ほとんど変っていないと思う(数%以下だろう) 少し増えているのではないか(5~10%程度) オゾン全量(Total Ozone) 1気圧のもとでのオゾン層の厚さを指す。 1cmの1/1000で計ることが多く、単位は、m atm-cm (ミリアトムセンチメートル)と 表記される。G.M.B.Dobsonにちなんで1 m atm-cm を1 ドブソンとも呼ぶ。 地球では平均的に300 m atm-cm 程度である。

9 札幌上空では、オゾンの減少傾向が確認されています。
解説 オゾンが少なくなるとどうなるの? 札幌上空では、オゾンの減少傾向が確認されています。 大気中のオゾン全量(ある地点の上空に存在するオゾンの総量)は、地球のほぼ全域で減少している。オゾンの破壊は気温が低いほど進みやすいため、特に高緯度ほどオゾンの減少量が大きい。 日本の観測でも、那覇を除く全ての観測地点でオゾン全量は減少傾向を示しており、緯度の高い札幌において減少傾向が大きくなっている。

10 観測しているが、最近有害紫外線(UV-B)量は増加している? 第5問
日本では1991年から紫外線量を 観測しているが、最近有害紫外線(UV-B)量は増加している? 第5問 全国どこでもかなり増加したのではないか (10%以上) 北日本で増加しているだろう (5%以上) 増えているところもある、ってとこかな

11 少しずつ増えているようだ。でも、オゾン量の変化とはあまり関係なさそうだ。
解説 紫外線防止の化粧品CMが多いけど。 少しずつ増えているようだ。でも、オゾン量の変化とはあまり関係なさそうだ。

12 大気中のオゾンは地球温暖化を 決勝問題 加速する? それとも 減速する? ① ② ③ オゾンは温室効果気体と聞いた。
加速する? それとも 減速する? 決勝問題 オゾンは温室効果気体と聞いた。 冷却効果があるのではないか。 「どちらも正しい」ってことにしよう。

13 オゾンがどの高さにあるかによって影響が違ってきます。
解説 成層圏 対流圏 オゾン変化に対する地上気温の変化率の高度依存性 高度10Km 付近の上部対流圏のオゾン増加が、地上気温の上昇に最も有効である。  オゾンなど大気中の化学反応によって生成する物質が、地球温暖化による気候変動によってどのような影響を受けるか、そしてその変化が気候にどのようにフィードバックされるかは、化学-気候相互作用と呼ばれて最近大きな関心が持たれている。特に対流圏オゾンは気候変動に関する政府間パネル(IPCC) 第3次報告書で二酸化炭素、メタンに次ぐ第3の最も重要な温室効果ガスであるとされ、温暖化・気候変動との関わりが注目されている。 とっても不思議 オゾンがどの高さにあるかによって影響が違ってきます。


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