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2016年 前期 日本法制史講義 上代法 2 法の生成と上代氏族社会
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１ 上代法 ⑵ 罪つみと罰＝祓(解除)はらえ １ 罪つみ 天津罪と国津罪 〔延喜式大祓詞〕
１ 上代法 ⑵ 罪つみと罰＝祓(解除)はらえ １ 罪つみ 天津罪と国津罪 〔延喜式大祓詞〕 ⑴天津罪 畔放あはなち 溝埋みぞうめ 樋放ひはなち 頻蒔しきまき 串刺くしさし 生剥いきはぎ 逆剥さかはぎ 屎戸くそへ 農耕・土地占有・財産に対する侵害行為＆人命殺傷行為 ⑵国津罪 生膚断いきはだだち 死膚断しにはだだち 白人しらひと 胡久美こくみ 穢れ こぶとりじいさん 昆虫はふむし之災 高津神たかつかみ之災 高津鳥之災 災 猛毒性鳥influ ? 畜什志けものたふし 蠱物為罪まじものせるつみ 呪術 己母犯罪 己子犯罪 母与子犯罪 子与母犯罪 畜犯罪 性犯罪 おのがははをおかせるつみ ははとことおかせるつみ けものおかせるつみ 古来 国土で犯してきた罪
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１ 上代法 ⑵ 罪つみと罰＝祓(解除)はらえ (続き)
１ 上代法 ⑵ 罪つみと罰＝祓(解除)はらえ (続き) ツミ罪って何だ？ 神の 法益の侵害 2 罰＝祓(解除)はらえ 祓具はらえつもの の提供(=財産刑の萌芽？） 除凶之礼＝呪術（宗教？） 禊 みそぎ 重罪 穢れの除去 罪人を国外に放逐 (=追放刑の萌芽？） 神判⇒人判
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１ 上代法 ⑵ 罪つみと罰＝祓(解除)はらえ (続き)
１ 上代法 ⑵ 罪つみと罰＝祓(解除)はらえ (続き) ☞石尾芳久『日本古代法の研究』 ３ 裁判 ( ことはる･ さばく･ わきまへる ) ⑴ 裁判権（氏上うじのかみ⇨天皇） ⑵ 訴訟手続（といってもよい？） ① 盟神探湯 ② 蛇裁判 cf 中世の湯起請→鉄火裁判 ③ 卜 占 ④ うけひ 神判（神証）⇨人判(=法権者） 魔女裁判 鼎→鼎立
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卜占と甲骨文字 (東大総合博物館所蔵品)
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ここで ちょっと視点を変えて 上代氏族法からの連想 現代社会に生きる占い・呪い（まじない） 鉛筆をころがしてきた？受験生
ここで ちょっと視点を変えて 上代氏族法からの連想 現代社会に生きる占い・呪い（まじない） 鉛筆をころがしてきた？受験生 原子力発電所と地鎮祭 私たちは神意(=掟・ﾙｰﾙ・法）を日常にみるか？
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皆さんの結果ではありません。でもこの傾向は変わらないようです。
現代っ子の君は 神意を感じるか？ 感じる ９５％ vs ごく少数 例えば・・・・ トンカツ キットカッツ ヒゲ （ジンクス） 宝くじ サイコロ ←賽の目・山法師・賀茂川の水 （1000年前 天下三不如意 白河法皇の嘆き） 皆さんの結果ではありません。でもこの傾向は変わらないようです。
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いつものことながら? ここで余談を・・・ ↑ 親魏倭王 前に見ましたね もう一つの有名な「金印」デス ところがこれには真偽の論争が・・・
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まず疑う事？
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真偽の論争にも関わらず 金印の島はいま・・・・
真偽の論争にも関わらず 金印の島はいま・・・・
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金印の島ではいま 町おこし中・・・ 何と Ｇｏｏｄ Ｉｄｅａ！
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このような時代を私たちは縄文・弥生時代という
弥生時代トピックス(スクラップは後ほど)
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卑弥呼の化粧品？
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ところで 日本の神々は・・・ 春（秋)だ 祭りだ 高山祭りだ
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からくり奉納
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上代法のまとめにかえて 人々が神々とともに生きた時代 原始法 から氏族法へ 神々の時代から人々の時代へ 神々のたそがれ ?
神々の時代から人々の時代へ 神々のたそがれ ? 預言・神託 ⇨ ⇨呪術(鬼道) 不文の制定法 原始共産社会⇨ ⇨保護と奉仕 のり・つみ・はらえ 支配と服従 権力の誕生 儒教の伝来 権力の誕生
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諸君が「儒教」から 連想するものは何だろうか 孔子・孟子・・・論語 宗教・礼・法・政治哲学・・・ 朱子学・林羅山・新井白石・・・
ところで 儒教 といえば・・・ 諸君が「儒教」から 連想するものは何だろうか 孔子・孟子・・・論語 宗教・礼・法・政治哲学・・・ 朱子学・林羅山・新井白石・・・ 親孝行・・・ cf 加地伸行 『儒教とは何か』 (中公新書) 自由ﾚﾎﾟｰﾄを受け付けてもいいテーマです
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‘法’＝権力＝国家が発生したプロセスは？
上代法の ミニレポート 想像たくましく考えてみよう (原始)共同体社会から どのようなプロセスを経て 権力→首長→邦→国家 が生まれてきたのか そこで ‘法’＝権力＝国家が発生したプロセスは？
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