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心の病について 私は、心の病について調べてみることにしました。 清水 隆太郎
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自殺大国 ニッポン 警視庁によると平成21年度における自殺者数は 3万2845人と過去12年連続で3万人を超えている。
自殺大国 ニッポン 警視庁によると平成21年度における自殺者数は 3万2845人と過去12年連続で3万人を超えている。 自分にできることは何かあるだろうか、うつ病 を例に調べてみたい。 平成21年度における自殺者数は3万2845人と過去12年連続で3万人を超えていて、昨年の交通事故死者4914人をはるかに上まっています。平成21年度では一昨年のリーマンショック以降の失業者の増加であったり、それによる生活苦などによって自殺した人が増えたものと考えられています。 先進国の中でも極めて高い自殺死亡率をほこる日本ですが、その約3割の動機がうつ病によるものであることが判明しました。 私は日本の自殺者を減らすことはできないかについて考え、うつ病の人を救うことを例に自分にできることは何かあるのか調べてみました。
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うつ病とは 「抑うつ気分」や「興味・喜びの喪失」などの 精神症状 睡眠障害や摂食障害、胃潰瘍や下痢など消化器 系の疾患といった身体症状
上記のことが2週間以上続くことである。 まず、うつ病についてです。 うつ病の原因には遺伝的要因、環境要因、体質や性格などが考えられます。近年では都市化、工業化、核家族化など社会の構造変化に伴うストレスの増大、人口の高齢化などによってうつ病の発症頻度が増加していて、今日では、生涯発病危険率は10人に1人といわれるほどになっています。 うつ病の診断にはDSM-Ⅳ(『精神障害の診断と統計の手引き』(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, DSM) とは、アメリカ精神医学会の定めた、精神科医が患者の精神医学的問題を診断する際の指針を示したもので、米国だけでなく、日本や他の国においてもしばしば引き合いに出されるものである。)が用いられます。気分の落ち込みや、何をしても晴れない嫌な気分や、空虚感・悲しさといった抑うつ気分か、以前まで楽しめていたことにも楽しみを見いだせず、感情が麻痺した状態である「興味・喜びの喪失」のいずれかが主要症状となり、診断の際における必須症状となります。ほかにも類似症状として注意力や落ち着きがなくなったりし、重症化すると自分が無価値であるように思い、また自殺願望を持つようになります。身体症状としては、不眠などの睡眠障害や、食欲低下による体重減少・過食による体重増加などの摂食障害が挙げられます。主要症状1つを含めた5つ以上の症状が2週間以上続くとうつ病と診断されます。うつ病の治療法としては抗うつ剤を用いた薬物療法に加え、精神療法も行われます。うつ病は誰でもかかりうる心の病であるという認識がありますが、気の持ちようで治ったり、放っておいて治る病では決してありません。
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うつ病患者への接し方 叱咤激励はしない 無理に外出や運動を勧めない 焦らず、長い目で見守る
もしうつ病の人がいたら、どのように接したらよいのかについても調べてみました。 うつ病は時がたてば治ることが多い病気です。そのため患者さんには将来を悲観させないことが必要です。 また患者さん自身の力だけではうつ病を切り抜けられないことを理解し、「がんばれ」や「甘えるな」といった叱咤激励をしてはいけません。 うつ病の人は旅行へ行く気力もないため、「旅行でもして気分転換をしてみてはどうか」など一般の人にするように安易に旅行へ誘ったり、また無理やり外出や運動をさせようとするのは、患者さんの負担となり症状を悪化させかねないため、注意をしなければなりません。 うつ病患者さんと付き合っていくには何より焦らず、長い目で見守ってあげることが必要です。
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内閣府の取り組み 内閣府では自殺対策 の取り組みとして、 睡眠キャンペーンを 行っている。
うつ病による自殺者が多い現在、内閣府も自殺者を削減する政策を行っています。 この睡眠キャンペーンもそういった政策の一つです。 中高年の自殺はがん、心疾患、脳血管疾患の三大死因に匹敵する問題 となっており、その自殺の原因はうつ病によるものも少なくありません。 しかし、「うつ」の症状には、本人の自覚しにくいものも多く、家族や周りの人も気づきにくい傾向があります。 そのような症状の中でも不眠は最も自覚しやすいものであり、2週間以上続く不眠を早期に発見することが、うつ病の早期発見、早期治療、ひいては自殺の予防にもつながります。 内閣府ではこのようなポスターを作成して、うつ病の早期発見を広めていこうとしています。
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まとめ 大きなイベントも終わり、講義に出るのが億劫 になってくる今日この頃。 五月病かもと思っている人がいたら要注意。
実はうつ病かもしれません。 まずは、優しく話を聞いてあげましょう。 最後にまとめです。 十人に一人がなるといわれているうつ病はとても身近な病です。 うつ病はCMで取り上げられていたりと一般的な認知度は上がっているように思われます。 うつ病による自殺者数が決して少なくないとは言えない現在、うつ病の早期発見のために内閣府も動いています。 これからは、世間のうつ病に対する理解が広まってきたので、うつ病を治すだけではなく、うつ病にかかり困っている人を見つけ出し、助けていくことも必要です。 私にできることは取り敢えずつらそうな人が周りにいたら、話を聞いてあげることではないだろうかと思いました。
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