アジャイル開発元年 2007年夏 平鍋健児.

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1 アジャイル開発元年 2007年夏 平鍋健児

2 XPが日本に紹介されてから7年たったが、現場にアジャイルは浸透しただろうか?

3 Yes アジャイルでチームを組んで繰り返し型開発、顧客とゴールを共有している。

4 No ウォーターフォールの滝に打たれている。このままでは、、、、

5 2つの波が来ています。 ビジネスが「変化へのすばやい対応」を求めています。Rubyに注目が集まっています。Ruby on Rails とアジャイル開発は、とても相性がよく、両者を組み合わせた開発がビジネスのニーズを満たします。 トヨタ生産方式をソフトウェア現場に適用する、というアイディアが、「ワークスタイル革新」として試行されています。デベロパーの創意工夫が、仕事の生産性と仕事の楽しさを取り戻すきっかけになります。

6 Business, Agile, Ruby

7 ミッション・リスク分割型ビジネスと ウォーターフォール型開発
1 発注 市場分析 市場 ビジネス IT 納品 リリース 半年から3年

8 要求の劣化 Standish group study report in 2000 chaos report

9 2 ミッション・リスク共有型ビジネスと アジャイル型開発 Web2.0型 市場 市場 ビジネス IT
ビジネスとITが一体になった 「OneTeam」を作り、ミッション とリスクを共有する。 やってみて、結果から戦略を 作りながら進む。 市場 ビジネス IT 2週間から半年 Web2.0型

10 Agile = インクリメンタル反復開発(IID)(1/2)
時間軸: 2週間~半年単位のリリースを繰り返す 機能軸  重要機能から積み上げる 反復(Iterative) インクリメンタル(Incremental) R1 R2 R3 開発 サービス 機能A 開発 サービス 機能B サービス 開発 機能C

11 Agile = インクリメンタル反復開発(IID)(2/2)
機能軸: 積み上げる(インクリメンタル) ビジネス重要度の高いものから開発する。 時間軸: 繰り返す(反復) 2週間~3ヶ月~半年のリリースを繰り返す。 早期にサービスを開始し、ビジネス効果を見ながら、投資を決めていく。 ビジネスの利点 不慣れなテクノロジに徐々に慣れていく。開発に不慣れな人材を教育する。 ITの利点 ビジネスとITがともに「学習」しながら、育っていく。

12 インクリメンタル反復開発(IID)の技術
アジャイル開発 XP、Scrum、プロジェクトファシリテーションをベースとしたアジャイル開発。 Rails フレームワーク Webアプリケーションを素早く作れるアプリケーションフレームワーク。 Ruby 言語 読みやすく、変化を受け入れる言語。

13 今後5年で起こること Java は1995年当初、遅くて使えない言語だった。
10年かかってWebアプリケーションの標準言語になったのは、CPUとネット速度の向上による。 今後5年で、Rubyで同じことが起こる。 CPUとネットが安くなるため、さらに「人にやさしい言語」、「変更に対応できるプロセス」、「人からチベーションを引き出す言語とプロセス」が、ビジネスでも実際に使われるようになる。

14 Rubyの優位性 ソースコードの読みやすさ プログラミングの楽しさ 習熟度にあった学習曲線 オープンクラス

15 Java から Ruby へ(1/3) for (int i = 0; i < 10; i++)
System.out.println(i); Ruby 10.times {|i| puts i }

16 Java から Ruby へ(2/3) 20.minutes.ago Java
new Date(new Date().getTime()- 20 * 60 * 1000); Ruby 20.minutes.ago 出展:

17 Java から Ruby へ(3/3) Java Ruby
public ActionForward edit(ActionMapping mapping, ActionForm form, HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws Exception {   PersonForm personForm = (PersonForm) form;   if (personForm.getId() != null) {     PersonManager mgr = (PersonManager)getBean("personManager");     Person person = mgr.getPerson(personForm.getId());     personForm = (PersonForm) convert(person);     updateFormBean(mapping, request, personForm);   }   return mapping.findForward("edit"); } Ruby def = Person.find(params[:id]) end 出展: A better idea is to create a flexible language and let human creativity flow.

18 Agile+Ruby Business Web2.0 Process Agile Framework Rails Language Ruby

19 まとめ 変化が早いビジネス領域では、「すべての要求を固めてドキュメント化し、それを一年かけて開発する」やり方では要求が変化・劣化する。
アジャイル開発はすばやくリリースを反復し、インクリメンタルに機能を提供し、変化に対応する。 アジャイル開発は、人とソフトウェアを成長させることで、変化に対応する。 Ruby, Rails は、マシンではなく、人の思考を自然に表現することに長けた言語とフレームワークである。 Ruby + Agile は、ビジネスの変化に対応し、かつ、「ソフトウェア」と「人」を育てる、現在最も有望な組み合わせである。

20

21 TPS, Agile, Workstyle

22 TPSとAgile, PF Waterfall PF TPS 見える化 Agile プロジェクト特性 ソフトウェア開発 生産革新 有効
ヒント TPS バランス もしくは、 混合 ヒント 要求変化率 メンバ数 クリティカルさ 企業文化 メンバスキル Agile 必須

23 WaterfallとAgileのハイブリッド
案3 後の工程を反復 案1 サブシステムで分ける Waterfall どう 混合? 案2 工程ごとに反復 アジャイル、TPS、 PFの心 案4 Agile

24

25 ソフトウェアは、ひとがひとのために作っている。

26 『WikiとXPをつなぐ時を超えたプログラミングの道』 江渡 浩一郎さん 『プロジェクトのファシリテーション』 本間 直人さん
『プロジェクトのファシリテーション』 本間 直人さん 『GTD+Rで日々の仕事をカイゼンしよう!(XPって一人でもできるんです)』 太田 憲治さん 『TPSコミュニティ・クロニクル~改善活動は人を変え、組織の壁を越える~』 和田 憲明さん 角野 泰次さん 金野 清隆さん 『Practices of an Agile Team』 木下 史彦さん 『明日から使えるXHTML1.1+CSS2.0で作るサイト ~ SNSサイトをデザインしてみる』 岸田 健一郎さん 『ソフトウェア開発ゲーム』水越明哉さん 『アジャツール! オブラブ夏イベント号外発行!!』 懸田 剛さん 『オブLOVEワールドカフェ 2007夏 帰郷』天野 勝さん  ライトニングトークス 平鍋健児 司会

27 From Patterns to Agile Movement
A Pattern Language, The Timeless Way of Building, etc. Christopher Alexander ’70s Nature Of Order Christopher Alexander ‘02 Refactoring William Opdyke/ Ralph Johson/ ‘93 Design Patterns GoF ‘95 Refactoring (Book) Martin Fowler ‘00 ‘04 Refactoring To Patterns PLoP Ward/Kent/Ralph Johnson/ Jim Coplien/Grady Booch ‘93 Joshua Kerievsky Using Pattern Languages for Object-Oriented Programs Ward Cunningham/ Kent Beck ‘87 XP Embrace Change Kent Beck ‘00 Agile Alliance ‘01 EPISODES Ward Cunningham ‘95 Organizational/Process Patterns James Coplien ‘94 SCRUM Ken Schwaber/Mike Beedle ‘02 Agile Modeling Scott Ambler ‘01 Process Patterns Scott Ambler ‘98

28 Date today = november(20, 1997);

29 Ward Cunningham Alistair Cockburn Kent Beck

30             太田 憲治氏 (OHTA Kenji)  クリエイトシステム  『GTD+Rで日々の仕事をカイゼンしよう!(XPって一人でもできるんです)』 オブラブ帰郷ということで、原点に戻って仕事の片付け方そのものをカイゼン してみませんか?ロディア(メモ用紙)を使うだけでストレスフリーな生活が送れる 「GTD+R」を体験しましょう。メタファは「XPひとり」(^^;

31 ソフトウェアは、ひとがひとのために作っている。

32 ※声かけてください、サインします。


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