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メカトロニクス 11/24 アナログ電子回路 (OPアンプの使い方) メカトロニクス 11/24
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電子部品 電子回路を構成する基本的な部品 抵抗 コンデンサ ダイオード トランジスタ などについて メカトロニクス 11/24
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抵抗 上図の回路記号で表される。左側がJISで決められた記号ではあるが、右側の表記が現在でも一般的に用いられている。
オームの法則 V(電圧)=I(電流)×R(抵抗) 抵抗ではW(電力)=VI = I2R=V2/Rの電力が熱に変わる。大きな電力が消費される場合は放熱を考慮する必要がある。 メカトロニクス 11/24
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抵抗 カーボン抵抗器 1/8W 1/4W 1/2W 1/4W金属皮膜1% (高精度) 1W酸化金属皮膜 セメント抵抗
電力容量により大きさが変わる。 電子回路において抵抗の発生する熱にたいして十分余裕を持った抵抗器を使用する。 メカトロニクス 11/24
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抵抗 集合抵抗 ディジタルIC回路で良く使われる。
デジタル回路ではデータラインの8本の配線に同じ値の抵抗を用いた回路が頻繁に現れる。その部分に多数の抵抗が並ぶとスペースや配線の信頼性などで問題がおきる可能性が増えるので、複数の抵抗を1つのパッケージに収めた集合抵抗が用いられる。 中身は色々な種類の結線がある。 (a)共通端子あり (b)個別端子 集合抵抗 メカトロニクス 11/24
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可変抵抗 ボリュームタイプ シャフトを外部に出して、つまみで変化させることが出来るタイプ 左がサーメットタイプ 右が炭素皮膜タイプ
シャフトを外部に出して、つまみで変化させることが出来るタイプ 左がサーメットタイプ 右が炭素皮膜タイプ いずれもパネルにナットで固定する。 半固定タイプ ドライバーなどでまわすタイプで、一度変更したら、あとは余り動かさないところに使う。主に、調整用に使われる。 固定は普通基板に直付けする。 左端は多回転型で5回転で一巡するタイプ 小型でプリント基板取りつけ メカトロニクス 11/24
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コンデンサ 電圧をかけると電荷が蓄えられる素子。 直流の電流は流せないが、交流の信号は周波数が高いほど通すことができる。
基本的にコンデンサの部分で電力の損失は起きないので発熱したりはしないが、大電流の出入りが続くと内部抵抗の発熱が問題になることがある。 メカトロニクス 11/24
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コンデンサ セラミックコンデンサ 容量により円盤の直径が異なるが小型。 高周波特性が良いため、バイパスコンデンサとして多用される。
容量により円盤の直径が異なるが小型。 高周波特性が良いため、バイパスコンデンサとして多用される。 コンデンサ フィルムコンデンサ マイラーコンデンサ 温度特性に優れる 雑音特性が良いためオーディオ回路などに多用される 積層セラミックコンデンサ 小型で比較的容量大 バイパスコンデンサ(パスコン)に多用される メカトロニクス 11/24
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各種大容量コンデンサ 電解コンデンサ 大容量ながら小型である。 電源の平滑用、電源バイパス用に多用される 耐圧があるので注意
大容量ながら小型である。 電源の平滑用、電源バイパス用に多用される 耐圧があるので注意 ブロック型電解コンデンサ 大容量です。 電気二重層コンデンサ 特に大容量で、メモリのバックアップなどに使われる 特に大容量のものは電気自動車の運動エネルギーの回収に使われたりする。 各種大容量コンデンサ メカトロニクス 11/24
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各種可変容量コンデンサ 左側がエアバリコン 右の2つがポリバリコン ポリバリコンには同調用 のつまみが付いているものもある。
トリマーコンデンサ 無線機の同調の微調整などのために使われるバリコンで、プリント基板への直付け型の形をしています。 メカトロニクス 11/24
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ダイオードの性質 図の左から右の方向にしか電流を流さない。 ダイオードの一般的な電圧ー電流の特性を詳細に見ると左図のようになる。
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ダイオード A:アノード K:カソード カラー帯があるほうがカソードとなります。 メカトロニクス 11/24
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ブリッジダイオードの結線図 上側はブリッジダイオード 下(緑の枠内)は汎用整流ダイオード
交流の電気を直流にする際にトランスの利用効率を高くするためにダイオード4本を結線図のように組み合わせて用いることが多い。そこで、最初から4本のダイオードを1つのパッケージに収めたブリッジダイオードが用意されている。 メカトロニクス 11/24
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トランジスタの動作原理 トランジスタはコレクタに電圧をかけておき、ベースからエミッタへ微小な電流を流すとコレクタからエミッタへベースに流れる電流のhfe(電流増幅率)倍の電流が流れる素子である。 普通のトランジスタではhfeは100~200倍程度である。 メカトロニクス 11/24
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トランジスタ 小信号用トランジスタ 大電流用トランジスタ
発熱が多い場合は放熱器(ヒートシンク)をつけてトランジスタの温度が上昇し過ぎないようにする。 メカトロニクス 11/24
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トランジスタの特性 トランジスタの電極の呼び方 コレクター(C) コレクター(C) ベース(B) ベース(B) エミッター(E)
NPN型トランジスタ 2SC***, 2SD*** PNP型トランジスタ 2SA***, 2SB*** トランジスタの電極の呼び方 メカトロニクス 11/24
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トランジスタの性質 (a)NPN型トランジスタ (b)PNP型トランジスタ 2SC, 2SD型 2SA,2SB型 トランジスタの基本動作
トランジスタの基本動作 メカトロニクス 11/24
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トランジスタのB(ベース)からE(エミッタ)に0.6V以上の電圧がかかるとダイオードと同様な特性で電流が流れる。電流が流れている時のBE間の電圧は0.6~0.7Vでほぼ一定である。
ベースからエミッタへ電流が流れるとコレクタに電圧(エミッタより0.3V程度以上)がかかっているとベースに流れる電流ibの定数倍(hfe)の電流が流れる。電流が流れることでコレクターの電圧が0.3V以下になると電流値はそれ以上増えない。 トランジスタの基本動作 メカトロニクス 11/24
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トランジスタの使用例(デジタル回路との組み合わせ)
図のようにICの出力電流を受けて大きな電流のコントロールをするときにトランジスタを使用する。 トランジスタの使用例(デジタル回路との組み合わせ) メカトロニクス 11/24
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トランジスタの保護(誘導性負荷に対して)
トランジスタで電流バッファを行う際、負荷にモータやソレノイドのような誘導性の機器が接続されるときは、電流のon/offの際に発生する起電力によってトランジスタが破壊されるのを防ぐため図のような向きにダイオードをつないで保護をする。 トランジスタの保護(誘導性負荷に対して) メカトロニクス 11/24
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配線とコネクタ メカトロニクス 11/24
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・信号の種類 電力用(電流値を確認)、信号用(信号のレベルは何V程度か)
配線材(電線)の選び方 ・信号の種類 電力用(電流値を確認)、信号用(信号のレベルは何V程度か) ・同じ個所に何本の電線が必要か?(芯線の数を決める) ・電力用と信号用の電線を一つにしない。 メカトロニクス 11/24
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電線の許容電流 メカトロニクス 11/24 単線(銅) 直径[mm]許容電流[A] 1.0 16 1.2 19 1.6 27 2.0 35
1.0 16 1.2 19 1.6 27 2.0 35 2.6 48 3.2 62 4.0 81 メカトロニクス 11/24
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電線の許容電流 メカトロニクス 11/24 面積 ニッケル覆銅線 ニッケル線 より線 0.5 10 8.8 4.3
面積 ニッケル覆銅線 ニッケル線 より線 電線の許容電流 配線の金属の断面積と許容電流の表である。面積は[mm2]、電流値は[A]である。 メカトロニクス 11/24
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メカトロニクス 11/24 普通の電力用線 配線用の電線 通常、信号の種類によって色を使い分ける 例:黒:グラウンド(0Vの基準となる部分)
赤:正の電源 黒はグラウンド以外の信号には使わないこと。間違っていると電気に詳しい人ほどトラブルの元になる。 多芯ケーブル 多くの配線が必要なときに用いる。 フラットケーブル 多くの配線が必要なときに用いる。 メカトロニクス 11/24
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同軸ケーブル 信号線の周りにグラウンドと同電位となる網状の銅線で包んだ形状をしている。外部からのノイズが中心の信号線に届かないようになり、微弱な信号の伝達が可能になる。 メカトロニクス 11/24
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コネクタ メカトロニクス 11/24 配線を必要に応じて着脱する場合はコネクタを用いる。 コネクタの選び方 プリンタのコネクタ(旧型)
・信号線の数 ・着脱の頻度 ・ロックの有無 を最初に確認して選ぶ。 プリンタのコネクタ(旧型) RS-232Cのコネクタ ハードディスク接続用コネクタ メカトロニクス 11/24
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メカトロニクス 11/24 ピンジャック(RCAプラグ) オーディオやビデオに使われる BNCコネクタ 計測器などに使われる。 ミニジャック
オーディオ信号に使われる。 F型コネクタ TVやFMのアンテナ線の接続に使われる。 メカトロニクス 11/24
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