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高圧ガスボンベの安全な 取り扱いと管理 安全管理委員会 高圧ガス危害予防部会 2008.11.27  高圧ガスボンベの管理講習会.

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1 高圧ガスボンベの安全な 取り扱いと管理 安全管理委員会 高圧ガス危害予防部会   高圧ガスボンベの管理講習会

2 目的 本学で実験等に使用されているガス類の多くは、  高圧ガスボンベに保管されており、その取り扱いについては高圧ガス保安法を遵守する必要があります。 1つの建物で、高圧ガスの貯蔵量が300㎥を超えると愛知県への届け出などの手続きをする必要が生じます。そのため高圧ガスを使用する皆様に、法律及び高圧ガスについての基本的な知識を修得していただき、高圧ガスボンベの削減を含めた適正管理をお願いするため今回の安全講習会を実施します。   高圧ガスボンベの管理講習会

3 法律の基礎知識   高圧ガスボンベの管理講習会

4 高圧ガス保安法とは  高圧ガス保安法は昭和26年6月7日に公布された法律で、平成8年に「高圧ガス取締法」から「高圧ガス保安法」に改称されました。その目的は第1条で次のとおり規定されています。 第一条  この法律は、高圧ガスによる災害を防止するため高圧ガスの製造、貯蔵、販売、移動その他の取扱及び消費並びに容器の製造及び取扱を規制するとともに、民間事業者及び高圧ガス保安協会による高圧ガスの保安に関する自主的な活動を促進し、もつて公共の安全を確保することを目的とする。   高圧ガスボンベの管理講習会

5 高圧ガスとは 1 常用の温度において圧力(ゲージ圧力をいう。以下同じ。)が1MPa以上となる圧縮ガスであつて現にその圧力が1MPa以上であるもの又は温度35度において圧力が1MPa以上となる圧縮ガス(圧縮アセチレンガスを除く。) ※本学で主に使用されていガスボンベのガスは、ほとんどが この第一項に該当します。 2 常用の温度において圧力が0.2MPa以上となる圧縮アセチレンガスであつて現にその圧力が0.2MPa以上であるもの又は温度15度において圧力が0.2MPa以上となる圧縮アセチレンガス   高圧ガスボンベの管理講習会

6 高圧ガスとは 3 常用の温度において圧力が0.2MPa以上となる液化ガスであつて現にその圧力が0.2MPa以上であるもの又は圧力が0.2MPaとなる場合の温度が35度以下である液化ガス 4 1~3のほか、温度35度において圧力0Paを超える液化シアン化水素、液化ブロムメチル及び液化酸化エチレン ボンベのガスや液体寒剤を取り扱うときには、 高圧ガスを扱っているという意識を持ってください。   高圧ガスボンベの管理講習会

7 高圧ガス保安法で用いる圧力の単位 高圧ガス保安法では”圧力(ゲージ圧力をいう。以下同じ。)”と定義されており、法律の中で使われる“圧力”とは特に断りのない限りゲージ圧力をいいます。 これは1気圧における相対的な圧力で、1気圧の状態で圧力計の指針がさす圧力となり、単位は、メガパスカル(MPa)が用いられています。 1Pa:1㎡あたりに1N(ニュートン)の力がかかっている状態 MPa:M(メガ)は10の6乗の意味、1MPa=1,000,000Pa 1N :質量1kgの物体に1m/s2の加速をさせる力の大きさ 1気圧:平均的な地表面での気圧、1気圧=0.1013MPa   高圧ガスボンベの管理講習会

8 高圧ガスの製造とは 一般的な製造とは定義が異なり、圧力や状態を変化させ高圧ガスにすることや高圧ガスを容器に充填することをいいます。
具体的には次のような場合が考えられます。  1. 圧力を変化させる場合    高圧ガスでないガスを圧縮し高圧ガスにする。    高圧ガスをより圧力の低い高圧ガスにする。  2. 状態を変化させる場合 気体状のガスを高圧ガスである液化ガスにする。 液化ガスを高圧ガスである気体状のガスにする。  3. 高圧ガスを容器に充填する場合    大型の容器から小型の容器に移し替える。   高圧ガスボンベの管理講習会

9 私たちが高圧ガスの「製造」や「貯蔵」をしていると
高圧ガスボンベの貯蔵とは 1本でも高圧ガスボンベを2時間以上室内に置けば、貯蔵となります。ガスを使用したかどうかは関係ありません。 その貯蔵量によって、貯蔵所、第2種貯蔵所、第1種貯蔵所に分類されます。 どの場合でも、法令の対象となります。 私たちが高圧ガスの「製造」や「貯蔵」をしていると おわかりいただけたでしょうか。   高圧ガスボンベの管理講習会

10 左:7m3ボンベ 内容量:47L 充填圧力:14.7MPa 右:1.5m3ボンベ 内容量:10.5L 2008.11.27
  高圧ガスボンベの管理講習会

11 貯蔵所の区分 ある建物がどの「貯蔵所」となるか 貯蔵所:300m3未満(47Lボンベ42本未満) 第2種貯蔵所(県への届け出が必要):
第1種貯蔵所(県への申請、許可が必要):  第1種ガス(不活性ガスまたは空気)3,000㎥以上   第2種ガス(第1種ガス以外)     1,000㎥以上 ※建物間で容器置き場間の距離が30m以内だと貯蔵量は2つの建物の合算量となる。 必要以上に貯蔵しないようご協力ください!   高圧ガスボンベの管理講習会

12 高圧ガスボンベ管理システムのURL: http://www.anei.nitech.ac.jp/gas/manage/
高圧ガスボンベ管理システムのURL:  建物別ガス保有状況 今回 前回 修正合計 合計 セラ研A棟 103.2 247.57 101.33 222 作業棟 0.0 32.67 70 セラ研B棟 7.0 21 18.67 42 保健センター 2.0 3 54号館 440.3 1265 420.33 1247 53号館 9.8 14.5 16 23 22号館 387.3 507 404.83 618.5 21号館 64.6 106.6 38.17 54.5 19号館 161.8 298.5 469.83 939 18号館 9.0 24 28.5 43.5 17号館 157.8 338.5 5.17 15.5 16号館 53.8 105.5 51.67 126 15号館 17 13号館 183.4 236.8 12号館 5.3 10 5.33 11号館 95.7 193 259.5 492.5 6号館 152.8 271.5 211 374 3号館 176.0 299.5 111.17 176.5 2号館 420.0 818 430.33 761 1号館 608.4 1133.1 422.83 726   高圧ガスボンベの管理講習会

13 高圧ガスボンベの基礎知識   高圧ガスボンベの管理講習会

14 ガスの種類と容器の色(日本の場合) ガス名 容器色 酸素 黒 水素 赤 液化炭酸ガス 緑 液化アンモニア 白 液化塩素 黄 アセチレン 褐
その他のガス その他のガスの例:ヘリウム、窒素、メタン、混合ガス等々 ※ 危険なガスも「ねずみ色」の場合があるので注意が必要!!   高圧ガスボンベの管理講習会

15 ガスボンベの構造と刻印されている内容 ボンベ元バルブ 容器検査記号 ガス名称 容器検査業者 容器製造業者 容器番号 耐圧試験年月 内容積L
耐圧試験圧力 MPa 容器質量 kg 最高充填圧力 MPa   高圧ガスボンベの管理講習会

16 高圧ガスボンベ取り扱いに関する基礎知識   高圧ガスボンベの管理講習会

17   高圧ガスボンベの管理講習会

18 ◎高圧ガスボンベは、使用期限がありますので、空になった容器や使用予定がなくなった容器は、速やかに返却する。
◎高圧ガスボンベは、床に固定されたボンベスタンドに(上下2ヶ所の固定ベルトを用いて)しっかりと固定する。 ◎酸素と可燃性ガスは必ず区分して貯蔵する。   高圧ガスボンベの管理講習会

19 ◎高圧ガスボンベの移動には、ボンベキャリー  を使用する。 ◎可燃性、毒性ガスのボンベは通風の良い場所  で貯蔵、使用する。 ◎可燃性、支燃性、毒性ガスの周囲2m以内で  は火気の使用を禁止する。(引火性、発火性の  物を置かない。) ◎酸素と可燃性ガスは離して使用する。   高圧ガスボンベの管理講習会

20 ◎ボンベ元バルブは全開にしない。(全開まで開けたら、必ず少し戻しておく。バルブが動く状態が開いている状態とする。) ◎使用時には、元バルブハンドルを取り付けておく。(非常時にすぐに閉めることができるようにしておく。) ◎使用後は、必ず元バルブを閉じ、ハンドルを外しておく。 ◎対応についての相談は、安全管理室まで   高圧ガスボンベの管理講習会

21   高圧ガスボンベの管理講習会

22   高圧ガスボンベの管理講習会

23   高圧ガスボンベの管理講習会

24   高圧ガスボンベの管理講習会

25   高圧ガスボンベの管理講習会

26   高圧ガスボンベの管理講習会

27   高圧ガスボンベの管理講習会

28   高圧ガスボンベの管理講習会

29 圧力調整器の基礎知識   高圧ガスボンベの管理講習会

30 目的にあった調整器 取り付け 圧力の読み取り バルブ操作 ブランク   高圧ガスボンベの管理講習会

31 窒素ガス用   高圧ガスボンベの管理講習会

32 ヘリウムガス用 切り欠き 左ネジ   高圧ガスボンベの管理講習会

33 ○ 圧力調整器の選定 ○ 圧力調整器の取り付け ○ 圧力調整器の操作 ○ 圧力調整器の取り外し
○ 圧力調整器の選定  ・ ガスの種類により、使ってはならない材料があるのでガスにあった物を使用する。  ・ 使用目的に見合った、圧力範囲を選ぶ。 ○ 圧力調整器の取り付け  ・ 右ねじと左ねじに注意して、しっかりと締め付ける。 ○ 圧力調整器の操作  ・ 圧力調整バルブの操作は正確にゆっくりと確実に行なう。 ○ 圧力調整器の取り外し  ・ 元弁を閉め、調整器内部のガスを放出してから取り外す。   高圧ガスボンベの管理講習会

34 安全について 〜事故例から学ぶ〜   高圧ガスボンベの管理講習会

35 〈事故例1〉 1991年10月、大阪大学工学部 モノシラン・亜酸化窒素混合ガスの爆発事故
実験中に高圧ガス容器が爆発し、シリンダーキャビネットを破壊、都市ガスや有機溶剤に引火して火災も発生。学生2名が死亡、他5名が軽傷、校舎の一部を焼くという悲惨な事故であった。   高圧ガスボンベの管理講習会

36 〈事故例2〉 ・ ある大学で、酸素ガスボンベを使用しようとして、元バルブを開けたときに調圧弁の1次側から発火して、火傷を負った。 ・ 原因:不明   高圧ガスボンベの管理講習会

37 〈事故例3〉 北海道大学工学部応用物理学科実験棟の低温実験室で液体窒素が流出して酸欠状態になり、実験中の2名が死亡した。
原因: 冷却装置が故障したため、液体窒素で室温を下げようと室内に40Lの液体窒素を撒いて、数時間後に入室して酸欠状態になった。   高圧ガスボンベの管理講習会

38 酸素濃度低下による人体への影響 酸素濃度 症状 21%(通常の大気) 18%(安全限界) 不快感 16% 呼吸や脈拍の増加、頭痛など 12%
不快感  16% 呼吸や脈拍の増加、頭痛など 12% めまい、吐き気、筋力低下 (脱出不可能) 10% 顔面蒼白、意識不明 6% 呼吸停止、けいれん、死亡   高圧ガスボンベの管理講習会

39 おわりに   高圧ガスボンベの管理講習会

40 安全に高圧ガスを使用するために 1.高圧ガスに関して十分な知識を持ち、常に正確な操作に心がけて下さい。 2.慣れと油断に気をつけて下さい。
3.高圧ガスの貯蔵量を極力減らすよう、ご協力下さい。 4.学生への安全教育を実施し、事故が起きないよう安全に使用して下さい。   高圧ガスボンベの管理講習会


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