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性に関する正しい知識や技術を 同世代の仲間(peer:ピア)で一緒に考える ピアカウンセリング活動

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Presentation on theme: "性に関する正しい知識や技術を 同世代の仲間(peer:ピア)で一緒に考える ピアカウンセリング活動"— Presentation transcript:

1 性に関する正しい知識や技術を 同世代の仲間(peer:ピア)で一緒に考える ピアカウンセリング活動
くまぴあ

2 1、問題・課題 10代の人工妊娠中絶率 全国第2位 中・高校生から避妊や性感染症予防について考え、実践する力を身につけることが必要
10代の人工妊娠中絶率 全国第2位 中・高校生から避妊や性感染症予防について考え、実践する力を身につけることが必要 →『健やか親子21』の取り組みのひとつ ピア(peer:仲間)カウンセリングの推進

3 ピアカウンセリングとは‥ 性=生の自己決定能力を育む教育として、当事者自身が主体となって行動変容をもたらす効果的な健康教育
同世代の仲間(peer)教育により妊娠や性感染症の認識が高まり、性行動に関する正しい知識に基づいて、自分で判断する能力を育むために有効

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7 2、目的 くまぴあの主な活動内容 ・高校生のピアエデュケーター養成 ・高校でのピアエデュケーション活動 ・エイズ予防啓発キャンペーン

8 2、目的 高校生のピアエデュケーター養成 大学生 より良く生きる大切さ 性の理解 ピアエデュケーター養成講座 高校

9 2、目的 高校でのピアエデュケーション活動 性教育や人権教育の一環として高校で実施 ・自分と他者の違い ・他者の価値観を認めること
・自分の考えを相手に伝える能力の育成 →未来の目標を持ち、「今自分のすべきこと、どのような人生を歩んでいくべきか」自分自身で考えるきっかけとする。

10 2、目的 エイズ予防啓発キャンペーン 一方的な知識の提供ではなく、ロールプレイや自由な質疑応
答を通して、エイズや性感染症の正しい知識の定着を目的と して取り組んでいる。 熊本市保健所と協働して、熊本市内の高校や大学の文化祭時に 在学生と協力して行っている。

11 3、提言内容の根拠や検証 高校生のピアエデュケーター養成 4ヵ月後 ① コミュニケーションスキルを学ぶ ②自己や他者の理解を深める
平成20年度 16名    21年度 36名    22年度 42名 ① コミュニケーションスキルを学ぶ ②自己や他者の理解を深める ③性について考える ベーシックセミナー(1泊2日) 「他者に共感する」 「異性との向き合い」 「価値観を認める」 「話を聴くときの態度」 4ヵ月後 フォローアップセミナー 自分自身や周囲に生じた変化、悩みや思い、を ピアエデュケーターの仲間同士で話し合い、共有 高校生の意見

12 3、提言内容の根拠や検証 ・高校でのピアエデュケーション活動 ホームルーム、性教育、人権教育の1~2コマ 現在までの実施校 ・大津高校
・鹿本農業高校 ・南稜高校 ・小国高校  

13 3、提言内容の根拠や検証 「人それぞれ、考え方やとらえ方が違うことが改めてわかった。 だからこそ、自分も相手も大切にしなければならない、と
感じた。」 「自分の未来なんて、あまり考えたことがなかった。 今は今を楽しんで生きることしか頭になかったので、 これからは後のことを考えて行動していきたい」 コミュニケーションの大切さや、多様な価値観への気づき、 未来や過去を考える機会になった。

14 3、提言内容の根拠や検証 ・エイズ予防啓発キャンペーン アンケート調査、エイズや性感染症に関する知識の享受 ロールプレイ これまでの活動の場
 アンケート調査、エイズや性感染症に関する知識の享受  ロールプレイ これまでの活動の場 ・東稜高校    ・中央高校 ・熊本農業高校 ・熊本西高校 ・第一高校 ・熊本保健科学大学 ・崇城大学

15 3、提言内容の根拠や検証 「学校で習っていたけれど、今日習ってもっと良く理解できた。」 「エイズって、自分には関係ないと思っていたけれど、
熊本でも結構多くの人がなっているんだ。」 エイズや性感染症の予防啓発の機会となっている。

16 4、提言内容 同年代の仲間であるピア(peer)が行う ピアカウンセリング活動を普及させていきたいと考える。
・同世代の仲間である大学生が行うことで、大人には話せない悩みや不安、 多様な価値観を共感・共有することができる ・性教育とは生きる教育であり、単なる知識の提供だけでなく、 コミュニケーションや自己や他者の理解、自己表現など「生きる教育」と して考えていくことが必要である。 ・相手の話を聞いたり様々な人と関わったりすることによって、 対象者の意識が変化し、それに伴い、話の聞き方や友人関係、 性行動等への行動変容が期待される。

17 5、考察 「性」を生き方としてとらえることをテーマとし、主に コミュニケーション、セクシュアリティを共に 考えていくことで、
高校生自身に必要な知識や技術の習得、今後の 自分の生き方について考えてもらう機会とすることを 目指している。

18 5、考察 活動の限界 ①時間が限られており、伝えたいことを十分に伝えられない。 ②ピアカウンセリングを学校教育で行うことへの抵抗がある。
③ピアデュケーションへの認知度が低い。 ④活動資金の確保が難しい。 ⑤大学生のピアカウンセリング技術の維持・向上が難しい。

19 5、考察 改善策 ・行政に学校とピアカウンセラーを結びつけてもらうことで、 両者が出会うきっかけとなる。
・養護教諭だけでなく、その他の先生にもピアカウンセリング 活動を知ってもらうために、行政とともに広報活動に取り組む。 ・行政、学校、ピアカウンセラーが協働して行うことにより、 効率良く効果的にピアカウンセリング活動を行うことができる。

20 5、考察 改善策 ・ピアカウンセリング活動を多くの人に普及させ、活動を行う 中で多方面からの働きかけがあることで、ピアカウンセリング
活動はさらに充実すると期待している。 男子大学生、教育学部養護教諭養成課程の学生、他大学や専門学校の学生、 ボランティアなど


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