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膵臓癌 13 大河原 37 佐久間 61 塚 本 85 肘 井 109 山 口
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膵臓 長さ約15cm厚さ約2cm重さ約70gの ピストルのような形をした消化器官で、後腹膜器官である。
膵頭、膵体、膵尾の3部分に区分される。 右端が膵頭で、もっとも太く、かつ鉤(かぎ)の頭のように曲がっており、膵頭全体は十二指腸のC字状に彎曲(わんきょく)した部分 にはまり込んでいる。膵頭に続く膵体は脊柱(せきちゅう)を横切るように左方へと延びている。左方は細い膵尾となり、膵尾の左端は鈍くとがっている。膵尾の部分は脾臓(ひぞう)の下部に接している。 すい臓の働きは、①すい液の合成②ホルモン(インスリン、グルカゴンなど)などの合成である。 すい液の働きは (1)アルカリ液(pH8.5)により、胃から十二指腸に運ばれた内容物を中和すること、(2)消化酵素により、食事由来の糖質、タンパク質、脂肪を分解することである。すい液はすい臓の中に巡らされた膵管の中に分泌され、細かい膵管はすい臓の中で集まり,主膵管・副膵管になる。主膵管は肝臓から膵頭部の中へ入ってくる総胆管と合流し,大十二指腸乳頭(ファーター乳頭)というところへ開口する副膵管はファーター乳頭よりも2~3cm口側に開口する(小十二指腸乳頭)。 ホルモン インスリン:ランゲルハンス島のβ細胞から分泌され、血糖を下げる働きがある。 グルカゴン:ランゲルハンス島のα細胞から分泌され、血糖を上げる働きがある。
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膵臓癌 膵がんの90%以上は外分泌細胞から発生する。とくに膵管上皮細胞から発生したものを膵管がんとよび、一般に膵がんといえばこの膵管がんのことをさす。 日本では毎年2万人以上の方が膵がんで亡くなっている。膵がんは初期症状がなく発見された時には進行していることが多い。 予後が非常に悪く、摘出するがんの大きさが2cm以下であれば5年生存率は約30%、それ以上の大きさであれば約10%程度となっています。 膵がん 膵がんの90%以上は外分泌細胞から発生する。とくに膵管上皮細胞から発生したものを膵管がんとよび、一般に膵がんといえばこの膵管がんのことをさす。内分泌細胞から発生する膵内分泌腫瘍とはもとの細胞も,症状や経過も全く異なり、もとの細胞の名前をとってインスリノーマ,グルカゴノーマなどとよばれ,普通,膵がんとは違ったものとしてとり扱う。 予後が非常に悪く、摘出するがんの大きさが2cm以下であれば5年生存率は約30%、それ以上の大きさであれば約10%程度となっています。 日本では毎年2万人以上の方が膵がんで亡くなっている。膵がんは初期症状がなく発見された時には進行していることが多い。
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膵臓癌 膵内分泌腫瘍で膵臓癌としては進行が遅く、膵移植が成功。約7年間生存した
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膵臓癌 ある程度進行すると 食欲不振 吐き気・嘔吐 腹痛・長く続くみぞおちや背中の痛み・腰痛 急激な体重減少
消化不良(脂っこい物やお腹いっぱい食べた時に特に激しい) 全身倦怠感 黄疸 糖尿病が発症または悪化 などの症状が現れる。 ある程度進行すると •食欲不振 •吐き気・嘔吐 •腹痛・長く続くみぞおちや背中の痛み・腰痛 •急激な体重減少 •消化不良(脂っこい物やお腹いっぱい食べた時に特に激しい) •全身倦怠感 •黄疸 •糖尿病が発症または悪化 などの症状が現れる。 食欲不振 膵液の分泌が悪くなり、消化が促進されず結果的に食欲がなくなってくる。 吐き気・嘔吐 膵液の分泌悪化で消化不良が続き、慢性的な消化器系の疲弊が起こり嘔吐することがある。 腹痛・長く続くみぞおちや背中の痛み・腰痛 すい臓がんが大きくなると、膵液の流れが滞って部分的に炎症が起こり、みぞおち・腰や背中の痛みとなって現れる。 消化不良(脂っこい物やお腹いっぱい食べた時に特に激しい) 膵管が詰まることで膵液が十二指腸に流れなくなるために消化不良を起こしやすくなる。特に脂の消化ができなくなるため時に、激しい下痢がお腹いっぱいに食べた時起こりやすくなる。 急激な体重減少・全身倦怠感 がんが進行してくると、消化不良と衰弱で栄養摂取ができなくなり急激に体重が落ちる。体力もなくなり全身が倦怠感に覆われる。 黄疸 黄疸は膵頭部にできたがんが大きくなって胆管を圧迫し、胆汁の流れが悪くなるために起こる。 皮膚や白目が黄色くなったり,身体がかゆくなったり,尿の色が濃くなったりする。 また、胆汁が十二指腸に流れなくなるため便が白くなる。 糖尿病が発症または悪化 がんが進行すると、内分泌機能のひとつであるインスリンの分泌が少なくなり急に糖尿病が発症する。もしくは、もともとの糖尿病が急に悪化したりしたらすい臓がんの疑いが高くなる。 すい臓がんの末期症状 すい臓がんの末期になると、背部痛やすい臓周辺の痛みがさらに強まり、 体重も激減する。 黄疸もこの時期でははっきりと確認でき皮膚や白目が黄色くなる。体もかゆみが増し尿の色もさらに濃くなり、さらに腹水も大量にたまる。 最終的に、多臓器への転移が始まる。 門脈を通じて肝臓、肺、腎臓、骨、脳へ。浸潤により十二指腸、横行結腸、胆管、静脈へ転移していきます。すい臓は覆っている膜が薄く筋層がないためがん細胞が浸潤しやすく、周辺には大動脈や門脈が通っているため がん細胞が血液やリンパ液に流れ込んでしまい他の臓器に転移しやすい。
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膵臓癌 すい臓がんの末期症状 すい臓がんの末期になると、背部痛や膵臓周辺の痛みがさらに強まり、 体重も激減する。
黄疸もこの時期でははっきりと確認でき皮膚や白目が黄色くなる。体もかゆみが増し尿の色もさらに濃くなり、さらに腹水も大量にたまる。 門脈を通じて肝臓、肺、腎臓、骨、脳へ、浸潤により十二指腸、横行結腸、胆管、静脈へ転移する。 すい臓がんの末期症状 すい臓がんの末期になると、背部痛やすい臓周辺の痛みがさらに強まり、 体重も激減する。 黄疸もこの時期でははっきりと確認でき皮膚や白目が黄色くなる。体もかゆみが増し尿の色もさらに濃くなり、さらに腹水も大量にたまる。 最終的に、多臓器への転移が始まる。 門脈を通じて肝臓、肺、腎臓、骨、脳へ。浸潤により十二指腸、横行結腸、胆管、静脈へ転移していきます。すい臓は覆っている膜が薄く筋層がないためがん細胞が浸潤しやすく、周辺には大動脈や門脈が通っているため がん細胞が血液やリンパ液に流れ込んでしまい他の臓器に転移しやすい。
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膵臓癌 治療薬 ・ ジェムザール ・ TS―1 ・ シスプラチン 膵がんの治療にはジェムザール、TS―1などが用いられる。
時間の関係でこれらの薬剤については省略します。 今回は、ロキソニンが効かないほど進行しており、 指定された薬剤は鎮痛目的となっています。
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ロキソニン 商品名:ロキソニン(第一三共) 一般名:ロキソプロフェン NSAIDsの一種
ロキソニン 商品名:ロキソニン(第一三共) 一般名:ロキソプロフェン NSAIDsの一種 cox-2に比較的選択性を持ち、抗炎症作用に加えて鎮痛作用が強いのが特徴 プロドラッグであり半減期が短いので胃腸障害などの副作用が比較的少ない 抗炎症薬としては現在日本で最も使用されている薬である
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ロキソニン 適用 関節リウマチ 変形性関節症 筋肉痛 手術後の消炎・鎮痛 その他さまざまな消炎・鎮痛
オピオイドとの併用により鎮痛効果の相加的な増強が得られる(WHO3段階除痛ラダー)。
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ロキソニン 副作用 禁忌 胃腸障害 腎障害 造血系障害 中枢神経障害 アスピリン喘息 消化性潰瘍のある患者 重篤な血液異常のある患者
アスピリン喘息の既往歴がある患者 妊娠末期の患者
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痛みの抑制系を亢進するオピオイド受容体(主にμ)と オキシコンチンは長時間作用型(徐放性の錠剤)
オキシコンチン オキノーム ともに一般名はオキシコドン塩酸塩 痛みの抑制系を亢進するオピオイド受容体(主にμ)と 結合する強オピオイド(麻薬)である オキシコンチンは長時間作用型(徐放性の錠剤) オキシノームは即効型(即効性の粉薬)
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オピオイド受容体 μ 中脳水道周囲灰白質、内側視床 鎮痛、縮瞳、腸管運動減少、 多幸感、呼吸抑制 δ 脊髄、辺縁系 鎮痛、血圧低下 Κ 脊髄
μ 中脳水道周囲灰白質、内側視床 鎮痛、縮瞳、腸管運動減少、 多幸感、呼吸抑制 δ 脊髄、辺縁系 鎮痛、血圧低下 Κ 脊髄 不快感、精神異常
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使い分けについて がん患者の痛みには、 一日中継続する「持続痛」 それよりもさらに痛みの増す「突発痛」 がある
この「持続痛」には長時間作用型を 「突発痛」には短時間作用型を投与する もし、突発痛に長時間作用方を投与すると、血中麻薬濃度が上がり過ぎて 副作用が出やすくなる
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副作用 吐き気や皮膚の痒み 眠気 幻覚 便秘 ⇒他の薬で対処 重篤な副作用として、呼吸抑制 ⇒投薬の中止または
麻薬拮抗剤(ナロキソン、レバルファンなど) 禁忌 重篤な呼吸抑制のある者、気管支発作喘息の者 慢性肺疾患、麻痺性イレウス、痙攣状態
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タケプロンOD(15) 夕飯後一錠。OD錠は、舌でつぶして唾液で飲むことができる。
主成分:ランソプラゾール(PPIの第一選択薬のシェア48.0%で一位) プロトンポンプを阻害して、胃酸の分泌をおさえる。胃酸による胃粘膜への刺激が弱くなるので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治癒につながる。 ヘリコバクター・ピロリの除菌補助 非糜爛性胃食道逆流症の治療 低用量アスピリン療法または抗炎症・鎮痛 薬長期服用時における胃潰瘍の再発予防目的 副作用:アレルギー、胃腸障害、頭痛、眠気。まれに視力障害、血液障害。
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ノバミン (プロクロルペラジン マレイン酸塩)
ノバミン (プロクロルペラジン マレイン酸塩) フェノチアジン系(ピペラジン側鎖)の定型抗精神病薬 ドパミン受容体遮断作用により、統合失調症の治療や悪心・嘔吐を 抑制するために使われる 今回では… オピオイド鎮痛薬の副作用である吐き気・嘔吐を止めるために用いる ← CTZのD2受容体遮断による 副作用 手のふるえ、体のこわばり・つっぱり、口の渇き、尿が出にくい、便秘 目のかすみ、立ちくらみ、動悸 錐体外路症状
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酸化マグネシウム 作用 酸化マグネシウムは胃酸を中和して攻撃因子(酸・ペプシン・胆汁酸)を抑え、胃壁を保護する。 中和で生じた塩化マグネシウムは腸に移行して腸液のアルカリで炭酸水素マグネシウムとなり、塩類下剤として瀉下作用を発揮する。 今回では… オピオイド鎮痛薬の副作用である便秘に処方している 副作用 高マグネシウム血症…だるい、吐き気、口が渇く、発赤など 軟便、下痢、腹痛
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