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棚差しPOPの諸項目が 書籍探索時間に与える影響に関する研究
学籍番号 嶋津 直哉 (一礼) 嶋津直哉です。 私の研究「棚差しPOPの諸項目が書籍探索時間に与える影響に関する研究」の、研究内容についてご説明致します。
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本日の発表内容 研究の背景と目的 書籍探索に影響を与える要素と項目 視認性実験 視覚探索実験 結論 (レーザーポインタなどで画面を示しつつ)
本日の発表内容は、スライドに示した通りです。 まず研究の背景と目的、次に実験内容などに触れ、最後に結論を提示致します。
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1.研究の背景と目的 それではまず、研究の背景と目的について説明致します。
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全国書店新聞2002年10月21日号より抜粋。回答者数は639名(複数回答可)
書店に対する顧客の要望 ニーズの多様化 誘導器具(看板など)の改善 地域差がある (クリック) 全国書店新聞2002年10月21日号より抜粋。回答者数は639名(複数回答可)
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棚差しPOPの改善 誘導器具の種類 誘導機器・・・店内見取り図、検索機、棚差しPOPなど 店内見取り図 検索機 棚差しPOP
店内見取り図 検索機 棚差しPOP
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研究目的 本研究では「標識が分かりにくい」という顧客 からの要望に応えるべく、誘導器具である棚差 しPOPの表示方法が書籍探索時間に与える影 響について検討した。
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2.書籍探索に影響を与える 要素と項目
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(書籍探索)=(可読)×{(POP探索+書籍発見)}
書籍探索に影響を与える要素 (書籍探索)=(可読)×{(POP探索+書籍発見)} 「見えるか」 →視認性 「探しやすいか」 →視覚探索 見えるか 探しやすいか 「書籍探索時間」という言葉についての説明 (POP探索)+(POPを発見してから書籍を探す時間) →視認性 →視覚探索
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書籍探索に影響を与える諸項目 視認性に影響を与える項目 視覚探索に影響を与える項目
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実験を行うにあたって ○被験者数 視認性実験:4名 ※男女各2名、平均視力0.85 視覚探索実験:2名 ※男女各1名、平均視力0.95 ○対象とする店舗(イメージ) 店舗サイズ:14.8m×19m (約281㎡) 通路アイル:570cm (棚3架+片側に平積み台)
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3.視認性実験
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実験の方法と変化項目 実験で変化させた項目 ・ 距離(210~570cm 3段階) ・ 文字サイズ(30~60pt 4段階)
被験者人数 被験者条件 条件を明示(店舗の広さなど) 実験の手順 ① 監督者がPOPを掲示する ② 被験者がPOPを読む ③ 監督者がPOPを交換する ※以下、②と③繰り返し 実験で変化させた項目 ・ 距離(210~570cm 3段階) ・ 文字サイズ(30~60pt 4段階) ・ 字体(ゴシック体、明朝体) ・ 字間(10~70pt 4段階)
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文字のサイズと可読率の関係 50ptと60ptでは100% 文字サイズは 50pt以上が必要
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4.視覚探索実験
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実験の方法と変化項目 実験が2つあることに言及 本実験で変化させた項目 ・ 距離(6段階) ・ POP枚数(1~5枚 3段階)
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POP枚数と探索時間の関係 POP枚数は3~5枚程度が良い
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5.結論
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結論 本研究により、以下の条件下で書籍探索時間 が短縮されることが明らかになった。 ・POPの文字サイズ → 50pt以上
本研究により、以下の条件下で書籍探索時間 が短縮されることが明らかになった。 ・POPの文字サイズ → 50pt以上 ・棚1段あたりのPOP枚数 → 3~5枚 ・字体 → ゴシック体(視認性が低い場合) また、字間は書籍探索時間に大きな影響を与えないことが分 かった。 店舗によってどのように使えば良いのか、を説明
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ご清聴ありがとうございました
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主通路 ■仮想店舗データ■ 【店舗規模】 幅14.8m × 奥行19m(281㎡) 【棚】 幅180cm × 奥行30cm 【通路長】
【通路幅】 主通路 200cm 副通路 180cm 支通路 160cm 主通路 支通路 副通路
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