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情報基礎実習I (第1回) 木曜4・5限 担当:北川 晃
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評価方法 レポート:100% プログラミング課題 その他 その他,出席状況などを加味して総合的に判断する.
毎授業,Microsoft Windows 7/8.1/10が 動作するコンピュータを持参すること.
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情報基礎II(月4)にて,文法事項の学習を行う
この講義で扱う内容 アルゴリズムとは何か Microsoft Visual Basicを用いた 初歩的なプログラミング Visual Basicの基本的な文法 アルゴリズムの実装の仕方 判断・分岐,飛び越し,繰り返しの処理の仕方 ソースコードを実際に入力し,動作を確認 様々な日常問題への応用 情報基礎II(月4)にて,文法事項の学習を行う
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参考書
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Visual Studio 2015のインストール ‘vs_community_JPN.exe’をダウンロードし,セットアップする.
‘vs_community_JPN.exe’をダウンロードし,セットアップする.
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Visual Studio 2015のインストール(続き)
ダウンロードしながらセットアップが進む.
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Visual Studio 2015の起動 初回起動時に,Microsoftアカウントでのサインインが促される.
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Visual Studio 2015を使ってみよう ファイルメニューから,新規作成→プロジェクトを選ぶ.
Visual Basicからコンソールアプリケーションを選び, ’Hello’と名前をつける.(保存箇所にも注意)
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プログラミングの第一歩 ここにプログラムを書く. Sub:サブルーチン, ひとかたまりのプログラム (値を返さない)
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プログラミングの第一歩(続き) Sub Main() Dim s As String s = "Hello world"
Console.WriteLine(s) End Sub 左のプログラムを入力して保存
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プログラミングの第一歩(続き) 「デバッグ」タブから, 「デバッグなしで開始」を選ぶ. コンソールに結果が表示される.
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コード記述の基本 ステートメント(文)は1行に1つが基本. 長い文の場合は,文末にスペースと
アンダースコアを書くことで,次の行に継続できる. 各行でアポストロフィ(’)をつけた箇所以降は, コメント扱いとなる(何も処理されない). コメントは,プログラムを見る人間向けの説明書き. プログラムのうち,半分程度がコメントであるプログラムがよいとされる. 折に触れ,コメントをつけるよう心がけるとよい.
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定数と変数 定数:プログラムで扱うデータを定数という. (プログラム実行中に,その値は変わらない) 変数:データを記憶する場所を変数という.
(その値は計算中に変化する場合がある) 変数名の付け方 頭文字は英字. 英字,数字,アンダースコア(_)を使用する. 大文字,小文字の区別はない. 字数は16383字以内.
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定数と変数の型 いろいろな型のデータがあるが, 基本的には以下のものを用いる. 整数型:Integer 単精度実数型:Single
倍精度実数型:Double 文字列:String ブール型(論理型):Boolean 日付型:Date
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変数の宣言 プログラムの最初に,変数の型宣言を行う. Dim 変数名, … As 型名, 変数名, … As 型名 例:
Dim Gokei As Integer Dim a As Single, b As Double Dim moji5 As String Dim L As Boolean Dim sum As Integer=100 宣言時に任意の 初期データを設定可能
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四則演算,様々な演算 変数にデータや式の計算結果を 記憶させるには,代入文を用いる. 等号“=”は,右辺の式の計算結果を
左辺の変数に代入するという意味である. 式に用いることのできる演算子は,次の通り. (): かっこ ^: べき乗 -: 負符号 *, /: 乗算,除算 \: 整数除算の商 Mod: 整数除算の余り +, -: 加算,減算 &: 文字の結合
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プログラムの例 その1 “Hello world”と表示させるプログラム Console.WriteLine(“Hello world”)
コンソールに()内を表示させる命令 (表示後,改行する) 文字列は ” ”で囲む 以下のように書くことでも同じ結果が表示される Dim s As String s=“Hello world” Console.WriteLine(s) 変数sを文字列として宣言
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データの読み込み,書き出し データをキーボードから読み込む s = Console.ReadLine() 引数はなし Consoleクラス
データをコンソール上に表示する 表示後,改行はしない Console.Write(“文字列の表示”) 表示後,改行はしない Console.WriteLine(“答えはx={0},y={1}”, x, y) 表示後,改行をする 文字の結合 Console.WriteLine(“答えはx=”&x&“,y={1}”&y)
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プログラムの例 その2 二つの整数の和,差,積,商,余りを計算するプログラム
Dim m, n, wa, sa, seki, sho, amari As Integer ’値を代入する m=7 n=3 wa=m+n sa=m-n seki=m*n sho=m\n amari=m-(m\n)*n Console.WriteLine( _ “和={0},差={1},積={2},商={3},余り={4}”, _ wa, sa, seki, sho, amari) 整数型の変数宣言 値を代入 コメント文 演算の実行 文の継続
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プログラミング演習 二つの整数m,nの和,差,積,商,余りを計算する プログラムにおいて,mおよびnの値をキーボードから
入力する形式に変更してみよ. 円の半径rを読み込んで,円周の長さLと 面積Sを計算して表示させるプログラムを作れ.
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解答例:m, nの和,差,積,商,余り 入力に先立って“m=”と 表示させることで,次に 何をすればよいかわかり やすくなる.
Console.Title=“m, nの和,差,積,商,余り” Dim m, n, wa, sa, seki, sho, amari As Integer Console.Write(“m=”) m=Console.ReadLine() Console.Write(“n=”) n=Console.ReadLine() wa=m+n sa=m-n seki=m*n sho=m\n amari=m-(m\n)*n Console.WriteLine( _ “和={0},差={1},積={2},商={3},余り={4}”, _ wa, sa, seki, sho, amari) 入力に先立って“m=”と 表示させることで,次に 何をすればよいかわかり やすくなる.
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出力例:m, nの和,差,積,商,余り
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“WriteLine”と“ Write”の使い分けに注意
解答例:円の円周,面積の計算 Console.Title = "円の円周,面積の計算" Dim r, pi, L, S As Single Console.WriteLine("半径を入力して下さい") Console.Write("r=") r = Console.ReadLine() pi = L = 2 * pi * r S = pi * r ^ 2 Console.WriteLine("円周の値は{0}," _ & "円の面積は{1}", L, S) 単精度実数型 “WriteLine”と“ Write”の使い分けに注意 πの近似値を代入 べきの計算 文字列の途中で改行する方法
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出力例:円の円周,面積の計算
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