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HTTPプロトコル J2EE I 第7回 /
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ここでの内容 URLを理解する。 HTTPの仕組みを知る。 HTTPの動作をのぞいてみる。
要求 (request) と 応答 (response) ブラウザの動作がイメージできる。 HTTPの動作をのぞいてみる。 HTMLのフォームから入力したデータと、HTTP の要求 (request) の関係。 JSP と HTTPの要求・応答との関係。
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ホスト名とポート番号 インターネットでの通信に必要なもの ホスト名 (= IPアドレス) ポート番号 HTTPだって例外ではない
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URL http://ホスト名:ポート番号/パス?クエリー ホスト名(= IPアドレス) ポート番号が 80 なら省略できる。
パスは「Webサーバ上のファイルのありか」 クエリーは、動的なページ作成に使う
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URL の例 http://www.wakhok.ac.jp/ www.wakhok.ac.jp という「ホスト (=コンピュータ)」に接続
ポートは 80番なので省略している と書いてもよい。 localhost の 8080 番に接続
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HTTP というプロトコル インターネットでの通信方法 (= プロトコル) は、RFC というもので規定されている。
HTTP は、WebブラウザとWebサーバの通信方法について定めている。 HTTP は RFC2616 で規定されている。 HyperText Transfer Protocol (= HTTP)
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HTTP 最初に、ホスト名とポート番号を使って接続を確立 「要求」を出して「応答」がくる。 ブラウザが応答の中身を表示する。
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http://localhost:8080/examples/jsp/index.html を見る場合
URL を解釈する localhost の 8080 番に接続 「/examples/jsp/index.html をくれ!」 (要求) 「はい、お渡しします」と index.html を渡す (応答) index.html を表示
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Webブラウザからの要求(request) 概要
GET /examples/jsp/index.html HTTP/1.1 (リクエスト行) Host: localhost (ヘッダ) User-Agent: …… (ヘッダ) …… (ヘッダ) (空行) (本文)
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Webブラウザからの要求(request) リクエスト行
GET /examples/jsp/index.html HTTP/1.1 「GET」 がメソッド メソッドとは、要求の種類の指定 「/examples/jsp/index.html」が対象となるURI 「HTTP/1.1」が HTTP のバージョン
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Webブラウザからの要求(request) いろいろなメソッド
GET URI の内容を取得する POST URI に情報を送信する HEAD URI に関するヘッダ部分のみを取得する などなど
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Webブラウザからの要求(request) ヘッダ
フィールド名: 値 Host どの名前のホストにアクセスするか。 User-Agent どんなブラウザを使っているか Referer どのページからやってきたかわかる。(どこからリンクが貼られているかわかる)
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Webブラウザからの要求(request) 本文
GET では使わない POST で使う
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HTTP
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Webサーバからの応答 (response) 概要
HTTP/ OK ステータス行 Etag: …. ヘッダ Last-Modified: … ヘッダ Content-Type: text/html ヘッダ Content-Length: ヘッダ 空行 <html> 本文 …. </html>
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Webサーバからの応答 (response) ステータス行
HTTP/ OK 「HTTP/1.1」は、HTTPのバージョン 「200」はステータスコード サーバからの応答がどのような種類のものか 「OK」は説明文 ステータスコードについての説明
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Webサーバからの応答 (response) ステータスコード
200 番台 -- 要求が正常に処理された 200 OK 成功 400 番台 – クライアント側に問題がある 403 Forbidden アクセスを拒否 404 Not Found 該当するものがない 500 番台 – サーバ側に問題がある 500 Internal Server Error エラー発生
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Webサーバからの応答 (response) ヘッダ
フィールド名: 値 Content-Type 本文に書かれているものがどういった種類のものか Content-Length 本文に書かれているもののサイズ Last-Modified このURIが最後に更新されたのはいつか
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Webサーバからの応答 (response) Content-Type
MIME 型で本文の種類を示す 代表的な MIME型 text/html HTML文書 text/xml XML文書 text/plain テキスト image/gif GIF画像 image/jpeg JPEG画像 video/mpeg MPEG
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Webサーバからの応答 (response) 本文
HTML を取得するのなら HTML JPEG 画像を取得するのなら JPEG
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HTTP
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Webブラウザの働き HTTP は要求と応答がペア たいていのWebページは、複数のファイルを含む ブラウザは、HTMLを解析する
1回の要求につき、1つのファイルを取得 たいていのWebページは、複数のファイルを含む 画像がいっぱいのWebページ フレームを使ったページ ブラウザは、HTMLを解析する 途中で取得しなければならない画像などのファイルを見つけたら、改めて要求を出す
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HTTP
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HTMLのフォーム (1) 画面イメージ Webブラウザから何かを入力してもらうために使う。
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HTMLのフォーム (2) HTMLのソース <p>姓名を入力してください:</p>
<form method=“get” action=“name.jsp”> <p>姓: <input type=“text” name=“familyName” /></p> <p>名: <input type=“text” name=“givenName” /></p> <input type=“submit” value=“実行” /> <input type=“reset” value=“キャンセル” /> </form>
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フォームとプログラム 「実行」ボタンが押されると、HTTPの要求を用いて、フォームに入力したデータがプログラムに渡される。
プログラムに渡すときは、次のメソッドを使う。 GET POST
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POSTメソッドによる処理 (1) HTMLのソース
<p>姓名を入力してください:</p> <form method=“post” action=“name.jsp”> <p>姓: <input type=“text” name=“familyName” /></p> <p>名: <input type=“text” name=“givenName” /></p> <input type=“submit” value=“実行” /> <input type=“reset” value=“キャンセル” /> </form>
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POSTメソッドによる処理 (2) 要求の内容
POST /test/name.jsp HTTP/1.1 …… Content-Length: 35 (←空行) familyName=maruyama&givenName=fujio (←本文の内容が「クエリー」)
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POSTメソッドによる処理 (3) クエリーの内容
familyName=maruyama&givenName=fujio familyName の値が “maruyama” givenName の値が “fujio” パラメータと値の間を “=” でつなぐ パラメータと値の組み合わせを “&” でつなぐ
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POSTメソッドによる処理 (4) プログラムの処理後の画面
name.jsp を呼び出している
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GETメソッドによる処理 (1) HTMLのソース
<p>姓名を入力してください:</p> <form method=“get” action=“name.jsp”> <p>姓: <input type=“text” name=“familyName” /></p> <p>名: <input type=“text” name=“givenName” /></p> <input type=“submit” value=“実行” /> <input type=“reset” value=“キャンセル” /> </form>
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GETメソッドによる処理 (2) 要求の内容 GET /test/name.jsp?familyName=maruyama&
givenName=fujio HTTP/1.1 …… If-Modified-Since: Sun, 19 Jan :39:50 GMT
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GETメソッドによる処理 (3) リクエスト行とクエリーの内容
GET /test/name.jsp?familyName=maruyama& givenName=fujio HTTP/1.1 リクエスト行にクエリーが置かれている。 プログラム名 “name.jsp” の後に “?” があり、その後にクエリーが続く。
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GETメソッドによる処理 (4) プログラムの処理後の画面
URL に クエリーが含まれる。
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POSTとGETの使い分け (1) POSTを使う場合
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POSTとGETの使い分け (2) GETを使う場合
クエリーがURLにでているので、ブックマークに保存したり、リンクをはったりできる。 例えば、Google の実行結果にリンクを貼ったりする。 POSTメソッドだとこうはいかない。
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JSPと要求・応答 要求の処理には、request という変数を使う。 応答の処理には、response という変数を使う。
request.getMethod() request.getRequstURI() request.getProtocol() request.getRemoteAddr() 応答の処理には、response という変数を使う。
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JSPを使ったパラメータの処理 <%= request.getParameter("familyName") %>
GET でも POST でも利用できる。
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