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ユーロ並びに主要通貨の 2016 年の相場見通し 三菱東京UFJ銀行 Global Markets Research
ユーロ並びに主要通貨の 2016 年の相場見通し 三菱東京UFJ銀行 Global Markets Research シニアアナリスト 亀井 純野 2015年12月
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構成 ・各通貨の見通し(レンジ) ・主要国通貨の見通しと主な注目点 ・新興国通貨の見通しと主な注目点 ・補足資料
ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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ドル円見通し ・米国の年内利上げ開始をテーマに、短期的にはドルは底堅い推移を見込む。
但し、125円台では高値警戒感も意識されること、米国の利上げペースが緩やか、かつ、利上げサイクルが短期間となる可能性が市場で認識されるに連れ、経常赤字国通貨であるドルの上昇基調が和らぐ。 ・本邦の経常黒字拡大が重石となって、ドル円は徐々に軟化すると予想。 (予想へのリスク) ・↑ドル高円安方向・・・①米経済の極めて力強い成長の持続(ドル高要因) ・↓ドル安円高方向・・・①米国利上げシナリオの大幅な修正(ドル安要因) ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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ユーロ見通し ・欧米金融政策の格差から、ユーロドルは軟調な値動きが見込まれる。
・日銀とユーロ圏との追加緩和に対するスタンスの差も意識されやすく、ユーロ円も軟化が見込まれる。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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その他通貨の見通し ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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世界経済の現状 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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2015年の相場の振り返りと2016年の相場変動要因 2016年 2015年の相場の主な変動要因 ・原油価格の低迷 ・原油価格の下落
・中国経済の減速懸念 ・ドル高、米国の金融政策正常化 ・欧州・日本の景気停滞 ・地政学リスク ・低インフレ 2016年 ・原油価格の低迷 ・新興国経済の減速懸念 ・米国の金融政策正常化 ・欧州・日本の金融政策 ・地政学リスク ・低インフレ ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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足もとの相場動向:為替相場の推移 (資料)Bloombergデータより三菱東京UFJ銀行グローバルマーケットリサーチ作成
ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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足もとの相場動向:金利・株価の推移 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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ドル円相場の推移 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月 10
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米国:金融政策の先行き~12月の正常化開始がメインシナリオ~
利上げ時期について 利上げ開始の条件:労働市場の改善と、インフレ率が 2%に向かうことへの確信 <議長の講演( 5月22日)> ・利上げは、年内のどこか(at some point)で開始 <6月FOMC声明文> ・景気判断を上方修正( expanding moderately) <7月FOMC声明文> ・「あといくらか労働市場が改善すれば、利上げが適 切」とする一方、物価動向により配慮 <10月FOMC声明文> ・海外情勢が米景気及び物価のリスクとの警戒文言を 削除 ・次会合(12月)で、利上げの是非を判断すると言及 2015年9月の見通し ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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米国:FOMCメンバーの顔ぶれ~タカ派トーンが強まる
ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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米国:雇用及び物価動向 ・失業率は11月に5.0%まで低下。広義の失業率(U6)は9.9%と前月からは0.1%pt上昇も依然低水準。
・エネルギーコストが低下する中、PCEデフレータは0.2%と目標(2%)を大幅に下回る。 インフレの基調を判断するコアデフレータ(除く食品及びエネルギー)も概ね横ばい圏で推移。 ・ただし、賃金の伸び率については、4ヶ月連続で加速。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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日本:非居住者による株式投資の流出が続く
・円の売りこしポジションは足もと拡大。 ・非居住者による本邦債券・株式への投資をみると、株式の流出は8月、9月と再び拡大。 債券は小幅ながらも3ヶ月連続流入超。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月 14
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欧州:景気は緩やかながらも持ち直しの動き
・2013年第2四半期以降、緩やかなペースながらもプラス成長が続く。 ・ドイツは第3四半期も依然プラス推移を維持(前期比+0.3% )、スペインは内需が支えとなり持ち直しが 続く(同+0.8%)。イタリア(同0.2%)、フランス(同0.3%)も持ち直しの動き。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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欧州:経済の先行きは幾分改善 ・2014年11月以降、ユーロ圏のPMI指数は上昇に転じた。11月は54.2(10月53.9)に上昇しており、先行きも拡 大が見込まれる。 ただ、業種別でみると、建設業と小売業が50を下回った。 国別の製造業PMI指数はいずれも50を上回る水準で推移中。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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欧州:経済の現状と先行き~個人消費は底堅く推移。マインドもやや持ち直し
・実質小売売上高(前年比)の伸びは11月に鈍化。国別でみると、フランス、スペインは高い水準。 ・11月消費者信頼感指数は小幅にマイナス幅縮小。総じて改善がみられる。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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欧州の金融政策:12月に量的緩和の拡大を決定
・ECBは3月より国債買入れを開始 (少なくとも2016年9月まで継続と言及) ・9月ECB理事会では、公的部門の資産買入れに関して、 個別銘柄の購入上限を当初の25%から33%に引上げ ・10月ECB理事会では、「金融緩和の度合いについては、最新のECBスタッフ見通しが入手可能となる12月会合で見直しが必要となる」と緩和拡大を示唆。 <12月3日の決定内容> ①預金ファシリティ金利を▲0.30%に引き下げ(▲10bps) ②資産買入れプログラム 購入期間6ヶ月延長(少なくとも2017年3月まで) 購入対象を拡大(地方債を追加) 元本償還分の再投資を決定 ③オペ 主要なリファイナンスオペと3ヶ月物LTROを(固定金利入札の全額落札方式)で、少なくとも2017年まで(従来は2016年12月まで)継続 ECBスタッフ見通し(15年12月) ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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欧州:追加緩和期待は依然燻る ・ユーロドルの値動きとユーロの売りこしポジションは高い相関を有する。
ユーロの売り越しポジションは足もと方向感に乏しい値動きが続いていたが、10月ECBによる緩和拡大示唆 を受けて、ポジションは再び拡大方向。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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欧州:ユーロは再び下落基調へ ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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欧州:ユーロ安基調が続くとの見方を維持 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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新興国通貨:概況 ・米国の金融政策正常化観測が新興国通貨の重石に
・その他には、中国経済、資源価格動向、構造要因、国内要因等、通貨によって下落要因はまちまち。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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新興国通貨:主な変動要因 (資料)Bloombergデータより三菱東京UFJ銀行グローバルマーケットリサーチ作成
ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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新興国通貨:主な変動要因(続き) ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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中東欧4カ国:概況 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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中東欧4カ国:経済成長率と見通し ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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欧州:財政赤字と政府債務残高の状況 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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ロシア:景気減速継続も、インフレ見通し改善までは金融政策は現状維持か
・足もとのルーブル安を受け、インフレ率は高止まっている(11月:前年比+15.7%)。 ・実質小売売上高は前年比▲11.7%(9 月は同▲10.4% )と悪化しており、消費者のマインドも第3四半期に入り一 段と悪化していることから、個人消費の持ち直しも見込み難い。 ・中銀は景気下支え姿勢を強めてきたが、原油価格見通しを引き下げ、「ルーブルの下落は、今後数ヶ月間にわた りインフレ率に上昇圧力を与える」と言及。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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欧州:ユーロ導入に向けて ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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今週のトピックス、ドル円、ユーロ、などの週間見通し、来週の経済指標 ほか
弊行為替レポートのご案内 当行ホームページトップより、その他 「金融経済情報」 をクリック FX Monthly(毎月末発行) ドル円、ユーロ、豪ドルなどの見通し、 マーケットカレンダー ほか FX Weekly(毎週金曜日発行) 今週のトピックス、ドル円、ユーロ、などの週間見通し、来週の経済指標 ほか ●当資料は一般的な情報提供のみを目的として作成されたものであり、特定のお客様のニーズ、財務状況又は投資対象に対応することを意図しておりません。また、当資料は、適用法令上許容される範囲内でのみ利用可能であり、当資料の頒布を制約する法令が存在する地域の方によって利用されることを意図しておりません。当資料内のいかなる情報又は意見も、預金、有価証券、デリバティブ取引その他の金融商品の売買、投資、保有などを勧誘又は推奨するものではありません。●当資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当行はその正確性、適時性、適切性又は完全性を表明又は保証するものではなく、当行、その子会社又は関連会社は、お客様による当資料の利用等に関して生じうるいかなる損害についても責任を負いません。ご利用に関しては、すべてお客様御自身でご判断下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。●また、過去の結果が必ずしも将来の結果を暗示するものではありません。●当資料の内容は予告なしに変更することがあり、また、当行、その子会社又は関連会社は、当資料を更新する義務を負っておりません。また、当資料は著作物であり、著作権法により保護されております。当行の書面による許可なく複製又は第三者、個人顧客もしくは一般投資家への配布をすることはできません。 (BTMUロンドン支店のみに適用される情報開示) ●株式会社三菱東京UFJ銀行(以下「BTMU」)は、日本で設立され、東京法務局(会社法人等番号 )において登記された有限責任の株式会社です。●BTMUの本店は、東京都千代田区丸の内二丁目7番1号(郵便番号 )に所在しています。●BTMUロンドン支店は、英国会社登録所において、英国支店として登録されています(登録番号BR002013)。●BTMUは、日本の金融庁によって認可及び規制されています。BTMUロンドン支店は、英国プルーデンス規制機構より認可を受けており(FCA/PRA番号 )、英国金融行為監督機構の規制とプルーデンス規制機構の限定された規制の対象となっています。英国プルーデンス規制機構によるBTMUロンドン支店の規制の範囲の詳細は、ご請求いただいた方にお渡ししております。 ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Global Markets Research (EMEA) Ropemaker Place 25 Ropemaker St. London, EC2Y 9AN ユーロ並びに主要通貨の2016 年の相場見通し | 2015年12月
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