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資源ナショナリズムについて 2012/01/20 長谷川雄紀.

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1 資源ナショナリズムについて 2012/01/20 長谷川雄紀

2 ◆資源ナショナリズムとは 主として天然資源に対する支配権拡大の主張と、それを実現するための諸活動のこと。
資源の生産・輸出に際して、自国の利益や国内への供給を優先するなどの様々な政策を打ち出す。

3 ◆第1次資源ナショナリズム 1950年頃:資源業界は欧米企業による 寡占状況にあった 1959年に石油メジャーが産油国の了承なく
                寡占状況にあった 1959年に石油メジャーが産油国の了承なく             原油価格の引き下げを発表 ⇒産油国の反発が強まり、産油国による自国の資源          ならびに利益の保護に対する意識が高まる

4 ◆第1次資源ナショナリズム 国際社会における資源の重要性が認められ、 資源国の存在感が高まる!
1960年:中東を中心としたOPEC(石油輸出国機構)が設立 1962年:「天然資源に関する恒久主権の権利」を国連が宣言 1971年:「リマ憲章」の採択 1973年:第一次石油危機  国際社会における資源の重要性が認められ、              資源国の存在感が高まる!  資源国において、第1次資源ナショナリズムが高揚!

5 ◆第1次資源ナショナリズム 第1次資源ナショナリズムの内容 *資源産業の国有化(中東・南米・アフリカ諸国)
*資源ごとの組織的連携化による価格カルテルの形成 1970 年代における OPEC 主要産油国の               石油事業国有化の動き

6 ◆第1次資源ナショナリズム 産油国の資源奈ナショナリズムによって、 欧米資源メジャーの世界シェアは大きく低下した
セブン・シスターズの埋蔵量シェア(1949 ) メジャー各社の生産量の推移 産油国の資源奈ナショナリズムによって、   欧米資源メジャーの世界シェアは大きく低下した ⇒その後は沈静化へと向かった

7 ◆第2次資源ナショナリズム 2000年代に入り、再び資源価格が上昇し始めた。 【資源価格高騰の要因】
*新興国の経済成長とそれによる資源需要の拡大 *地政学的リスクの高まり *商品市場への投資資金、投機資金の流入 *国際的な資源関連企業による寡占化 メジャー各社の生産量の推移

8 ◆第2次資源ナショナリズム 再び資源ナショナリズムの動きが みられるようになった!
自国の資源の希少性と価値に目覚めた産油国は、「ロイヤルティーの引き上げ」、「法人所得税の引き上げ」、「外国石油資本の排斥」などを行うようになる。  再び資源ナショナリズムの動きが           みられるようになった! 主な資源ナショナリズムの動き 石油資源の所有者

9 ◆第2次資源ナショナリズム また、近年の資源ナショナリズムにおいては、新興国の成長という点で新たな側面がみられている。
⇒中国やインド、東アジアを中心とした新興国は、 急速な経済成長をとげている反面、消費エネルギー量も 急増しており、その中で、こうした新興国においても 次第に資源の不足が懸念されるようになった。 主な資源ナショナリズムの動き 主な資源ナショナリズムの動き

10 ◆第2次資源ナショナリズム こうした状況から、近年では中国を中心に資源獲得のための消費国による資源ナショナリズムが拡大 している。
 している。 第2次資源ナショナリズム=消費国におけるナショナリズムでは、従来型の自国の資源を自国で開発・管理するといった動きよりも、国家が自国以外に対して資源の獲得を求めるといった動きが拡大している 【先進国の資源獲得の動きと異なる点】 *民間企業ではなく国営企業を通じて行われる *国営企業のため税制面・資金面などで優位にある *政府が国営企業の海外資源確保を支援している

11 ◆第2次資源ナショナリズム 自国の発展のための資源獲得競争が展開されている 新興諸国等による資源獲得の例 中国国営石油企業の海外展開状況

12 論点 中国によるレアアース輸入規制について


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