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Ver. 15.06 HTML概論 Inf. Math. 5.

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1 ver HTML概論 Inf. Math. 5

2 Webページ記述用言語 HTML XML (1998年 XML 1.0, 2001年 XHTML 1.1)
HyperText Markup Language タグ(要素とも言う。命令を< >で括って表す)を使って記述する:                   <タグ名>  タグの対象範囲  </タグ名> W3C (WWW Consotium, 1994)が仕様を認定 1997年 HTML 4.0 1999年 HTML 4.01 2008年 HTML5 仕様草案(2014年公開が目標) 2014年 HTML5.1草案の公開(2016年に勧告の予定) XML  (1998年 XML 1.0,  2001年 XHTML 1.1) eXtensible Markup Language ユーザ独自のタグを作れる HTML 4.0 は XHTML 1.0 へリフォーム (HTMLよりは文法が厳密) ブラウザが対応していないとダメだが、現状は混乱状況    →  Inf. Math. 5

3 Webページ記述用言語 HTML5 新しい要素や属性が追加される HTML4 以前に使えたいくつかの要素や属性は廃止される
より明確に文書構造を示すことができる フォームの入力補助やチェック機能などが充実している 動画や音声データを簡単に扱える(プラグインが不要になる?) <audio> 要素、 <video> 要素 (マルチメディア) <canvas> 要素 (2次元ビットマップ画像) <footer> 要素(作者や著作権) <nav> 要素(ナビゲーション) API が追加される 2008年以降、多くのウェブブラウザが HTML5 に段階的に対応している: Google Chrome 3.0 以降 Safari 3.1 以降 Firefox 3.5 以降 Opera 10.5 Internet Explorer 9 Inf. Math. 5

4 HTMLファイルの基本構造 <html> <head>
<!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01//EN” <html> <head>   ここにはヘッダ情報(ページタイトル、作者、文字コード、等)を書く   <title> ページタイトル </title> </head> <body> <h1> 表題大見出し </h1>    メインコンテンツをここに書く <a href=“ <img src=“moriya_lab.gif”> ・・・ 画像ファイルの参照 </body> </html> Inf. Math. 5

5 文書型定義と文書型宣言 DTD (Document Type Definition) 使用する要素や属性の特色や用法を定義する 文書型宣言
 使用する要素や属性の特色や用法を定義する HTML 4.01 strict DTD 最も厳密。非推奨の要素や属性は排除。フレームも禁止 <!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01//EN” “ HTML 4.01 Transitional DTD 非推奨要素・属性を含む。インラインフレームのみ    将来のバージョン改定への移行用 <!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01//EN” “ HTML 4.01 Frameset DTD Translational DTDにフレームを加えたもの <!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01//EN” “ 文書型宣言 <!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01//EN”   ブラウザごとに、文書型宣言の有無に従って、標準準拠モード、旧バージョン互換モード、 準標準モードといった表示モードを備えている Inf. Math. 5

6 前のスライド通りだと以下のように表示される
Inf. Math. 5

7 修正して(要素の属性を変えて)みよう 例えば、ここを EUC-JP に変えてみよう
<!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01//EN” “ <html> <head> <!-- ヘッダ情報をここに書く --> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> <meta name="author" content="守屋悦朗"> <meta name="keyword" content="情報数学5">  <title> ページタイトル </title> </head> <body background="bg_moriya.gif"> <h1 style="color:blue"> 表題大見出し </h1>    メインコンテンツをここに書く <br> <img src="moriya_lab.gif" width="300" style="align:right"> <!-- 画像ファイル(これ自体はコメント)--> <a href=“ </body> </html> 例えば、ここを EUC-JP に変えてみよう Inf. Math. 5

8 どこがどう変わったか? Inf. Math. 5

9 どこから発信する? プロバイダ(ISP) Webサーバ 外から見た置き場所(URL)
WWWサーバーの提供 無料/有料のサーバーのレンタル Webサーバ WWW サーバ、html サーバともいう ブラウザからのリクエストに応じて html ファイルや画像データを送信する (プロトコルは http)常駐プログラム 代表的ウェブサーバ Apache(フリーソフト), IIS(MS社), CERN Http 外から見た置き場所(URL) サーバ上の置き場所(ファイルシステム上の或るディレクトリ) /home/student/ユーザID/public_html/ Inf. Math. 5

10 何を使って書く? エディタ テキストエディタ ワープロソフト HTMLエディタ
html または htm ファイルとして保存 Emacs, 秀丸, メモ帳, TeraPad, SimpleText, ・・・ ワープロソフト WORD, 一太郎, ワードパッド, ・・・ 癖あり、最適でないソースを生成 HTMLエディタ 専用ソフトなので簡単、高機能 フリーソフト(タグ入力支援ソフト) TTT editor, ez-HTML, ・・・ 市販ソフト(ホームページ作成ソフト)   ホームページ・ビルダー 13, Adobe PageMill 3.0, ・・・ Inf. Math. 5

11 書いたらどうする? ブラウザで見て確認/修正 ウェブサーバーにアップロード 公開前にオフラインでブラウザによりファイルを開く
FTP(ファイル転送) サーバー側には FTP サーバー 送信側には FTP クライアントソフト FFFTP, WinSCP, NextFTP, 小次郎, ・・・ パーミッションの設定 rwx(読み込み・書き込み・実行) Inf. Math. 5

12 自分のトップページを作ってみよう 今後、この授業で使っていく レポートの提出用として・・・ プログラミングに関連して・・・
提出=自分のHPへアップロード 他の受講者からも見える → 相互評価 プログラミングに関連して・・・ Java アプレットによる描画 Inf. Math. 5

13 基本タグを使ってみる トップページ メニュー項目 いろんなタグ(要素)を使ってみる レイアウト、タイトル画像
はじめは凝らないシンプルなものを(フレームは使わない) メニュー項目 情報数学5(URLを指定する) その他は自由 いろんなタグ(要素)を使ってみる Inf. Math. 5

14 まず、以下のファイルをもとに・・・ <!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01//EN” “ <html> <head> <title> 山田太郎のホームページ トップページ </title> </head> <body> <hr> <h1 align="center" style="color:#ff8844"> 山田太郎のホームページ</h1> <p align="right">2015年6月17日</p> <p align="center" style="background-color: #eeeeff; font-size:xx-large; border:solid"> 山田太郎のページへ ようこそ! </p> これは<span style="color:blue; font-weight:bold">情報数学5</span>用のページです。1行に収まらないくらい長い文章をつづけて書いてみよう。 どのように表示されたか?半角スペースと全角スペースを入れてみよう。どのように表示されたか? <br> ここで改行した。 <p> 別の<span style="color:red">パラグラフ</span>の始まり。パラグラフの前は1行空く。 </body> </html> Inf. Math. 5

15 Inf. Math. 5

16 タグの基礎知識(1) 開始タグと終了タグの組で範囲を指定する 要素名等は大文字でも小文字でもよい 属性を指定できる要素もある
 <要素名> ・・・要素の内容・・・ </要素名> 要素名等は大文字でも小文字でもよい (HTML の後継バージョンともいえる XHTML では小文字を使う) 属性を指定できる要素もある <div style=“color:・・・; font-size:・・・; font-weight:・・・”> 要素名 属性  属性の値 Inf. Math. 5

17 タグの基礎知識(2) コメント タグは入れ子状に書く(同じタグが何重もの入れ子になっていてもよい):
<dvi style=“…”> <span style=“…”> <b> ・・・</b> <p> ・・・ </p> </span> </div> コメント  <!-- コメント --> 半角空白文字、改行コード、タブコードは無視される    強制的に改行するには <br> や <p> を使う 特殊文字 < → <  > → > & → &  “ → " Inf. Math. 5

18 基本のタグ <html> HTMLファイルであることの宣言 <head> ヘッダー情報の記述 (サーバー等が利用)
<title>    ページタイトル (headタグの中に記述) <body>  ページ内容の指定(背景、文字色、リンク等)      background=“背景用画像ファイル名”     bgcolor=“背景色(RGB16進数6桁)” text=“文字色(RGB16進数6桁)” link=“リンクの色(RGB16進数6桁)”      vlink=“アクセス済みリンク色(RGB16進数6桁)”      bgproperties=“fixed” 背景が文字と一緒にスクロールしない (参考)カラーリファレンスサイト <h1> ~ <h6> 見出し Inf. Math. 5

19 こんなタグを使ってみよう <font size=“サイズ” color=“色”>
フォントの色、サイズ <a href=“URLやファイル名”> リンクを張る <img src=“ファイル名”> 画像を表示する <ol> <ul> <li> リストとして列挙する <center> <pre> 中央に表示、文字通りに表示 <p> <br> パラグラフ、改行 <u> <sub> <sup> <b> <i> <em> <strike> <s> アンダーライン、上下添え字、太字、イタリック(強調)、消去線 <table> <caption> <tr> <th> <td> 表をつくる Inf. Math. 5

20 ブロック要素とインライン要素 ブロック要素 インライン要素 見出しや段落など、文書の骨組みとなる要素
このタイプの要素は横幅いっぱいの領域を持つ 要素の前後には自動的に改行が入る address, blockquote, center, div, dl, form, h1~h6, hr, frame, ol, p, pre, table, ul など インライン要素 文字の色や大きさなど、文章中の一部として扱われる要素 このタイプの要素は行の一部として扱われる 要素の前後に改行は入らない br, em, font, nobr, small, span, strike, strong, sub, sup, u など Inf. Math. 5

21 補足 div 要素と span 要素 これらの要素(タグ)で囲まれた内容は、ひとつのグループとして操作 することができる。これらの要素(タグ)の違いは、  div   … 前後に改行が入る  span … 前後に改行が入らない、行内組み込みタイプ <style type=“text/css”> <!- -                                          <div> div { ここの背景色は”#f0f0f0”色で background: #f0f0f0;                               境界色は”#00ff88”で、solid(実線) になる border: #00ff88” 1px solid; とスタイルが定義されていると、 </dvi> }                                           --> </style> Inf. Math. 5

22 タグいろいろ(1) <font> フォントの指定(サイズ、色) size=“サイズ(1~7)”
    color=“背景色(RGB16進数6桁)”     非推奨なので代わりに <span style=“…”> を使う <b> 太字 <i> イタリック <em> 強調文字(イタリック) <u> アンダーライン <s> 削除線付き文字(strike) <sub> 下付き添え字 <sup> 上付き添え字 <tt> タイプライター文字 <blink> 点滅反転文字 (注) ブラウザによってはサポートされていないものあり。       は非推奨タグ(HTML5 では使わないことを推奨している)。 Inf. Math. 5

23 タグいろいろ(2) <div> レイアウト align, color などの属性あり <p> 段落
      align=“center/left/right”     color=“背景色(RGB16進数6桁)” <div> レイアウト align, color などの属性あり <center> 中央揃え → 非推奨なので代りに <div align=“center”> を使う <br> 改行 <nobr> 改行禁止 <pre> 文字通り(タグと解釈しない)表示 <hr> 水平区切り線         width=“幅” ピクセル数または%         align=“center/left/right” size=“太さ”  ピクセル数         noshade 影を付けない Inf. Math. 5

24 タグいろいろ(3) <a> リンク <img> 画像の表示 src=“画像ファイル名”
      href=“URLまたはファイル名”     href=“#マーカー名”    マーカー名の引用 name=“マーカー名”   マーカー名の指定 mailto: メールアドレス <img> 画像の表示 src=“画像ファイル名” align=“top/bottom/middle/center/left/right” 画像に対する文字列表示位置 alt=“代替文字列” width=“幅” height=“高さ” border=“境界線の太さ” hspace=“ピクセル数”  水平方向の余白 vspace=“ピクセル数”  垂直方向の余白 Inf. Math. 5

25 タグいろいろ(4) <ul> 行頭記号付きリスト <li> リストの項目 <dl> 定義型リスト
      type=“disk/circle/square”  行頭記号 <ul> <li> 項目内容               ・・・ </ul> <ol>   番号付きリスト       type=“1/A/a/I/i”   数字のタイプ       start=“開始番号”  <li>   リストの項目       type=“disk/circle/square”  行頭記号(数字のタイプ)の変更       value=“任意の番号”   <dl>   定義型リスト <dl> <dt> 見出し          <dd> 内容      ・・・ </dl> Inf. Math. 5

26 <li> 1番 </li> <li> 2番 </li>
<html> <head> <title>リストの例</title> </head> <body> <ol> <li> 1番 <li> 2番 <li> 3番 </ol> <ol type="a"> <li> 1番 </li> <li> 2番 </li> <li> 3番 </li> <ol type="A"> <li> 1番 </li> <li> 2番 </li> <li> 3番 </li> </ol> <ol type="I"> <li> 1番 <li> 2番 <li> 3番 </body> </html> Inf. Math. 5

27 <html> <head> <title>リストの例</title> </head> <body> <p style="color:blue; font-weight:bold"> Unordered List </p> <ul> <li> 項目1 </li> <li> 項目2 </li> </ul> <ul type="circle"> <ul type="square"> </body> </html> Inf. Math. 5

28 OL と UL Inf. Math. 5

29 <html> <head> <title>定義型リストの例</title> </head> <body> <p style="color:blue; font-weight:bold"> Definition List </p> <dl> <dt> 項目1 </dt> <dd> 項目1の定義内容 </dd> <dt> 項目2 </dt> <dd> 項目2の定義内容 </dd> <dt> <font color="#0000ff">項目3</font> </dt> <dd> 項目3の定義内容 </dd> </dl> <dt> <b>項目1</b> </dt> <dt> <span style="color:red; font-weight:bold; font-size:12pt">項目2</span> </dt> </body> </html> Inf. Math. 5

30 Inf. Math. 5

31 表の作成 <table> align=“位置(left/right/center)” border=“枠線の太さ”
 background=“背景画像ファイル名”    bordercolor=“枠線の色”    cellspacing=“セルの間隔”    width=“表全体の横幅”    height=“表全体の縦幅”    align=“right/left(テキストの回りこみ) <table align=“center” border=“1”> <caption>表のタイトル</caption> <tr> <th>見出し</th> <td>データ</td> ・・・ </tr>               ・・・ </table> Inf. Math. 5

32 <table align="center" border="1" style="color:blue"> <caption> <span style="font-weight:bold; color:red">表のタイトル</span> </caption> <tr> <th>見出し1</th> <td>データ1-1</td> <td>データ1-2</td> <td>データ1-3</td> </tr> <th style="padding-top:10px; padding-left:10px; padding-right:10px; align=center; color:#ff8844">見出し2</th> <td>データ2</td> align=center; width=100">見出し3</th> <td colspan="2" align="center">データ3-1</td> <td align="center" style="color:cyan">データ3-2</td> </table> Inf. Math. 5

33 Inf. Math. 5

34 <table>に関連するタグ
      th : table header(見出し名) align=“left/right/center” colspan=“縦にまたがるセル数” rowspan=“横にまたがるセル数”       tr : table row (行の定義) td : table data (データエントリー)          align=“left/right/center” colspan=“横にまたがるセル数” rowspan=“縦にまたがるセル数”         bgcolor=“セルの背景色” <table>      <tr> <th rowspan=“2”>見出し</th> <td align=“center”>データ</td> ・・・     </tr>               ・・・ <tr> <th> </th> <td rowspan=“3” bgcolor=“aa8844”>データ</td> ・・・ </table> Inf. Math. 5

35 <meta> 文書内の情報の記述
<meta http-equiv=“Expires” content=“8/23/04”> <meta http-equiv=“Reply-to” <meta name=“description” content=“iモード”> <meta http-equiv=“Content-Type” content=“text/html” charset=shift_jis> Inf. Math. 5

36 他に、こんなタグも・・・ タグについてはここを見よ: http://www.tagindex.com/ http://heo.jp/tag/
他に、こんなタグも・・・ タグについてはここを見よ:   <applet> <area> <base> <basefont> <big> <blockquote> <button> <cite> <code> <col> <colgroup> <dd> <del> <dfn> <dl> <dt> <em> <embed> <filedset> <frame> <frameset> <h1> <ilayer> <ins> <isindex> <kbd> <label> <legend> <link> <listing> <map> <marquee> <menu> <nobr> <noembed> <noframes> <noscript> <object> <optgroup> <param> <plaintext> <q> <rp> <rt> <ruby> <samp> <script> <small> <strong> <tbody> <tfoot> <thead> <tt> <var> <wbr> Inf. Math. 5

37 フォーム作成に関するタグ フォームの中身を定義する部分 ・ 入力欄(1行)を作る
<input type=“入力のタイプ(text/radio/checkbox/password/reset/submit 入力タイプは左から順に、文字列入力欄/ラジオボックス/チェックボックス/ パスワード入力欄/リセットボタン/送信ボタン)” name=“変数名” value=“初期値” size=“フィールドの幅” maxlength=“最大文字数”> ・ 複数行の入力欄を作る <textarea rows=行数 cols=1行の桁数 name=“変数名” wrap=“改行タイプ(hard/soft)”> </textarea> ・ 選択ボタンを作る <select name=“変数名”> <option value=“値1”> 選択肢1 ・・・ <option value=“値n”> 選択肢n </select> Inf. Math. 5

38 フォームの作成例 <form>
<span style=“font-weight:bold; color:blue”>フォームの例</span> テキスト入力欄(1行):<input type=“text” name=“text1”> テキスト入力欄(複数行): <textarea rows=2 cols=20 name=“text1”> </textarea> パスワード入力欄: <input type=“password” name=“PWD”> ラジオボタン:<input type=“radio” name=“item” value=“1年生”>1年生 <input type=“radio” name=“item” value=“2年生”>2年生 <input type=“radio” name=“item” value=“3年生”>3年生 チェックボックス:<input type=“checkbox” name=“item” value=“1年生”>1年生 <input type=“checkbox” name=“item” value=“2年生”>2年生 リセットボタン:<input type=“reset” value=“リセット”> 選択メニュー: <select name=“性別”> <option value=“男”>男 <option value=“女”>女 </select> </form> Inf. Math. 5

39 form要素の表示のされ方 Inf. Math. 5

40 スタイルシート CSS CSS (Cascading Style Sheet) HTMLからデザイン的な部分を分離して定義する
スタイルシート CSS CSS (Cascading Style Sheet) HTMLからデザイン的な部分を分離して定義する CSS , CSSの基本 by W3C CSS2 印刷や音声を含む拡張 デザイン統一や変更が容易になる HTMLでは記述できないこともできる: オーバーラインを引いたり、ルビを振る 空白を挿入する 背景と文字を重ねたり、背景をぼかす 文字をちぐはぐに並べる  etc. Inf. Math. 5

41 CSSの定義方法(その1) 「セレクタ」「属性」「値」の組 セレクタ { 属性:値 } を次のように1つ以上 ; で区切って並べて書く。 例 <h1>タグで書くタイトルを赤色にし、背景色を青色にする: h1 { color: #ff0000; /* 赤色 */ background-color:#0000ff”; /* 青色 */ } /* */ で囲んだ部分はコメントになる Inf. Math. 5

42 CSSの定義方法(その2) class セレクタ 例 .セレクタ { 属性:値 }
    .セレクタ { 属性:値 } のように、セレクタの前に「.」を付けて定義すると、html の中で     class=“そのセレクタ名” のように引用して使うことができる(そのような効果が生じる)。 例     .aka-iro { font-color: #ff0000; /* 赤色 */ } と定義しておくと、    <div class=“aka-iro”> この部分の文字は赤色になる </div> のように使える。 Inf. Math. 5

43 CSSの属性の例(1) color 文字の色 (red, blue,…, #ff8844, …) background-color 背景色 (同上) font フォント修飾 (使用例 font: italic bold 12pt serif) font-family フォントの指定 (serif, sans-serif, monospace, fantasy, cursive) font-size フォントサイズ (15pt, 150%, xx-small, x-small, small, medium, large, x-large, xx-large, smaller, larger) font-weight フォントを太字に(100,200,300,…, 900, bold) font-style フォントをイタリックに(normal, italic, oblique) text-alig テキスト位置 (left, center, right, justify) text-indent テキストの段付け(20pt, 5em, 20%, -20pt) text-decoration (none, underline, overline, line-through(取り消し線), blink(点滅)) テキストの修飾 Inf. Math. 5

44 CSSの属性の例(2) white-space 空白や改行の指示(normal, pre, owrap)
letter-spacing 文字間隔(5pt, -10pt, normal) line-height  行の高さ(150, 60%, ) height, width  ボックスの高さと幅 margin, margin-top, margin-left, margin-right 上下左右のボックスのマージンを指定する (20pt, 30%, auto) padding, padding-top, padding-keft, padding-right  ボックスの内容と枠までの距離(同上) border-syle, border-color, border-width, …  境界線の修飾(solid, red, 20px) table-layout  表のレイアウト shadow  文字に陰を付ける list-style  リストのスタイル など Inf. Math. 5

45 CSSの定義方法 HTMLへの組み込み方1(ページ内に直接書く)
<html> <head> <title>タイトル</title> <style type=“text/css”> style はコメントとして書く <!-- div { background: #f0f0f0; border: #00ff88” 1px solid; div のスタイルの定義 } .OVLine { text-decoration:overline; クラス OVLine の定義 --> </style> </head> <body> <div> ここに記述したものは上記 div で設定したスタイルに従う </div> これは上に定義した OVLine を使ったオーバーラインのある数式の例です x=<span class=“OVLine”>y+<span class=“OVLine”>(z+1)</span></span> 次のように直接タグ(要素)の中に書くこともできる w=<span style=“text-decoration:overline;”>u</span>+v </body> </html>

46 CSSの定義方法 HTMLへの組み込み方2(外部のファイル内に記述)
ファイル example.css 内で定義する: div { background: #f0f0f0; border: #00ff88” 1px solid;        divのスタイルの定義 } .OVLine { text-decoration:overline;             クラスoverlnの定義 利用するとき <html> <head> <title>タイトル</title> <link rel=“stylesheet” type=“text/css” href=“example.css”> </head> <body> <div> ここに記述したものは上記 div に設定したスタイルに従う </div> これは上に定義した OVLine を使ったオーバーラインのある数式の例です x=<span class=“OVLine”>y+<span class=“OVLine”>(z+1)</span></span> 次のように直接タグ(要素)の中に書くこともできる w=<span style=“text-decoration:overline;”>u</span>+v </body> </html> Inf. Math. 5

47 div と /div の間に記述したものは上記 div に設定したスタイルに従う。 <p>
<html> <head> <title>タイトル</title> <style type="text/css"> <!-- div { background: #f0f0f0; border: #00ff88 3px solid; margin-left: 50px; padding-top: 0px; padding-left: 10px; } .ovrln { text-decoration: overline; --> </style> </head> <body> <div> div と /div の間に記述したものは上記 div に設定したスタイルに従う。 <p> これは上に定義したovrlnを使ったオーバーラインのある数式の例です。 <br> x = <span class="ovrln">y + <span class="ovrln">(z+1)</span></span> 次のように直接タグの中に書くこともできる: w = <span style="text-decoration:overline;">u</span> + v </div> </body> </html> Inf. Math. 5

48 前シートの記述は次のように見える Inf. Math. 5

49 補足(HTML5について) 現在は草案状態 2012年に正式な勧告を出す予定だったが、2014年に創案を公開し、
   2016年に(移行するように促す)勧告を出す予定 ブラウザによっては発表された草案にすでに対応しているものもある HTML5で追加される予定である要素(タグ) article  記事であることを示す aside  補足情報であることを示す audio 音声を再生する canvas  図形を描く command 操作メニューのコマンドを指定する datalist 入力候補となるデータリストを定義する details 備考等の詳細情報を示す embed  テプラグインデータを埋め込む figcaption 図形のキャプションを示す figure  図形であることを示す Inf. Math. 5

50 補足(HTML5についてつづき) footer フッターであることを示す header ヘッダーであることを示す hgroup セクションの見出しを表す、見出しのまとめ keygen フォーム発信時にケーを生成する mark 文書内の該当テキストを目立たせる menu 操作メニューを作成する meter 規定範囲内の測定値を示す nav ナビゲーションであることを示す output 計算結果を示す progress タスク完了までの進行状況を示す section 1つのセクションであることを示す source 動画や音声などのURLや種類を指定する summary detailsの内容の要約を示す time 日付や時刻を示す video 動画を再生する rp ルビを囲む記号を指定する rt ルビのテキストを指定する ruby ルビをふる rbr 改行してもよい位置を指定する

51 HTML5で書くと・・・ <!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01//EN”
<!DOCTYPE html> <html> <head> <!-- ヘッダ情報をここに書く --> <meta charset=“UTF-8"> <meta name="author" content="守屋悦朗"> <meta name="keyword" content="情報数学5">  <title> ページタイトル </title> </head> <body background="bg_moriya.gif"> <h1 style="color:blue"> 表題大見出し </h1>    メインコンテンツをここに書く </body> </html> Inf. Math. 5

52 参考サイト http://www.tagindex.com タグについては、例えば以下のサイトを見よ: スタイルシートについても上記サイトの
     スタイルシートについても上記サイトの を参考にせよ Inf. Math. 5


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