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皮下・皮内・筋肉注射 2013年4月 新人教育研修.

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1 皮下・皮内・筋肉注射 2013年4月 新人教育研修

2 皮下・皮内・筋肉注射 薬液を投与する部位に よって薬剤の効き方が異 なる
いずれの方法も注射の目 的、注射部位の解剖生理 を十分理解して行う必要 がある

3 注射する薬剤の吸収速度・持続性 注射薬剤の一回投与量 注射薬剤の性質 吸収速度 静脈注射>筋肉注射>皮下注射
吸収速度  静脈注射>筋肉注射>皮下注射 持続性    静脈注射<筋肉注射<皮下注射 注射薬剤の一回投与量 静脈注射>筋肉注射>皮下注射 注射薬剤の性質 「油性剤」「懸濁液」が主に筋肉注射で使用される 薬剤刺激性が強いものや、pH・浸透圧によって痛みを強く感 じるものが筋肉注射で使用される

4 筋肉注射の部位 ・解剖学的に三角筋の前半部と考えられる位置 ・目安としては肩峰より三横指下 上前腸骨棘と上後腸骨棘を結ぶ線の前側1/3の部位

5 筋肉注射の部位 手掌を大転子に置き、第2指を上前腸骨棘に置き、指を大きく開く。その時の第2指と第3指の間が目安
大腿前外側中央部(外側広筋部)か大腿直筋部を選択する

6 筋肉注射の部位 1.片側臀部を四等分す る 中殿筋の部位:四分三分法 2.外側上方1/4(四分)を 選ぶ
3.縦横線の交点から斜 め外側上方に二等分 線を引く 4.二等分線上の腸骨稜 から1/3(三分)が注射 部位

7 筋肉注射の手順 1.必要物品を準備する 2.手を洗い手袋を着用する 3.注射指示書と薬剤を照合する
①薬剤               ②注射器 (1~5ml)           ③注射針22~23G      ④アルコール綿          ⑤ディスポーザブル手袋  ⑥トレイ ●注射指示書 1.必要物品を準備する 2.手を洗い手袋を着用する 3.注射指示書と薬剤を照合する 4.患者名を確認し、投与する薬剤・投与方法について説明する

8 筋肉注射の手順 5.穿刺する部位を選び、消毒をする
・臀部は成人でよく選択される注射部位であるが、3歳以下の乳幼児では臀筋の発達が不完全なため、行われない ・乳幼児では大腿上部が選択されやすい ・高齢者では筋肉が委縮し、薬剤の吸収が悪い場合があり、また痛みを感じにくいこともあるため、注意を要する

9 筋肉注射の手順 6.皮膚を外側に伸展させて、張るようにして大きくつかみ、針を1/2~2/3部分まで刺入する
・刺入角度は45~90° ・皮下脂肪や筋肉の厚さによって針の角度を変える ・注射器はペンを持つように、また針先が動かないよう第5指で支える

10 筋肉注射の手順 7.血液の逆流がないことを確認し、薬剤を注入する 8.針を抜き、刺入部を押さえ、十分に観察を行う
・血液の混入がある場合は血管内に穿刺している可能性がある  薬効が急速に発現してしまうため、すぐに針を抜き、別の部位に注射する ・末梢神経を支配する神経枝が損傷されていないか確認するために「指先・足先がしびれていませんか?」と確認する ・薬剤はゆっくり注入する 8.針を抜き、刺入部を押さえ、十分に観察を行う ・薬剤の筋肉内での吸収を促進するため、刺入部位をアルコール綿で軽くマッサージする。薬液によってはマッサージをしてはいけないものもあるので注意する ・薬剤によっては患者状態が急に変化する場合があるため、患者の全身状態を観察する

11 皮下注射 ・薬液は注射部位の毛細血管から吸収され、全身に行きわたるため、他の注射法よりやや効果発現が遅く、薬効が長い
・インスリン注射では専用の注射器が使用されることが多い ・「上腕伸側」「大腿前面」「腹部」などに行う ・インスリン注など皮下注射を何度も行う場合は同じ位置に穿刺しないようにする

12 皮下注射の手順 1.必要物品を準備する 2.手を洗い手袋を着用する 3.注射指示書と薬剤を照合する
①薬剤               ②注射器(1~5ml)     ③注射針22~25G      ④アルコール綿          ⑤ディスポーザブル手袋  ⑥トレイ ●注射指示書 2.手を洗い手袋を着用する 3.注射指示書と薬剤を照合する 4.患者名を確認し、投与する薬剤・投与方法について説明する

13 皮下注射の手順 5.穿刺する部位を選び、消毒をする 6.皮膚を少しつまみ、10~30°の角度で針を刺入する ・ここでは上腕伸側を選択
・患者の腰に手をあててもらう 穿刺部位は肩峰と肘頭の間の下1/3が目安 6.皮膚を少しつまみ、10~30°の角度で針を刺入する ・上腕に行う場合は皮膚をつまみ上げ、上腕とほぼ平行に針を2/3程度刺入する

14 皮下注射の手順 7.注射後は針を抜き、アルコール綿で押さえる 注意点
・薬剤により注射後の「もむ」「もまない」は異なるため、作用期序を十分確認する ・インスリン注射の場合、注射部位のマッサージや注射後の入浴・運動により、吸収速度が速まり低血糖を起こす原因となるため、注意が必要である 注意点 同じ場所に皮下注射を繰り返し行うと、薬液の吸収が低下し、十分な薬効を得ることができない。また皮膚の炎症や壊死の起こる可能性が高いため注意が必要である

15 皮内注射 ・皮内注射はツベルクリン反応、アレルゲンテストなどの際に行う
・薬剤によってはアナフィラキシ―ショックを起こすことがあるため、ショック対応を想定し、救急薬剤などの準備も考慮する ・判定のために皮膚を露出することが多いため、観察しやすい部位を選択する

16 皮内注射の手順 1.必要物品を準備する 2.手を洗い手袋を着用する 3.注射指示書と薬剤を照合する
①薬剤               ②注射器(1ml)       ③注射針26~27G      ④アルコール綿          ⑤ディスポーザブル手袋  ⑥トレイ ●注射指示書 2.手を洗い手袋を着用する 3.注射指示書と薬剤を照合する 4.患者名を確認し、投与する薬剤・投与方法について説明する

17 皮内注射の手順 5.注射部位を選択し、消毒する
判定を見る必要がある場合は衣服を脱着しやすい場所を選択する 6.注射部位を伸展させ、皮膚を薄くすくいあげるようにし、注射器を寝かせ、針を2mm程度刺入する 皮膚をすくい上げるような感じで刺入する 7.薬液を0.05~0.1ml注入し、表皮が膨隆したら抜針する 誤って皮下注射をした場合は膨隆はないため、その際には抜針する

18 皮内注射の手順 8. 注射後は、もまずに判定を待つ 注射後は刺激により正確な判定が得られなくなるため、注射部位にはで きるだけ触らない
8. 注射後は、もまずに判定を待つ   注射後は刺激により正確な判定が得られなくなるため、注射部位にはで きるだけ触らない 9.判定を行う   ・ツベルクリン反応は注射後48時間、アレルゲンテストは即時型アレル ギーの場合、注射後15~30分で判定する   ・薬物過敏症は15~20分後に即時反応を確認する。反応によっては24 時間後の遅延反応を確認する

19 ではこのあと実際にやってみましょう

20 研修後部署で確認すること ・ 部署でよく使用する薬剤の確認 ・マッサージが禁である薬剤


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