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平成28年度通学合宿推進研修会 静岡県教育委員会社会教育課 県教育委員会社会教育課で通学合宿を担当しております、高橋と申します。

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1 平成28年度通学合宿推進研修会 静岡県教育委員会社会教育課 県教育委員会社会教育課で通学合宿を担当しております、高橋と申します。
 県教育委員会社会教育課で通学合宿を担当しております、高橋と申します。  本日は皆様、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。  通学合宿について、既に実施している、知っているという方が多いかと思いますが、改めて、その趣旨や県からの補助の内容について御説明いたします。  お手元の資料を御覧ください。 静岡県教育委員会社会教育課

2 ・防災体験合宿(1泊2日以上) の2つの種類があります!
通学合宿って?  通学合宿はH28年度より   ・通学合宿  (2泊3日以上)   ・防災体験合宿(1泊2日以上) の2つの種類があります!   始めに、通学合宿とは何か申し上げますと、地域の公民館や高等学校の合宿所、お寺などの宿泊施設で、学年の違う小学生が共同生活をしながら、学校に通うものです。  “通学”合宿ですので、学校のある時期での開催が1つの条件となり、例えば夏休みでの実施などは対象となりません。  また、可能な限り、地域の中にある宿泊施設を活用していただきたいというのが私どもの願いです。  というのも、地域の大人たちの手により企画・運営することが肝心で、より多くの地域の大人が携われるよう、お住まいの地域の中で実施していただくのが1番であると考えています。 →ともに①子供②大人・家庭③地域への効果があります!

3 通学合宿の効果① 家庭から離れた生活で「自分の事は自分で」等 ・お互いの立場や役割を理解し協力し合う心 →協調性の育成
<子ども>   「一緒に食事づくり」「一緒に宿題」等  家庭から離れた生活で「自分の事は自分で」等 ・お互いの立場や役割を理解し協力し合う心  →協調性の育成  こうした現状を踏まえ、子どもにとっては、通学合宿での、みんなで一緒に食事を作ったり、宿題したり、お風呂に入ったりする活動を通して、お互いの立場や役割を理解して、協力し合う心を育んでもらいたい、というのが通学合宿のねらいの一つです。  また、家庭から離れた生活での「自分の支度を自分でする」「自分の荷物を自分で管理する」といったことを通して、親に頼らず自分のことは自分でする力を養ってもらいたいと思います。 ・親に頼らず自分のことは自分でする力  →自立性、責任感の向上

4 就寝準備 宿 題 掃 除 料 理 こちらは実際の活動の様子です。
宿 題  こちらは実際の活動の様子です。  布団敷き、宿題、掃除、料理とありますが、最初は大人に教えてもらいながらやっていたものが、やり方さえ覚えてしまえば、子どもたちはどんどん自分達でやっていきます。  また、異なる学年でのグループ活動をすることで、上級生が下級生の様子を気にかけるようになり、なかなかできずに苦労している下級生をサポートしたり、宿題を見てあげたりしてくれます。  この他にも、必要な食材を子どもたちに考えさせて実際に買い物に行かせたり、合宿の内容を子どもたちで一部企画運営させたりといった取組もあります。 掃 除 料 理

5 通学合宿の効果② 核家族化、子どもへの過干渉・過保護 子育ての悩みによる精神的な負担 等 <大人・家庭> 子どもが家庭にいない機会の創出
 核家族化、子どもへの過干渉・過保護  子育ての悩みによる精神的な負担 等 子どもが家庭にいない機会の創出  → 自己の子育てに対する振り返り  また、地域の大人にとっては、通学合宿での触れ合いを通して、子どもへの愛着がわき、「地域の子どもは地域で育てる」という機運が高まっていくことを期待しています。  また、地域の大人たちが合宿の企画運営で何度も話し合いをしていきますので、話し合いを重ねていく中で、お互いの人となりが分かって親しくなり、大人同士の絆も深まることと思います。  信頼関係が築かれることにより、育児に関する不安を相談しあう関係に発展することも考えられます。 地域の大人が合宿の企画運営で話し合い   → 子育ての悩みを相談しあえる関係づくり

6 通学合宿の効果③ 地域の連帯感の希薄化、地域活動の衰退 等 <地域> 通学合宿を通じた子どもたちとのふれあい
 地域の連帯感の希薄化、地域活動の衰退 等  通学合宿を通じた子どもたちとのふれあい   → 地域の子どもは地域で育てる!!  また、地域の大人にとっては、通学合宿での触れ合いを通して、子どもへの愛着がわき、「地域の子どもは地域で育てる」という機運が高まっていくことを期待しています。  また、地域の大人たちが合宿の企画運営で何度も話し合いをしていきますので、話し合いを重ねていく中で、お互いの人となりが分かって親しくなり、大人同士の絆も深まることと思います。  信頼関係が築かれることにより、育児に関する不安を相談しあう関係に発展することも考えられます。 地域の大人が合宿の企画運営で話し合い → 重ねていくなかで大人同士の絆も深まる

7 自治会・子供会 学生ボランティア 地域ボランティア 行 政 こちらは、地域の様々な方が関わって実施されている様子です。
 こちらは、地域の様々な方が関わって実施されている様子です。  左上は、自治会や子ども会の方々に見守られて集団登校しているところです。 場所によっては、子どもたちだけで登下校させている団体もありますし、交通安全指導員や警察官の協力も得ながら実施しているところもあります。  続いて右上の写真ですが、こちらは学生ボランティアが子どもたちの宿題を手伝い、教えてくれているシーンです。 本年度は、約250名以上の学生ボランティアが実行委員の方々の手助けをしてくださっていますが、子どもたちにとっても、年の近いお兄さんお姉さんが宿題を教えてくれたり、一緒に食事をすることは新鮮でとてもよい刺激になっているようです。  次に左下の写真ですが、公民館でサークル活動をしている方々と一緒にフォークダンスを踊っているシーンです。 子どもたちも学校で習うものより高度なステップやリズムに苦戦しているようでしたが、地域の方々に優しく教えてもらうことでだんたんできるようになり、 とても楽しんでいるようでした。  右下の写真は、行政による防災講座を実施しているものです。 県や一部の市町危機管理担当課では、講座の実施等での支援が受けられますので、必要に応じて相談してみてください。 地域ボランティア 行 政

8 防災体験プログラムを2つ以上すれば、 1泊2日、土日・長期休業中でも実施可能! 防災体験合宿の追加!
従来の「通学合宿」事業に平成28年度より新たに 「防災体験合宿」が加わりました! 防災体験合宿とは・・・ 防災体験プログラムを2つ以上すれば、 1泊2日、土日・長期休業中でも実施可能!

9 防災体験プログラムの例 地域防災力の向上にも! ・防災講座 ・避難所運営ゲーム(HUG) ・救命救急法講座 ・炊き出し・非常食体験
・避難所宿泊体験 ・放水訓練 一部の市町では、プログラムの実施等で支援が受けられる 地域防災力の向上にも!

10 補助の内容 区分 宿泊期間 補助金額 補助対象 通学合宿 防災体験合宿 短期 1泊 新規7万円 継続4万円 × ○ 中期 2泊以上 5泊以内
新規13万円 継続7万円 長期 6泊以上 新規27万円 継続20万円 ※ 長期:6泊以上、中期:2泊以上5泊以下、短期:1泊2日

11 実施件数の推移 151か所 (か所) 12月末現在 注)17年度は委託事業、18年度から補助事業 3ページを御覧ください。
 3ページを御覧ください。   こちらは、実施件数の推移となります。  県の補助事業としては、今年で10年目になりますが、皆様の御尽力により今年も 12月末現在で129箇所で実施されました。  しかし、グラフを見ますと平成24年度の162団体をピークに年々減少しているという状況にあります。このような減少傾向の背景には、「実行委員の高齢化等により実施団体の負担が大きくなっている」ことや「実施要件に合わないため補助対象にならない」といったことがあり、実際にいくつかの団体の方からもこのような声を聞いております。   注)17年度は委託事業、18年度から補助事業               

12 平成28年度の状況 こちらは本年度の実施箇所数の市町別一覧です。
 こちらは本年度の実施箇所数の市町別一覧です。  今年は、3つの新規団体(静岡市、御前崎市、南伊豆町)から申請があり、33市 町での実施となりました。  お住まいの地域でどの程度実施されているかの参考にしてもらえればと思います。

13 防災体験合宿実施状況 【実施市町 16市町34箇所】 (新規団体29 継続団体5) 赤 :2箇所以上 黄色:1箇所 緑 :実施なし
防災体験合宿実施状況  【実施市町 16市町34箇所】 (新規団体29 継続団体5) 赤  :2箇所以上 黄色:1箇所 緑  :実施なし 裾野市(2) 三島市(5) 小学校 沼津市(2) 浜松市(6) 静岡市(6) 静岡県では青少年の体験活動の推進と防災を通した地域の絆づくりを目的に平成24年度から防災キャンプを実施しています。 平成24年度からの4年間で11市町で防災キャンプを実施し、児童、生徒、地域住民などこれまでに約2,500人が参加しています。 今年度は、富士市、河津町、南伊豆町、掛川市において実施しました。 伊豆の国市(2) 西伊豆町(2) 13

14 申請上の注意点について ・よくある書類上の不備 ・経費についての注意事項 ・よくあるQ&A

15 よくある書類上の不備① 事業名の誤記載 ・ 押印についての誤り ×「地域における通学合宿」→○「地域における通学合宿等事業」
×「地域における防災体験合宿」                   →○「地域における通学合宿等事業」 ・ 押印についての誤り  ①団体印のみ(代表者印もしくは個人印が必要)  ②申請書と請求書、実績報告書の印鑑相違  ③押印なし

16 よくある書類上の不備② ・ 日付・文書番号の誤り 例:請求書、実績報告書記載の交付決定日 ・ 収支予算書・決算書の誤り
・ 日付・文書番号の誤り  例:請求書、実績報告書記載の交付決定日 ・ 収支予算書・決算書の誤り  例:①独自の会計科目を設ける(保険料・手数料)     ②食糧費と需用費(消耗品費)の振分け誤り    (にんじんなど加工が必要なものは消耗品)

17 経費についての注意事項 ・経費の対象となる支出は交付決定以後の支出 ・やむを得ず中止をする場合は、準備までにかかった経費は補助の対象となる
・領収書の宛名は申請団体名と一致させる

18 経費についての注意事項② ①ジュース・おかし・花火など事業と関係ないもの ②交付決定前、事業報告後の支出 (領収書の日付を注意)
以下のものは補助の対象外 ①ジュース・おかし・花火など事業と関係ないもの ②交付決定前、事業報告後の支出  (領収書の日付を注意) ③高価な備品(パソコン等)

19 よくあるQ&A① Q1.報告書はいつまでに提出すべきか? A1.通学合宿の「事業の終了後」30日以内に提出してください。
   「事業の終了」とは通学合宿の最終日ではなく、通学合宿にかかわる会議・反省会や最終の支払いのことをさします。   そのため、必ずしも通学合宿の最終日から30日以内に報告書を提出する必要はありません。 よくあるQ&A①

20 よくあるQ&A② Q2.1年に2回通学合宿を開催した場合に、2回目も 補助対象になるのか?

21 よくあるQ&A③ Q2.子供は何人以上必要か? A2.要綱上3以上の異なる学年の子供が必要なため、最低3人以上で実施する事はできます。
 ただし、事業の効果上10人程度いることが望ましいです。 よくあるQ&A③

22 安全第一 病気、ケガの予防 登下校中の見守り 施設管理上の危険か所 災害発生時の対応 不審者侵入の対策 健康管理(アレルギー等の確認)
※ 保険への加入、緊急連絡網の整備!  6ページを御覧ください。  実施にあたっては、子どもの安全が第一です。  登校中の見守りから災害発生時の対応などさまざまなケースを想定しておく必要があります。  万が一の場合に備えて、損害賠償保険に加入や、保護者・学校・病院などの緊急連絡網のリストを作成しておくことが良いかと思います。  本日お配りしました安全管理について取りまとめた赤い冊子「地域における通学合宿推進事業 安全管理マニュアル」を御覧いただき、安全管理の参考にしていただきたいと思います。

23 県の支援 1 地域における通学合宿事業費補助金 2 記念品の配付→ 3 各種マニュアルの配布 4 その他(御相談ください)
最後に県の支援についてです。 補助金に加え、ファイルとボールペン等の記念品の配布、本日配布しましたマニュアルの配布により、みなさまの支援をさせていただいております。 また、防災・減災復興のためのヒント集はくらし・環境部という部署が発行しているものですが、災害時に役立つ情報などが掲載されておりますので、 ぜひ参考にしてください。 その他ご不明な点がありましたら、その都度ご相談にのりますので、お気軽に御連絡いただければと思います。

24 御不明な点は、事務局までお問い合わせください
御清聴ありがとうございました 御不明な点は、事務局までお問い合わせください 県教育委員会 社会教育課   担当 山本  電話:054-221-3123 FAX:054-221-3362 HP:              で検索  簡単ではございますが、以上で事業説明を終わります。  何か御質問がございましたら、休憩時間やアンケートでもお受けいたしますし、詳しい情報を知りたい方がいらっしゃいましたら、担当までお問い合わせください。  御清聴ありがとうございました。 静岡県教育委員会 通学合宿


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