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国際ロータリー第2650地区 ロータリー財団委員会の方針

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1 国際ロータリー第2650地区 ロータリー財団委員会の方針
パストガバナー・地区ロータリー財団委員長 地区研修リーダー 中澤忠嗣

2 RI戦略計画(Strategic Plan)から 見えてくるRIの目指す方向性
strətíːdʒɪk/ 英語の strategy とは「特定の目的に対する枠組みや方向性」を指すので、厳密な訳は「方策」が正しい。「戦争における術や策を指す」戦略の厳密な英語の訳は military strategy となり、日本語の戦略が含意する攻撃・攻略対象などの敵対者の存在は前提とはなっていない。strategy で前提となっているのはあくまでも目的の存在である。 方策に関する   特定の目的に対する枠組みや方向性に関する

3 未来への考え方 ロータリーは 時代に追いついていかなければならない ロータリーは 時代に適応 しなければ ならない
1、もっと機能的で活力のある組織に生まれ変わる。 2、現代社会の変化に適応できるようにする。 3、ロータリーの持つすべての人的資源あらゆる活動能力を効果的に発揮。 ロータリーは 時代に追いついていかなければならない ロータリーは 時代に適応 しなければ ならない ロータリーは 将来への備えができていなければならない

4 国際ロータリー (RI)と ロータリー財団(TRF)が一体 共通の使命と目標の下に、 一体となって進んでいくアプローチを
One Rotary(ワン・ロータリー) 国際ロータリー (RI)と ロータリー財団(TRF)が一体 共通の使命と目標の下に、 一体となって進んでいくアプローチを ワン・ロータリーと定義  RI: Rotary International  TRF: The Rotary Foundation

5 RIの使命・財団の共通の使命を設定 ≪RIの使命≫ 私たちは、他者に奉仕し、高潔性を推進し、事業と 専門職務および地域社会のリーダーの間の親睦 を通じて世界理解、親善、平和を推進する ≪財団の使命≫ ロータリアンが、人々の健康状態を改善し、教育へ の支援を高め、貧困を救済することを通じて、 世界理解、親善、平和を達成できるようにする

6 One Rotaryとしての目標 ポリオの撲滅
RIの戦略計画を「稼動」させ、具体的な活動に変えていく戦略計画が机上の文言に終わることのないようにする 世界約35,000のクラブが年間に取り組む奉仕プロジェクトの、全体的価値を測るための信頼できる方法を見つけること 会員増強  (130万人体制) ロータリーを人道的支援と国際開発分野における世界有数の 団体の一つとして、しっかりと位置づけること

7 6つの重点分野(RIとTRFの共通重点分野)
1.平和の推進 2.疾病との闘い 3.水と衛生 4.母子の健康 5.教育の支援 6.地域経済の発展 (RI ホームページより抜粋)

8 RIの変化に対応する 地区改革の元年 地区戦略計画委員会の設置 中澤直前ガバナー 刀根ガバナー
   中澤直前ガバナー 刀根ガバナー    田中ガバナーエレクト、中川ガバナーノミニー 地区方針の継続性と各年度の密接な連携 毎回4時間以上の議論を4回実施

9 公式訪問のやり方を変更 地区委員会の改革 地区規約の新規整備 地区ロータリー学友会 ガバナーが地区改革を行う余裕 年度間の連携を図る
地区改革の具体策 公式訪問のやり方を変更    ガバナーが地区改革を行う余裕    年度間の連携を図る 地区委員会の改革    継続性、クラブ目線、人を育てる 地区規約の新規整備    地区運営の透明性と公平性 地区ロータリー学友会     人を育て、ロータリーに活力

10 ロータリー:変化をもたらす 財団は世界に変化をもたらす手段 次年度RI会長テーマ (イアン・ライズリー会長E)
ロータリー財団は変化をもたらす手段 次年度RI会長テーマ (イアン・ライズリー会長E) ロータリーは世界に変化をもたらしてきている。 財団はその資金を提供し、100年間に37億ドル の資金を使い、『世界でよいこと』をしてきた。  財団は世界に変化をもたらす手段 ロータリー:変化をもたらす

11 地区ロータリー財団委員会の方針

12 地区補助金は地区に裁量権がゆだねられた資金 であり、より多くのクラブが公正に利用できる。 上限一杯活用 100%使用を目標
地区補助金の方針 地区補助金は地区に裁量権がゆだねられた資金 であり、より多くのクラブが公正に利用できる。 上限一杯活用   100%使用を目標 RIの授与と受諾の条件を遵守 締め切り日前に余裕をもって申請をお願いする 事前の相談に親切に対応する

13 全クラブの25%がグローバル補助金(GG) に関与する。 年度支給額を100%使用目標 国際奉仕委員会との連携・アドバイス
グローバル補助金の方針 全クラブの25%がグローバル補助金(GG) に関与する。 年度支給額を100%使用目標 国際奉仕委員会との連携・アドバイス 事前の相談窓口を開設 複数クラブでのGG事業推進 GG奨学生の積極的募集 その他に、平和奨学生の募集

14 地区補助金による奨学生(芸術・スポーツ含む) グローバル補助金奨学生 (6つの重点分野) 毎年5名程度を目指す
奨学生の募集推進 地区補助金による奨学生(芸術・スポーツ含む) グローバル補助金奨学生    (6つの重点分野)    毎年5名程度を目指す    学友会の充実 ⇒ ロータリー会員 平和フェロー    WFの活用    世界の平和に貢献 公共イメージ向上

15 まとめ 補助金は最大限利用し、クラブを活性化 プロジェクトの資金源の寄付増進を図る 積極的な奉仕活動による公共イメージの向上
公正で、公平な補助金の使用の推進 クラブ目線での財団委員会の親切な対応 教育支援・学友会支援の推進(人を育てる)

16 2017-18年度財団寄付目標

17 寄付ゼロクラブを次年度も継続 年次寄付 1人当り $180以上を!! 恒久基金への寄付 ポリオプラス 1人当り 2000円以上
2017~18年度の地区目標 年次寄付  1人当り $180以上を!! 恒久基金への寄付    各クラブで1人以上のベネファクターを! ポリオプラス    1人当り 2000円以上 大口寄付の推進にご支援を                もう少しで メジャードナー 97名              メジャードナー 195名 日本1990名 2650地区 寄付ゼロクラブを次年度も継続

18 ご清聴ありがとうございました

19 101年目を迎えたロータリー財団 ロータリー財団100周 [ロータリー財団分科会] [刀根荘兵衛] [2017年4月30日]

20 ロータリー財団の概要

21 ロータリー財団は ロータリー財団は国際ロータリーの子会社
ロータリー財団は、「国際ロータリーのロータリー財団」というのが正式名称です。ロータリー財団の構成員(株式会社の株主のようなもの)は1種類とし、これは「法人会員」と指定された唯一の構成員から成るものです。 法人会員は、イリノイ州の非営利法人の国際ロータリー ロータリー財団の管理委員(株式会社の取締役に相当)は   RI会長エレクトが推薦し、RI理事会が選出します。 国際ロータリー 純資産 1億2,658万ドル 収入  9,807万ドル   ロータリー財団 純資産 9億3,013万ドル 収入 2億5,817万ドル 2016年6月末 第2条 構成員 第2.1項 構成員。当法人の構成員は1種類とし、これは「法人会員」として指定された 唯一の構成員から成るものとする。初めの法人会員は、イリノイ州の非営利法人の国際 ロータリー、または、合併、商号変更によるその後継者とする。何らかの理由で、法人会 員の地位に欠員が生じた場合は、当法人の管理委員会が新たに法人会員を選ぶものと する。 第2.2項 選挙と任命。毎年、法人会員は、任期の満了した管理委員の後任委員と、欠 員が生じた場合それを埋める管理委員を任命するものとする。法人会員による、このよ うな決定は、年次会合において行われるものとする。 第2.3項 決議方法。法人会員は、本項にこれと異なる規定のある場合を除き、その理 事会の過半数の投票によって決議を行うものとする。法人会員の1名の役員により署名 された、投票事項が明記された書面を法人の委員長または事務総長に通達して行う。 第2.4項 法人会員の承認を必要とする事項。法人会員は管理委員会の次のような決定 を承認しなければならない。 (a) 財団の財産の全支出。ただし、次のものを除く。 (i) 財団の管理運営に必要な経費 (ii) 贈与または遺贈という条件で指示されている財団寄付の収益または元金の支 出、両者とも管理委員会の承認のみで十分とする。 (b) 法人設立定款または細則の改正または修正 (c) 当法人の実質上あらゆる資産の合併、解散、売却、リース、交換、抵当、質入れ (d) 設立定款に掲げた目的のため、提案された当法人のプログラム、プロジェクト、活 動のすべてについて、その発表または資金拠出前に。 第2.5項 法人会員の責務。法人会員は次の責務を負うものとする。 (a) 国際ロータリーの役員とすべてのロータリアンに、直接参加と財政的貢献を通じ て、財団のプログラム、プロジェクト、活動を支援するよう奨励すること。さらに、ク ラブ、地区、国際レベルの会合、指導力養成、教育プログラム、出版物を通じて、財 団のプログラム、プロジェクト、活動を推進すること。 (b) 財団の新プログラム、プロジェクト、活動を管理委員会に提案するこ ロータリー財団は国際ロータリーの子会社 子会社の方が大きくなった

22 ② 人道的奉仕活動、病気の予防、健康の改善、 教育の提供、地域社会の発展、水と衛生、平 和の推進を目的とした世界中のプログラムに
ロータリー財団100年の歩み ① ロータリアンから41億ドルの寄付 ② 人道的奉仕活動、病気の予防、健康の改善、   教育の提供、地域社会の発展、水と衛生、平 和の推進を目的とした世界中のプログラムに    37億ドルに使用 ③ ロータリー財団の資産は10億ドルを突破 全世界でポリオの発症数を99.9パーセント減少 1988年に35万件だった発症数も2016年37件、2017年4月末で5件にまで減少(2か国)

23 「ワン・ロータリー」 一致団結して使命を完遂
「ワン・ロータリー」 一致団結して使命を完遂 国際ロータリーとロータリー財団は独立した法人です。しかし、理念上も、実際上も、ひとつのロータリーとして機能しています。ひとつのロータリーとして一致団結することで、ロータリーは使命を果たすための強い土台を築いています。 ロータリー財団はロータリーの使命 を達成するための手段 ロータリー会員は会費を通じて国際ロータリーを支援し、寄付を通じてロータリー財団を支援しています ミッション・ 3つの優先項目・ 6つの重点分野

24 世界の最も切実なニーズに応える 世界における活動範囲は国連を超える 政府などの支援が行き届かない所で 支援 あらためてロータリー財団とは
ロータリー財団は、皆様からのご寄付を世界各地での 奉仕活動に役立てています。創立以来100年間、教育 の支援や持続可能な成果を生み出すプロジェクトによ り、世界の地域社会を少しずつ変えていく事ができます   ロータリアンが所有する財団  世界の最も切実なニーズに応える  世界における活動範囲は国連を超える  政府などの支援が行き届かない所で    支援  ロータリー財団は、「国際ロータリーのロータリー財団」というのが正式名称です。これはどういう事かと言  いますと、ロータリー財団の構成員(株式会社の株主のようなものです)は1種類とし、これは「法人会員」と  指定された唯一の構成員から成るものとする。初めの法人会員は、イリノイ州の非営利法人の国際ロータリー、  または、合併、商号変更によるその後継者とする。何らかの理由で、法人会員の地位に欠員が生じた場合は、当  法人の管理委員会が新たに法人会員を選ぶものとする。とロータリー財団細則に定められています。   ロータリー財団の管理委員(クラブの理事、或は株式会社の取締役に相当します)は、RI会長エレクトが推薦  し、RI理事会が選出します。ロータリー財団自体には選任する権限はありません。RIのロータリー財団であ  るからです。それでは、なぜロータリー財団が必要なのでしょうか。RI自体はイリノイ州の州法によって設立  された非営利法人ですから、皆さんから、あるいは外部から寄付金を受け入れることは当然可能です。しかし、  寄付した側の会員や法人等は、税制上の優遇措置を受けることが出来ません。そこで、同じイリノイ州の州法で  すが、別の規定によって設立したのがロータリー財団なのです。ロータリー財団は非営利財団として認められて  いますので、寄付して頂いた方は、税制上の優遇措置を受けることができます。   公益財団法人ロータリー日本財団という法人があります。この法人は日本の法律に従って設立された公益財団  法人です。この法人を通じてロータリー財団に寄付しますと、日本の税制上の優遇措置を受けることが出来ます。  現在、ロータリー財団に対する寄付金は、公益財団法人ロータリー日本財団を総じて寄付しますと、全ての寄付  金が税制上の優遇措置を受けることが出来ます。

25 RI戦略的優先項目 ① クラブのサポートと強化 ② 人道的奉仕の重点化と増加 ③ 公共イメージと認知度の向上
3つの優先項目とロータリー財団 RI戦略的優先項目 ① クラブのサポートと強化 ② 人道的奉仕の重点化と増加 ③ 公共イメージと認知度の向上 財団は3つの優先項目を達成するための手段 Netzel次期財団管理委員長

26  なぜ財団を設立したか 国際ロータリーはイリノイ州の州法によって設立された非営利法人ですから、ロータリアンから、あるいは外部から寄付金を受け入れることは当然可能です。 しかし、寄付した側の会員や法人等は、税制上の優遇措置を受けることが出来ません。そこで、同じイリノイ州の州法ですが、別の規定によって設立したのがロータリー財団なのです。 ① 多額の資金管理を行うため ② 税制上の優遇措置を得るため   法人運用益の免税   寄付者の所得控除   二重の免税待遇

27 財団の協力財団組織(財団の下部組織) 1.カナダ 1948年 2.ドイツ 1987年 3.インド 1988年 4.イギリス 1990年 5.オーストラリア 1994年 6.ブラジル 2003年 7.ドイツ(再) 2009年 8.日本 2010年 協力財団を通じてロータリアンが税制上の優遇措置を受けることのできる国々に、限定された数の協力財団が存在する

28 現在、ロータリー財団に対する寄付金は、公益財団法人ロータリー日本財団を総じて寄付しますと、全ての寄付金が税制上の優遇措置が受けられます
公益財団法人ロータリー日本財団は、国際ロータリーのロータリー財団の協力財団です。この法人は日本の法律に従って設立された公益財団法人です。この法人を通じてロータリー財団に寄付しますと、日本の税制上の優遇措置を受けることが出来ます。 現在、ロータリー財団に対する寄付金は、公益財団法人ロータリー日本財団を総じて寄付しますと、全ての寄付金が税制上の優遇措置が受けられます ≪目的≫ 個人が海外留学するためもしくは海外から日本へ留学するための奨学金(グローバル補助金における奨学金)およびロータリー平和フェローシップの付与 非営利財団法人である国際ロータリーのロータリー財団の活動を支援するための寄付金の提供

29 財団への寄付金 ①年次基金寄付は、 3年間資金を運用して、その運用益は財団の運営費に使われます。元金は3年後に全額を地区と財団で使います。 ②恒久基金寄付は、元金は使いません。 運用益のみを地区と財団で使います。 ③ポリオプラスに指定して寄付した寄付金は、ポリオ撲滅のために全額が使われます。 ④グローバル補助金のクラブで拠出する部分の寄付金は指定されたグローバル補助金プロジェクトに使います。この場合の現金寄付には、国際財団活動資金から50%上乗せがあります。 ⑤ロータリー平和センターに対する寄付金は、全額がロータリー平和センターのフェローシップのために使われます。

30 RIのウェブサイトでもご覧頂けますので、この報告書を是非ご覧になってください
財団の財務報告 国際ロータリーとロータリー財団は、毎年『年次報告書』を全世界のすべてのクラブ宛に送付しています。皆様のクラブにも、当然ながら送付されています。 しかし、受け取ったクラブでは、幹事報告として「RIと財団の年次報告書が届いていますので回覧します。」と言って回覧するだけですから、一般の会員はほとんど中身を見ることなく回覧しているのが実情のようです。この報告書には、活動報告と財務報告が掲載されています。    国際ロータリーやロータリー財団の資金がどのように使われているか分からないとか、ロータリー財団の役員 が財団の資金を流用している等の話しを聞くことがあります。この頃は少なくなりましたが、未だにそう思っておられる方がおられるようです。 RIのウェブサイトでもご覧頂けますので、この報告書を是非ご覧になってください

31 外部団体等の評価 世界的な大手ニュース放送局であるCNBCは、ロータリー財団を「世界を変えている慈善団体トップ10」の第3位に選び、ポリオ撲滅における私たちの多大な貢献を紹介しました。 Charity Navigator、 American Institute of Philanthropy などがありますが、何れの団体共に、ロータリー財団を最高ランクの評価としています。ロータリー財団は非常に健全な財団であると言えます。

32 ロータリー財団の財務

33 ロータリー財団の収支報告 (2015年と2016年) 収入 2015 2016 寄付 $ 268,903 $ 265,616
ロータリー財団の収支報告 (2015年と2016年) 単位 1000ドル 収入 2015 2016 寄付 $   268,903 $  265,616 投資収益(損失)      3,287     △6,653 補助金・その他の活動        △789 △787 収入合計 $   271,401 $   258,176 支出 プログラム補助金 $   224,322 $   221,147 プログラム運営     20,866      25,223 寄付推進     15,804      19,421 一般管理運営      4,854       5,247 支出合計 $   265,866 $   271,038 増減      5,535    △12,862

34 投資収益 2016年6月末で、ロータリーの資産は10億ドルを超えています。財団管理委員3名、投資を専門とするロータリー会員6名、RI財務委員会を代表する2名からなる投資委員会がロータリー投資の全局面を監督します。 ロータリーの資金は経験豊かな専門家によって入念に管理されており、ロータリーの使命を支え、長期的な安定をもたらすために慎重に投資に充てられます。

35 91%をプログラムに支出

36 ロータリー財団の寄付の現状

37 度日本の実績   日本(34地区87,569名) 年次基金 一人当たり136ドル(全体1,192万ドル) 寄付ゼロクラブ47クラブ PHS 85人増 ポリオプラス基金 一人当たり約20.9ドル(全体183万ドル) 大口寄付 71件 計 115万ドル DDFの寄贈 ポリオへ20%寄贈 13地区 ロータリー平和センターへ寄贈23地区

38 ・ポール・ハリス・ソサエティ(PHS)の推進 ポリオプラス基金 ・1人当たり30ドル(日本全体約270万ドル) 恒久基金
日本の 年度の寄付目標について  年次基金  ・1人当たり150ドル(日本全体約1,350万ドル)  ・寄付ゼロクラブをなくす  ・ポール・ハリス・ソサエティ(PHS)の推進  ポリオプラス基金  ・1人当たり30ドル(日本全体約270万ドル)  恒久基金   各クラブでベネファクターまたは   遺贈友の会会員1名

39 ・寄付の種類に拘らず、一万ドル以上のご寄付 を各ゾーン30件(日本全体で総額120万ドル) 地区のDDFの寄贈
日本の 年度の寄付目標について  大口寄付 ・寄付の種類に拘らず、一万ドル以上のご寄付  を各ゾーン30件(日本全体で総額120万ドル)  地区のDDFの寄贈   ・DDFの20%をポリオへ寄贈   ・ロータリー平和センターへ寄贈 ※DDFの20%をポリオプラス基金へ寄贈した地区と、1,500ドル以上の寄付をしたクラブには、ロータリー財団から感謝状が贈られます。 ポリオにDDFを寄贈すると国際財団活動資金(WF)から半額の組み合わせがあり、その合計にゲイツ財団から2倍の上乗せ。 例:DDF2+WF1+ゲイツ6=9

40 ロータリー平和センター大口寄付推進計画: 2017年6月30日までに、1億5,000万ドル
目標(世界) 年度  全体:3億ドル  年次基金:1億5,000万ドル  ポリオプラス基金(現金):3,500万ドル  ポリオプラス基金(DDF他):1,000万ドル  恒久基金: 2025年までに20億2,500万ドル              (2025by2025)  ロータリー平和センター大口寄付推進計画: 2017年6月30日までに、1億5,000万ドル

41 100周年を記念する特別寄付 歴史的な節目となるこの年度、ロータリー財団では、年次基金、恒久基金、ポリオプラス基金への寄付の合計目標を3億ドルとしました。

42 寄付総額 世界上位3ヶ国 アメリカ $ 122,388,700 韓 国 $ 14,086,898 日 本 $ 13,644,021
寄付総額 世界上位3ヶ国 年3月28日現在 寄付総額 世界上位3ヶ国 アメリカ $ 122,388,700 韓 国   $ 14,086,898  日 本   $ 13,644,021 日本の状況  冠名基金数 143    ※地区、クラブが設立した冠名基金含む  PHS会員数 674   (ポール・ハリス・ソサエティ)

43 メジャードナー地区別人数 2017年3月 第1ゾーン 第2ゾーン 第3ゾーン 2500 40 2580 73 2640 62 2510 50
   メジャードナー地区別人数        2017年3月 第1ゾーン 第2ゾーン 第3ゾーン 2500 40 2580 73 2640 62 2510 50 2590 81 2650 195 2520 34 2600 53 2660 74 2530 2610 43 2670 26 2540 18 2620 2680 54 2550 2630 37 2690 78 2560 52 2750 144 2700 27 2570 2760 72 2710 39 2770 218 2780 2720 13 2790 68 2730 2800 2740 31 2820 51 2830 2840 638 751 601 合計 1990

44 累計8,000ドル~9,999.99ドルの地区別人数 2017年3月 第1ゾーン 第2ゾーン 第3ゾーン 2500 5 2580 20
   累計8,000ドル~9,999.99ドルの地区別人数 2017年3月 第1ゾーン 第2ゾーン 第3ゾーン 2500 2580 20 2640 14 2510 10 2590 24 2650 97 2520 2600 13 2660 35 2530 11 2610 2670 2540 2620 2680 2550 2630 2690 15 2560 2750 17 2700 2570 2760 2710 2770 63 2780 16 2720 2790 21 2730 2800 2740 2820 2830 2840 211 182 122 合計 515

45 現在の寄付状況     2017年2月末現在 年次基金 日本 $ 10,010, % 世界 $ 77,584,545 恒久基金 日本 $ 1,451, % 世界 $ 16,572,055

46 ロータリー財団のプログラム

47 財団のプログラム 補助金 (DG・GG) ポリオプラス・プログラム ロータリー平和フェローシップ ロータリーの最優先項目。
ポリオ常在国、ウィルス流入国、 高リスク国を中心とした世界の ポリオ撲滅のための取り組み。 ロータリー平和フェローシップ 補助金 (DG・GG) 世界に6つあるロータリー平和 センターの1つで、国際関係、 平和、紛争解決とその関連分野で学ぶ学生への奨学金。 人びとによりよい生活をもたらし、地域 社会に貢献するロータリアンの活動を 支えている活動。(人道的奉仕プロジェクト、奨学金、職業研修チーム) 補助金の種類 ロータリー財団は、人道的プロジェクト、奨学金、職業研修チーム(VTT)を支援する各種補助金を提供しています。 グローバル補助金 は、ロータリー重点分野のいずれかに該当し、持続可能な成果をもたらす規模の大きい長期の国際的プロジェクトを支援します。支給額は15,000~200,000ドルです。 地区補助金 は、地元や海外で今すぐ支援を必要とするニーズに取り組む、比較的小規模で短期間のプロジェクトに利用できます。

48 ポリオプラス・プログラム ずか37件となりましたが、撲滅活動はまだ終わっていません。 活動資金の不足によって、ポリオ感染の危険が高い国で
ロータリーは、1979年にフィリピンの子どもたちにポリオ予防 接種をはじめて以来、パートナー団体とともに懸命に活動を続 け、全世界でポリオの発症数を99.9パーセント減らすことに成 功しました。1988年に35万件だった発症数も2016年にはわ ずか37件となりましたが、撲滅活動はまだ終わっていません。 活動資金の不足によって、ポリオ感染の危険が高い国で 予防接種率が低くなる可能性があります。 再流行が起きた場合、今後10年間に、毎年20万人以上の子ど もがポリオによる身体まひの犠牲になると推定されています。 撲滅に必要な15億ドルの資金を確保することが現在の課 題とされています。

49 野生株によるポリオ発症数 2017年4月現在、 パキスタン2、アフガニスタン3 合計5
2017年3月現在、パキスタン2、アフガニスタン2 合計4 2017年4月現在、 パキスタン2、アフガニスタン3 合計5

50 ポール・ハリス・フェロー認証対象となります。 ロータリーカード使用による寄付
ポリオプラス基金寄付 ポール・ハリス・フェロー認証対象となります。 ロータリーカード使用による寄付    ・オリコカード ゴールドカード・スタンダードカード➡利用額の0.3%    ・ビジネスカード➡利用額の0.5%    ・ゴールドカードの年会費のうち3000円、ビジネスカードの年会費のうち     1500円も寄付されます。    ・ダイナースカード コーポレートカード➡利用額の0.3% (2016年~) ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの上乗せ    ・2013~2018年度、ポリオ撲滅のためにロータリーがWHOとユニセフに   寄せる寄付(年間3500万ドルまで)に対し、ビル&メリンダ・ゲイツ財   団が2倍の額を上乗せします。      例) $3500万+$7000万 =$1億500万

51 ロータリー平和フェローシップ 平和は「人」から始まると考えるロータリーは、平和フェローシップ(奨学金)を通じて、世界平和と紛争予防の担い手となる人材を育て、平和推進者の世界的ネットワークを築いています。 毎年、世界中から選ばれる最高100人のフェローが、ロータリー平和センター提携大学で学びます。フェローシップには、授業料・入学金の全額、滞在費(宿舎・食費)、往復航空券、インターンシップと実地体験の費用が含まれます。 創設から10年あまり、ロータリー平和センターは、平和構築の分野のキャリアを志す1,000人以上の人材を輩出してきました。その多くは、国連や世界銀行といった国際機関や草の根のNGOでリーダーシップを発揮し、より平和な世界を築くために活躍しています。

52 ロータリー平和フェローシップ 2002-03年度のプログラム開始以来、120ヵ国以上から
ロータリー平和フェローシップで留学する人はフェローと呼ばれ 年度のプログラム開始以来、120ヵ国以上から 1,071名のフェローが参加しました。フェローの多くが、各国政 府や、国連・世界銀行などの国際機関、国際司法裁判所など に就職し、平和構築の第一線で活躍しています。 6つのロータリー平和センター 修士号取得プログラム・・・・・・   デューク大学/ノースカロライナ大学(アメリカ)   国際基督教大学(日本)   ブラッドフォード大学(イギリス)   クイーンズランド大学(オーストラリア)   ウプサラ大学(スウェーデン) 専門修了証取得プログラム・・    チュラロンコーン大学(タイ)

53

54 地区補助金とグローバル補助金 地区補助金 (DG) グローバル補助金 (GG) ▶小規模、短期のプロジェクト ▶地元または海外での活動
  ▶小規模、短期のプロジェクト   ▶地元または海外での活動   ▶ロータリー財団の使命を支える活動   ▶年に一度、地区に一括支給 グローバル補助金 (GG)   ▶大規模(合計予算30,000ドル以上)・長期のプロジェクト   ▶持続可能・測定可能な成果をもたらす   ▶重点分野に該当する活動   ▶海外のクラブや地区と協力   ▶WF(World Fund:国際財団活動資金)からの上乗せ

55 財団のシェアシステム 詳細:シェアシステムはどのように機能しているでしょうか。年次基金は3年間投資されます。この3年間に資金は地区の資金と国際的な資金に50対50に分けられます。この基金の地区の部分は、『地区財団活動資金』(DDF)と呼ばれます。地区補助金を通じて、地区はクラブと地区のプロジェクトのために、そのDDFの50%までを使うことができます。残りのDDFは、グローバル補助金やポリオプラス、ロータリー平和センター、あるいは、他地区への寄付として使われます。 もし、DDFが支給された年度に使われなければ、地区の残高に累積され、その後は、グローバル補助金にしか利用できません。国際財団活動資金寄付は、グローバル補助金とのマッチングに使われます。そして、以前はパッケージグラントの資金供給のためにも使われました。* 国際財団活動基金はDDFとは1対1でマッチングされ、現金とは0.5:1となります。地区補助金は、どのような額でもかまいませんが、グローバル補助金は3万ドル以上でなければなりません。2015年7月1日からは資金モデルに数々の変更が生じますが、これらの変更はDDFには影響を及ぼしません。これらの変更の下では、財団運営費や運営準備金のために、国際財団活動資金(WF)は、年次寄付の5%、グローバル補助金への資金給付のための現金拠出の5%、そして一定企業からの寄付の10%が削減されます。ただし、余剰が出る場合は、その余剰金は、毎年、恒久基金(WF)へ回されます。

56 プロジェクトの全予算は3万ドル以上ですか?
人道的プロジェクトの補助金の タイプを決定する 6つの重点項目のひとつに該当するプロジェクトですか? 地区補助金活動は6つの重点分野に該当する必要はありません。 いいえ はい グローバル補助金は、6つの重点分野の少なくとも1つに該当する人道主義的プロジェクトを通じて、地域社会に役立ちます 地区補助金を 申請すべきです プロジェクトの全予算は3万ドル以上ですか? グローバル補助金スポンサーは、最低予算3万ドルに対して、WF割当額にマッチングするため、最低1.5万ドルが必要となります。 いいえ はい 地区補助金は予算最低額はありません。そして、スポンサーの管理支援は主としてすべて地区レベルで行われます。 地区補助金を 申請すべきです スポンサーは他の資格のある地区やクラブとパートナーを組みますか? グローバル補助金は主たるホストクラブまたは地区と国際的パートナーによって提唱されます。両方のスポンサーが適格でなければなりません 地区補助金は地域社会でも外国でも利用できますが、 国際的提唱者(パートナー)は必ずしも必要ありません いいえ はい 地区補助金を 申請すべきです グローバル補助金 を申請すべきです

57 ロータリー財団の優先項目と具体的目標

58 ② ロータリー財団に対するロータリアンの知識、 参加、寄付を向上させる。
2014年10月管理委員会決定   2015年7月1日から3年間 ① 永久にポリオを撲滅する。 ② ロータリー財団に対するロータリアンの知識、  参加、寄付を向上させる。 ③ 財団の補助金と6つの重点分野を通じて、ロー  タリーの人道的奉仕の質と影響を高める。 ④ ポリオプラスにおける成果と「世界でよいこと」  をしてきた100年の歴史に特に注目し、財団に  よるこれまでの実績に対するイメージと認識を  高める。 4つの優先項目

59 優先項目1:永久にポリオを撲滅する A. 野生ポリオウイルスによる新たな発症例をなくす。 B. 毎年3,500万ドルのポリオ撲滅への寄付を確保し、ゲイツ財団のチャレンジに応える。 C. ポリオ撲滅におけるロータリーの役割について周知を図る。 D. ほかの人道的プログラムにも同じようなアドボカシーを取り入れることを視野に、ポリオ撲滅におけるロータリーによるアドボカシーを見直す。

60 優先項目2:ロータリー財団に対するロータリアンの知識、参加、寄付を向上させる
A. 財団プログラムについてより良く学ぶために、新しく効果的なタイプのコミュニケーション方法を例会で活用することをクラブに奨励する。 B. グローバル補助金に全地区が関与し、全クラブの少なくとも25%が関与する。 C. 「Every Rotarian, Every Year」の寄付レベルに到達するクラブの数を、全地区で少なくとも15%増やす。 D. 年次基金への寄付を、全地区で少なくとも3%増やす。 全クラブの80% が年次寄付  クラブ会員の35% が年次寄付 

61 優先項目3:重点分野を通じて、ロータリーの人道的奉仕の質と影響を高める。
A. グローバル補助金への支出総額を、全世界で少なくとも10%増やす。 B. グローバル補助金による奨学金の数を全地区で少なくとも1口増やし、全世界で少なくとも15%増やす。 C. 職業研修チーム(VTT)の数を、全世界で少なくとも100チーム増やす。 D. 持続可能性、簡潔さ、効果の点でグローバル補助金の成果を測定し、評価する。 DDFの繰り越し 5500万ドル台 グローバル補助金の取り組み方が問題 日本、韓国、台湾は残高が多いと指摘

62 優先項目4:財団によるこれまでの実績に対するイメージと認識を高める。
A.ロータリアンとそのほかの支援見込者(政府関係者、非政府団体、慈善財団など)を対象とした国際会議を企画することによって、平和に対するロータリーの取り組みを促進する。 B.クラブと地区における会員増強の必要性および奉仕に対する良い影響について認識を高め、周知を図るための新しい財団イニシアチブを、少なくとも2つ立案する。 C. ロータリアン以外の一般の人びとによるロータリーへの認識を高め、その結果として財団への寄付やロータリープロジェクトへの参加を増やす。

63  Arch C. Klumph 1869~1951  ロータリー財団は、レンガや石の記念碑を建てるものではない。 たとえ、大理石に碑銘をきざんだとしても、やがてはくずれてしまうだろう。真鍮を使ったとしても、いつかは汚れてしまうだろう。 だが、心の中に碑銘をきざむなら、そしてロータリー精神と、神をおそれ同胞を愛する気持ちを吹き込むならば、われわれがきざんだものは永遠に輝き続け、文明の続く限り、ロータリーを不滅のものとするだろう。      ロータリアン誌 1929年4月号

64 ご清聴ありがとうございました

65 質問に対する追加資料

66 ポリオ撲滅 2015年10月理事会決定 RI理事会は、ポリオ撲滅が今後もロータリーの 対外的な最優先事項である一方、内部においては 会員増強が最重要事項であることを確認しまた。 2018年までに全世界でポリオ撲滅をめざす ポリオ撲滅・エンドゲーム戦略計画(WHO) (Polio Eradication and Endgame Strategic Plan) 最期の患者から3年 = ポリオフリー

67 規定審議会16-118 RI理事会提案 ポリオ撲滅は国際ロータリーの最高の目標で あることを承認し支持する件 採択カード式全会一致
2016年規定審議会でも決議 規定審議会16-118 RI理事会提案 ポリオ撲滅は国際ロータリーの最高の目標で あることを承認し支持する件 採択カード式全会一致

68 ファクトシート ● ポリオ(急性灰白髄炎)は、主に5歳未満の 小児が罹かる疾患です。 ● 感染者200人のうち1人に不可逆性の麻痺が起こります。麻痺を起こした患者の5~10%は呼吸筋が機能しなくなり死に至ります。 ● 1988年には35万人いたと推計される ポリオの患者は99%以上減少し、2015年には報告者数が74人なりました。この減少は、疾患を撲滅するための努力が世界中で行われた結果です。

69 ファクトシート ● 1人でも感染した小児が いれば、すべての国小児にポリオへの感染の危険が生まれます。
10年以内に最後に残った常在国からポリオを撲滅することができなければ、毎年20万人もの新規患者が発生する可能性が生まれます。 ● ほとんどの国が 効果的なサーベイランスや予防接種体制を確立してきたことで、地球全体での努力がその他の感染症に取り組む対処能力を拡大しています。

70 ロータリーのポリオ撲滅活動の歴史

71 3Hプログラム(Health , Hunger and Humanity)の開始
1978年 レヌーフ会長エレクト(当時)    3Hプログラム提唱   保健、飢餓、人間尊重 1979年 ロータリー誕生74年目      ポリオ予防接種 76万ドル 630万人接種    3Hプログラムの第1号 1980年 3Hプログラムの目標設定  ・保健 ・・・・・第1優先はポリオ、第2は基本医療と保健教育、           第3はリハビリ  ・飢餓追放・・・第1優先は水資源、第2は農業  ・人間尊重・・・第一優先は識字率、第2は職業訓練、           第3は緊急援助

72 1985年 全世界でポリオの撲滅をめざす「ポリオプラス・
3Hからポリオプラスプログラムがスタート 3Hプログラムの目的は国際間の理解、親善平和を 推進するための方法として、人々の健康状態を改善し 飢餓を救済し、人間的社会的向上発展を図ること。 1985年 全世界でポリオの撲滅をめざす「ポリオプラス・   プログラム」がスタート。 2000年    WHO西太平洋地域37の国と地域をポリオフリー 2002年    大西洋から中央アジアに及び欧州地域もポリオフリー 1985年来、20億人の子供にポリオ接種

73 ポリオプラスとは 1985 年にロータリーがポリオプラスを開始した 時「プラス」という言葉は、ポリオ撲滅の取り組み が子どもの間に流行する他の5 種類の伝染病 (はしか、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風)の 予防接種にも広がるだろうという考えを表していま した。 時とともに、ポリオ撲滅の取り組みによる恩恵は増 えていきました。

74 ポリオプラスとは ポリオワクチンを投与するキャンペーンでは、ビタミ ンAのサプリメントを配布するといった、健康面から 命を救う手段が生まれました。ワクチンを運搬、保 存するための新しい物流方法により、発展途上地 域での感染症との闘いが以前より容易になりまし た。また新たなポリオ発症の発見を目的とする研 究所や診療所の巨大なネットワークによって、ポリ オだけでなく、ほかのウイルスの感染状況も監視 できるようになったのです。

75 ポリオプラスとは このように、ポリオプラスの「プラス」は、ポリオが 常在する3か国での感染抑止にとどまらず、ポリオ
がこの世からなくなった後にも、ほかの感染症との 闘いを支えていくインフラと協力態勢という遺産を も意味しています。

76 99.9%まで撲滅 ●ロータリーは、1979年にフィリピンの子どもたちにポリオ予防接種をはじめて以来、WHOとともに懸命に活動を続け、全世界でポリオの発症数を99.9パーセント減らすことに成功しました。今、あと少しでポリオを撲滅できるところまできています。 ● 1988年には125か国以上のポリオの常在国がありましたが、常在国は3か国(アフガニスタン、パキスタン、ナイジェリア)だけです

77 2650地区におけるポリオ撲滅活動

78 1995年のカンボジアミッションから始まる(二橋G) 毎年 西太平洋地域 東南アジア WHO WPRO マニラ本部
ポリオミッションの歴史 21年の歴史 1995年のカンボジアミッションから始まる(二橋G) 毎年 西太平洋地域 東南アジア WHO WPRO マニラ本部  World Health Organization Western Pacific Regional Office     JICA 国際協力機構 青年海外協力隊      ポリオワクチン投与と教育・人道的支援 今西年度(サモア)で地区としての活動中断 2012年以後は有志クラブで細々と継続 2016年ロータリー財団100周年記念事業 2018年ポリオ撲滅宣言目標 最終段階 

79 1995年 カンボジア 1996年 モンゴル 1997年 ネパール 1998年 ラオス 1999年 ベトナム 2000年 中國雲南省 2001年 バヌアツ 2002年 マーシャル諸島 2002年 ミュアンマー 2003年 カンボジア 2004年 ラオス 2005年 パプアニューギニア 2006年 ツバル 2007年 フィリピン 2008年 クック諸島 2009年 トンガ 2010年 ソロモン 2011年 フィリピン  2012年 サモア 2013年 2014年 フィリピン 2015年 ベトナム 2016年 ラオス

80 WHO 世界保健機構 地域事務局の所在地と管轄地域 1.アフリカ(コンゴ・ブラザヴィル 2.アメリカ(アメリカ合衆国・ワシントンD.C.)
地域事務局の所在地と管轄地域    1.アフリカ(コンゴ・ブラザヴィル  2.アメリカ(アメリカ合衆国・ワシントンD.C.)  3.東地中海(エジプト・カイロ)  4.ヨーロッパ(デンマーク・コペンハーゲン)  5.東南アジア(インド・ニューデリー)  6. 西太平洋(フィリピン・マニラ)

81 ポリオやその他感染症の撲滅計画(WHO)
1988年には「世界ポリオ撲滅計画(Global Polio Eradication Initiative)」が開始され、2000年ま でのポリオ撲滅が謳われた。 しかしその後計画は難航し、2016年現在、いま だパキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアの   3か国においてポリオ患者が発生している状態となっている。


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