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マクロ経済学初級I (春学期) 2006年 白井 義昌 4月11日 マクロ経済学初級I
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参考書 Principles of Economics, 2nd edition
N. Gregory Mankiw, The Dryden Press, 2000. 購入は洋書店か 邦訳本 マンキュー経済学IIマクロ編 東洋経済新報社 4月11日 マクロ経済学初級I
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成績評価 期末テスト 4月11日 マクロ経済学初級I
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講義の目標 経済学の問題とそのアプローチを理解する。 新聞などで報じられる経済問題を自分の頭で理解、検討できるようにする。
経済学に一層の興味を持てるようにする。 4月11日 マクロ経済学初級I
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講義予定1 経済学とは何か 経済学の十大原理 (第1回講義) 経済学者の考察方法 (第1回講義) 相互依存と貿易の利益 (第2回講義)
経済学の十大原理 (第1回講義) 経済学者の考察方法 (第1回講義) 相互依存と貿易の利益 (第2回講義) 市場、需要と供給(第2回講義および第3回講義) 4月11日 マクロ経済学初級I
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講義予定2 マクロ経済学 マクロ経済学のデータ (第3回講義) 経済全体の取引をどのように把握するか? (第4回講義)
マクロ経済学のデータ (第3回講義) 経済全体の取引をどのように把握するか? (第4回講義) 経済循環図 (第3回講義) 国民所得勘定 (第3回講義) 長期における生産性、総生産、雇用 (第5回講義) 総生産水準の決定、消費と貯蓄(第6回講義) 消費関数と総需要 (第7回講義) 投資の理論 (第8回講義) 資産市場と貨幣 (第9回講義) 4月11日 マクロ経済学初級I
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第1回講義 経済学とは何か? 4月11日 マクロ経済学初級I
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経済学の考察 資源の希少性 Scarcity of resources 経済学は
社会がその希少な資源をどのように管理するかを考える学問である。 Economics is the study of how society manages its scarce resources 資源配分 resource allocation 4月11日 マクロ経済学初級I
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社会的資源配分を考察するに あたっての重要な要素
主体の意思決定 Decision making 主体の意思決定の相互依存 Interaction of decision making -市場を通じて -非市場的組織を通じて 経済全体をどう表現するか。社会会計 経済は全体としてどのように動いているか? 4月11日 マクロ経済学初級I
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経済学の十大原理 主体はどのように意思決定をするか How people make decisions.
主体はどのような相互依存関係にあるか How people interact 経済は全体としてどのように動いているか How the economy as a whole works 4月11日 マクロ経済学初級I
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主体はどのように意思決定 をするか 第1原理: 経済主体はトレードオフに直面している 第2原理:
経済主体はトレードオフに直面している 第2原理: ある選択の費用はその選択をとることによって放棄した選択によって測られる。 機会費用 4月11日 マクロ経済学初級I
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主体はどのように意思決定をするか(続き)
第3原理: 合理的主体は限界原理にもとづいて意思決定する。 Rational people think at the margin. 第4原理: 主体はさまざまな誘引に反応する。 People respond to incentives 4月11日 マクロ経済学初級I
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主体はどのような 相互依存関係にあるか 第5原理: 交換によって全ての主体が豊かになる ことが可能である。
交換によって全ての主体が豊かになる ことが可能である。 Trade can make everyone better off. 交換の利益、貿易の利益 Gains from trade 4月11日 マクロ経済学初級I
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主体はどのような相互依存関係にあるか(続き)
第6原理: 市場は経済活動を運営するうえで通常は有益な方策である。 市場経済 第7原理: 政府は時によって市場取引の成果を改善することができる。 市場の失敗、外部性、市場支配力 4月11日 マクロ経済学初級I
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経済は全体としてどのように 動いているのか
第8原理: 一国の生活水準はその国の財サービスの生産能力に依存する。 第9原理: 政策当局が貨幣を増発すると諸価格は上昇する。 第10原理: 社会は短期的にインフレと失業の間のトレードオフに直面する。 4月11日 マクロ経済学初級I
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経済学者の考察方法 4月11日 マクロ経済学初級I
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経済学の特徴 主体、取引対象を分割する。 社会会計
誰かの支払いは誰かの受け取りになっているという原則に着目し、主体、取引対象について整理することができる。 4月11日 マクロ経済学初級I
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モデルで考える 主体の行動仮説 (原理1,2)を想定する。 主体の行動環境についての仮定をおく。 その経済的な帰結を演繹する。
主体の行動仮説 (原理1,2)を想定する。 主体の行動環境についての仮定をおく。 その経済的な帰結を演繹する。 説明しようとした経済現象との照らし合わせをデータを用いて行う。 4月11日 マクロ経済学初級I
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ミクロ経済学とマクロ経済学 マクロ経済学 集計された変数についての考察 GDPの決定、成長、 物価上昇率、失業率、利子率のふるまい
集計された変数についての考察 GDPの決定、成長、 物価上昇率、失業率、利子率のふるまい ミクロ経済学 主体の意思決定過程を明確にし、主体間の資源配分についてその帰結を考える。 4月11日 マクロ経済学初級I
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実証分析と規範分析 実証分析 positive analysis ある経済現象についてなぜそうなるかを 説明しようとする分析
ある経済現象についてなぜそうなるかを 説明しようとする分析 規範的分析 normative analysis ある資源配分が何らかの意味で望ましいかどうかについての分析 4月11日 マクロ経済学初級I
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