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応急手当の方法を知ろう 今日は日常的なけがや、倒れている人がいたときの応急手当 について学習しましょう。
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Q1、今までに一番多く経験したけがはなんだろう???
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日常的なけがの種類 ③つき指 ①すり傷 ②ねんざ ④やけど ⑤鼻血 今までにどんなけがを経験したことがありますか。
日常的なけがには、擦り傷、切り傷、捻挫、打撲、突き指、や けど、鼻血などがあります。 ④やけど ⑤鼻血
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Q2、それらのけがの時に、誰 がどのような手当をし、結 果、どうなっただろうか?
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けがの手当 部位、種類、程度を観察 傷口は水道水で洗うのが原則 腫れ 出血
手当をするに当たっては、どこを、どのように、どの程度けが をしたのかという確認、観察が第一です。 適切な手当は苦痛を和らげ、治りを早くします。 痛み、腫れ、変形、出血の状態などを中心によく観察して、適 切に素早く手当をすることが大切です。 傷口は水道水で洗うのが原則です。
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Q3、出血したとき、どのようにして止めていただろうか?
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骨折の疑いがない場合
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止血の方法 傷口をガーゼやハンカチなどで直接圧迫 これを⑥直接圧迫法という 鼻血の場合には、鼻の⑦上部を強くつまみ、⑧安静にする
もし出血しているときには、どうやって止めたらいいのでしょう か。 通常の出血であれば、傷口を直接ガーゼや清潔なハンカチな どで圧迫することによって止血できます。 これを直接圧迫法といいます(ほかの人の手当をする場合、 万が一の感染防止のため、血液には直接手を触れないようゴ ム手袋やビニール袋などを手に着用しましょう)。 鼻血の場合には、鼻の上部を強くつまむようにします。 傷口をガーゼやハンカチなどで直接圧迫 鼻血の場合には、鼻の⑦上部を強くつまみ、⑧安静にする これを⑥直接圧迫法という
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・骨折の疑いがある場合
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固定することが必要になる
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固定して、三角巾でつる ダンボールや 雑誌で固定
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足の固定
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Q4、RICE(ライス)という言葉をきいたことがあるだろうか?
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ねんざや打撲にはRICE法 (安静、冷却、圧迫、挙上) ⑪15分〜20分 を繰り返す ⑨Rest(安静) ⑩Icing(冷却)
⑬Elevation (挙上) 捻挫や打撲のときには、どのような手当をすればよいのでしょ うか。 RICEは、簡単な4つの処置を行うことで、痛みや腫れが抑えら れ、回復を早める方法です。 「RICE」とは、Rest(安静=動かさない)、Icing(冷却=氷など で冷やす)、Compression(圧迫=包帯などで圧迫)、Elevation (挙上=心臓よりも高く上げる)の頭文字をつなげたものです。 運動中のけがに多い、打撲、捻挫、突き指、肉離れなどの応 急手当として有効です。 ⑫Compression (圧迫)
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まとめ 応急手当をおこなうことで・・・・ ⑭痛みをやわらげることができる ⑮怪我がはやく治る ⑯後遺症を残さない 以上のことが期待できる!
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知って防ぐ熱中症 暑くなり始めると、スポーツだけに限らず熱中症で倒れたとい うニュースをよく耳にします。
最近では、その時期が徐々に早まってきているようです。
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熱中症とは? 水分 汗 塩分 体には、体温を一定に保とうとする働きが備わっていて、暑さ によって体温が上がると、自律神経の働きで汗をかいて体温 を下げようとします。 汗には、水分だけでなく塩分も含まれているので、汗をかくと 体から水分と同時に塩分も失われます。 体から塩分が失われることで、全身にさまざまな障害が起こり ます。 また、こうした状況で水分補給がないと汗をかけず、体内に熱 がこもって体温が上昇し、意識を失って倒れることもあります。 こうした障害の総称が、熱中症です。 塩分 水分
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学校の管理下における熱中症死亡事例件数 学年・性別発生傾向(昭和50年~平成22年) このグラフは熱中症による死亡者の数を表しています。
中学生と高校生が多いですね。 クラブ活動を活発にやる年代だからこそ、熱中症になる危険 性も高いといえます。 皆さんは「自分は熱中症にはならない」と思っていませんか? でも熱中症は誰にでも起こる可能性があり、しかも命に関わる 障害なのです。 日本スポーツ振興センター資料より
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学校の管理下における熱中症死亡事例件数 月別発生傾向(昭和50年~平成22年) これは熱中症が何月に発生しやすいかというグラフです。
やはり夏の暑い時期、7、8月に多いことがわかると思います。 最近では暑くなり始める6月にも死亡につながる重大な熱中 症が起きているということにも注意が必要です。 日本スポーツ振興センター資料より
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熱中症の種類 熱けいれん 熱失神 熱疲労 熱射病 熱中症は、大きく4つに分類されています。
熱失神は、高い温度での活動中、上昇した体温を下げよ うと大量に発汗して血管が拡張し、そのために脳へ流れ る血流量が減少して、めまいやふらつきなどの症状がみ られます。一過性の意識消失がみられることもあります。 熱けいれんは、高温の環境下で大量に発汗して体内の 塩分が不足したときなどに起こる、痛みを伴った筋肉の けいれんで、めまいや頭痛、吐き気、腹痛を伴います。 熱疲労は、高温の環境下で、脱力感、体がだるい、めま い、頭痛、吐き気などの症状が認められます。大量の発 汗による脱水症状であり、汗の蒸発による熱放散が不足 するために体温は上昇します。 熱射病(日射病)は、熱疲労を放置した状態で、異常な 体温の上昇(体温が40℃以上)と興奮、錯乱、けいれん、 昏睡などの意識障害が出てきます。発汗の停止によって 皮膚は乾燥し、手当が遅れればショックや細胞・臓器障 害に陥り、死亡することもあるので一刻も早い治療が必 要になります。
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Q1、熱中症はどのような環境で起こりやすいか?
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熱中症が起こりやすい環境 ・(①気温が高い) ・風が弱く湿度が高い ・日差しが強い ・照り返しが強い ・急に暑くなった
・(②屋内や、涼しい場所) でも起こる! 熱中症が起こりやすい環境は、気温が高い、風が弱く湿度が 高い、日差しが強い、照り返しが強い、急に暑くなったといった 状況です。 梅雨の合間に突然気温が上昇した日や、梅雨明けの蒸し暑 い日などは特に注意が必要です。
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Q2、どんな人がなりやすいのか???
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どんな人がなりやすいか? 体調が悪い人(朝食抜き、寝不足、疲労) 肥満の人 (③普段から運動をしていない人) 暑さに慣れていない人
病気の人(下痢などで脱水症状がある人) お年寄りだけでなく、(④若い世代でも起こる) どのような人がなりやすいでしょうか? 体調が悪い人(朝食抜き、寝不足、疲労)、肥満の人、普段か ら運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人(下 痢などで脱水症状)などは熱中症になりやすいので注意が必 要です。
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熱中症予防 ・⑤こまめな水分の補給 ・服装を工夫する ・暑さを避ける ・⑥規則正しい生活を心がけること
熱中症予防のためには、次の4つのポイントが重要です。 1つ目は、こまめな水分補給です。 喉が渇く前に水分補給をすることが必要です。 2つ目は、服装の工夫です。 服装の工夫で、体に熱がこもるのを防ぐことができます。 下着は、吸水性や乾きやすさなども考えて選ぶようにしましょう。 3つ目は、暑さを避けることです。 暑い時期は、屋外では帽子や日傘を使い、日陰を選んで歩き ましょう。 屋内では風通しをよくする工夫をしましょう。 4つ目は、規則正しい生活を心がけること。 食事、睡眠はしっかりとりましょう。
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水分補給のポイント 水だけよりも塩分も含んだ スポーツドリンクなどを 運動を始める前に、コップ1杯程度
人間は成人の場合、体重の約60%が水分です。 運動をしてたくさん汗をかくと水分が不足して体の調子を崩し ます。 たくさん汗をかいているときの水分の補給のポイントは、 ・水だけよりも、塩分も含んだスポーツドリンクなどを活用する のが望ましいでしょう。 ・運動中や運動後だけではなく、運動の前にもコップ1杯程度 の水分をとりましょう。 ・運動中は、こまめに水分をとりましょう。気温の高いときは、 15〜20分ごとにコップ1杯程度が目安です。 ・喉が渇いたと感じる前に水分を補給しましょう。 運動中は、15分~20分おきにコップ1杯 喉が渇いたと感じる前に飲むのがポイント
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熱中症の応急手当 ⑦涼しい環境へ移動 ⑧衣服を緩めて体を冷やす
熱中症が重症の場合は、すぐに医療機関で診察を受けるの が基本ですが、軽症の場合、風通しのよい日陰や冷房の効い たところに運び、衣類を緩めて楽にします。 本人が楽な体位にしますが、顔が青く脈が弱いときには、脳に 血流が回りやすいように、足を高くした体位にします。 皮膚の温度が高いときには、日陰に移動させ、あおいで風を 送ったり、首や脇の下、足の付け根など太い血管の通ってい るところに氷入りの袋を当てるなどして体温を下げます。 このような手当をしても、症状が治まらないときは、できるだけ 早く医師の診療を受けさせます。
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自分で水分を飲める ↓ ⑨スポーツドリンクを飲ませる 体温が40℃以上、意識 異常、錯乱などの場合 ↓ すぐに体を冷やす 救急車を呼ぶ
意識があり、吐き気や嘔吐などがなければ、水分補給をさせ ます。 その際、塩分が含まれているスポーツ飲料か、薄い食塩水な どを飲ませます。 このような状態の場合は一人にせずに経過を観察し、その後 必ず医療機関を受診させます。 体温が40℃以上、意識がない、錯乱状態であるなど重度の熱 中症の場合には、すぐに体を冷やすとともに、救急車を呼び 一刻も早く医療機関に送ることが大切です。
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まとめ ・熱中症は命に関わる障害 ・正しい知識と予防が大切 ・無理は禁物 ・お互いの体調に気を配る
・熱中症は命に関わる障害 ・正しい知識と予防が大切 ・無理は禁物 ・お互いの体調に気を配る 熱中症は命に関わる障害です。正しく理解し、適切な予防措 置をとりましょう。 体調が悪いときには、無理をせず、適切な対応をとりましょう。 ふらふらになってからでは正しい判断ができません。 お互いの体調に気を配り、対処できるようにしましょう。
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