Presentation is loading. Please wait.

Presentation is loading. Please wait.

資料5 小児医療における現状と課題について 平成28年11月11日 広島県健康福祉局医務課.

Similar presentations


Presentation on theme: "資料5 小児医療における現状と課題について 平成28年11月11日 広島県健康福祉局医務課."— Presentation transcript:

1 資料5 小児医療における現状と課題について 平成28年11月11日 広島県健康福祉局医務課

2 小児(救急)医療の現状について ≪広島都市圏の小児医療体系図≫ 救命救急センター 小児医療センター 小児救急医療拠点病院 地域小児科センター
  ≪広島都市圏の小児医療体系図≫ 救命救急センター 24時間体制での小児救命救急医療を実施 小児医療センター 高度な小児の専門入院医療を実施 小児救急医療拠点病院 入院を要する小児救急医療(24時間)を実施 地域小児科センター 小児の専門医療を実施 重症度・重篤度 小児初期救急センター 初期の小児救急医療(24時間)を実施 一般小児科 小児の一般医療を実施 (参考)小児専門医療の役割分担 区分 関係医療機関 高度な専門医療 大学,広島市民,県立,日赤,土谷 専門医療 上記の他,逓信,舟入,JR,記念 一般医療 広島市民,日赤,中電,土谷,JR,他診療所 (参考)小児救急の役割分担 小児救急電話相談事業 #8000 小児救急に関する電話相談(24時間)を実施 区分 関係医療機関 救命救急医療 大学,県立 入院救急医療 舟入市民 初期救急医療 当番医(休日昼間) 発 症 子どもの患者

3 今後10年間で,広島県の子どもの数は15%以上減少する。
広島市及び広島県の0歳~14歳人口の将来予測 区域 H12年 上段:人口(人) 下段:5年増減率(%) H17年 H22年 H27年 H32年 H37年 H42年 H47年 H52年 H27~H37 上段:1増減数(人) 下段:増減率(%) 広島市 174,039 169,133 167,793 163,866 155,069 143,177 131,691 125,232 121,212 △ 20,689 △ 2.82 △ 0.79 △ 2.34 △ 5.37 △ 7.67 △ 8.02 △ 4.90 △ 3.21 △ 12.63  中区 13,991 13,192 12,747 13,298 13,173 12,198 10,838 9,865 9,051 △ 1,100 △ 5.71 △ 3.37 4.32 △ 0.94 △ 7.40 △ 11.15 △ 8.98 △ 8.25 △ 8.27  東区 20,258 18,494 17,567 16,291 15,040 13,616 12,379 11,661 11,115 △ 2,675 △ 8.71 △ 5.01 △ 7.26 △ 7.68 △ 9.47 △ 9.08 △ 5.80 △ 4.68 △ 16.42  南区 18,842 18,411 17,816 17,120 15,916 14,463 13,048 12,157 11,474 △ 2,657 △ 2.29 △ 3.23 △ 3.91 △ 7.03 △ 9.13 △ 9.78 △ 6.83 △ 5.62 △ 15.52  西区 26,802 26,909 26,546 25,691 24,220 22,348 20,467 19,321 18,504 △ 3,343 0.40 △ 1.35 △ 3.22 △ 5.73 △ 7.73 △ 8.42 △ 5.60 △ 4.23 △ 13.01  安佐南区 34,070 37,821 41,191 42,450 41,565 39,805 37,893 37,386 37,755 △ 2,645 11.01 8.91 3.06 △ 2.08 △ 4.80 △ 1.34 0.99 △ 6.23  安佐北区 25,261 22,053 20,295 18,312 16,339 14,447 12,894 11,887 11,136 △ 3,865 △ 12.70 △ 7.97 △ 9.77 △ 10.77 △ 11.58 △ 10.75 △ 7.81 △ 6.32 △ 21.11  安芸区 11,977 12,053 12,091 11,919 11,468 10,622 9,895 9,571 9,435 △ 1,297 0.63 0.32 △ 1.42 △ 3.78 △ 7.38 △ 6.84 △ 3.27 △ 10.88  佐伯区 22,838 20,200 19,540 18,785 17,348 15,678 14,277 13,384 12,742 △ 3,107 △ 11.55 △ 3.86 △ 7.65 △ 9.63 △ 8.94 △ 6.25 △ 16.54 県全体 428,035 403,271 386,810 367,394 341,213 311,090 283,688 267,255 256,021 △ 56,304 △ 5.79 △ 4.08 △ 5.02 △ 7.13 △ 8.83 △ 8.81 △ 4.20 △ 15.33 (注)各年の人口は,10月1日現在。平成12年の広島市及び佐伯区の人口には,旧湯来町の人口を含めている。 (出典)H12年~H22年は総務省統計局の国勢調査,H27年~H52年は国立社会保障・人口問題研究所の日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)による。 今後10年間で,広島県の子どもの数は15%以上減少する。

4 病院の数は,広島市で横ばい,県全体だと減少している。
小児医療を担う病院及び診療所数の推移 ◇一般小児医療を担う病院・診療所数の推移(広島市)            (単位:箇所) 区 分 H14年 H17年 H20年 H23年 H26年 病院 18 診療所 64 58 56 62  うち主たる診療科目が小児科のもの 33 26 25 24  単科で小児科を標榜しているもの 31 32 37 38 合 計 82 76 74 80 (出典)厚生労働省の医療施設調査。施設数は各年10月1日現在。 ◇一般小児医療を担う病院・診療所数の推移(県全体)            (単位:箇所) 区 分 H14年 H17年 H20年 H23年 H26年 病院 77 75 73 71 65 診療所 143 140 132 134 136  うち主たる診療科目が小児科のもの 68 62 58  単科で小児科を標榜しているもの 70 72 76 74 合 計 220 215 205 201 病院の数は,広島市で横ばい,県全体だと減少している。

5 体制が充実した小児科は市内に4つ。今後の稼働率低下が課題。
広島市の小児科を標榜する病院一覧 医療機関名 所在地 一般病床数 入院に係る施設基準 小児外科 産科標榜 分娩件数 1 広島市民病院 中区 715床 小児入院医療管理料1 1,088 2 広島赤十字・原爆病院 598床 小児入院医療管理料4 298 3 土谷総合病院 394床 300 4 広島記念病院 250床 5 中電病院 248床 505 6 舟入市民病院 140床 小児入院医療管理料2 7 広島逓信病院 110床 112 8 正岡病院 34床 907 9 JR広島病院 東区 275床 188 10 広島大学病院 南区 724床 333 11 県立広島病院 662床 621 12 広島共立病院 安佐南区 186床 13 頼島産婦人科病院 35床 1,130 14 安佐市民病院 安佐北区 527床 571 15 高陽ニュータウン病院 90床 16 安芸市民病院 安芸区 80床 17 鈴が峰 佐伯区 55床 18 生協さえき病院 54床 旧市内では多くの病院が競合 (出典)医療機関名,所在地,病床数,産科標榜及び分娩件数:平成27年度広島県医療機能報告(H26年度実績)     施設基準:厚生労働省中四国厚生局「保険医療機関等の施設基準の届出受理状況等について(H28.6.1現在)」 体制が充実した小児科は市内に4つ。今後の稼働率低下が課題。

6 県内の病院勤務医の増加率は,全国平均を大幅に下回っている。
主たる診療科が小児科である医師数の推移 広島市 区 分 H12年 H14年 H16年 H18年 H20年 H22年 H24年 H26年 病院 医師数(人) 85 91 81 75 82 89 101 H12からの増減率(%) 7.06 △ 4.71 △ 11.76 △ 3.53 4.71 18.82 診療所 65 68 69 62 73 78 4.62 6.15 △ 4.62 12.31 20.00 15.38 合計 150 159 143 155 167 176 6.00 0.00 △ 4.67 3.33 11.33 17.33 (出典)厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査。医師数は,各年12月31日現在。(以下,同じ。) 県全体 区 分 H12年 H14年 H16年 H18年 H20年 H22年 H24年 H26年 病院 医師数(人) 189 188 180 166 169 186 198 H12からの増減率(%) △ 0.53 △ 4.76 △ 12.17 △ 10.58 △ 1.59 4.76 診療所 152 157 170 163 177 176 3.29 11.18 11.84 7.24 16.45 15.79 合計 341 345 349 336 332 346 362 368 1.17 2.35 △ 1.47 △ 2.64 1.47 6.16 7.92 全 国 区 分 H12年 H14年 H16年 H18年 H20年 H22年 H24年 H26年 病院 医師数(人) 8,158 8,429 8,393 8,228 8,721 9,308 9,744 10,108 H12からの増減率(%) 3.32 2.88 0.86 6.90 14.10 19.44 23.90 診療所 5,998 6,052 6,284 6,472 6,515 6,562 6,596 6,650 0.90 4.77 7.90 8.62 9.40 9.97 10.87 合計 14,156 14,481 14,677 14,700 15,236 15,870 16,340 16,758 2.30 3.68 3.84 7.63 12.11 15.43 18.38 県内の病院勤務医の増加率は,全国平均を大幅に下回っている。

7 大都市又はこども病院が所在する都道府県での増加が目立つ。
主たる診療科が小児科である医師数の推移 団体名 H12年(人) H26年(人) 増減数(人) 増減率(%) 北海道 381 424 43 11.29 滋賀県 111 144 33 29.73 青森県 79 82 3 3.80 京都府 241 296 55 22.82 岩手県 84 91 7 8.33 大阪府 627 759 132 21.05 宮城県 136 172 36 26.47 兵庫県 314 385 71 22.61 秋田県 80 74 △ 6 △ 7.50 奈良県 95 102 7.37 山形県 4.23 和歌山県 70 9 12.86 福島県 107 113 6 5.61 鳥取県 59 11 18.64 茨城県 147 187 40 27.21 島根県 61 64 4.92 栃木県 135 160 25 18.52 岡山県 154 194 25.97 群馬県 126 151 19.84 広島県 189 198 4.76 埼玉県 288 395 37.15 山口県 87 8.75 千葉県 298 378 26.85 徳島県 66 △ 7 △ 10.61 東京都 1,027 1,479 452 44.01 香川県 78 97 19 24.36 神奈川県 447 605 158 35.35 愛媛県 89 6.74 新潟県 152 164 12 7.89 高知県 67 △ 3 △ 4.29 富山県 100 18 21.95 福岡県 393 453 60 15.27 石川県 83 106 23 27.71 佐賀県 50 21 42.00 福井県 62 19.35 長崎県 96 112 16 16.67 山梨県 69 10 14.49 熊本県 133 15.79 長野県 211 43.54 大分県 岐阜県 120 134 14 11.67 宮崎県 25.45 静岡県 212 289 77 36.32 鹿児島県 90 114 24 26.67 愛知県 405 530 125 30.86 沖縄県 39 34.51 三重県 108 118 9.26 全国 8,158 10,108 1,950 23.90 (出典)厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査」。網掛けは,増加数又は増加率が上位の10都道府県。 大都市又はこども病院が所在する都道府県での増加が目立つ。

8 初期臨床研修(産科・小児科プログラム)のマッチ状況
病院名 プログラム 平成28年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 マッチ数※ (H24~H28) マッチ数※/定員 (H24~H28) 定員 マッチ 鳥取大学病院 小児科 2 1 4 20.0% 産婦人科 島根大学病院 3 5 22.7% 岡山大学病院 12 60.0% 倉敷中央病院 20 80.0% 川崎医科大学病院 8 40.0% 広島大学病院 5.0% 山口大学病院 小児科 産婦人科 10 50.0% 徳島大学病院 9 45.0% 香川大学病院 18 66.7% 四国こどもとおと なの医療センター こども 6 19 愛媛県立中央病院 10.0% 愛媛大学病院 高知大学病院 0.0% (出典)医師臨床研修マッチング協議会HP 岡山県や香川県では,初期研修医の確保に成功している。

9 有識者会議では,全国で約20箇所程度必要であると試算。 人材育成が課題であり,空白地域解消まで時間を要する。
全国の小児救命救急センターの指定状況 所在地 医療機関名 PICU 病床数 指定時期 茨城県 筑波大学附属病院 8床 平成25年1月 埼玉県 埼玉医科大学総合医療センター 平成28年3月 東京都 国立成育医療研究センター 20床 平成22年9月 東京都立小児総合医療センター 10床 平成22年3月 長野県 長野県立こども病院 平成6年5月 静岡県 静岡県立こども病院 12床 平成19年6月 愛知県 あいち小児保健医療総合センター 香川県 四国こどもとおとなの医療センター 平成25年5月 福岡県 九州大学病院 6床 熊本県 熊本赤十字病院 平成25年4月 沖縄県 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 計 11箇所 102床 28年は相次いで指定があった。 (出典)小児救命救急センター設置状況:平成28年8月7日付け日本経済新聞(H 時点)。病床数は各医療機関のHPより抜粋(要精査) 有識者会議では,全国で約20箇所程度必要であると試算。 人材育成が課題であり,空白地域解消まで時間を要する。

10 全国の小児集中治療室(PICU)の整備状況
小児人口 (人) 整備目標 (床) 充足数 (床) 備 考 都道府県 施設数 病床数 北海道 2 7 626,643 15 △ 8 滋賀県 209,712 5 △ 5 青森県 157,078 4 △ 4 京都府 9 326,087 8 1 岩手県 156,291 大阪府 6 1,143,402 27 △ 21 H27府立母子医療Cを増床 宮城県 298,768 △ 7 県立こどもにPICU7床あり 兵庫県 746,465 17 △ 9 H27県立尼崎・H28県立こどもを増床 秋田県 112,200 3 △ 3 奈良県 175,556 △ 2 山形県 139,460 和歌山県 121,695 福島県 244,022 △ 6 鳥取県 75,707 茨城県 382,062 島根県 89,066 栃木県 260,776 岡山県 12 259,270 群馬県 16 260,912 10 広島県 385,380 現時点では不足している。 埼玉県 944,659 22 △ 15 H28小児救命C整備・県立小児を増床 山口県 175,732 千葉県 14 797,594 19 徳島県 92,747 東京都 46 1,561,179 36 香川県 131,345 神奈川県 20 1,178,842 愛媛県 177,794 新潟県 283,493 高知県 87,003 富山県 133,744 福岡県 18 698,649 石川県 152,858 △ 1 佐賀県 119,326 福井県 107,519 長崎県 184,614 山梨県 107,161 熊本県 247,028 長野県 279,791 大分県 151,964 岐阜県 277,753 宮崎県 154,876 静岡県 495,225 鹿児島県 229,814 愛知県 1,052,523 24 △ 22 H28小児救命C整備 沖縄県 253,762 三重県 244,332 全国 41 256 16,491,879 387 △131 (出典)PICUの整備状況:平成26年医療施設調査(H 現在)。なお,広島大学はPICU1床を有するが,医療施設調査では報告されていないようである。     小児人口:住民基本台帳 0歳~14歳人口(H27.1.1現在) ○整備目標(床):重篤な小児患者に対する救急医療体制の検討会(中間とりまとめ)における必要病床数の試算と同様の方法による。  = PICU年間入室予想数 × 国立成育医療センターのPICU年間入室者数(829人)に対する病床数(14床)の割合(=14/829)    PICU年間入室予想数 = 小児人口 × オーストラリア(小児集中治療に係る需要が我が国と類似していると仮定)における小児人口当たりの年間入室               者の割合(6,973人/5,063,567人)

11 ⑴ 今後,子どもの数が減少することにより,広島都市 圏で競合する医療体制が非効率となる。 小児医療体制の効率化が必要ではないか。
小児医療における課題(まとめ) ≪課題≫ ⑴ 今後,子どもの数が減少することにより,広島都市  圏で競合する医療体制が非効率となる。    小児医療体制の効率化が必要ではないか。 ⑵ 広島県には,小児救命救急センターがなく,小児集   中治療室(PICU)の整備が遅れている。    小児医療機能の高度化が必要ではないか。 (今後の進め方)  諸課題の要因を分析し,解決策(仮説)を提示する。


Download ppt "資料5 小児医療における現状と課題について 平成28年11月11日 広島県健康福祉局医務課."

Similar presentations


Ads by Google