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地球情報論Ⅰ 第2回:太陽系と惑星大気.

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1 地球情報論Ⅰ 第2回:太陽系と惑星大気

2 今日の与太話 雹を見ました ネパールで 昨年の春 直径1cmくらい 雷とともに

3 前回の問題 興味のある現象 台風やハリケーン・オゾン層・地球温暖化とその予測・しんきろう・オーロラ・雷・四季・虹・霧・陽炎・積乱雲・竜巻やトルネード・嵐・青天の霹靂(晴れた日の雷)・梅雨・気圧変化が起こる理由・モンスーン・ダイヤモンドダスト・スコール・狐の嫁入り(天気雨)・日照り 要望 楽しく・旅行報告・ゆっくり・計算は簡単に・寒い・・

4 今日の話 太陽系の中の地球 太陽・地球以外の惑星・地球の大気 太陽・惑星(水・金・地・火・木・・・)・衛星 太陽とはなにか・太陽からの電磁波
太陽の大気 惑星大気の特徴とその比較 地球大気の特徴

5 太陽系の構造 太陽系←太陽・惑星 太陽 惑星 大きくて重い 軽いので太陽をほぼ円軌道で回っている 地球の332946倍
地球の318倍(木星)

6 太陽系の構造 太陽 自力で光る 表面温度6000度 惑星 太陽に照らされて光る/暖められる 太陽に近い惑星の方が熱くなる

7 太陽の構造 太陽は何でできている? 水素とヘリウム
水素は高温になると、核融合反応によって結合してヘリウムになり、そのときに巨大なエネルギーを放出する

8 太陽の構造 太陽の内部構造(図1.1) 太陽の中心部で核融合反応(100万℃) 太陽の表層が高温のために輝く(6000℃)

9 太陽の表面から放射されるもの 電磁波(X線・紫外線・光・電波) 太陽風(高温の荷電粒子の流れ) エネルギーの高い電磁波は、危険である
直接受けると危険である

10 電磁波とはどういうものか 電磁波とは電気と磁気の波 光の速度で伝わる 2.9979×108[m/s]

11 電磁波の波長λ 波長とは波頭の間の距離 波長(λ[m])

12 電磁波=光 電磁波は波長によって名前が付く(図1.2) X線・紫外線 目に見える光(可視光線)も電磁波の一種 赤外線
電波(マイクロ波・テレビ電波・ラジオの電波)

13 電磁波とスペクトル 電磁波の種類 周波数 小さい 大きい 可視 赤外 紫外 波長 長い 短い 可視光線も赤外線も 全部電磁波!
可視光線の波長: μ

14 可視光線を虹色にわける 白い太陽光→虹色に分かれる 波長長い プリズム

15 太陽が放射する電磁波 太陽が放射する電磁波(図5.9) 日射は地球表面に熱を与える 約半分は可視光線 高エネルギーのX線や紫外線 近赤外線
大部分大気上層で吸収される 近赤外線 日射は地球表面に熱を与える

16 2種類の惑星 地球型惑星 木星型惑星 何で比べるか 急に遠くなる 公転半径 急に巨大になる 赤道半径 密度 大気成分 水にも浮いてしまう
急に軽くなる 元素の 復習 二酸化炭素・酸素・窒素 水素・ヘリウム・メタン

17 今日の問題(その1) [表1.1]から気づくことをいくつでも挙げてください 受講カードの表面にどうぞ

18 物質の成り立ちと元素 C H Fe He Si N O Al

19 元素のいろいろ 1 56 軽い→重い 238

20 元素の組み合わせと分子 O H H C O O He O H Fe Fe Fe Fe N N O Si H H Al O

21 物質はなんでできているか 素粒子 物質の根源 中性子 陽子 原子核 電子 物質 分子 原子 軽い:陽子や中性子の1836分の1

22 素粒子の組み合わせと元素 水素 素粒子が多い ほど重くなる ウラン 酸素 ヘリウム

23 太陽と地球の構成元素のちがい 表1.3 (b)と(c)の比較 H, He O, Si, Fe H H He He O O Si Si Fe

24 元素の組み合わせと分子 海(水) 核 岩石 大気 太陽 O H H C O O He O H Fe Fe Fe Fe N N O Si H
Al O

25 地球型・木星型惑星の大気成分 地球型惑星 二酸化炭素 窒素・酸素 木星型惑星 水素 ヘリウム 太陽に似ている

26 地球型惑星の比較[表1.2] 金星の特徴 火星の特徴 地球大気の特徴は 二酸化炭素が大部分 非常に気圧と気温が高い
大気の量が地球に比べて非常に多い 火星の特徴 二酸化炭素が大部分だが大気の量は少ない 低温・低圧で、水は凍っている 地球大気の特徴は 二酸化炭素は少なく、窒素と酸素が主成分

27 地球大気の成分の特徴 窒素と酸素が多い 酸素の比率は? アルゴン・二酸化炭素 水蒸気 場所によって大きく異なる

28 まとめ 太陽と惑星 2種類の惑星[表1.1] 太陽と惑星の成分[表1.1,1.3] 地球型惑星の大気[表1.2] こうなった理由は次回に
巨大な太陽 2種類の惑星 地球型/木星型 自力で光る太陽 2種類の惑星[表1.1] 地球型:太陽から近・小さめ・密度大・CO2や酸素の大気 木星型:太陽から遠・大きめ・密度小・水素ヘリウムの大気 太陽と惑星の成分[表1.1,1.3] 地球型:岩石や鉄が主成分で、水素やヘリウムは微量 太陽と木星型:水素やヘリウム・微量の鉄や岩石 地球型惑星の大気[表1.2] 金星:二酸化炭素(多) 地球:窒素と酸素 火星:二酸化炭素(少) こうなった理由は次回に

29 今日の問題(その2) 以下のうち間違っているものを一つあげよ
地球大気で一番多いのは酸素である 金星大気で一番多いのは二酸化炭素である 木星の大気は二酸化炭素より水素を多く含む 太陽の重さは地球の約300000倍である。太陽に含まれる鉄の重さは地球に含まれる鉄の重さの何倍か。珪素の場合はどうか。(表1.3を用いて考える) 受講カードの裏面にどうぞ

30 次回「太陽系と大気の歴史」 地球大気の形成 地球大気の変遷 来週(4/29):GW休日 再来週(5/6):講義をやります
その次(5/13):休講→補講は改めて連絡

31 おまけ:飛行機からみた雲


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