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RASP BLIPMAP JAPAN (c) H. Okamura 2012 with supplements

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Presentation on theme: "RASP BLIPMAP JAPAN (c) H. Okamura 2012 with supplements"— Presentation transcript:

1 RASP BLIPMAP JAPAN (c) H. Okamura 2012 with supplements
RASP = Regional Atmospheric Soaring Prediction BLIPMAPTM = Boundary Layer Information Prediction MAP (c) H. Okamura with supplements

2 RASP BLIPMAPの開発者 Dr. John W. (Jack) Glendening 気象学者
グライダーパイロット(愛機はDG-400?)

3 BLIPMAPの作成方法 NCEP(アメリカ海洋大気庁(NOAA)の中のアメリカ国立気象局(NWS)の一部門)から観測データを元にした初期データを取得します。 オープンになっている WRFモデルのプログラムを用いて数値予報の計算をします。 計算で得られたデータから、サーマルの高さなどのパラメータの予報を行い、地図上にプロットします。 RASP WRFプログラム NCEP 初期データ 数値データ予報 BLIPMAP NOAA: National Oceanic and Atmospheric Administration NWS: National Weather Service NCEP: National Centers for Environmental Prediction WRF: Weather Research and Forecasting Linux

4 基本的な予報情報 Thermal Updraft Velocity サーマルの強さ Buoyancy/Shear Ratio
サーマルの浮力とウインドシアーの比 Height of Critical Updraft Strength(Hcrit) 利用できそうな(225fpm[1.143m/s]以上の)サーマルの高さ Cu Cloudbase where Cu Potential>0 積雲の雲底高度 Overcast Development Cloudbase where OD Potential>0 オーバーキャスト雲の雲底高度 BL Avg. Wind Boundary Layerの平均風速

5 毎日の予報スケジュール 21:00ごろ Current(翌日) 22:00ごろ Current+1(翌々日)[荒いgrid(6Km)のみ]
currentは直近の昼間の予報、current+1はその次の日の昼間の予報、 current+2は2日後の昼間の予報。 X-1日 X日 X+1日 X+2日 Previous 計算実行 Current Current+1 Current+2 前日のcurrent

6 BLIPMAPへのアクセス Webブラウザでhttp://blipmap.glider.jpへ ここをクリックしてUniViewer
へ進んでください 注)このページは暫定版です。

7 UniViewerの使い方 Mapの大きさ 予報日の選択 (Previousは前日のCurrent) Gridの選択 時刻の選択
赤字の時刻のみにFine Gridの予報がある 予報パラメータの選択

8 パラメータ、日付、時刻を確認してください (時刻によっても変化する場合があります)
BLIPMAPの予報図 パラメータ、日付、時刻を確認してください MAP上の文字列の左端(「・」の左)が場所を示します 長野滑空場 鬼怒川(氏家)滑空場 妻沼滑空場 板倉滑空場 霧ヶ峰滑空場 関宿滑空場 読売大利根(栗橋)滑空場 大利根飛行場 韮崎滑空場 スケールの凡例を確認してください。 (時刻によっても変化する場合があります) 富士川滑空場

9 補遺1/3 BLIPMAP(Boundary Layer Information Prediction MAP)はアメリカの気象学者 でありグライダーパイロットでもあるDr.John W. (Jack) Glendeningさんが 開発したものです。ソアリング用のサーマルの高さや強さなど各種情報を 数値計算により予測します。 アメリカやオーストラリアなど海外ではいろいろな場所について予報が公開 されています。( 海外に飛びに行かれたときに利用された方も多いと思います。 しかし、残念ながら日本については存在しませんでした。 今回、Dr.JackさんのWebサイトよりプログラムをダウンロードし、関東地方に ついて予報計算ができるよう、セットアップしました。 アメリカのNCEP(NOAAの一部門)のサーバーから初期値をダウンロードし、 水平方向に6Km(Coarse)または2Km(Fine)、高さ方向にも数百メートルごとに 区切ったメッシュごとに日射や地形などを考慮して各種気象要素について 数値計算を行います。 現在は毎日5回自動的に計算を行い予報するようにしています。 計算終了時間は大体次のようになると思います。 20:30ごろ Current(翌日) 23:30ごろ Current+1(翌々日) 02:30ごろ Current(当日) 05:30ごろ Current+1(翌日) 08:30ごろ Current(当日) currentは直近の昼間の予報、current+1はその次の日の昼間の予報になります。 基本的なパラメータ(太字になっているもの)の説明(英語)は 全部のパラメータの説明(英語)は にあります。 sounding1~10は各滑空場におけるエマグラムの予報です。

10 2)過去のデータをとりあえずインターネットからWebブラウザで見られるように設定しました。 アクセス方法(暫定)を以下に示します。
補遺2/3 1)計算で使っている地形データとMAPに表示される海岸線のデータは連携が取れていないようです。海岸線はより詳細なデータを表示する方法がありましたので、詳細な  海岸線を表示するように変更(6月2日より)しましたが、地形データの等高線と交わってしまっています。  各滑空場の位置は緯度経度で指定しています。地形データと大体合って いると思います。(文字列の左端がその地点を示すようにしています)  ただし、地形データを含め位置の精度は使用しているグリッド(6Kmか2Km) に対応したものになっているようです。 2)過去のデータをとりあえずインターネットからWebブラウザで見られるように設定しました。 アクセス方法(暫定)を以下に示します。 ・Webブラウザで        を表示してください。   ・閲覧したい年(2012)のディレクトリーを選択してください。   ・閲覧したい日付(年月日、例えば )のディレクトリーを選択してください。 ・パラメータ名の略称と時間などが名称に入ったPNGファイル(例えばhwcrit.curr.1200lst.d2.pngやhwcrit.curr.1200lst.w2.pngなど) を選択して参照してください。(先頭がパラメータ名を略したものです。) ・過去のデータは12:00と15:00(5月27日から)のデータのみ保存しています。

11 板倉滑空場で非常に良い条件だった、2012年4月1日の、1日前時点の予測データ(岡村)。
hcrit予測値はクロスカントリーに使用できる高度範囲の上側を目指しているものでしょうが、2012年春夏の実績ではかなり正確でした。板倉が黄色に囲まれていれば非常に良い条件でした。緑でも良い条件でした(嶋田)。


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