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みんなで守る航路・バス ~孫子の代まで暮らし続けられる江田島市のために~
広島県 みんなで守る航路・バス ~孫子の代まで暮らし続けられる江田島市のために~ 江田島市 森栗茂一(もりくり・しげかず) 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授
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江田島はどうなっている? えっ?三つの島?安芸郡と佐伯郡 3万人切ったもんね。 仲良くやらんと仕方ないよね。
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むき身カキ生産量トップクラス かき養殖 定置網 野菜 平成10年(1998) 101 4 2347t 平成15年(2003) 90 3
1516t 平成 20年(2008) 80 7 (H17)1754t 日本一じゃなくても がんばりつつあるものもある。
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他市町村に常住 うち広島市常住370 うち呉市常住 1097 マツダ本社 島から通勤 できれば・・・
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江田島町中央は時間は59分だが1330円(小用経由)
通勤可能か 高速船(27分)+市電(32分) 59分 高速船(930円)+市電(150円) 1080円 27便 中町→広島駅 江田島バス(14分)+高速船(27分)+市電(32分) 73分 江田島バス(290円)+高速船(930円)+市電(150円) 1370円 27便 クルマ 65分 ガソリン446円+通行料1050円 1496円 常時 大柿町大原 →広島駅 微妙? 江田島町中央は時間は59分だが1330円(小用経由)
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いい故郷なんだが・・・ 本土とも陸続きで便利 1973年 早瀬大橋開通 総合スーパーもある
本土とも陸続きで便利 1973年 早瀬大橋開通 総合スーパーもある 年 総合スーパー2、専門スーパー8 開設
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スエおばあちゃん、呉の病院まで送ってあげる。仕事で行く都合もあるし・・・
国立呉病院にも55分で行ける 中町→国立呉病院 クルマ 55分 ガソリン274円 274円 常時 二人で乗ると半額 フネばあさん、わしも病院に行くから、 連れってあげるヨ スエおばあちゃん、呉の病院まで送ってあげる。仕事で行く都合もあるし・・・ 借りを作ったフネは、病院帰り、波平の誘いを断りきれず、しのびよる手を払いきれず (つづく) 借りを作ったスエは、その後、その後ろめたさから、嫁姑の確執が起こることを予想していなかった。 (つづく)
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こんなことをしていると出展:「能美町町営船50年の歩み」(企画振興課調査)
乗客数,車輌 ともに減少傾向 H20.10~ フェリー12便⇒6便 高速船22便⇒20便 856 807
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△ △ △ 中町→広島駅 高速船(27分)+市電(32分) 59分 高速船(930円)+市電(150円) 1080円 27便 クルマ 78分
ガソリン510円+通行料1050円 1560円 常時 別途経費 中町→国立呉病院 江田島バス+高速船(秋月)+呉市バス 38分 江バ(330円)+高速船(500円)+呉バ(100円) 910円 12便 55分 ガソリン274円 274円 二人で乗ると半額 大柿町大原→広島駅 江田島バス(14分)+高速船(27分)+市電(32分) 73分 江バ(290円)+高速船(930円)+市電(150円) 1370円 65分 ガソリ446円+通行料1050円 1496円 大柿町大原→国立呉病院 江田島バス(30分)+フェ:小用(20分)+呉バ(7分) 57分 江バ(430円)+フェリー(380円)+呉バ(100円) 42分 ガソリン210円 210円 △ △ △ 150円/ℓ 15km/ℓ
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故郷の未来のために、 こんな暮らし方は避けたい
■小用から国立呉病院 クルマ(57分:284円)>フェリー+呉バス(27分:480円) ■大柿町大原から広島駅 クルマ(65分:ガソリン+通行料1496円)> 江バ+高速船+市電(73分:1370円:27便) スエおばあちゃん、呉の病院まで送ってあげる。仕事で行く都合もあるし・・・ フネばあさん、わしも病院に行くから、 連れってあげるヨ 移動は人間の基本的権利。 誰でもヒトの世話にならず、自由に移動できるまち にしたい!
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接続も便利にしている 桟橋に駐車場も作っている バスは何とか頑張っている→応援せねば 船乗降客 バス利用者数 H12(2000) 113
109 H14 (2002) 100 H15(2003) 89 91 H16(2004) 87 84 H17(2005) 85 72 H18(2006) 83 70 H19(2007) 82 75 H20(2008) 78 93 (江田島バス開始) H21(2009) 110 H22(2010) 69 101 スクールバスを路線化した
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このままだと航路の今後はどうなるか? 航路の無くなった江田島は 産業が無くなり人も激減。 100万都市広島の前に浮か ぶ過疎の島。
船員「わしらは特殊職。サービスは経営者が考える こと。役所や国が補助を出したらエー」 国「江田島は離島ではない ので補助できません」 市民「不親切やし便は 減る。使いづらい」 県「国が支援できないものは県 も難しい」or「できる限り・・・」 航路の無くなった江田島は 産業が無くなり人も激減。 100万都市広島の前に浮か ぶ過疎の島。 市民が支えにゃ 誰が支える 江田島市役所 「困ったなあ。お金もないし」
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どうやったら支えられるか =住み続けられる故郷になるか =安心して家族一緒に暮らせるか
▼今日の話を皆に伝え、故郷のために、クルマに頼り過ぎないようにする。 ▼みんなで誘い合わせ、少しお金はかかっても「義捐金」「ささえあい」と思い、たまにはバスや船に乗る。 ■みんなで、バス船利用促進維持運動団体を作って活動する。 ■役所も船会社も一緒になって、みんなで、利用しやすいチケットや利便ダイヤを考える。⇒協働
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船会社・船員は 安易に行政に頼らず、厳しい状況を認識し、住民利用者団体と一緒に、サービス向上を考える
船員は、特殊職と横柄になっていると潰れる直前であることを認識し、笑顔で「ありがとう」を大きな声で言う。 行政は、規制を弾力的に運用し、発券・港湾使用なども、経営合理化に資するように、配慮する。 「支えあい」 しか 故郷を残す手はない
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