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人工知能特論2007 東京工科大学 亀田弘之
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人工知能 定義:人間のように知的な処理能力を 持つソフトウェア 検証方法:チューリングテスト 応用分野: ロボット 機械学習
定義:人間のように知的な処理能力を 持つソフトウェア 検証方法:チューリングテスト 応用分野: ロボット 機械学習 認識(文字・音声・画像) 自然言語処理 などなど
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人工知能の基盤となっている主要要素の1つは「論理」
一方 学問 - 真理の探究 ーー>思考 思考過程 ・法則性 ->論理学!
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そこで 本講義「人工知能特論」では、「論理」を真正面からとりあげ、論理に対する見識を深めるとともに、まさに21世紀の論理学を概観し、論理学・人工知能・諸学問のより一層の発展を目指す素養を身に付ける。
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論理学について まずは、その歴史的発展を概観する。
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論理学とは何か? 思考の法則に関する学問? 思考のプロセスと言語の形態に関する学問? 概念に関する学問? 関係に関する学問?
説明のための学問? 発見のための学問?
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論理学の歴史
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古代・中世の論理思想 アリストテレス(論理学の父) パルメニデス ゼノン (思考の形式とそれを表現する言語の形式との関係)
プラトン(論理の形式の分析) 同時期に、ユークリッド幾何学も発展 (論理学創設に寄与) 「合理主義」がその背景にあった。
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アリストテレスの業績 論理的思考の成果を体系化 初期の論理学を確立 (特に、「三段論法」) 演繹推論の体系化 帰納推論の重要性も指摘
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演繹推論の例 人はすべて死ぬ。 ソクラテスは人である。 ソクラテスは死ぬ。 普遍的な認識ー>部分的認識
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帰納推論の例
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その後 スコラ学派 キリスト教的神学 三段論法を中心とする推理形式の整備 普遍的概念の理解のための 「実念論 vs 唯名論」論争
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近代の帰納的論理学 合理主義的立場 デカルトやパスカル 経験的・実証的主義 ベーコン、ロック 人間的知識の源泉は理性・悟性 演繹推論
人間的知識の源泉は感覚的経験 帰納推論(ミル)
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形式論理学の現代的形態 記号論理学(形式的論理学) ライプニッツ(17世紀) ブール、ドモルガン、シュレーダ、フレーゲ、ラッセルら
数学基礎論 論理学の整備・再構成
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弁証論理学の成立 古代ギリシャからある ヘーゲル、マルクス、エンゲルス ヘラクレイトス(万物は流転する) (運動の概念への挑戦)
物事を全体的に見る思考法 ヘーゲル、マルクス、エンゲルス 自然科学と社会科学との合流
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