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4班 鈴木かさね・園田智史・高田公貴・竹内美織
ツリーハウス 4班 鈴木かさね・園田智史・高田公貴・竹内美織
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ツリーハウスとは? 生きた樹木を建設上の基礎として活用する家屋 木の上にある必要はない 樹種によって作り方が違う 自由に作る楽しさ
住居として認められない ツリーハウスは、生きた樹木を建設上の基礎として活用する家屋で、木の上に作る必要はなく、木の下に作ってもいいものです。 樹種や気候風土によって作り方が異なることが、ツリーハウスの面白さです。また、一からすべて自分の手で作り出し、木の形をそのまま使うアイデアを出す楽しさがあります。 ツリーハウスに住むことは問題がありませんが、法的に住居として認められていないため、住民票の取得ができません。建築基準法で、建築物とは土地に定着するものであるため、建物であっても、建築物とはみなされません。
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ツリーハウスの歴史 発祥は東南アジア 外敵から身を守るために作られた 長期利用は目的とされていない
ヨーロッパでは、貴族たちの趣味の一つであった 現在はリクリエーションや観光が目的 次にツリーハウスの歴史です。ツリーハウスの発祥は東南アジアであり、現地の人が外敵から身を守るために木の上で生活したのが始まりです。地上構築と違い、安定した軸がとりにくく、壊れやすいため、あまり長期利用を目的としていませんでした。ヨーロッパには、ローマ帝国カリギュラ帝の時代に伝わり、貴族たちの趣味の一つとして広まりました。 アジアを見てみると、形の違いはありますがいくつかの国でツリーハウスの歴史を見ることができます。しかし、日本ではそのような記録はないようです。日本には、樹齢の長い大木には神が宿ると考える背景があるため、樹木を土台にして家屋を作ろうとは考えなかったのかもしれません。 現代においては、レクリエーションや観光を目的として建てられるようになり、建築技術の向上により、家具をおいて生活できるほどしっかりしたものを建てられるようになりました。 ツリーハウスは、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、コスタリカなどで盛んに作られています。
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ツリーハウスの元祖 コロアイ族 敵部族を防ぐために樹上生活を続ける 地上6~12mの高さのツリーハウスに 住む
敵部族を防ぐために樹上生活を続ける 地上6~12mの高さのツリーハウスに 住む ツリーハウスの元祖として有名なのはパプアニューギニアのコロアイ族が作るツリーハウスです。コロアイ族は樹上の部族として有名で、現在でも巨大なツリーハウスでの共存生活を行っています。もともと部族間紛争が絶えず、敵部族を防ぐための樹上生活を続けているそうです。コロアイ族の人々は6~12メートルの高さのツリーハウスに住んでいますが、一部は地上35メートルもの高さになるものもあります。通常、ツリーハウスは一本の木の上に構築されていて、木の棒を継ぎ足すことで拡張されます。ツリーハウスを建てるために、頑丈なバンヤンツリーが大黒柱として機能するように選ばれています。 木の最上部は、家ができたあとカットされ、 枝で作られた床のフレームはサゴヤシで覆い、 壁や屋根など家のフレームは籐のバインディングで固定されています。
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バンヤンツリー 菩提樹の仲間 横に広げた枝から長い根を垂らすのが特徴 長寿の象徴でもある
コロアイ族が大黒柱として使うバンヤンツリーは、バニヤンツリーとも呼ばれ、ベンガルボダイジュという菩提樹の仲間です。大きく横に広げた枝から気根(きこん)という長い根を垂らすのが特徴で、気根は地面に届くと新しい幹になり木の成長を助けます。生命力旺盛なこの木は、長寿や豊饒(ほうじょう)の象徴でもあります。
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Three Story Tree House -カナダ Tea House Tetsu –日本
タヒチ・モーレア島 現在、世界で作られているツリーハウスを紹介します。左の写真はカナダのツリーハウス、右上が日本、右下はタヒチのツリーハウスです。ツリーハウスはホテルやアトリエ、カフェなどにも利用されており、自分で作らなくてもツリーハウスの空間を楽しむことができます。 また、ツリーハウスの建築家として活躍している人もいます。アメリカでは、ピーター・ネルソンという、ツリーハウスの第一人者がツリーハウス・ワークショップという会社を経営しています。日本には日本ツリーハウス協会があります。
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世界最大のツリーハウス アメリカ テネシー州 高さ約30メートル
アメリカ テネシー州 高さ約30メートル これは、世界最大といわれているツリーハウスです。アメリカ合衆国、テネシー州のクロスビルにあり、10階建て、高さは約30メートルです。ホーレス・バーゲスさんが14年かけて作りました。大きな6本の木を支柱としています。このツリーハウスは牧師の住居兼教会として親しまれているそうです。 Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Chris Shiflett
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構造上の特質 呼んだ? ・1本の木を支柱にして作られることが多いが、安定性確保のために複数の木を支柱として利用することもある。
・生きた木を支柱として利用するので、建てる前の 木の選定と、建てた後のメンテナンスも重要。 樹木医に依頼するのが良い。 呼んだ? このように、支柱として活用する樹木をホストツリーという。 またツリーハウスは、土地の上に直に建てる「建築物」とは異なる。
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少し無理があります。 ツリーハウスに適した木 一応できます。 上がシラカバ、下がヤシ。
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広葉樹 1)リンゴ 3)メープル(楓) 4)モンキーポッド 2)マンゴー その他アッシュ、ヒッコリー、オーク、ヤシなど…
リンゴの木は小ぶりで頑丈。そして成長してもそれほど大きくならないので、小さなツリーハウスに向いている。 マンゴーの木は低い箇所で枝分かれするので、低い位置にツリーハウスを作ることが多い。またストレスに強く頑丈。 メープルの木は、その中でもシュガーメイプルが最も適している。成長が早く頑丈だが、枝が多く茂っている場合はある程度剪定してから建てたほうが良い。 モンキーポッドの木は、ホストツリーとして最も理想的である。比較的大きなツリーハウスを一本で支えることができるほどの耐久性を持っている。 その他アッシュ、ヒッコリー、オーク、ヤシなど…
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針葉樹 1)モミ 2)マツ 3)スプルース モミの木について、成長すればかなりの大木になるので、健康なものであれば一本で十分ツリーハウスを支えられる。ただし、支える枝は高い位置にあるので上り下りが大変になる。 マツについて、成長は早いがやわらかい木質なので耐久性に欠け、一本の木でツリーハウスを支えるのは難しい。枝もそれほど頑丈でないので、高い位置には設置できない。 スプルースは英名で、日本ではトウヒのことをさす。やわらかい木質で根の張りが浅く、害虫にも弱い。なるべく多くのホストツリーで支えることが推奨される。
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ツリーハウスと環境 ツリーハウス制作のため木に穴をあけ、ボルトを打つという行為が少なからず樹にストレスを与えることが事実である点で、ツリーハウスそのものは本来エコロジカルなものではないが、ツリーハウスを体験する楽しさ、ワクワク感によって森や木に人が関心を持つ、このことが現在の日本の森林において必要なのではないか…
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参考URL http://blog.nakatanigo.net/archives/50736989.html
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