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・「トラック・ダンプトラック」、「油圧ショベル」、「ラフタークレーン」の省燃費運転のポイントなどをご説明します。
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・建設業に関するCO2排出量は、建設資材の製造やビル、住宅使用時のエネルギー消費まで含めれば、日本全体の42
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・建設施工現場のCO2発生要因を見てみると、軽油が最も多く全体の約7割、次いで電力、重油の順となっており、灯油の割合は極わずかです。
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・「必要最低限のアイドリング」のタイトルの通り、暖気運転は水温計の針が動き出す程度で十分です。時間としては5分を目安としてください。
・また、「荷の積み下ろし」「待機・休憩時間」は出来るだけエンジンをストップする事を心がけましょう。 ・なお、エアコンを全開ではなく、少し控えめにするのも効果的です。
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・走行中では早めのシフトアップによる緩やかな発進・加速を心がけ、エンジン回転数を低く抑えましょう。
・目安は1200~1500回転でのシフトアップです。ゆっくりアクセルを踏み込むのがポイントです。 ・ゆるやかな発進・加速は安全運転にもつながります。
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・意識的に一段上のギアで運転してみましょう。
・5速以上の高変速段において、早めのシフトアップ遅めのシフトダウンを行うと、燃費向上が20%も向上します。
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・速度ムラのない、安定したスピードを心がけましょう。
・車間距離をなるべくあけて運転する事がポイントです。 ・加速と減速を繰り返す波状運転は、20%も燃費が悪化する場合があります。
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・赤信号では早めにエンジンブレーキを使用しましょう。エンジンブレーキ時は燃料が噴射されません。
・赤信号で停止することがわかっているのにアクセルを踏んで走行し、急ブレーキで停車するのは燃料を無駄にするだけでなく、事故の危険も高くなります。
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・下り坂では排気ブレーキを使用します。 ・また、先ほど説明したようにエンジンブレーキと併用した運転は、燃費をほとんど使わず走行できる究極の省燃費運転です。
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・速度の2乗に比例して空気抵抗が大きくなりますので、むやみなスピードアップは燃費を悪化させます。
・つまり、安全運転と経済速度はイコールです。
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・適正な車の整備は、故障の減少はもとより、快適な運転を助ける重要なチェック項目です。
・タイヤの空気圧の確認やオイル汚れの確認を、自分の目や手で判断することがポイントです。 ・日頃の点検・整備の励行が、省燃費運転は基より、安全運転に繋がります。 「やらされている点検」ではなく、「安全とエコにつながる点検」として、意識的に 点検してみましょう。
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・岩掘削等、大きなパワーを必要とする作業以外は、原則として省燃費モードを使用しましょう。燃料当たりの作業量が大きくなります。また、アイドリング制御モード機能が装備されている時は、積極的に活用し、無駄な燃料消費を抑えましょう。 ・休車時や積込待ちの際はできるだけアイドリングストップを心掛け燃料消費を抑えましょう。
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・効率の良い掘削範囲は、鉛直にしたアームの前方45度~手前30度が目安で、この範囲でバケットが満杯になるように掘削しましょう。
・強い掘削力を必要とするときは、シリンダーと連結ピンの角度が90度で発揮されます。 ・深掘作業を行う場合、2段に分けて掘削(2段堀)する事で、ブーム/アームの無駄な動きがなくなり、作業効率を高めることで燃費の向上が図れます。
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・旋回時はアームを上げながら旋回させる複合動作を活用することで作業効率が高まります。また無理な遠方掘削の回避などを心がけることで燃費向上につながります。
・積込作業を行う場合は、旋回角度を出来るだけ小さく、ベンチ高さはダンプあおり高さと同じくらいにすることで、スムーズな掘削積込作業が行えます。適正な車両の配置も作業量と燃費を向上させるための重要な要素です。
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・掘削時の負荷が大きすぎる場合、操作レバーを引き続けても作業機は動かず「油圧リリーフ」の状態になります。積込作業時に比べ「油圧リリーフ」は燃料消費量が増大しますので、「油圧リリーフ」を出来るだけ回避しましょう。 ・「油圧リリーフ」を回避するためには、掘削角度やバケット爪の摩耗を確認するなど、負荷を減少させる工夫が大切です。
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・走行速度はエンジンの回転数と比例し、エンジン回転が上がれば燃料消費が増加します。エンジン回転を下げて運転すると、燃料消費量を抑えることができます。
・待機場から作業場所への移動など長距離走行を行う場合は、走行変速段を高速段にして、エンジン回転を抑える走行に心掛けましょう。
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・バケット爪の摩耗で切削抵抗が増大すると、その分燃料ロスにつながります。バケット爪が中央部と両端で20~30mm程度の差ができたら、外側と内側の爪を入れ替えるか、新品に交換するようにしましょう。
・燃料フィルタは500時間を目安に交換など定期整備と日常点検を実施し、燃費効率向上と安全作業に心掛けましょう。
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・アイドリングが必要なのは、始動・停止直後の数分だけです。 待機・休憩時間は
できるだけアイドリング・ストップをしましょう。 ・駐車時のアイドリング・ストップを条例で義務づけている自治体も増えています。
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・アクセルペダルをいっぱい踏み込んだ発進・加速は燃料を多く消費します。
緩やかな発進・加速は車両に負担がかからず、安全運転にもつながります。
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・波状運転は燃費が著しく悪化します。アクセルペダルを一定にして、車速の変化を
少なくし、極力低速の経済速度で走行しましょう。 ・信号や交通状況の変化など先を見越した運転(予知運転)や、車間距離をとることに より、加速・減速そのものが減る運転に心掛けるようにしましょう。
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・エンジンブレーキを利用した惰行運転は、燃費をほとんど使わず走行できる究極
の省燃費運転です。 ・早めにエンジンブレーキを使用して、惰行運転で減速しながら最小限のフットブレ ーキをかけることが省燃費運転のポイントです。 ・前方が赤信号で停止することがわかっているのにアクセルを踏んで走行する、不 経済走行はやめましょう。
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・待機・休憩時間はできるだけアイドリング・ストップをしましょう。
・待機・休憩時間における車内の暖房使用は、シガーライターソケット差し込み式の シートヒーター等を使用するなどして、アイドリング運転をやめましょう。
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・ブーム下げ、ブーム縮小等シリンダ縮小側の作業は、エンジン回転数を上げても作業速度が上がらない構造になっています。エンジン回転数を上げて作業をしても燃料を無駄に消費するだけです。
・低騒音モード等エンジン回転数を制限するスイッチを使用して、作業を行ないま しょう。
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・地球に届いた太陽光は、地表で反射され、最終的に宇宙に放出されますが、地球の周りにある大気により、一定の熱が吸収され、地球が一定の温度に保たれます。この大気を温室効果ガスと呼び、数種類の気体で構成されています。 ・温室効果ガスの中でも、60%を占めるのが二酸化炭素(CO2)です。 ・18世紀後半頃から、産業の発展に伴い人類は石炭や石油などを大量に消費するようになり、大気中の二酸化炭素の濃度は200年前と比べ約40%増加しました。そのため、温室効果ガスの濃度が高まって、より多くの熱を吸収するようになりました。これが、地球温暖化のメカニズムです。
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・地球の温暖化により、砂漠化の進行や異常気象の増加、生態系への影響など、様々な悪影響が現れ始めています。取り返しのつかない大きな被害が発生しないよう地球の温暖化を抑制する必要があります。
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・こちらのチェックシートには、「トラック・ダンプトラック」の省燃費運転につながる20項目が書いてあります。
・実施項目が多いほど、より省燃費運転になります。
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・こちらのチェックシートには「油圧ショベル」の省燃費運転につながる20項目が書いてあります。
・実施項目が多いほど、より省燃費運転になります。
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・こちらのチェックシートには「ラフタークレーン」の省燃費運転につながる17項目が書いてあります。
・実施項目が多いほど、より省燃費運転になります。
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・これまでの説明で、省燃費運転を実施する上でのポイントやその効果をご理解いただけたと思います。
・みなさまには、本日学んだことを、ぜひ、日常の運転で実践してくださいますようによろしくお願いします。
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