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聴覚障害学生高等教育支援ネットワークの構築に向けて
話題提供者: 広島大学障害学生支援のための ボランティア活動室 田中芳則
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1.広島大学の取り組み 2.情報保障の問題点 3.近い将来に向けて 4.今後の課題
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1.広島大学の取り組み これまでの体制作り 組織:全学体制(障害学生就学支援委員会) 入学前からの一貫した支援 学生・教職員一体型の授業支援
日常的支援の拠点の設置 ボランティア活動室 専任教職員の配置 支援者育成のための授業開講
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これまでの体制づくり 全学体制:障害学生就学支援部会(H9~) 大学規程(H10~):現、規則 入学前からの一貫した支援(H12年~)
特色GP(H16年~H19年)
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組織:全学体制 [1] 責任体制の明確化 [2] 意志決定 支援委員会 [3] 企画立案 [4] 実践 [5] 障害学生を含めた学生スタッフ
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広島大学における就学支援の基本方針 すべての学生に対して「教育を受ける権利」を保障すること 評価基準は変更しない
情報の伝達方法を障害にあわせて変更し、障害学生にとって不利益にならないようにすること
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入学前からの一貫した支援
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学生教職員一体型の授業支援 「教職員のための障害学生就学支援の手引き」作成と全学配布 (2000部) 窓口対応パンフ
「教職員のための障害学生就学支援の手引き」作成と全学配布 (2000部) 窓口対応パンフ 事務部門、保健管理センター、図書館で用意
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学生情報システム「もみじ」での 情報提示による支援(H14後期~)
学生便覧(履修基準) シラバス(Web化)、 時間割、実際の授業 教材情報の掲載 教科書、プリント、 ビデオ、OHP、図表、板書など
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日常的支援の拠点の設置 ボランティア活動室
日常的支援の拠点の設置 ボランティア活動室 支援学生の養成の場 情報機器による支援の場 障害のある学生・教職員・支援学生の交流の場 障害学生の自習室 障害のある学生の相談窓口
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専任教職員の配置 ■ボランティア活動室 障害学生就学支援プロジェクト担当教員(田中) 情報支援コーディネーター
障害学生就学支援プロジェクト担当教員(田中) 情報支援コーディネーター ■特色ある大学教育支援プログラム(特色GP) UD化推進担当特任教員 専任事務職員 以上、各1名を配置
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支援者育成のための授業開講 障害者支援ボランティア概論(夏期集中2単位) 障害への理解と支援方法等について講義する
障害への理解と支援方法等について講義する 障害学生支援ボランティア実習A,B(各1単位) ノートテイク、ビデオの文字おこし・字幕挿入、手話
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2.情報保障の問題点 ノートテイカー、パソコンノートテイカーの派遣が主流 (前期・後期とも4回講習会開催) 派遣する支援学生の技術レベルが
(前期・後期とも4回講習会開催) 派遣する支援学生の技術レベルが 異なる 講義内容を手話通訳できる学生は 少なく、増える可能性は低い
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技術のスキル (ノートテイク例、37名) グラフ省略 教材ビデオ「おもしろ学校のいち日」(1875文字、5分間)映像をノートテイクした結果
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技術のスキル (タイピング例、4名) グラフ省略 タイピングソフトによる結果
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3.近い将来に向けて 特色GP:H16年~H19年度
高等教育のユニバーサルデザイン化 ①学内支援体制の拡充 ②国際化、留学、研究者交流、支援方法の共同開発 ③中等教育への拡大、進学促進 ④社会的展開・就業環境のUD化
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①学内支援体制の拡充 3キャンパス体制 有償ボランティア制度 →支援機会の拡大 聴覚障害の情報保障の質の向上→赤外線補聴システム導入
→支援機会の拡大 聴覚障害の情報保障の質の向上→赤外線補聴システム導入 教職員向け啓発活動の強化(手引き、HP) 図書館(医学分館)1階
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②国際化、留学、研究者交流、支援方法の共同開発
海外の動向調査:AHEADconference2005 留学生情報 音声認識技術による授業支援開発 カナダSt.Mary’s Univ.(Liberated Learning Project参画) →H17後期 語学授業で導入予定
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4.今後の課題 支援学生の負担軽減 聴覚障害学生への情報伝達方法の多様化 「広大モデル」の確立
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