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物性研 短期研究会 「新たな物性研究体制の構築」 2006.12.7
物性研 短期研究会 「新たな物性研究体制の構築」 2006.12.7 共同利用研究所について 外部から 大型研究設備を利用する研究 SPring-8放射光の利用に関して 大阪大学基礎工学研究科物質創成専攻 物性物理工学領域 菅 滋正
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我が国におけるSPring-8利用研究の経緯
日本放射光学会 発足 1988年 大型X線光源研究会 SPring-8利用者懇談会 1993年発足 菊田代表 原研・理研・ JASRI 3者による共同チーム ビームライン検討委員会 4本のビームラインを選定建設開始 利用研究者の全面協力による建設 1999年ごろから順次外部利用に公開 ただし当時の科学技術庁の考え方共同利用という名称は使わない 文部省の共同利用のコンセプトとは違う 当初、建設協力者、続いて外部利用者の旅費支給あり その後、財政難を理由に旅費は自前 さらに2006年秋からさらなる財政難を理由にビームタイム利用に対する 消耗品費用を利用者負担
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応募課題数/採択課題数
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一般課題 戦略活用プログラム課題
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利用者の費用負担 旅費は自前 一般課題: 1シフト(8時間) 10,300円+ 従量分 寒剤等。液体He回収機器なし
利用者の費用負担 旅費は自前 一般課題: 1シフト(8時間) 10,300円+ 従量分 寒剤等。液体He回収機器なし 1週間の実験 216,300円+α 外国からの応募課題は無料 成果公開優先利用課題(ビームタイムが優先される) (大型競争的研究資金に支援された課題) 1シフト(8時間)131,000円 年間2週間実験すると 5,502,000円
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KEK,分子研UVSOR,HiSOR 全国共同利用
引き続き旅費支給あり UVSORとHiSORにより極低エネルギー領域はある程度カバーされている(10eV 以下?) KEK放射光をどう維持・発展させるか? SX-MCDなど本来KEKでカバーできる領域が KEKからSPring-8などに流れてきている例がある 各施設がそれなりに可能な最大限の人的配置を行う必要あり
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物性研あるいは東大放射光はどうあるべきか?
VUV, SXの領域の全国共同利用を推進すべき SPring-8長直線部での世界最先端研究を強力に推進すべきである
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戦略 SPring-8の新ビームライン増設と、軟X線域での活用 理研プロトタイプFELの最大活用 理研X-FEL利用への英知の結集と新たな
サイエンスの開拓 国の予算で建設する施設利用に対してはビームタイムが採択されたら旅費,使用料は自動的に国から研究者に降りるシステムの構築
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諸外国のいくつかのSR施設の現状 ESRF ビームラインはすべて建設済み scrap&build 軟X線は当初計画に無かったため1本のみ
BESSY 24時間運転 top-up運転はこれから1年後 最後のundulatorビームライン1本建設中:PEEM ほとんどが軟X線BL、ビームタイムが採択されると国と州から旅費や使用料が全額降りてくるシステム DESY PETRAIII放射光専用化 2007年開始 2009年にはHAXPESビームライン完成 APS:CATシステムの破綻、施設BL中心に建て直し中 光電子分光分野では日本が世界をリードしているが軟X線については諸外国の追い上げが急
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