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「確かな学力を育てるために」 学習評価を踏まえた授業づくりの道すじ

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1 「確かな学力を育てるために」 学習評価を踏まえた授業づくりの道すじ
「確かな学力を育てるために」 学習評価を踏まえた授業づくりの道すじ 神奈川県教育委員会教育局支援教育部子ども教育支援課

2 このリーフレットを作成した意図 ▼ このリーフレットは、各学校が地域や児童・生徒の実態に応じて、教育課程を適切に編成し実施していくために、各教科等の学習指導の目標や内容、さらには、評価の計画も含めた指導計画を学校として一体となって作成し、取り組むための道すじを示したものです。 ▼ 平成23年度から小学校で、平成24年度から中学校で、新しい学習指導要領が全面実施となり、今まで以上に子どもたちに身に付けさせたい力を明確にし、授業のねらい、評価規準、評価方法などについて、より一層、学校としての組織的・計画的に取り組むことが求められています。 ▼ 各学校において、「確かな学力」を育む教育活動の充実を図るとともに、子どもや保護者に対して、学校でどのようなねらいをもって授業を行っているのか、また、ねらいに対して、何をどのように評価しているのか、その結果に対して今後どのように授業改善をしていけばよいのかなどを説明するための参考資料としても活用を図ってください。

3 ▼ まず、表紙の上段の四角囲いの「これからも、目標に準拠した評価を実施していきます」を御覧ください。
▼ 1段落目の1行目に、「『確かな学力』を育てるためには、子どもにとってわかりやすい授業を行うことが大切です。」とあります。 ▼ これは、単に、学習形態をグループ学習やペア学習にするといった工夫だけでなく、授業の内容や学習活動が興味深く学習活動も多様な活動が用意されるなどの工夫を行うことで、子どもたちの学習意欲向上へつなげることを意味しています。 ▼ 2段落目にある目標に準拠した評価は、学習指導要領に示す目標に照らして、その実現状況をみるものです。その際、観点ごとに評価項目を設定し、目標に対して、どれだけ実現できたかを評価し、単元(題材)ごとに、あるいは学期末や学年末ごとに、評価結果を総括します。 ▼ 各学校では、学習評価の妥当性、信頼性を高めるために、組織的、計画的な取組を推進するとともに、子どもや保護者にわかりやすく伝えることが重要です。 ▼ このように、学校(教師)が一人ひとりの児童・生徒の学習の過程や成果、進歩の状況などを保護者に対して丁寧に情報提供することが重要です。

4 ▼ 続いて、表紙の中段の、「学校全体で学習評価に取り組みましょう」を御覧ください。
▼ ここでは、「授業づくりの道すじ」を、 ①~⑧の段階で示しています。 ▼ リーフレットの1ページ以降にある丸数字は、この①~⑧の段階とリンクしており、ページが進むほど、詳しい説明が記載されています。 ▼ このリーフレットの活用方法はいろいろありますが、まずは、先生方自身の授業づくりに生かしていただくことが大切です。また、校内研修や児童・生徒、保護者に説明する際にも是非御活用ください。

5 授業づくりの道すじ ▼ それでは、リーフレットの表紙を開き、1~2ページを見開きで御覧ください。
▼ それでは、リーフレットの表紙を開き、1~2ページを見開きで御覧ください。 ▼ ここでは「授業づくりの道すじ」の全体像を示しています。 ▼ 紙面の上段では、集団での学び、人間関係づくりについて、中段では、授業の流れ、下段では、児童・生徒、保護者などへの説明に分けて流れを示しており、左から右に時系列で流れています。 ▼(クリックする) まず、上段の集団での学び、人間関係づくりについてです。ここでは、各学年・各学級の目標を設定し、学級を作る上で集団づくりや人間関係づくりを確実に行うことは、わかりやすい授業づくりを行うことと密接に関係していることを授業の流れと人間関係づくりの上下矢印で示しています。それぞれが見直しをしながら進んでいくことを表しています。 ▼(クリックする) 下段を御覧ください。 ▼ 子どもや保護者に対し、学習評価に関して、その内容を十分理解を得るためには、各学校では、学期や授業のスタートにあたり、評価規準や評価に関する流れについて説明したり、学期の終わりや面談の際の機会をとらえて、評価結果の説明を充実させたりするなどして、評価に関する情報を丁寧に子どもや保護者に提供することが大切です。 ▼ 今後とも、各学校では、評価に対する考え方や結果について、いつ、どのように伝えるのかなど学校としての方針を明確に定め、わかりやすい資料を用いて、丁寧に説明し、理解を得ることが大切です。

6 ▼ さらに、ページを開き、3ページから6ページを御覧ください。
▼ ここには、①~⑥の項目に従って、内容の説明や例示を説明しています。 ▼ 3ページを御覧ください。 ▼ まず、はじめに、左下に☆印の「集団と個の関係」についてです。「授業づくり」を進める上で大切なことは、学校の中に共感的な人間関係を育んだり、認め合う関係づくりを行ったりすることを全教職員で、共通理解し、組織的に取り組むことです。 ▼ そこにも示してありますが、学校教育は、集団での活動や生活を基本としており、互いの身になって考え、相手のよさを見つけようと努める集団を形成することが求められています。子どもたちにとって、コミュニケーションを取ることや相手の気持ちになって考えることが大切なことであり、そのことが、人間関係づくりや学級づくりにもつながります。 ▼ 次に、左上①を御覧ください。ここでは、「年間指導計画・年間評価計画の作成」におけるポイントを示しました。 ▼ 年間指導計画や年間評価計画の作成にあたっては、学習指導要領に示された各教科の目標、各学年の目標を基に、子どもたちに付けたい力を明確にして、指導の手立てを考えます。 ▼ その際,それぞれの単元(題材)において,いつ、どのように、どのような方法で評価するのかを観点ごとに整理することから始めます。 ▼ さらに、評価すべき点を見落としていないかを確認するだけでなく,評価項目の焦点化を図ることで、各学校において効果的・効率的な学習評価が行えます。 ▼ なお、※印にあるように、このリーフレットでは、国立教育政策研究所から出されている資料からいくつか例示をしています。

7 ▼ ②を御覧ください。 ▼ ここでは、 「単元の目標・評価規準の設定」におけるポイントを示しました。 ▼ 単元(題材)の目標、評価規準の設定にあたっては、目の前にいる子どもたちの実態を十分把握した上で、具体的な授業の流れを想定し、いつ、どこで、何を指導するのか、さらには、いつ、どこで、どのように評価するかといった計画を作成します。 ▼ 1単位時間の中で、各時間のねらいにふさわしい観点を1つか2つにしぼって、子どもの学習状況を的確に評価できるように計画します。 ▼ 具体例として、算数を取り上げて、4ページ下に示してありますので参考にしてください。 ▼ 次に、③の「授業の準備」です。まず、はじめに授業の流れを組み立て、単元(題材)で設定された本時の目標を明確にし、それに基づいて、評価規準を具体的に設定します。 ▼ その際、あらかじめ「努力を要する」状況の子どもに対し、どのような指導や助言を行うかといった具体的な手立てを考えておきます。 ▼ さらに、言語活動を単元(題材)の中で、いつ、どのように取り入れるかを考えておくことも必要です。 ▼  授業中は、1つか2つにしぼった評価の観点を意識しながら、行動の観察をしたり、ノートなどの記述を点検したりすることを想定します。 ▼ 授業中に観察・点検した内容を評価規準に照らしてBの状況が実現しているかを確認し、もし、Cに該当する児童・生徒がいる場合には、Bの状況まで高めるべく具体的な手立てを準備しておきます。

8 ▼ 4ページから5ページにかけて、④の「授業実践・評価活動」を示してあります。
▼ 授業実践では、当然、指導者である教師が指導のねらいや本時の目標を明確にして、授業にのぞむとともに、子どもたちにも学習の見通しをもたせることで、意欲的に授業に参加する姿勢を育みます。 ▼ 思考力・判断力・表現力等の育成を意識した授業では、基礎的・基本的な知識・技能を活用しつつ、各教科の内容等に即して思考・判断したことを記録、要約、説明、論述、討論といった言語活動を通じて評価します。 ▼ 具体的な評価活動では、1つか2つにしぼった評価の観点に基づいて子どもたちの学習状況を学習の中で観察・点検します。次に、観察・点検した内容を授業後に確認します。行動の確認や記述などの確認を踏まえて十分に分析します。もし、Cに該当する児童・生徒がいる場合には、Bを実現するために具体的な手立てをとっていきます。 ▼ 単元(題材)ごとの評価シートを活用した児童・生徒の学習状況の見とりで示したものでは、AとCと評価できる状況のみを記録しています。これは、簡単なメモで十分です。 ▼ これ以外で例えば座席表を使って学習状況を記録したりすることもできます。また、学習状況を記録しておき、あとで、評価シートに記入し直すこともあります。 ▼ 評価の方法の例として、6ページ下には、観察・点検、確認、分析によって行う方法を例示しましたので、参考にしてください。 (▼ 評価して終わるのではなく、学習評価をその後の学習指導の改善に生かすとともに、学校における教育活動全体の改善に結び付けることが必要です。)

9 ▼ 次に、⑤の「単元(題材)の総括」です。単元(題材)の総括とは、授業で収集した評価 資料を基に、単元(題材)の目標に対する実現状況を観点ごとにA,B,Cで評価することを示し ています。
▼ 評価の妥当性・信頼性を高めるためには、学校としての評価の方針、方法、体制、結 果の通知の仕方などについて、日ごろから学校全体で共通理解を図る必要があります。 ▼ そうすることで、評価に関する情報の共有や交換により、担当教科、経験年数等に左 右されず、先生一人ひとりが共通の認識をもち、自信をもって評価に当たることができる ようになります。 ▼ さらに、複数の先生で、どのように学習評価を進めれば指導に生かす評価の充実が図 れるのかなどについて確認し合うことが、効果的で効率的な評価を行うことにつながりま す。 ▼ 次に、6ページの「⑥ 各学期・各学年の学習状況の総括(評価・評定)」では、各観点の評 価結果を単元(題材)ごとに総括したものを基に、観点別学習状況の総括を行うことを示し ています。 ▼ 総括する時期は、単元末、学期末、学年末が考えられますが、ここで、注意すること は、どの段階で、どの評価情報に基づいて総括するかを学校として明確にしておくことで す。 ▼ 県教育委員会は、評価資料集3(小学校)、評価資料集4(中学校)をホームページ に掲載しています。ここに、評価規準の設定から総括に至るまでのプロセスが、教科ごと に記載されていますので、参考にしてください。 〔▼ 評価活動を分析することで、単元の評価を確かなものにしていきます。〕

10 ▼ 7ページでは、⑦の「通信簿の作成」について示しています。
▼ 通信簿は、学校から児童・生徒や保護者に学習状況を伝えるとともに、その後の指導方針を共有する上で重要な役割を果たしています。 ▼ 通信簿の扱いやその様式は各学校で定めることとなっており、通信簿が児童・生徒の学習の過程や成果、一人ひとりの進歩の状況などを適切に示すことにより、保護者とその状況を共有し、その後の学習を支援することに役立てられるものとなります。 ▼ 通信簿の所見欄を活用することで、目標に準拠した評価には示しきれない児童・生徒一人ひとりの良い点や可能性の状況を個人内評価として記述することにより、その後の学習への取組や意欲につなげることができます。 ▼ 通信簿の作成にあたっては、点検、確認する際はかならず、複数の目でチェックをしてください。 ▼ 最後に、⑧の「児童・生徒指導要録の作成」を御覧ください。 ▼ 児童・生徒指導要録は、学校教育法施行規則で作成することが定められており、児童・生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約を記録し、その後の指導に生かすとともに、外部に対する証明等に役立たせるための原簿です。 ▼ このことから、通信簿に記載する事項等を指導要録と適切に関連させることが求められており、このことは、児童・生徒の学習の支援に役立てることにつながります。 ▼ 指導要録の保存については、様式1の学籍に関する記録は20年、様式2の指導に関する記録は5年とされています。

11 リーフレットの掲載場所 神奈川県のホームページ 組織でさがす 教育局 子ども教育支援課から
 組織でさがす 教育局 子ども教育支援課から ▼ 「確かな学力を育てるために」のリーフレットは、神奈川県教育委員会のホームページに掲載しています。 ▼ 掲載場所は、県教育委員会→子ども教育支援課→「確かな学力を育てるために」、または、検索サイトに直接入力で→「確かな学力を育てるために」、「神奈川県教育委員会 授業づくり」、「学習評価リーフレット」などを入力すると該当のところが表示されます。 ▼ 使い方に対応できるよう3パターン用意しています。是非、ダウンロードして御活用ください。

12 「確かな学力を育てるために」 学習評価を踏まえた授業づくりの道すじ
「確かな学力を育てるために」 学習評価を踏まえた授業づくりの道すじ これで説明は終わりです。 ぜひ、リーフレットを活用してください。 12


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