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原子力エネルギーを考える 29電気 石井 陽一郎 一般事項 環境対策―地球温暖化対策 核(原子)燃料サイクル 安全対策
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略 歴 昭和29年東工大電気卒 同年東京電力入社 火力発電所の建設、技術課(効率、環境etc)
略 歴 昭和29年東工大電気卒 同年東京電力入社 火力発電所の建設、技術課(効率、環境etc) 42年より電源計画(火力)、エネルギー問題、原子力には以前から関心を有す 50年より元動燃事業団出向 (東電原子力開発研究所副所長) FBRのNa機器、もんじゅ の機器試験 60年~平成7年、東電環境エンジニアリング(理事) 現在 「エネルギー問題に発言する会」に在籍
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一般事項 エネルギーセキュリテイ 枯渇が早まる化石燃料 国家的エネルギー基本方針
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安全対策 最近のトラブルの問題 原発大事故の教訓 放射線問題
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核(原子)燃料サイクル 核燃料サイクルの意義 プルサーマル 再処理 中間貯蔵 MOX燃料 高レベル放射性廃棄物
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環境対策 - 地球温暖化対策 CO2が主な原因である理由 温暖化の先行きと結果 持続的社会
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持続可能な低炭素社会と識者発言例 温暖化を抑えるにはGHG濃度を475ppm以下にせよ
EU2020年20%減、2050年50%減指向、気候のイナーシアから今すぐ手を打たないとダメ 持続可能な社会:サステイナビリテイが最大目標 破壊から共生へ 大量消費から節約―省エネ、もったいない 循環社会―リサイクル 原子力は温暖化を抑制する最も効果的な対策 W1-10
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主要国の一次エネルギー源 05年 日本の自給率20%以下 図1-10
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主要国電源kWh 04年 図1-20
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燃料別可採埋蔵量-地域 図1-30
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世界石油生産見通し(ウプサラ大学作成) 図1-40
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国別原発容量 表1-10
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発電に占める原子力の割合 2004年 % 電事連2007 表1-20
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発電電力構成比 表1-30
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日本の核燃料サイクル検討結果(原子力委員会、H17,11原子力政策大綱 抄)
W4-10
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軽水炉におけるウラン収支 天然ウラン8300kg (内U-235 59kg) ウラン濃縮 劣化ウラン7300kg(内U-235、18kg)
U-238 959kg U-235 41kg 軽水炉 U kg U-235 9kg Pu 11kg TRU 5kg FP 45kg W4-20
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高レベル放射性廃棄物のシナリオ W4-30
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高レベル放射性廃棄物の地層処分 図4-10
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原子力発電 長中期の方向性 図4-20
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原子燃料サイクル施設 図4-30
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HLW潜在的有害性 図4-40
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ウランの年間所要量 図4-50
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FBRを含む核燃サイクル 図4-60 出典 原文振 図面集05~06
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高レベル放射性廃棄物 放射能の減衰 表4-10
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ウラン資源の有効利用 軽水炉は当初100%、U-235が発電に寄与 燃焼サイクル末期 プルトニウムの燃焼割合が30%に増加 表4-40
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TRU廃棄物の放射能レベル 表4-20
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容易でないCO2の50%削減 1 日本90年100%→2008~12年6%減 現在 CDM 排出権取引 緑化
今後 2050年に現行の50%低減 EU,カナダ、日本は積極姿勢、米国は協調姿勢 電気事業での抑制政策現状 原発:3,2億トン(日本全体の18%)、LNG:0,77億トン、水力:0.62億トン削減 原発で電力全体の50%削減 W5-10
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容易でないCO2の50%削減 2 1,5億~1,8億トン削減(12%減)がやっと
自然エネルギーで10%、省エネで5%減としても27%減にとどまる 輸送の脱カーボン化が一つのカギ エネルギー転換3,5%、運輸12%、産業12%、民生4%、以上合計31,5% W5-11
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容易でないCO2の50%削減 3 不足分20%は原発6600万kWに上乗せ
エネルギー可採埋蔵量の減少、コストアップからも原発増加は国家、国民経済に大いなる貢献 バイオ、自然エネルギ、エネルギー多様化努力ーも必要 W5-12
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地球温暖化の原因 -懐疑論との対比― 我が国国立環境研究所によれば2℃の温度上昇に抑えるためにはCO2濃度を550ppm以下に収斂させなくてはならない(現在370ppm) 温暖化問題はムード的なものではない W5-40
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温暖化は人為活動である理由 短期的、局所的なこととは別、今やCO2濃度上昇がトリガー、特に20世紀後半は顕著
海洋からのCO2による温度上昇は人為的CO2温度上昇の数分の一 C-14の濃度が経年的に減少 CO2の赤外線はまだ吸収の余地あり。水蒸気の赤外線吸収の弱い部分を温暖化ガスは吸収 W5-50
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温暖化は人為活動である理由 現在では温暖化に対する人為的寄与を否定する(査読付)科学論文は皆無 なんらかのマント効果がなくては説明できない
降水で水蒸気の滞留時間は短い。成層圏には水はほとんどない、→重要な温暖化の役割はやはりCO2などの温暖化ガス 現在では温暖化に対する人為的寄与を否定する(査読付)科学論文は皆無 なんらかのマント効果がなくては説明できない W5-51
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日本で発生する廃棄物の量 日本原子力文化振興財団図面集より 表5-10
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世界のCO2排出量と推移 03年 図5-10
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世界の太陽光、風力導入量 図5-20
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日本で発生する廃棄物の量 図5-30
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日本の部門別CO2構成比 図5-40
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日本の排出別CO2原単位 表5-20
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我国の自給率-原子力、水力、新エネ 新エネは全エネルギーに対し約3%、全kWhに対し約1,5%の寄与 W6-1
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原子力エネルギーを回る最近の流れ W6-20
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核燃料サイクル、ウラン資源の動き ウラン資源開発の積極化
再処理路線に向けて 日、仏、ロ、中国、インドなど再処理路線 米国直接処分からリサイクル路線へ GNEP、濃縮、再処理放棄国への核燃料供給保証 核不拡散 廃棄物の減少 HLW処分の容易化、中間貯蔵で当面しのげとも 各国の原発―核燃サイクル政策との調整 プルサーマル、FBR W6-30
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エネルギー・環境産業と関連技術 原子力産業 原子力界(日本) 日本製鋼→世界。IHI-原子炉メンテに進出、 日立+GE BWR 米での活動
東芝+WH PWRメイン、BWRも、米、中と交渉活発化 三菱重工+仏アレバAPWR大型、中型、米への活動実現化 →三菱FBRシステムズ マーケット 米、中国(原発一年率12%以上の伸び、日:目下新設+5000万kWの更新 W6-40a
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エネルギー・環境産業と関連技術 ブレークスルー →産業改革の原動力 ハード:脱カーボン関連技術開発、電池、プラグイインハイブリッド車、リサイクル、水素、太陽、風力 自然エネルギー 環境―水、空気の維持、立地・廃炉・更新、新型炉の出番、需要の負荷率、原発稼働率向上 ソフト:教育、技術継承、省エネ、熱効率向上、長寿命化、建設よりメンテ重視、住民への利益還元 過度な貧富の差は問題、生きかたの工夫―雇用,過重労働、時間、生き甲斐とのマッチング、自然を大切に、多様性への理解、尊重 W6-40b
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火力発電の熱効率・送配電ロス率 図6-10
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電気料金と他の公共料金 図6-20
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新エネと原発の比較 05年 表6-10
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