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-その現状と対策-
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◇世界の木材貿易量の30%を輸入
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◇木材輸入の現状 日本の木材自給率 95%→22%(1955年から2007年で) ⇒ 外国産木材が安いため
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米国産マツ 2.8万円(万/㎥) ロシア産カラマツ 2万円 日本国産スギ →外国産の半分!! 外国産の木材が安い理由は・・・
◇木材輸入~価格の違い~ 米国産マツ 2.8万円(万/㎥) ロシア産カラマツ 2万円 日本国産スギ →外国産の半分!! 外国産の木材が安い理由は・・・ 1.1万円 ・平坦な広い土地がある ・人件費が安い ・大型機械が使えて効率がいいなど
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◇木材需給の動向 日本の木材供給量(用材)と自給率(丸太換算の推移) ・製材用材は39.3%(前年比0.4%増)
・パルプ・チップ用材が12.6%(同0.4%増) ・合板用材が14.5%(同6.2%増) 森林・林業白書(平成21年度版)より 木材自給率(H19) 22.6%
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◇外材の製品比率の推移 ・パルプ・チップはほぼ全量が製品での輸入 ・製材、合板は共に製品での輸入が5割台から6割台へ
森林・林業白書(平成21年度版)より 輸出国における丸太輸出規制・高付加価値製品の輸出振興等の政策 ・パルプ・チップはほぼ全量が製品での輸入 ・製材、合板は共に製品での輸入が5割台から6割台へ
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◇課題と問題点 ・国内木材自給率減少による林業従事者 人口の減少 ・政府による「拡大造林政策」によって 針葉樹中心の人工林が増えてしまった
人口の減少 ・政府による「拡大造林政策」によって 針葉樹中心の人工林が増えてしまった ・日本企業による海外での破壊的な伐採 方法や地域住民の資源に対する権利の侵害
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◇拡大造林政策 ・木材が必要だ!→成長が早く、経済的に価値の 高い針葉樹を大量に植える しかし 1964年に外国材輸入が自由化
高い針葉樹を大量に植える しかし 1964年に外国材輸入が自由化 燃料の石油・ガソリンへの移行 ・林業従事者の減少により、 山林の間伐ができなくなり 山が荒れる
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◇林業従事者の減少 理由 お金にならない ① ② 少人数では仕事が進まない 平成15年から厚生労働省より 「緑の雇用」事業が始まる。
・1960年以降減少している 理由 お金にならない ① ② 少人数では仕事が進まない 平成15年から厚生労働省より 「緑の雇用」事業が始まる。
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◇国産材利用拡大を目指した対策事業 ・住宅分野への地域材供給 シェア拡大総合対策事業 ・地域材利用加速化支援事業 ・木材利用による
シェア拡大総合対策事業 ・地域材利用加速化支援事業 ・木材利用による グリーン・コーポレート対策事業 ・違法伐採木材排除のための 合法木材利用推進事業
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◇京都モデルフォレスト運動
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◇国産材と輸入木材の今後 ・輸入木材について、一定の課税を行い、税収は 国内外の森林整備を図るための財源に充てていく
国内外の森林整備を図るための財源に充てていく ・価格が輸入木材よりも国産材の方が安くなってる 現状のなかで、価格のみならず、品質、安定供給と いった面で輸入木材に対抗していくためのシステムを 強化していく ・環境税などの財源措置を行い、その一部を森林整備に 充てる仕組みづくり
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