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太平洋島嶼国における海運の現状と課題 2017年7月22日

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1 太平洋島嶼国における海運の現状と課題 2017年7月22日
2018/11/26 協和海運株式会社 太平洋島嶼国における海運の現状と課題 2017年7月22日 はじめまして。協和海運の中野と申します。弊社は太平洋島しょ国に貨物船を運航させている船会社で、以前塩路教授がご来社下さったことをきっかけにお付き合いをさせていただくことになり、今回プレゼンテーションをさせていただく運びとなりました。本日は簡単にではありますが、弊社の事業内容をご紹介する中でこの地域の現状と課題についてお話できれば、と思います。 私自身は今年3月まで営業部におり、商社さんや中古車ディーラーの方々に貨物を積んでもらえるよう日々集荷活動をしておりました。この4月からは新しく企画法務本部が発足したので、現在はこの部署で経営企画や海運法務の仕事をしております。というわけで、早速はじめてまいりたいとおもいます。

2 2018/11/26 本日の流れ 会社概要 配船地域について 本船の特徴及び積み貨物 静脈物流の現状と課題点 弊社の取り組み

3 会社概要 設立 1974年 本社所在地 東京都港区新橋1-1-1 日比谷ビルディング4階 大阪支店 大阪市西区阿波座1-13-16
2018/11/26 会社概要 設立 1974年 本社所在地 東京都港区新橋1-1-1 日比谷ビルディング4階 大阪支店 大阪市西区阿波座 高砂ビル7階 事業内容 外航海運業 従業員数 39名 関連会社 エース物産㈱、トリテック㈱ 2月に引越しをして、現在は1丁目1番地1号の日比谷公園すぐそばのヒビヤビルディングにオフィスがございます。大阪支店は

4 沿革 1974年 設立、フィジーへの配船を開始 1976年 大阪支店を設立 1977年 ミクロネシアへの定期配船を開始
2018/11/26 沿革 1974年 設立、フィジーへの配船を開始 1976年 大阪支店を設立 1977年 ミクロネシアへの定期配船を開始 1981年 南太平洋地域への共同配船を開始 (2014年に単独配船に切り替え) 1995年 パプアニューギニアへの定期配船を開始 今年で43年目を迎えます。日本-フィジー間を行きは缶詰、帰りはコプラを積んで運航させてのがスタート。少しずつ新規航路を開拓していき、現在の体制を確立しました。

5 配船地域 From / To : アジア・オーストラリア・ニュージーランド

6 2018/11/26 アジア太平洋全域をカバー ●アジア9カ国での集荷 ●太平洋島嶼国14カ国のうち10カ国 +その他自治領・海外領土などの地域 ・・・計16カ国への配船 太平洋島しょ国とは、ミクロネシア・メラネシア・ポリネシアの国家14カ国を指す。 配船していない4カ国はニウエ・ナウル・ツバル・クック諸島 左からパラオ・ミクロネシア・サモア・PNG パラオ・・・月が若干左に寄っているのははためいたときに真ん中に見えるように、との工夫 ミクロネシア・・・協和も寄港しているポンペイ・チューク・ヤップ・コスラエの4島を星であらわした サモア・・・日の出の太陽。世界で一番早く太陽が昇る国であることをあらわす。 PNG・・・極楽鳥というPNGに生息する鳥

7 美しい海に青い空 2018/11/26 とにかく海がきれいで空が青い

8 リゾート 2018/11/26 バカンス!ニューカレドニアやタヒチ

9 世界屈指のダイビングスポット 2018/11/26 パラオは世界屈指のダイビングスポットでも有名で、世界中からダイバーが訪れています。

10 太平洋島嶼国地域の特徴 第一次産業と観光業が主産業 生活物資やエネルギーのほとんどを 輸入に頼っている インフラや港湾施設が未発達
2018/11/26 太平洋島嶼国地域の特徴 第一次産業と観光業が主産業 生活物資やエネルギーのほとんどを 輸入に頼っている インフラや港湾施設が未発達 ※島に必要なあらゆる物資を 安定的にお届けすることが使命! 楽園のイメージがあるかと思いますが、弊社はこの地域の特徴を次のように捉えています。 第一に、島嶼国地域は主に第一次産業と観光業が主流であるということです。第一次産品の副産物も作られてはいますが、大規模な工業化は進んでいませんので、このために、第二の点になりますが、生活物資やエネルギーはもっぱら輸入に依存しています。 ですが、それにも関わらず道路や港湾施設などのインフラはあまり整っておらず、時には弊社の船の荷役作業も一工夫しいられることもございます。こちらは後ほどまたふれます。 色々と難問がありますが、弊社はこの島の人々に必要なあらゆる物資を滞ることなく安定的にお届けするという使命と責任感を持って日々仕事をするよう努めております。

11 2018/11/26 cf. 韓国 釜山港 皆さんも見かけたことがあるかもしれません

12 2018/11/26 ミクロネシア連邦 Kosrae港

13 2018/11/26 地域のニーズにマッチした本船 専用船 多目的船

14 専用船 – コンテナ船

15 専用船 – 自動車専用船

16 2018/11/26 専用船 – LNG船

17 2018/11/26 協和海運の多目的船

18 2018/11/26 本船クレーンによる荷役が可能

19 2018/11/26 ランプウェイによる走り込み荷役

20 運航船 – 計7隻 保有船(Owner-Operator) 傭船 Kyowa Cattleya Tropical Islander
2018/11/26 運航船 – 計7隻 保有船(Owner-Operator) Kyowa Cattleya Kyowa Hibiscus Kyowa Orchid Kyowa Rose Pacific Condor 傭船 Tropical Islander Coral Islander II Kyowa Falcon / Kyowa Stalk

21 運んでいるもの ①コンテナ 食料品、日用品、船外機、ダイビング用品 野菜、フルーツ、冷凍食品、マグロ・カツオ ジェット燃料、ガソリン
2018/11/26 運んでいるもの ①コンテナ 食料品、日用品、船外機、ダイビング用品 野菜、フルーツ、冷凍食品、マグロ・カツオ ジェット燃料、ガソリン

22 運んでいるもの ②非コンテナ 車、建機、特殊車両、ボート 鋼材、セメント、ジャンボタイヤ、建築資材 2018/11/26
運んでいるもの ②非コンテナ 車、建機、特殊車両、ボート 鋼材、セメント、ジャンボタイヤ、建築資材 救急車やゴミ収集車やバスなど ホイールローダー お米(ベトナム)、砂糖(タイ)、缶詰、アイスクリーム スポーツ用品、台所用品、かばん、ベッド、

23 配船地域 From / To : アジア・オーストラリア・ニュージーランド

24 ① ミクロネシア航路 サイパン グアム ミクロネシア連邦 マーシャル諸島 - ポンペイ・チューク・ コスラエ
2018/11/26 ① ミクロネシア航路 サイパン グアム ミクロネシア連邦 - ポンペイ・チューク・     コスラエ マーシャル諸島 - マジュロ・クワジェリン・   エバイエ 1つはミクロネシア航路と呼んでいてサイパン・グアム・ミクロネシア連邦をぐるっと回る航路です。

25 2018/11/26 ミクロネシア航路 所要日数 約40日 /1航海 約40日かけて全ての港を回ります。図はご参考までに日本と韓国からの所要日数です。

26 ② パプアニューギニア・パラオ航路 パプアニューギニア パラオ - コロール ミクロネシア - ヤップ オーストラリア
2018/11/26 ② パプアニューギニア・パラオ航路 パプアニューギニア - ポートモレスビー・ラエ・ラバウル パラオ - コロール ミクロネシア - ヤップ オーストラリア - タウンズビル 東南アジア、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドから貨物を集荷し、太平洋島しょ国地域向けに輸送しています。太平洋島嶼国地域は、大きくミクロネシア、メラネシア、ポリネシアという3つの地域に分かれます。 地図を見ても小さな見えることからわかるように、陸地面積が少なく、とても小さい国がほとんどです。 例えば、地球温暖化による海面上昇で沈んでしまう、と話題になったツバルという国の人口はたったの9,600人。 しかし、パプアニューギニアには620万人もの人口があり、液化天然ガス、金銀銅の天然資源が豊富です。 リン鉱石が採掘されるナウルや、ニッケルを産出するニューカレドニアなど、 一つ一つの国は決して大きくありませんが、全体としてはまだまだ可能性を秘めた地域です。

27 パプアニューギニア航路 所要日数 約45日 /1航海 Yap Koror Rabaul Lae Port Moresby
パプアニューギニア航路 所要日数 約45日 /1航海 Yap Koror Rabaul Lae Port Moresby Townsville 釜山 9 10 12 14 16 20 長府 8 11 13 15 19 神戸 7 18 横浜 5 6

28 ③ 南太平洋航路 キリバス - タラワ ソロモン - ホニアラ バヌアツ - サント・ポートビラ ニューカレドニア - ヌーメア
2018/11/26 ③ 南太平洋航路 キリバス - タラワ ソロモン - ホニアラ バヌアツ - サント・ポートビラ ニューカレドニア - ヌーメア フィジー - スバ・ラウトカ サモア - アピア アメリカンサモア - パゴパゴ タヒチ - パペーテ 東南アジア、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドから貨物を集荷し、太平洋島しょ国地域向けに輸送しています。太平洋島嶼国地域は、大きくミクロネシア、メラネシア、ポリネシアという3つの地域に分かれます。 地図を見ても小さな見えることからわかるように、陸地面積が少なく、とても小さい国がほとんどです。 例えば、地球温暖化による海面上昇で沈んでしまう、と話題になったツバルという国の人口はたったの9,600人。 しかし、パプアニューギニアには620万人もの人口があり、液化天然ガス、金銀銅の天然資源が豊富です。 リン鉱石が採掘されるナウルや、ニッケルを産出するニューカレドニアなど、 一つ一つの国は決して大きくありませんが、全体としてはまだまだ可能性を秘めた地域です。

29 南太平洋航路 所要日数 約70日 /1航海 Tarawa Honiara Santo Port Vila Noumea Lautoka 釜山
南太平洋航路 所要日数 約70日 /1航海 Tarawa Honiara Santo Port Vila Noumea Lautoka 釜山 16 18 20 26 28 31 神戸 13 15 17 23 25 横浜 10 12 14 22 Suva Nukualofa Apia Pago Pago Papeete 32 34 37 41 29 31 38 26 28 35

30 中古車海上運賃 Marshall / Micronesia / PNG向け US$1,000~US$1,600 /unit
South Pacific向け  US$1,000~US$2,600 /unit

31 島嶼国からの貨物 目立った産業がないため、物量は少量 第一次産品が主要品目 << 例 >>
2018/11/26 島嶼国からの貨物 目立った産業がないため、物量は少量 第一次産品が主要品目 << 例 >> スクラップ、使用済みバッテリーなど 復荷はほとんどない。 ココナッツが至るところに自生しているため、ココナッツオイルやコプラミールが作られ、輸出されています。 ノニジュース

32 静脈物流の課題点 分別処理の不徹底により、引き受け国での法律及びバーゼル条約などに抵触する恐れのある貨物が積まれる可能性がある。
マーケットレートの急落により、引き受け先が貨物の引き取りを放棄してしまう恐れがある。 コンテナの内部が汚れたり、破損したりする恐れがある。

33 弊社の取り組み 適正レートでのスクラップ輸送 (主に韓国・台湾向けが多い) 環境系のODA案件も積極的に集荷
2018/11/26 弊社の取り組み 適正レートでのスクラップ輸送     (主に韓国・台湾向けが多い) 環境系のODA案件も積極的に集荷 島国の諸問題に関する情報収集     (2017年より始動の企画法務本部にて) 少しでも船積みしていただき易くなるよう、通常のレートより抑え目な適正レートを提示させていただいております。ただ、ここ数年に限っても日本向けは見た事がなく、ほぼ全て韓国か台湾向けに出荷されているようです。 ペットボトルコンプレッサーや金属プレス機

34 ご静聴ありがとうございました


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