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パートナーシップ活動から 生まれたエコカレッジ

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Presentation on theme: "パートナーシップ活動から 生まれたエコカレッジ"— Presentation transcript:

1 パートナーシップ活動から 生まれたエコカレッジ
福井県立大学 菊沢正裕 日本環境教育学会第20回大会 (2009年7月25日~26日 会場:東京農工大学)

2 発表内容 福井市環境パートナシップ会議(FEPS) FEPSの環境教育セミナーの問題点 問題を解決するエコカレッジ構想
「エコカレッジ福井」の概要 受講状況 課題

3 福井市環境パートナシップ会議 Fukui Ecological PartnerShip federation
環境基本計画(2001.3策定)を行政と市民が連携して推進するための組織 2001.5設立,略称FEPS

4 3つの活動目的 環境行政に意見,基本計画改訂の骨子案の策定 団体や公民館の環境活動および団体間の交流を支援
独自プロジェクト(環境教育,環境展など環境団体が通例としない活動)

5 FEPSのプロジェクト(2008年度)

6 FEPSの環境教育プロジェクト 身近な環境セミナー(野外学習) 暮らしの環境セミナー(座学)
5年間(2004~08) で47回,参加者1846人 平均 年9.4回 39人/回 暮らしの環境セミナー(座学) 2006 7回113人,2008 5回 112人 平均 18.7人/回

7 セミナー参加者 野外学習 座学 学習会員制度→リピータが多い 母子や年齢の高い女性が多い ツアー旅行にいく感覚での参加者も多い
男性が多く,自然(フィールド)より,社会問題や理論的な講義に関心が高い 女性は,自然,農,食,あるいは自然エネルギーなど日常生活への関心が高い 学習会員制度→リピータが多い

8 野外学習の光景 上:菜種の収穫体験 右上:里山で学ぶ  右下:魚道について学ぶ

9 セミナーの問題点 野外学習 座学 1回きりのセミナーでその後につながらない 親子連れ(母子)が多く,若い人や男性が少ない
5回連続講座でもカリキュラムを意識していないので講座間の関連性は不十分 体系的に学ぶことができない 若い人や男性が増えるが,参加者が少ない

10 エコカレッジ構想 受講者層の厚みを増すために リーダ養成のために 卒業者には 野外学習と座学を組み合わせたカリキュラム
カリキュラムのもとに体系的に環境を学べる リーダ養成のために 卒業レポートによって関心あるトピックを掘り下げて学ぶ NPOの活動家を講師とし,活動の現場に触れる 卒業者には 環境活動の資格や場を提供する FEPS委員,NPO活動,公民館活動に推薦する

11 設立準備 準備会 実行委員会 FEPS委員の有志 7名程度 2年 一般公募 25名(うちFEPS関係者7名) 1年

12 福井市の環境を守り、住みよい町を創るため、市民と行政が一緒になって活動しています
2009年4月オープン エコカレッジ福井 環境についてもう少し学びませんか?  どなたでも 参加可能です 環境にやさしい活動しませんか? 環境への想いを地域に伝えませんか? 環境活動やNPO活動に参加している方、参加したい方 環境に配慮した職場、環境活動への貢献をめざす企業にお勤めの方 時間に余裕がある方 社会活動に参加したい方 地球環境や自然環境に関心のある方 新しい仲間と環境の勉強をしたい方 ●授業料は未定です ●月1回、1年間で卒業です ●教室は、まちのなかの簡易施設、公民館や野山など ●修了後は環境アドバイザーや、NPOの一員として活躍できるでしょう  どんなコースができるかな ・・・  *エコビジネスで、売上げアップ  *わが家も10%節約、エコ家計     *いまや若者の常識、エコライフ      *砂漠を緑の海に、エコアクション 福井市環境パートナシップ会議(FEPS) 福井市の環境を守り、住みよい町を創るため、市民と行政が一緒になって活動しています

13 エコカレッジの概要 理念 コース カリキュラム 修了要件

14 理念 呼びかけ 学びが人を変え、社会を変える 持続可能な社会をつくるためのひとづくり 教室や野外で、仲間と一緒に、エコを学び、考え、話し合い
学びが人を変え、社会を変える  持続可能な社会をつくるためのひとづくり 呼びかけ 教室や野外で、仲間と一緒に、エコを学び、考え、話し合い そして、ゆっくり周りの人にエコを伝えましょう

15 4つのコース (定員 各15名程度) Aコース エコライフとエネルギー Bコース 自然との共生 Cコース グローバル・エコ活動
4つのコース (定員 各15名程度) Aコース エコライフとエネルギー はじめよう!地球温暖化防止に向けたエネルギーとエコライフについて考える Bコース 自然との共生 自然をみてその力を学び,自然と共生する里山や農の知恵を通じて環境マインドを学ぶ Cコース グローバル・エコ活動 海外視察や外国人講師を通じ,国際的視野にたって環境対策や環境教育を学ぶ。 Dコース 環境のまちづくり 環境にやさしく,人が快適に住めるまちづくりについて学ぶ。

16 学年暦と単位

17 まとめると 共通必修こま 2 コースこま  48 フィールドこま 10 講師 26人

18 修了要件 必修2単位、コース科目10単位以上、共通選択1単位以上の計13単位以上
修了課題(春学期または秋学期に専攻した何れかのコースに関する話題をレポート) 修了証を授与

19 エコカレッジの開校 Bコースのオリエンテーションの様子

20 入学生の関心

21 入学の動機,1年の抱負

22 春学期受講状況

23 特別な工夫 海外研修 環境展でのフォーラム開催 学習管理システム(LMS)によって教材利用の便宜をはかる
ソーシャルネットワークサービス(SNS)によって交流の場を設ける(コース内,トピック別,カレッジ内,一般・・・)

24 運営委員会にSNS利用

25 運営委員会の様子

26 課題 カリキュラム内容と受講者の興味・学力のギャップが多少みえてきた 授業(日曜2コマ)当日のスタッフ不足などの運営上の問題
3コースへの再編成 教材の冊子化,交流の場,詳細な運営マニュアルの整備

27 4つのコース (定員 各15名程度) Aコース エコライフとエネルギー Bコース 自然との共生 Cコース グローバル・エコ活動
4つのコース (定員 各15名程度) Aコース エコライフとエネルギー Bコース 自然との共生 Cコース グローバル・エコ活動 Dコース 環境のまちづくり CもDも環境全般に意識が高い Think Globally, while Act locally


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